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【2025年最新】フランス旅行の費用を徹底解説!3泊4日・1週間の費用とお得に旅するコツ

【2025年最新】フランス旅行にかかる費用を徹底解説!フランス3泊4日または1週間の旅行でいくら予算が必要なのか、各費用を具体的に詳しく解説します。

日本と比べて物価が高いフランスでお得に旅するポイントもご紹介するので、フランス旅行計画にお役立てください!

※この記事の情報は2025年1月時点のレート(1ユーロ=162円)を基に計算しています。
最新の為替レート情報をご確認ください。

フランスで使われているお金は「ユーロ」です。
「€」、「EUR」、「EURO」とも表記されます。
硬貨は、1セント・2セント・5セント・10セント・20セント・50セント・1ユーロ・2ユーロの8種類があります。
※ 本記事では以下「ユーロ」で表記します。

2025年のフランス旅行3泊4日・1週間に必要な費用はいくら?

フランス5日間の旅行にかかる費用は、直行便利用で1人およそ23万円〜、1週間の場合はおよそ32万円〜です。

旅行費用はホテルやレストランのランク、旅行時期、訪れる都市数によって大きく前後します。
各国から多くの観光客が集まる夏季や年末年始、クリスマスなどのイベント時期、ヨーロッパの祝日や学校の休暇時は航空券や宿泊料金が高額になります。

最安値航空券と格安ホステルを利用すれば10万円台でのフランス旅行も叶いますが、移動時間が倍以上かかるケースもあります。
ご自身が何を優先させたいかを念頭に置きながら計画を立てましょう!

フランス旅行3泊4日にかかる費用

項目 費用(1名3泊4日)
航空券代 (エールフランス直行便) 約13万円〜
ホテル代(3泊) 約4.5万円〜
交通費 約0.5万円 〜
食事代 約3万円〜
観光費用 約1万円 〜
お土産代 約1万円〜
合計 約23万円〜

【乗り継ぎ便利用の場合】
最安値の乗り継ぎ便を利用すると航空券代-6万円〜、ホテル2泊になり-15,000円〜で約15.5万円〜です。

現地滞在時間を多くしたい場合は直行便を選びましょう!

フランス旅行1週間にかかる費用

項目 費用(1名6泊7日)
航空券代 (エールフランス直行便) 約13万円〜
ホテル代(6泊) 約9万円〜
交通費 約1万円 〜
食事代 約6万円〜
観光費用 約2万円 〜
お土産代 約1万円〜
合計 約32万円〜

【乗り継ぎ便利用の場合】
航空券代-6万円〜、ホテル5泊になり-15,000円〜で約24.5万円〜。

ご自身の予算とニーズに合った旅行プランを作成したい方は、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみよう!

フランス旅行の各費用

以下では、フランス旅行の具体的な費用について詳しく解説していきます。

航空券代

フランスへの往復の飛行機代は、乗り継ぎ便の最安値が7万円台〜、直行便の最安値は13万円台〜です。

年末年始を除く11月〜3月ごろが安く、8月〜10月が高い傾向にあります。
また、週末の航空券代が高いことが多いので、週末の出発を避けて予定を組むのがおすすめです。

◾️直行便

日本からは、羽田空港と関西空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港へ直行便が就航しています。
成田ーパリ線は2024年10月から運休中です。

  • エールフランス:羽田ーパリ、関西ーパリ
  • JAL(日本航空):羽田ーパリ
  • ANA(全日空):羽田ーパリ

チケット代は往復13万円台〜50万円ほど(エコノミークラス大人一人)。飛行時間は13〜15時間です。

◾️乗り継ぎ便

成田発乗り継ぎ1回、所要時間20時間前後の便が11万円台からあります。
10万円以下の最安値の航空券は、所要時間が30時間以上かかることもあるため、あまりおすすめできません。

エールフランスの直行便は日系より比較的安いことが多く、日程によっては乗り継ぎ便との差額が数万円の場合もあるので、その際は直行便の利用がおすすめです。

ご自身の予算と使える時間を天秤にかけて最適な航空券を選んでくださいね!

