【2025】パリひとり旅でやりたいこと10選!旅行費用や注意点も解説
フランス・パリのひとり旅でやりたいこと10選を紹介します!
一人でも利用しやすい宿泊施設やカフェ、レストラン、旅の費用や注意点もまとめました。
ひとりだからこそ楽しめるスポットや、自由気ままに過ごせるおすすめプランを厳選!
世界一の観光都市パリでは、食に芸術にショッピングにひとり旅でも楽しめること間違いなしです。
本記事を参考に、憧れのパリひとり旅を満喫しましょう。
美術館巡り・ショッピング・カフェ巡りなど、パリならではの楽しみ方が満載!
ロコタビでは、パリ在住の日本人ロコがあなたの旅の相談にも乗ってくれるので、気になることがあればぜひ活用してくださいね。
パリひとり旅でやりたいこと10選!
自由気ままなスケジュールで楽しめるのが、ひとり旅の醍醐味!
今回は、2025年最新情報をもとに厳選した「ひとり旅でやりたいこと10選」をご紹介します。
パリが初めての方からリピーターの方まで満足いただける、ひとり旅のご提案です。
美術館巡りやカフェ、ローカルなエリア散策まで網羅しました。
ぜひ、ひとり旅ならではのプランを考えてみてくださいね。
それでは、「パリひとり旅でやりたいこと10選」を見ていきましょう。
1.パリ旅行には欠かせない!美術館巡り
パリは、世界的に有名な美術館が多いことで知られています。
ひとり旅なら、心ゆくまで芸術を堪能することもできますね。
【おすすめの美術館】
- ルーヴル美術館
- オルセー美術館
- ポンピドゥーセンター
ルーヴル美術館やオルセー美術館などは、オンラインでチケットを事前予約するとスムーズ!事前予約をしておきましょう。
おすすめの美術館やチケット予約方法の詳細は、「パリの絶対おすすめ美術館Top15!【チケットの予約方法も】」をチェックしてみてくださいね。
2.本場のスイーツを堪能する
パリはスイーツ好きにとって天国!
フランスのスイーツと言えば、マカロンやショコラ、フィナンシェ、カヌレなどが有名です。
日本でも食べられるものばかりですが、本場パリで味わうのは格別。
甘いものがお好きな方は、パティスリーを巡る旅もおすすめです!パリのパティスリーは、見た目も美しく、ひとつひとつのスイーツが芸術作品のよう!
【パリでおすすめの人気パティスリー】
- ピエール・エルメ(Pierre Hermé):マカロンの王様
- ジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hévin) :高級ショコラ
- ストレー(Stohrer):最古のパティスリー、伝統のババ・オ・ラム
- ラ・パティスリー・デ・レーヴ(La Pâtisserie des Rêves):現代的なフレンチスイーツ
有名パティシエのスイーツを堪能したり、お土産選びに焼き菓子を選ぶのも楽しいのではないでしょうか。
3.人気ブーランジェリーのパンを食べ比べる
パリのパンは格別!
外はカリッと、中はふんわりとしたバゲットやクロワッサンは朝食やおやつにぴったり!
ひとり旅なら好きなタイミングでふらりと立ち寄り、焼きたてのパンを味わえます。
【パリで訪れたい人気ブーランジェリー】
- デュ・パン・エ・デジデ(Du Pain et des Idées):もちもち食感のパン・デ・ザミが有名!
- ポワラーヌ(Poilâne):伝統的なカンパーニュ(田舎パン)が絶品!
- メゾン・ランドゥメンヌ(Maison Landemaine):さっくりとしたクロワッサンが人気!
- ブーランジュリー・ユアール(Boulangerie Utopie):斬新なフレーバーのパンが楽しめる話題のお店!
モンマルトルやマレ地区、エッフェル塔近くなど、人気のエリアにもたくさんのブーランジェリーがあります。
ぜひ、お気に入りのパンを探してみてください。
4.マレ地区でおしゃれなお店を巡る
パリの中心、3区・4区に位置するマレ地区は、歴史的な古い街並みと最先端の流行が融合したエリアです。
雑貨店やセレクトショップ、カフェが点在し、1人でじっくりショッピングを楽しみたい方にぴったり!
