カサ・ビセンス | バルセロナ在住あやかさんのおすすめ観光スポット

カサ・ビセンス

現地語表記：Casa Vicenç

【オススメ度】

★★★★★ by あやか (５個満点)

基本情報

マヌエル・ビセンス・ムンタネーの別荘。

1880年　ガウディが26歳にして設計を仕上げる
1883年　ビセンスの経済的な事情により、遅れて着工
1899年　邸宅の所有権がアントニ・ジョバ・プッチに移る
1925年　カサ・ビセンスを集合住宅化するために、ガウディに拡張工事を依頼するが、サグラダ・ファミリアに一千円していたため、断られる。その代わりにジュアン・バプティスタ・セラ・デ・マルティネスが増築プランを完成。
1946年　土地の半分が売却され、現在の形に

おすすめする理由と説明

サグラダ・ファミリアやグエル公園に圧倒されて見過ごされがちですが、カサ・ビセンスはガウディが建築学校を卒業してすぐに依頼を受けた、ガウディ最初の建築物です。2014年まで人が住んでいてて、2017年から一般公開が始まりました。自然をこよなく愛したガウディの建築物には、基本的に「直線」がありませんが、このカサ・ビセンスはまだ自身のスタイルが固まっていなかったのか、直線だらけ。ガウディの原点を垣間見ることができる家になっています。

情報の提供者(ロコ):

あやか

2017年からバルセロナ在住。現地のポンペウ・ファブラ大学院でブランディングとクリエイティブ・ライティングを学びました。本業は、日本の出版社のウェブメディアでエディター兼ライターですが、現地企業で観光ガイドのお仕事で、ガウディ建築巡りや旧市街散策もしています。大学時代にはサラマンカにも留学していたので、スペインとの付き合いは長く、スペインのほかの地域と比べてカタルーニャ州ならではの文化やグル...

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