akto さん
akto さん

アーティスト、パフォーマーの方にご質問です。

はじめまして。
ドイツを拠点に、アーティスト、パフォーマーとして活動している方々にお聞きします。
個人で活動している方(特に決まっている雇用先はない)は、どの種類のVISAを取得しましたか?

また、決まった雇用先を拠点に、就労ビザ、アーティストビザなどを所持し、アーティスト、パフォーマーとして活動をしていても、途中で雇用先が変わる際(ただし以前と同じ活動内容)は、そのたびにVISAや書類を変更する必要があるかご存知ですか?
ご回答いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

2016年9月13日 14時47分

退会済みユーザーの回答

はじめまして!
ドイツで画家として活動しています。
私の場合は現在は大学に籍を置いていること、そして現地でドイツ人女性と結婚しているので
ビザ取得の実体験をお話することはできませんが、基礎知識だけ。

まずドイツに入国してからのビザ(ドイツではビザとは言わず、Aufenthalterlabnis:滞在許可証という言い方にもなります)ですが、
まず入国してから3ヶ月の観光ビザ(申請不要)
語学学校に通うということで最大2年間(語学習得ビザ:語学学校からの証明書が必要)

そして俗に言われる「アーティストビザ」ですが
実際はドイツにアーティストビザというものは存在しません。

この俗称アーティストビザの正式なものは個人自営業(Selbstständig Tätigkeit)という名で
アーティスト(芸術活動)登録をしているということです。
これには厳しい制約があって、それ以外の内容では収益を上げてはいけません。
雇用先がある場合は、ビザが就労ビザのため、雇用主からの証明書など別途必要な書類が異なります。雇用主が変わればもちろん申請義務があるはずです。
またはフリーランサーとしてのフリーランスビザですが、
どちらにしてもこれまでの事業成績や作品集の提出、年間の利益計算などの書類をドイツ語で作成する必要があります。

また、学生ビザや語学ビザでも、月収や時間制限はありますがアルバイト等は可能です。そしてどの場合でも税金を払う必要がある場合は、税務署で税金番号(Steuernummer)を申請して取得してから雇用主に申請してください。これについても個人自営業アーティスト枠として申請できます。これをせずに作品を売ったり、レッスンをしたりしている人をたまに見かけますが...

fiffyさんが今後どのような形態でドイツで活動するのか、または州によっても変わってくることですが、どの形態であれそれぞれ課税が変わってくるので、細かく申請が必要かと思います。税務署と、外国人局での両方の申請を忘れずに。

ブログでビザについて書かれている人もとても多く見かけますので、いろいろ調べてみてください。大使館に電話してしてみるのも早いかもしれません。

ドイツでの活動が実り多きものになりますよう!

http://www.bbk-kulturwerk.de/con/kulturwerk/front_content.php?idart=3193

Masaki

2016年9月13日 16時6分

この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

早速のご回答、また、とても丁寧なご対応、感謝いたします。
Masakiさんのご回答をもとに、更に調べを進めていこうと思います。
ありがとうございました!
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月13日 16時7分

タクさんの回答

はじめまして。
ベルリンでパフォーマーとして4年活動しているものです。
私は最初ワーホリVISAで来てそのあとKünstler vISAに切り替えました。

fiffyさんのおっしゃる「雇用先」というのはパフォーマンス等の文化とは全く関係ない会社という解釈であっていますか?
もし文化とは関係ない会社であれば、VISAは変える必要はあるかもしれません。
VISAは自分の身分証明ですので、アーティストなのか、会社員なのかをはっきりさせる必要はあると思います。
何故なら外国人局より提出されるVISAには
「どのように利益を得ていいのか、どこまで働いていいのか、どのくらい稼げるのか」
を明記される場合が多いからです。
私の場合ですとKünstler VISA で労働許可はまだありません。なのでアーティスト活動以外での収入があってはまずいのです(オフィシャル的に)。
日本ではどのように金銭を得ようが全然関係ないのですが・・・

そしてその雇用先が芸術関係であった場合、どの部署に配属されるかによっても変わってくるかもしれません。
例えば劇場内でのメイクや衣装、出演者であればアーティストですが、チケットやマネージメント、舞台スタッフになるとまた変わってくるのだと思います。

2016年9月14日 6時21分

ベルリン在住のロコ、タクさん

タクさん

男性/40代
居住地:ベルリン
現地在住歴:2013年2月から
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

パフォーマーとして実際に活動されている方からのご回答、嬉しく思います。
ありがとうございます。
わかりました、参考にさせていただきます。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月14日 10時14分

Jasonさんの回答

fiffyさん、こんにちは。
現在ベルリンでアクター/ダンサーとして活動している者です。

僕はfreelancerのビザを取得しました。

実際僕自身したことはないですが、雇用先が変わればビザも変えないといけないと耳にします。
つまりある会社/プロダクション/ダンスカンパニーなどからビザを発行してもらったらそのビザはそこでしか働けないビザであってもしも違う所に移動するならばその新しい所からビザをもらわないと働けない、原則こういうルールがあります。ただしこれはその特定の会社がビザを発行することが前提です。