【 マレ地区で訪れたいおすすめスポット】
- Merci(メルシー):おしゃれな雑貨や洋服、書籍が揃うパリ屈指のコンセプトストア
- Musée Picasso(ピカソ美術館):ピカソの作品が集まる美術館。芸術好きにはたまらない!
- Jacques Genin(ジャック・ジュナン):濃厚なチョコレートと絶品キャラメルが味わえる人気店
- BHV Marais(ベー・アッシュ・ヴェー):パリジャン&パリジェンヌに愛されるデパートで、雑貨やコスメをチェック!
時間帯によっては混雑しますが、午後の早めの時間に行くと比較的ゆったり見て回れます。
カフェで休憩しながら気ままにショッピングを楽しんでくださいね!
5.芸術家たちが愛したモンマルトルの街を散策する
パリの北部、18区に広がるモンマルトルは、坂や階段が多いエリアです。
ひとり旅なら自分のペースで街歩きを楽しめますね。
モンマルトルは、多くの芸術家が暮らし創作活動をした歴史ある街。現在も画家や彫刻家たちのアトリエが立ち並び、独特の雰囲気に特徴があります。
絵画のような街並みを歩くだけでも、まるで映画の世界にいるような気分になれますよ!
【モンマルトルで訪れたいスポット】
- サクレ・クール寺院:白亜の外観が美しいパリのランドマーク。丘の上からの景色は絶景!
- テルトル広場:画家やイラストレーターが集まる広場。絵を描いてもらうのも思い出に◎
- ラパン・アジル:ピカソやヘミングウェイも通った歴史あるキャバレー
- ムーラン・ルージュ:パリを代表するキャバレーのひとつ。外観を見るだけでも雰囲気を感じられる
海抜130mの丘からパリを一望することができ、頂上にあるサクレ・クール寺院の白亜の外観は必見です。頂上から眺めるパリ市内の景色も綺麗で、つい写真をたくさん撮ってしまうスポットではないでしょうか。
世界中から観光客が訪れるのも納得です。
6.外観も内装も美しいデパートでショッピング
パリのデパートは、ただのショッピングスポットではありません!
歴史的な建築や豪華な装飾が施された店内は、歩いているだけでも楽しめます。
【パリで行きたいおすすめデパート】
- ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette):圧巻のステンドグラスドームが有名!屋上テラスからのパリの景色も必見。
- プランタン(Printemps):天井のガラスドームが美しい!ブランド品が揃い、免税手続きもスムーズ。
- ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché):世界最古のデパート!落ち着いた雰囲気で、おしゃれな雑貨やフードコーナーも充実。
ギャラリー・ラファイエットやプランタンといった老舗デパートは、天井や吹き抜け空間がゴージャスなことでも有名です。
デパート内にはレストランやカフェが充実しているので、昼食や夕食を兼ねて休憩もできます。
お土産探しやフランス語表記のブランド品など、見ているだけでも楽しめるスポットです。
7.見どころがたくさんあるヴェルサイユ宮殿を訪れる
パリから電車で約1時間、フランスの絶対的観光名所 ヴェルサイユ宮殿 へ足を伸ばしてみませんか?
世界遺産にも登録されているこの宮殿は、ルイ14世が建設し、フランス王朝の繁栄を象徴する歴史的建造物 です。
パリ旅行をするなら1度は訪れたいと思う方が多いのではないでしょうか。
【ヴェルサイユ宮殿の見どころ】
- 鏡の間(Galerie des Glaces):357枚の鏡が並ぶ豪華な回廊!ヴェルサイユ宮殿で最も有名なスポット。
- 王の寝室(Chambre du Roi):ルイ14世が毎朝目覚め、国家の政治を動かしていた部屋。
- 広大な庭園(Les Jardins de Versailles):まるで絵画のように美しい庭園!特定の日には噴水ショーも開催されます。
- トリアノン宮殿&マリー・アントワネットの離宮:王妃マリー・アントワネットが過ごした「プチ・トリアノン」や田舎風の「王妃の村」も必見。
オペラ座のような豪華絢爛な内装や、広大な庭園は一見の価値ありです。
バスツアーに参加せず個人で訪問する場合は、チケットの事前予約や往復のRER(郊外電車)を調べておくのがおすすめです。公式サイトや「パリ・ミュージアム・パス」を利用すると、スムーズに入場できます。
- 電車(RER C線):パリ市内から Versailles Château - Rive Gauche駅 まで約40分+徒歩10分
- バスツアー:乗り換え不要で便利
- レンタサイクル:ヴェルサイユ宮殿の庭園を自由に走れるオプションも人気!
