フランスの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問する
フランスのヒッピーについて情報
初めまして。日本の大学教員で、フランスの農村研究をしているsodaです。
現在、フランスのヒッピーについて調査を始めようとしています。
皆さんの周りで、ヒッピーのような人をみたという情報や、どういう場所に
どのようなことをしていた、あるいはどの辺によく住んでいる、マルシェで
どのようなものを売っている...
なんでも、みなさんが見かけたヒッピー情報があったらぜひお教えいただけると
研究の手始めにとっても助かります。
ヒッピーに定義はないので、「ヒッピーかな」という程度でも構いません。
2020年5月20日 10時7分
meganeさんの回答
はじめまして。
アリエージュ県には、ヒッピーのコミュニティーが昔からあるようですよ。
昔、知り合いが、80年代に、ピレネー近くのヒッピー共同体に住んでいました。
今も、そのあたりの日曜日の市場では、ヒッピー崩れのような人たちで賑わっています。
ベジタリアンフード、インド風の洋服、アクセサリー革細工のアクセサリー、木彫りのオブジェ、籐でできたカゴ、家具、東洋系のお茶、ハーブなどが売られていたり、ストリートミュージシャンみたいなひともいます。
キャンピングカーの牽引するようなものに住んでいたり、小さい村の崩れそうな家で、バイオトイレ、お湯なしに共同で住んでいたり。
二年ほど前、そのあたりで会った若者で、何をして暮らしているのか、聞いたところ「金を探している」と。
たいした量ではないでしょうが、山の河などで金が採れるところがあるそうです。
2020年5月20日 21時39分
この回答へのお礼
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そうなんです,アリエージュ県に多いという話は僕も記事で読みました。
金を採掘しているとは大変興味深いですね。ありがとうございます。
2020年5月21日 10時51分
dochikoさんの回答
はじめまして!パリ在住のロコ、dochikoと申します。
仰るようにヒッピーの定義は難しく、私はヒッピーと聞くとアメリカの60年代くらいのヒッピーをイメージしますが、そういうタイプのヒッピーは見かけた事もありませんし、恐らく現代のフランスにはほとんど存在しないかと思います。
ヒッピーとは異なると思いますが、ボヘミアン、ジプシー的な人たちは今も至る所でよく見かけます。
他には現代アートのアーチスト達が建物を占領して共同生活をしている建物があったり、各地に点在するエコ・ヴィラージュやエコ・アモーと呼ばれるところが別名ヒッピー・コミューンとも呼ばれる事があるようで、これが言わば現代版のヒッピーでしょうか。
2020年5月21日 6時28分
この回答へのお礼
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エコ・ヴィラージュやエコ・アモー,そうなんです,彼らが
まさに現代版のオルタナティブ共同体と考えています。
ただ一方で,ヒッピーコミューンがあることはあり,ニューエイジ
ムーヴメントの残り滓として山奥に共同体があるようなのです
ありがとうございました!
2020年5月21日 10時55分
N.L.Parisさんの回答
こんにちは!
パリは大都会すぎて、ラブアンドピースな、いわゆるヒッピーというのはいない気がします。パリでそんな風に生きていたらあっという間にホームレスになりそうです。
オーガニックにこだわったりヨガをやったりする人達は、どちらかというとBoboと呼ばれる社会層です。Boboはブルジョワ・ボヘミアンの略で、ブルジョワの親からの生前相続等でお金がありながらも、ブルジョワエリアには住まず、自由でアーティな雰囲気のライフスタイルを送る人々です。
物価や地価の高いパリではオーガニック生活を送るのにもお金がかかるので、リッチじゃないとできません。
なので、どちらかといえばヒッピー暮らしをしているフランス人はパリよりも地方にいるのではないかと思います。
ヒッピーとは呼びませんが、フランスの都市部にはPunk à chien(パンカシャン)と呼ばれる若い犬連れのホームレスが存在し、犬を連れて路上で仲間たちと暮らしていたりします。ドレッドヘアだったりしますが、名前の通りどちらかというとパンクスですね。
それからヒッピーというよりリアルにジプシーや移民難民が存在し、文化があったり問題があったりします。
この間、テレビでスペインのイビザ島に近い島でヒッピー生活をしている若者が特集されていました。オーストリアやドイツ、色んな国から集まっているようでした。
ヒッピーの研究、興味深いですね。また何か質問があれば個別にご連絡ください。
N.L.Paris
2020年5月20日 17時16分
この回答へのお礼
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ボボズですね!彼らにも興味はありますが,やや死後になりつつありますでしょうか?