僕は今ダンスカンパニーに所属していますがfreelancerのビザをもっているためこのカンパニーからのビザ発行はしてもらっていません。

freelancerは自分の活動範囲(アクターならアクター、ダンサーならダンサーとして)ならどこでも働ける。就労ビザ(シアターカンパニーに所属する、映画のプロダクションに入るなど)はその都度働くためにビザを変える必要がある。

また何かあればいつでも聞いてください。

2016年9月13日 17時32分

ベルリン在住のロコ、Jasonさん

Jasonさん

男性/30代
居住地:ベルリン
現地在住歴:2015年から
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

アクター、ダンサーとして実際に活動されている方からのご回答、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
とてもわかりやすかったです。
また機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

2016年9月13日 18時1分

MONOCOTO creationさんの回答

はじめまして、MONOCOTO creationです。
ハンブルクで大学卒業後にフリーランスビザを取得して、現在はフライブルクでデザイナーをしております。

フリーランスビザはカテゴリーとしてアーティストビザと一緒の括りだと思いますが、ビザを申請する際に仕事のポートフォリオ、収入証明書、仕事の契約書などを外国人局に提出か掲示する必要があるのですが、KSKというアーティスト保険に加入していることで信用度もアップするようです。
※KSKに関しては、別の方からの質問で少し触れているので、以下に説明をコピペします。

KSKはいわば助成金のようなもの(厳密には違いますが)で、保険会社が自分の公的な国民年金や健康保険料を一部支払ってくれるというものです。自分の専門分野で仕事はしているけれど収入の少ないクリエイターたちが加入できるありがた〜い保険です。
誰でも入れるというわけではなく結構厳しい審査があり、芸術的に他者から評価されていること、たくさん収入はないけど自分の専門分野の仕事で2件以上の依頼主がいる(つまり、自営業)ことなどが条件に挙げられます。
制作する資料は英語でも大丈夫ですが、とにかく自称でないことがかなり重要で、例えば展覧会の印刷物に名前が載っている、雑誌や新聞などで紹介されているなど、芸術方面で活躍していることが証明できないといけません。分野は、音楽、演劇、舞踊、美術、デザイン、職人、教員職など幅広いです。
職種が変わらないなら、ビザを申請しなおす必要はありませんが、30歳以下でワーホリビザを取得した方が他のビザに変える際はもちろん必要です。

ビザや保険に関しては、ギャラリストさんや雇用先にサポートしてもらえる職業の方なら、まずはそちらに相談した方が早いと思います。

ご健闘をお祈りします。
MONOCOTO creation

2016年9月27日 3時28分

フライブルク在住のロコ、MONOCOTO creationさん

MONOCOTO creationさん

女性/40代
居住地:ドイツ/フライブルク
現地在住歴:ドイツ在住10年
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

KSKという保険のことについて興味があったので、詳しく教えていただけて嬉しいです。
ありがとうございます!参考にさせていただきます。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月28日 0時12分

Graceさんの回答

アーティストとして活動し、フリーランスのビザを所持しています。
ただし、経済活動は申請した業種に限られています。
これは特に雇用先などが決まっておらずとも、幾つかの推薦状や貯金の証明などがあれば簡単に取得できます。

また、同じ活動内容である場合、雇用先が変わってもフリーランスのままで活動する人も多いと聞きます。(就職ビザではなく、フリーランスとして会社から給与を貰う。税金の申告なども個人で)
fiffyさまもフリーランスのビザをご検討中でしょうか。
出来るだけ早めにアポを取って、外人局に赴かれることをお勧めします。
Good Luck!

2016年9月13日 17時12分

ベルリン在住のロコ、Graceさん

Graceさん

女性/30代
居住地:ベルリン
現地在住歴:2014年より
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

アーティストとして活動していらっしゃる方からのご回答、嬉しく感じます。
ご丁寧にありがとうございます。
わかりました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月13日 17時37分

スズキさんの回答

アーティストビザ(フリ―ランスビザ)を以前取得してベルリンで活動しています。

その場合は雇用先、という観点ではなくて、クライアントという観点になります。ですので、基本仕事(顧客の変更、増減)は自由です。

雇用というのは雇用契約を結び、社会保険なども加入する状態を指すので、おそらくお問い合わせの環境で行けばフリーランスビザで、結ぶのは雇用契約ではなく請負契約のようなものになるはずです。

もしよろしかったらフリーランスやアーティストの方へのビザのコンサルタントのようなことも行っていますので是非お問い合わせください。

2016年9月13日 15時58分

ベルリン在住のロコ、スズキさん

スズキさん

男性/40代
居住地:ベルリン
現地在住歴:2007年より
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

SAL様、簡潔で分かりやすいご回答、ありがとうございます。
初めての情報が多く、とても勉強になりました。
機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