8.蚤の市で一点もののお宝に出会う
パリの蚤の市(フリーマーケット)は、アンティーク好きにはたまらない場所です。
歴史を感じる古い食器、アクセサリー、家具、ポストカード、アート作品など、掘り出し物がたくさん!
おしゃれな一点物に出会えるので、「世界に一つだけ」のお土産探し にもぴったりです。
【パリの有名な蚤の市スポット】
◾️ サン・トゥアンの蚤の市(Marché aux Puces de Saint-Ouen)
- 最寄駅:メトロ4号線 Porte de Clignancourt 駅
- パリ最大級の蚤の市! 約3,000軒ものお店が並び、アンティーク家具やヴィンテージジュエリー、アート作品などが豊富。
おすすめポイント:歴史ある市場で、映画のセットのような雰囲気。掘り出し物が豊富!
◾️ヴァンヴの蚤の市(Marché aux Puces de Vanves)最寄駅:メトロ13号線 Porte de Vanves 駅
こじんまりとした穴場スポット! 地元の人が多く、価格も比較的リーズナブル。小物や雑貨が充実。
おすすめポイント:観光客が少なく、値段交渉しやすい。のんびり見て回れる!
◾️アルグレの市場(Marché d’Aligre)最寄駅:メトロ8号線 Ledru-Rollin 駅
食材市場とフリーマーケットが融合した市場で、日用品やアンティーク品が見つかることも。
おすすめポイント:食材と蚤の市の両方が楽しめるので、地元の暮らしを感じたい人にぴったり!
眺めているだけでも時間があっという間に過ぎてしまいます。
ひとり旅なら自分のペースで見て回れるので、お宝に出会えるまでじっくり散策してみるのもおすすめです。
お店の方とお話しながら購入するのも蚤の市の醍醐味。
簡単なフランス語を覚えておくと楽しいかもしれません。
【フランス語でお買い物に挑戦!】
- Combien ça coûte ? (コンビアン サ クート?) 👉「いくらですか?」
- C’est trop cher…(セ トロ シェール…) 👉「ちょっと高いですね…」
- Vous pouvez faire un prix ?(ヴ プヴェ フェール アン プリ?) 👉「値引きできますか?」
旅行で使えるフランス語は「旅行で使えるフランス語!フランス語で挨拶♪〜カタカナで覚える基本フレーズ・単語」でご紹介しています。
9.マルシェでフランスの食文化を感じる
パリのマルシェ(市場)は、地元の人々の生活に根付いた食文化を体験できる最高のスポット!
新鮮な野菜や果物、チーズ、パン、ワインなどがずらりと並び、歩くだけでもワクワクします。
お店の人との会話を楽しみながら、地元ならではのグルメを堪能してみましょう。
【パリで人気のマルシェ 3選】
◾️ バスティーユ市場(Marché Bastille)
- 最寄駅:メトロ5・8号線 Bastille 駅
- 特徴:パリ最大級の市場で、約100店舗が並ぶ賑やかな雰囲気
- おすすめポイント:新鮮な野菜や果物、チーズ、魚介類、フランス産ワイン、焼きたてのバゲットが揃う。試食できるお店も多数
◾️ モンジュ市場(Marché Monge)
- 最寄駅:メトロ7号線 Place Monge 駅
- 特徴:オーガニック食材や手作りのチーズ、フレッシュジュース、焼き菓子が豊富
- おすすめポイント:観光客が少なく、落ち着いた雰囲気で買い物ができる。カフェ巡りのついでに立ち寄るのもおすすめ
◾️ アリーグル市場(Marché d’Aligre)
- 最寄駅:メトロ8号線 Ledru-Rollin 駅
- 特徴:食材市場とフリーマーケットが融合し、おしゃれな食器やアンティーク雑貨も見つかる
- おすすめポイント:ローカルに愛される市場で、パリの日常の雰囲気を味わえる
マルシェではクレジットカードが使えない店もあるので、現地通貨であるユーロを用意しておくと安心です。
カゴバッグやエコバッグを持参すると便利!