犬連れの若年ホームレスは気になっていました。Punk à chienという呼ばれ方とのこと
初めて知りました。ありがとうございます!
2020年5月21日 10時54分
アイムさんの回答
こんにちは。
「ヒッピーかな」情報になります。
BIOやbien-être関連の展示会に行くと、インテリ系のヒッピー(メガネかけてドレッドのような)の方などが、大麻から抽出した食用オイルやチョコレートを販売しているのをよく見かけます。科学的研究や薬用的効能などの営業トークも滑らかです。
ご参考になれば幸いです。
2020年5月20日 13時30分
この回答へのお礼
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大麻オイルですね!確かに..
最近は商業主義というヒッピーが一番嫌いだったはずのものに
巻き込まれているという矛盾がある気がします
BIOやbien-être関連の展示会ですね、大変参考になります
2020年5月20日 13時51分
Maria さんの回答
Soda さん
質問ありがとうございます。
一人だけですが情報があります。
パリから南110キロの町 サンスはセーヌ川に合流しているヨンヌ川を中心に栄えた城下町です。そのヨンヌ川の辺りで 長年 船上生活をしている男性がいます。私が話しをした時は家族はイギリスにいてヒッチハイクで会いに行くと言ってました。
ピッピーと言うにふさわしい風貌の人です。
2020年5月22日 18時40分
Maria さん
女性/60代
居住地:フランス ブルゴーニュ
現地在住歴:2005年 4月 から
詳しくみる
この回答へのお礼
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ありがとうございます!船上生活者ですね。自分はリヨンに住んでいたのですが、そこにはプチブル的な生活者たちだったので、ヒッピーライクな人がいると聞きますと大変興味が湧きました。ありがとうございます!
2020年6月9日 13時17分
クマさんの回答
Soda さん
お問合せ、拝見致しました。
ヒッピーの件ですが、フランスでは全く見掛けません。 と言うよりも、その種の人達はフランスにはもう居ないと考えられてます。
ヒッピー自体、元来アメリカかアングロサクソン系のActionですから、先ずフランスの風土--社会とは、全く相容れない、、詰りフランス住民が受け入れる土壌が無い点 -- これは、1970年代の後半で既にその様でした。 次に、テロ問題が社会化された事から、路上や広場等の不逞と見える輩はPoliceが一斉検挙する方向から、フランス本来の浮浪者以外は見当たらない。 路上での露天売りは、原則違法ですので、今では先ず見ません ー これもしょっぴかれる要因ですから。
パリがこの様な事情ですので、より保守的な地方でも同様です。 国内出張で色々廻りましたが、、、フランス国内皆無でした。
ヒッピーについて、どの様な概念と定義をされて居られるのかは分かりませんが、少なくとも1960年代の後半のUSA Ouest-Coast発祥のMouvementとしてのそれでしたら、1時代の風潮で定着せずに、もう死語に為って仕舞ったかも知れません。 Drop Outと言う概念も、今では極めて贅沢な社会経済状態ではないですか?
私もWoodstock Concert、Flower--Childrenを遅れて体験している世代ですので、何かご質問等ございましたら、ご遠慮無くお問合せ下さい。
2020年5月21日 3時59分
この回答へのお礼
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なるほど,勉強になります。ありがとうございました!