2016年9月13日 17時1分

モさんの回答

fiffyさま

ご質問のアーティストビザに関してですが、日本語でみんな「アーティストビザ」と言っていますが、実際はフリーランス(アーティスト)としての滞在許可で、アーティストとして収入を得ることが許可されているもののことをさします。
アーティストとして一定の収入があることを証明することで取得できます。
自分の例で恐縮ですが、VJをしているので仕事をいただいた劇場やクラブにその都度請求書を送り、その全てをプリントアウトして、確定申告の証明書と一緒に申請時に持って行きます。

以前はそれに加えてバイトをしていい許可というのをとることも、勤め先が決まっていたら割とすんなりできたのですが、最近では難しくなっていると聞きます。
アーティストに関係なく、フリーランスでなんでもしていい滞在許可もありますが、来てすぐそれがもらえた人はまわりでは聞きません。何年かアーティストとしての許可をもらって働いた後に切り替えてもらっています。

基本、アートに関係があることでしたら、どこでお仕事をされてもその度に滞在許可の変更をする必要はありません。たとえばお仕事をされる劇場が変わっても、フリーランスの契約でしたら問題ありません。ただ、どこかの劇場の専属などになられるなどして、雇用関係が生じた場合(健康保険などを会社がもつ)、フリーランスではなくなりますので、その場合は別の滞在許可に切り替える必要があります。

まわりがアーティストだらけですので滞在許可申請の手続きや付き添いは慣れています。
もしお手伝いさせていただけるようでしたらご連絡ください。

2016年9月15日 23時29分

ベルリン在住のロコ、モさん

モさん

女性/40代
居住地:ベルリン
現地在住歴:2002年〜
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

ご丁寧な回答、とても分かりやすかったです。
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。機会がありましたら、またよろしくお願いいたします。

2016年9月16日 23時57分

アイコさんの回答

最初の一年はワーキングホリデーを使う人も多いと思います。
アーティストビザの場合は、フリーランス扱いなので、職場の変更時にビザの変更はありませんが、就労ビザの場合は、書類の変更も必要かと思います。

2016年9月15日 6時23分

シュトゥットガルト在住のロコ、アイコさん

アイコさん

女性/40代
居住地:シュトゥットガルト
現地在住歴:2011年から
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★★

ご回答ありがとうございます!
よくわかりました。ご参考にさせていただきます。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月15日 9時39分

ともおてつさんの回答

はじめまして。
ドイツ・フランクフルト在住の者です。

私は通訳業・翻訳業・旅行手配業を行っている登録自営業者ですので参考にはならないと思いますが、知っていることをいくつか申し上げます。
「雇用主が、就労ビザを申請するための書類を雇用者側に用意することができない場合でも」取れるビザとは、いわゆるフリーランス・ビザですね。
収入の見込みなどを詳細に記述した書類を提出すれば、フリーランス業として取得できるビザです。
この書類を英語などで提出した人もいるようですが、基本的にはドイツ語で作成して、外国人局や労働局に提出する必要があります。

ただ雇用先を特定して就労する場合は、例えアーティストでも、無期限のビザが取れるまではビザに雇用先が明記されますので、雇用先が変わる度にビザを取り直さなくてはなりません。

うまくいくことをお祈りいたします。

2016年9月13日 15時57分

フランクフルト在住のロコ、ともおてつさん

ともおてつさん

男性/50代
居住地:ドイツ
現地在住歴:1990年から
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★

ご丁寧な回答ありがとうございました!
よくわかりました。
また、機会がありましたらよろしくお願い致します。

2016年9月13日 17時7分

やんもんさんの回答

私の場合は、結婚のヴィザでした。
雇先が変わっても大丈夫だと思います。(推測)
とにかく、収入ながくなるとヴィザはとれなくなると思います。
頑張って下さい。

2016年9月13日 16時48分

ケルン在住のロコ、やんもんさん

やんもんさん

女性/50代
居住地:ケルン市
現地在住歴:2003年から
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この回答へのお礼

akto さん
★★★★

わかりました。丁寧なご回答ありがとうございました!
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

2016年9月13日 17時3分

井手さんさんの回答

atさんへ
私にはそのようなビザに知識がありませんので、そのような専門学校で聞かれた方が良いと思います。
kaki20144HH

2019年7月6日 6時59分

ハンブルク在住のロコ、井手さんさん

井手さんさん

女性/70代
居住地:Oberstr.1,20144 Hamburg
現地在住歴:1979
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だんすさんの回答

先ほどの内容で約にたつか分かりませんが今は移住者が多いためチェックが前に比べてかなりきつくなっているのは確かです。

横尾

2016年9月13日 18時30分

ミュンヘン在住のロコ、だんすさん

だんすさん

女性/40代
居住地:ミュンヘン
現地在住歴:2005年5月
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退会済みユーザーの回答

語学研修のビザも割合と取りやすいと思います。

2016年9月29日 23時45分

この回答へのお礼

akto さん
★★★★

ありがとうございます!

2016年9月30日 0時11分

退会済みユーザーの回答

書類は変更します。延長の時に書き換えです。

2018年11月6日 21時36分

退会済みユーザーの回答

書類は変更します。延長の時に書き換えです。

2018年12月23日 5時40分