購入したグルメをホテルに持ち帰って、地元の味を楽しむのもおすすめです。
10.ディズニーランド・パリを自由気ままに楽しむ
ヨーロッパ唯一のディズニーリゾートであるディズニーランド・パリ!
シングルライダー対象のアトラクションが多いので、ひとり旅にぴったりのパークです。
パリ市内から電車で40分ほどの立地にあるので、アクセスもしやすいですよ。
航空券やチケットを一緒に予約するプランもあるので、お得に楽しめます。
パリひとり旅のプランに、ぜひディズニーランド・パリを組み込んでみてくださいね。
【ディズニーランド・パリの基本情報】
- 所在地:Boulevard de Parc, 77700 Coupvray, France
- アクセス:パリ市内からRER A線で約40分(最寄駅:Marne-la-Vallée – Chessy)
- 営業時間:通常 9:30~23:00(季節やイベントにより変動)
- チケット料金:1日券 約105ユーロ~(時期・プランにより異なる)
- 公式サイト:Disneyland Paris
パリひとり旅の費用はいくら必要?
パリにひとり旅をする場合、予算はいくらくらいあればいいのでしょうか?
2025年3月現在の相場では、3泊4日で23万円程度が目安です。
項目 | 費用(1名3泊4日) |
---|---|
航空券代 (エールフランス直行便) | 約13万円〜 |
ホテル代(3泊) | 約4.5万円〜 |
交通費 | 約0.5万円 〜 |
食事代 | 約3万円〜 |
観光費用 | 約1万円 〜 |
お土産代 | 約1万円〜 |
ホテルやレストランのランク、旅行時期、訪れる都市数によって大きく前後するものです。
夏休みや年末年始、クリスマスなどのイベントシーズン、ヨーロッパの祝日は航空券や宿泊料金が高額になります。
詳しくは、「【2025年最新】フランス旅行の費用を徹底解説!3泊4日・1週間の費用とお得に旅するコツ」をご覧ください。
ひとり旅におすすめの宿
ひとり旅ではどんな宿に泊まるのがいいか、迷う方も多いのではないでしょうか。
気楽に1人でホテルに泊まる以外に、ホステルやゲストハウスといった選択肢もあります。
いずれにせよ、宿の料金や立地、治安、設備などが気になるポイントですよね。
ホテル
- メリット:セキュリティ面がしっかりしている、荷物管理がしやすい、プライベート空間が確保できる。
- デメリット:ひとり旅の場合、部屋料金を全額負担するため割高になりがち。
ホテルは割高になりがちですが、セキュリティ面や荷物管理のしやすさ、プライベート空間が確保できるのはメリットです。
ちなみにパリでは、ホテル料金は部屋単位となっていることがほとんど。
2人なら1部屋の料金を割ることができますが、1人で宿泊する場合は全額負担です。
ホステル(ユースホステル)
- メリット:宿泊費を安く抑えられる、旅仲間が見つかりやすい。
- デメリット:相部屋が基本のため、プライバシーの確保が難しい場合も。
ユースホステルは若者に人気で、旅仲間が見つかりやすく友達作りにもうってつけです。ただし、二段ベッドや相部屋などでプライバシーの確保が難しい場合もあります。
ゲストハウス
- メリット:現地の雰囲気をより感じられる、アットホームな雰囲気で快適に過ごせる。
- デメリット:設備がホテルに比べて簡素な場合がある。
ゲストハウスは、地元の文化に触れたい方や、落ち着いた雰囲気で過ごしたい方におすすめです。
オーナーや宿泊者同士の交流がしやすく、ひとり旅でも温かみのある滞在を楽しめます。
また、キッチンが使える施設も多く、地元の市場で食材を買って自炊するという楽しみ方も可能。
一方で、シャワーやトイレが共用の場合が多いため、設備面をしっかり確認しておくことが重要です。
ホテルのような充実したサービスは期待できませんが、アットホームな滞在を求める方には最適な選択肢でしょう。
宿の立地が重要!
