【2019年】仁川国際空港からソウル市内への移動、アクセス方法（空港鉄道・バス）
【ソウル在住者執筆】空港からソウル市内へのアクセス方法と、その料金、メリットやデメリットなど紹介します！
到着後の流れや、SIMカードの購入などもまとめてあるので、日本から韓国旅行に行く際には、色々と比較して一番合った方法で出かけましょう。
ソウルの玄関口の空港の空港といえば、金浦空港と仁川空港の2つがあります。
今回は、日本からの便も多く、LCCも数多く就航している空港、仁川国際空港からソウル市内へのアクセスをご紹介していきます。
ちなみに仁川国際空港の空港コードは「ICN」になります。
韓国・仁川空港到着後の流れ
仁川国際空港に到着したら、入国審査、税関申告を経て到着ロビーに出ます。仁川国際空港にはターミナル1とターミナル2があるので、あらかじめ自分がどちらのターミナルに到着するのか調べておきましょう。
その後、ソウルの市内に行くまでにするべきことを含めた順序は以下の通りとなります。
- 到着ロビーへでる
- 必要であれば両替・SIMカード購入やWiFiレンタルをする
- 空港鉄道・バス・タクシー・リムジンバスなどの乗り場へ移動
- 乗り物に乗り、市内へ向かう
空港での両替方法について
空港内には韓国内の大手銀行のブースが等間隔であります。空港内で両替する場合は、どの銀行ブースでもほぼレートは変わらないので、空港内での比較はよしましょう。
営業時間は長いので、比較的いつでも両替することができますが、空港内での両替はソウル市内の両替所と比べると、レートはよくありません。
むしろクレジットカードでのキャッシングで少量を引き出して、現金での両替は明洞や南大門など、ソウル市内でするのがおすすめです。
韓国の両替事情についてはこちら。
SIMカードの購入やWiFiのレンタル方法
SIMカードの購入やWiFiのレンタルをするカウンターも、到着ロビーにはたくさんあります。どの会社のものを使っても大差はありませんが、1日330ウォンでデータ使い放題などのWiFiも貸し出しされているので、筆者はいつもここで借りています。
SK telecomは韓国では有名な回線なので、ここを選べば間違いないでしょう。
仁川空港からソウル市内までのアクセス手段
仁川国際空港から、ソウル市内への移動手段は下記の4つが主です。
- 空港鉄道
- タクシー
- 路線バス
- 空港リムジンバス
仁川国際空港は広いですが、乗り場案内などがしっかりしており、日本語表記も多いので、迷うことなく乗り物に乗れるでしょう。
また、空港内は日本語を話せるスタッフもいますので安心してください。
空港鉄道
空港鉄道のA’REXは、仁川国際空港ターミナル2→ターミナル1からソウル駅までの区間を運行しています。
A’REXにも2通りあり、各駅停車の一般列車と、仁川空港からソウル駅までの直通列車があります。列車なので時間にも正確で、ソウルへ到着後すぐに予定がいっぱい！という場合でも、時間のロスが少ないので、とてもおすすめです。
＜直通列車の場合＞
直通列車の場合は、ソウル駅までノンストップです。最短で43分で到着します。
全席指定で、片道8,500₩（約850円）。500₩（約50円）は保証金です。
※T-Moneyカード（交通カード）では乗車できません。
始発は05：15、終電は22：40です。（第二ターミナル空港からソウル駅）
＜一般列車の場合＞
一般列車の場合、各駅停車になります。それでも、ソウル駅までの所要時間は約1時間。各駅停車といっても、停車駅は10駅程度です。
T-Moneyカード（交通カード）も使うこともでき、仁川空港からソウル駅までは、4,150₩（約415円）。最安で、ソウルに移動ができます。
ただし、こちらは空港を使わないお客さんの利用も多く、ラッシュアワーには混み合う可能性があります。
始発は05：18、終電は23：32です。（第二ターミナル空港からソウル駅）
ちなみに一般列車には、妊婦さん席があります。（ピンクの座席）
空港鉄道・地下鉄の記事はこちら。
空港鉄道のメリットとデメリット
メリットは時間と、直通列車を使えば、直でソウル駅まで行けること。タクシーに比べると1/10以上お得に行くことができます。（ソウル駅に行く場合）
ソウル駅からはいろいろな路線につながっているので、乗り換えればソウル市内のどこへでも行くことができます。
デメリットとしては、上記でも書いたようにラッシュアワーには列車内が混み合う可能性があることです。
韓国の地下鉄は日本の地下鉄同様、混み合い方が尋常ではないので、ラッシュアワー時はできれば避けて地下鉄、電車に乗ることをおすすめします。
タクシー
タクシーでソウル市内まで移動する場合、気を付けたいのはボッタクリをするタクシー。
正規のタクシー乗り場で乗る場合は問題はありませんが、客引きをしたり、怪しい日本語で話しかけてくる場合は、ちょっと注意が必要です。