2020年5月21日 10時51分
ニコさんの回答
フランスはヒッピー多いです。Pyrénées-Orientales でwwoofing したことがありますが、ヒッピー!!と感じる人がいました。(プールで男女上半身裸でマリファナ回し吸い、ワイン回しのみ)、日本ではぎょっとしますが、たくさんいるんですね、こういう人。私は全く危険な状況ではなかったです。
そもそもwwoofing で渡り歩いている人、wwoofing を受け入れている個人経営者も現代ヒッピーと言える人もいると思います。
定住せずに定職せずにフラフラしているエコに関心の高い人をヒッピーと周りが呼んでいるケースもあります。
2020年9月13日 4時11分
あこにゃさんの回答
ヒッピーの定義わかりにくいですが、南フランスのわたしの住む近くの街にはたくさんいます。
エコロジーに関心が深く、自分で自給自足目指す人は真面目ヒッピーでしょうか。服装はインドやネパールなどのアジアンテイストが入ってますね。
暴力的な雰囲気は無いと思います。
生活はとても質素でいわゆる大麻のようなハーブ系を知ったりしてるんじゃ無いでしょうか。^_^
子育てもおんぶひもみたいなもので赤ちゃんを抱っこしていたり、着る服や扱うものも自然のものを取り入れたものですね。ビオの食べ物を好んで買っていると思います。
2020年11月2日 7時13分
退会済みユーザーの回答
こんにちは。
フランスの現代でいわゆる「ヒッピー」という人たちは、eco-villageやeco-lieuと呼ばれる共同体に住んでいる人たちのことではないでしょうか。
この人たちは自給自足などオルタナティブな生活を求めている層で、共同生活をしながらオーガニックの野菜栽培、エコ建築などをしています。eco-lieuは層が厚く高齢者から子供のいる家族まで幅広いです。これは地域によらずフランス中で見つかると思います。
一例としては、Isère県のTrièvesという地域にはこういった共同体が多いことで知られています。ここの年齢層はすこし若めです。見た目的にもドレッドヘアーや"ouaouashu(ワワシュ)"スタイルの人が多いので、いわゆる「ヒッピー」のイメージに当てはまります。
あくまで私見ですが、この手の人に知り合いが少なくないので…。
2020年5月20日 17時53分
この回答へのお礼
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エコヴィレッジ!そうなんですよね,彼らとヒッピーはオーバーラップ
する部分があり,オルタナティブな生活を求める2000年代以降のムーブメント
に当たる人たちかと思います。
お知り合いが少なくないとのこと,またHumaさんにはご連絡いたします!
2020年5月21日 10時53分
退会済みユーザーの回答
はじめまして、フランス在住10年のクリエイターマリオンです。
まず、ヒッピーという言葉と定義はイングランドやアメリカなどの英語圏で使われる為、フランスではGypsy(ジプシー)かVagabond(e)(ヴァガボン)と呼ばれる方々がそれにあたります。
Gypsyは基本的に難民族ロマや、ルーマニアからの貧困移民を指し子供にスリをさせたり悪いことをするので、あまり良いイメージを持っているフランス人は居ないでしょう…
実際スリで警察に捕まるほとんどが、ルーマニアから来た子供達です。
この方達はパリ郊外北東部やロワシー付近に住んでいるそうです。
一方Vagabond(e)は、放浪者、浮浪者という意味で、こちらも移民を指しますが、物乞いや路上で拾ったものを販売しその日暮らしをする方々を指すと思います。
こちらはそんなに悪いことをするイメージはないですが、ホームレスなのでパリ中心部の公園や地下鉄などに簡易的なおうちを作っていらっしゃるようです。
私は、路上生活者のほうのVagabondさん(男性)のビリビリに破れた毛布をズルズル引きずるスタイルが美しいと思ったことがあり、一度Vagabondをテーマに作品作りをしたことがあります。
ロンドンで言えばパンクでしょうか… ジョンガリアーノや有名デザイナーもVagabond(e)スタイルや落書きGraffiti はファッションに多く取り入れています。
以上、研究のご参考になれば幸いです。
2020年5月20日 13時36分
この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございます。
路上生活者やジプシーも興味がありました。
その他に1968年の五月革命以降、山村や隠れ里を中心に
ヒッピーたちの生活があるようなのです。
2020年5月20日 13時50分