宿の立地は、地下鉄やバスで移動しやすいところがベスト。
ひとり歩きに気を付けたい夜間の移動が短く済むので、安全性が高まります。
【おすすめの宿泊エリア】
- オペラ座周辺(9区):ショッピングや観光に便利で、比較的治安が良い。
- マレ地区(3区・4区):おしゃれなショップやカフェが多く、ひとり旅に最適。
- サン・ジェルマン・デ・プレ(6区):落ち着いた雰囲気で、治安が良い。
- モンマルトル(18区):アートな雰囲気が魅力だが、夜の治安には注意。
パリのおすすめホテルは、「パリのホテルおすすめランキングTOP11!格安から高級まで!【予約代行も】」をチェックしてみてください。
ひとり旅におすすめのレストラン・カフェ
パリでのひとり旅は、自由気ままにグルメを楽しめるのが醍醐味。
とはいえ、「一人でレストランに入るのは少し不安…」と思う方もいるかもしれません。
でも、パリでは一人で食事を楽しむ文化が根付いているので安心!
【ひとり旅でレストランを選ぶポイント】
✔ カウンター席のあるお店を選ぶ:一人でも気軽に利用しやすい
✔ ビストロやブラッスリーを活用:カジュアルな雰囲気で入りやすい
✔ ランチタイムを活用:ディナーよりも気軽&お得に楽しめる
✔ オンライン予約を活用:英語でのやりとりが不安でもスムーズに入店
特にカジュアルなビストロやカフェは、一人でも入りやすいお店が多いです。
フランス語ができなくても、英語が通じる店員さんが多いので心配はいりません。
観光地には日本語メニューがあるお店もあるほどです。
どうしてもフランス語が不安な場合は、予約サイトを利用するとスムーズ!
予約画面を見せるだけでOKなので、ひとり旅でも安心して食事が楽しめます。
パリでグルメを満喫したい方は必見!以下の記事でおすすめのレストランや予約方法をご紹介しています。
パリひとり旅で気をつけたいポイント
パリは世界有数の観光都市ですが、スリや置き引きなどの軽犯罪は少なくありません。
特にひとり旅では、誰かに助けを求めることが難しい場面もあるため、事前の対策が重要です。
ポイントを抑えて、安全にパリひとり旅を楽しんでください。
貴重品の管理の徹底・スリ対策を万全に!
エッフェル塔やルーヴル美術館などの観光地、地下鉄車内などではスリが多発しています。
財布やスマートフォンなどは、ファスナー付きのバッグを利用するのが鉄則。リュックは前掛けにしたり、セキュリティポーチを使うなどの対策をしましょう。
写真撮影や地図代わりに使うことも多いスマートフォンですが、ながらスマホはスリのターゲットになりやすいので十分注意しましょう。
【おすすめの防犯アイテム】
- ウエストポーチ・ボディバッグ:前掛けにして貴重品をしっかり管理
- 防犯ブザー:万が一のトラブル時に役立つ
現地の最新の治安情報をチェック
パリ渡航前にはかならず、外務省の海外安全情報や在仏日本大使館のウェブサイトで最新の治安情報を確認しましょう。
▶ 外務省 海外安全情報
▶ 在仏日本大使館
特に、テロ警戒レベルやデモの予定などは確実にチェックしてください。
また、パリ市内ではスリや詐欺が多発するエリアも随時更新されるため、事前に見ておくと安心です。
具体的な危険エリアや対策については、「パリの治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、スリなど事例と対策」を確認してください。
海外旅行保険に事前に加入しておく
ひとり旅では、万が一トラブルが起きても助けてくれる人が近くにいない可能性があります。
海外旅行保険に加入しておくと安心です。
旅行会社のプランを利用する場合も、海外旅行保険が含まれているかチェックしておきましょう。
海外旅行保険に加入していれば、手荷物の紛失や怪我・病気などがカバーされます。
クレジットカードに付帯している場合もあるので、カード要件を確認しておきましょう。
【チェックしておきたいポイント】
✔ 手荷物の紛失や盗難に対応しているか
✔ 病院のキャッシュレス診療が可能か
✔ クレジットカード付帯の保険が適用されるか確認(旅行日数によっては対象外の場合も)
マナーや文化の違いを確認しておく
フランスでは「レディファースト」が根付いていたり、チップの習慣があったりと、日本とは異なる文化があります。
レストランでのテーブルマナーや挨拶の仕方などは、事前に学んでおくとスマートです。
電車やバスでは席を詰めて座るなど当たり前なマナーから、レストランでは「ボンジュール!」と挨拶してから入店(無言で入るのはマナー違反)することも見落としがちなマナー。
現地でのトラブル回避のためにも、基本的なマナーや文化の違いは確認しておきましょう。
詳しくは、「事前に知っておくべきフランスのマナーと文化〜チップ、テーブルマナー、レディファースト」をご覧ください。
行きたいスポットまでのルートをチェックしておく
観光地への移動はバスや地下鉄を利用するのが一般的ですが、乗り継ぎや切符の買い方に戸惑う方も多いです。
事前に行きたいスポットまでのルートと、移動手段をチェックしておくとスムーズですよ。
パリでは、スマホで地図を確認しながら歩くのはなるべく避けましょう。スリやひったくりに狙われやすくなるので、ひとり旅では特に注意が必要です。
スマホの画面をずっと見ていると、バッグやスマホを狙われる危険が高くなります。
日曜定休や長期休暇に注意
フランスでは日曜や祝日、夏のバカンスシーズン、クリスマスシーズンにお店が閉まっていることがよくあります。
事前に開店状況を確認しておかないと、目的地に到着したけれどお店が閉まっていて入れなかったという事態になりかねません。
絶対に行きたいレストランやショップなどは、定休日や長期休暇を事前にチェックしておきましょう。
フランスのストライキ(Grève)に要注意!