仁川国際空港からソウル市内まで、約40分程度。
タクシー料金は、平均75，000₩（約7500円）程度。
黒い車体のタクシーは、模範タクシーです。
模範タクシーとは、10年以上無事故無違反のドライバーが運転しているタクシーでで、日本語ができる方もいらっしゃいます。個人タクシーをされている場合がほとんどです。
韓国のタクシーは運転が荒いですが、模範タクシーのドライバーさんはやはり運転が上手です。初乗りは5，000₩（約500円）です。
白・シルバー・オレンジの車体のタクシーは、一般タクシーです。白い車体は、個人タクシー。それ以外は、会社所属のタクシーになります。
初乗りは3，000₩（約300円）です。
タクシーの記事はこちら。
タクシーのメリットとデメリット
タクシーのメリットは、目的地まで直に行けることと、時間がかからない点。
デメリットとしてはやはり、その料金になります。とはいえ4人など大人数で利用する場合はそこまで気にしなくてもいいかもしれませんね。
時と場合で考えて選びましょう。
空港リムジンバス
空港とソウル市内を直結するリムジンバス。ラッシュアワーと重なる場合は、所要時間がわからない部分があります。
路線は多く、タクシーよりも安価で乗り換えなくソウル市内に移動できるのがメリットです。
価格は、10，000₩（約1000円）～20，000₩（約2000円）程度。
高級リムジンバスは、3列シート。一般リムジンバスは、4列シートです。荷物も預けることもできて、目的地まで楽に移動することができます。
路線バス、リムジンバスの場合、チケットの買い方は2通りあります。
＜有人券売機での購入＞
日本語が通じるスタッフさんは一部です。現金、カードの両方の支払いが可能です。
＜無人券売機での購入＞
支払い方法は、カードのみになりますが、無人券売機で購入した方が、乗車チケットを早く購入することができます。
日本語設定にも対応しており、インターネット予約も可能です。
T-Moneyカード（交通カード）でも乗車することができますが、仁川空港からの乗車の場合は、乗車チケットを購入した方が優先されますので、空港からの場合は、乗車チケットを購入したほうがいいでしょう。
チケット売り場はターミナルによって異なりますが、基本的にバス乗り場のすぐ近くに有人・または無人の券売機があります。
空港リムジンバスのメリットとデメリット
空港リムジンバスのメリットは値段の安さと利便性です。
一見、空港鉄道と比べると高く見えがちですが、空港リムジンバスの場合は主要ホテルの前で停まるバスがほとんど。自分の予約したホテルの前に停まる場合は、確実にリムジンバスの利用をおすすめします。
デメリットは特に見当たりませんが、しいていうならラッシュアワー時は渋滞に巻き込まれる可能性が高く、ホテルの手前で足止めされなかなか到着しない、なんてこともあります。
利用する際は、時間帯も視野にいれて決めるのがいいでしょう。
路線バス
路線バスの場合も、リムジンバス乗り場のそばからでています。
料金は距離によってかわりますが、交通カードなど使うことが可能なので、もし旅行中に色々まわるなら交通カードの購入をおすすめします。チャージさえすれば、タクシーや地下鉄、コンビニでも使用できます。
リムジンバス・路線バスの記事はこちら。
路線バスのメリットとデメリット
メリットとしては、細かなところまで運行しているので、ピンポイントで行きたい場所付近へいけるところです。
空港鉄道だと直行の場合はソウル駅までいってしまうので、途中で降りたい場合も難しく、またリムジンバスは主要スポット（バスターミナルやホテルの前・大きな駅の前など）にしか停まりません。
デメリットとしては、ローカルバスなので、あまりにも大荷物で乗ることが憚れるのと、座れるかどうかが定かではありません。
その点、リムジンバスは席も広く、自分の席を予約するので席がないなんてこともないですし、荷物はトランクにあらかじめしまわれるので気にしなくても大丈夫です。
ソウル市内から仁川空港までのアクセス手段
ソウル市内からのアクセスも同じです。
しかし、出国の際は空港鉄道で行くと、ソウル駅に「都心空港ターミナル」があるので、荷物をチェックインして空港へ向かうことができ大変便利です。
都心空港ターミナルなど、入国・出国についての記事はこちら。
ソウル入国審査・出国手続き〜出入国カード、イミグレーション
まとめ
空港から市内へのアクセス方法についてまとめましたが、いかがでしたか？
筆者のおすすめは空港リムジンバスですが、本当にさまざまな方法があるので、ご自分の旅行に合わせた方法でぜひ楽しんで行ってくださいね。
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以上、韓国・仁川国際空港から市内へのアクセス方法でした。