フランスといえば、公共交通機関やゴミ収集車のストライキがしばしば話題になります。
空港に行くために乗る予定だった交通機関が、ストライキで止まってしまうことも考えられるということです。
過去には、航空管制官のストライキにより、飛行機のフライトにも影響が出たことがあります。特に帰国便がある日は、最新情報をチェックしましょう!
渡航前はもちろん、滞在中もニュースをこまめにチェックしておくと対策が立てやすくなりますよ。
女性のひとり旅で気をつけたいこと
女性のひとり旅の場合、いくつか注意しておきたいことがあります。
- 夜間の1人歩き
- 貴重品の管理
- ホテル選び
この3つがポイントです。
それぞれ見ていきましょう。
夜間の1人歩き
女性は特に、夜間の1人歩きには注意しましょう。
地下鉄やバスが運行していない時間帯にはタクシーや配車アプリを利用し、安全なルートでホテルへ帰ることを心がけてください。
帰りの時間を考慮してディナーを早めに予約するなど、無理のない計画を立てておくと安全です。
【フランスのタクシー・配車アプリ情報】
- Uber(ウーバー):アプリから手配し、目的地まで安全に移動可能
- Bolt(ボルト):ヨーロッパで普及している配車アプリ(フランスでも利用可能)
- 公式タクシー:パリのタクシーは「TAXI PARISIEN」の表示がある車を選ぶ
違法タクシー(白タク)には乗らないようにしましょう。路上で声をかけてくるドライバーには注意です!
貴重品の管理
女性に限らずですが、貴重品の管理にも注意が必要です。
観光地は人が多いので、スリやひったくり被害も多いのが現状。
特に女性は狙われやすいので、貴重品は人目につかないように工夫して持ちましょう。
【スリの手口に注意!】
- 「サインを書いて」と話しかけてくる人(観光客を装った詐欺)
- 人混みで体をぶつけてくる人(その瞬間に財布を抜き取る)
- スマホを手に持ったまま歩く(すれ違いざまにひったくられる)
ホテル選び
女性1人で宿泊する場合は、ホテル選びにも気を付けたいところ。
価格より安全なエリアで、セキュリティ対策がしっかりしている宿を選びましょう。
楽しい旅には、身の安全が第一です。
⭕️おすすめの宿泊エリア
- サンジェルマン・デ・プレ(6区):カフェやブティックが多く、治安が良い
- マレ地区(3区・4区):おしゃれなエリアで女性向けのホテルが豊富
- オペラ地区(9区):ショッピングに便利で、交通アクセスも良い
❌避けたほうがいいエリア
- 北駅・東駅周辺(10区):安宿が多いが、夜は雰囲気が悪くスリが多い
- バルベス・ロシュシュアール(18区):治安が良くないエリア
まとめ:事前準備をバッチリして最高のパリひとり旅を!
パリのひとり旅は、グルメや観光などが自由に楽しめるのでおすすめです。
海外旅行保険の加入や目的地までのルート確認、文化やマナーの理解など基本的な事前準備をしておけば、憧れのパリを思いきり満喫できるはず!
楽しい旅になりますように!それでは、Bonne voyage!