【航空券代節約のポイント】

  • チケットは早めに手配する。
  • 年末年始を除く冬期のオフシーズン(11月〜3月)を狙う。
  • 乗り継ぎ便を利用する。
  • 週末の利用を避ける。

宿泊費

フランスのホテル料金は、パリ中心部のホテルで一泊約15,000円〜が目安です。
宿泊料金は宿泊する場所やホテルのランク、日程によって大きく変わります。

フランス、とくにパリのホテルは高めで1部屋1泊150〜300ユーロ(24,300〜48,600円)のホテルが多いです。
パリは世界中で大人気の観光地なので、宿泊施設も多種多様ですが、人気のホテルは予約が埋まるのも早いです。
希望の予算に応じてできるだけ早めに予約するようにご注意ください!

パリのホテル料金

ホテルランク 宿泊料金(1室1泊1名)
ラグジュアリークラス ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 350ユーロ(約56,700円)〜
中堅クラス⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 160〜250ユーロ(約25,920〜40,500円)
エコノミークラス⭐︎⭐︎〜⭐︎⭐︎⭐︎ 90〜180ユーロ(約14,580〜29,160円)
ホステル 20〜40ユーロ(約3,240〜6,480円 )

※ホテル料金は日程によって大きく変動します。

ヨーロッパのホテルは1室いくらの料金体系なので、2名で宿泊する場合は割安で泊まることができます。
地方に行けばホテル代は下がりますが、ニースなどのリゾート地のベストシーズン時期は価格が高騰し、パリ以上の料金になる場合もあります。

【ホテル料金節約のポイント】

  • 市内中心部から少し離れたホテルを選ぶ。
  • クリスマスや年末を除く冬期のオフシーズンを狙う。
  • 土曜日の宿泊を避ける。

外食費(レストラン、カフェ)

フランスでの外食費は、1日に約10,000円程度が目安です。
店や料理によって価格は大きく変わりますが、全体的に外食費は日本より高いです。

【外食費の目安】

  • ファーストフードのセット料金:およそ10ユーロ(約1,620円)
  • レストランやカフェでのランチ:およそ20ユーロ(約3,240円)〜
  • カフェのカフェラテ:3.5ユーロ(約567円)前後〜。
  • ディナー(前菜、メイン、お酒を1杯):およそ40ユーロ(約6,480円)〜

フレンチレストランでコース料理とお酒を楽しみたい場合は、一人10,000円以上予算に入れておきましょう。

ランチならばもっと気軽に2コースや3コースメニューを味わえます。
基本的にパリやニースなどの人気観光地のレストランは予約必須です。

コスパの良い美味しいレストラン・カフェを知りたい場合はロコタビでフランス在住のロコにおすすめ店を聞いてみよう!

交通費(バス、電車、タクシー)

フランス旅行の交通費は1日1,000円〜が目安です。

日本からの玄関口となるパリから、他の都市を訪れる場合は追加で交通費の準備が必要です。

■バス、電車

2025年1月1日より、パリを含むイル・ド・フランスの公共交通機関の料金体系が大幅に変更されました。
ゾーン制ではなく均一料金になったので、旅行者にもわかりやすくなりました!

公共交通機関を一日に5回以上乗る場合は、1日券の購入がおすすめです。

【パリ(イル・ド・フランス)の公共交通機関料金】

  • メトロ・電車・RERチケット:2.5ユーロ(約405円)の均一料金
  • バス・トラムチケット:2ユーロ(約324円)の均一料金
  • パリー空港チケット:13ユーロ(約2,106円)の定額料金
  • 1日券(電車・バス):12ユーロ(約1,944円) ※空港へのアクセス除く

【ニースのバス・トラム料金】

  • 1回券:1.7ユーロ(約275円)
  • 1回券(バス車内で購入):2ユーロ(約324円)
  • 1日券(24時間):7ユーロ(約1,134円)
  • 2日券(48時間):13ユーロ(約2,106円)

※La Carte(チャージ式カード)の購入代が2ユーロかかります。

■タクシー

旅行中タクシーを利用する場合は、多めに予算を用意する必要があります。

【パリのタクシー料金】

  • 乗車料(初乗り運賃):3ユーロ(約486円)
  • 1Kmごとの距離料金:1.22ユーロ(約198円)〜1.74ユーロ(約282円)
  • 最低支払運賃:8ユーロ(1,296円)

シャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までは、所要時間約50分、料金は右岸56ユーロ(約9,072円)、左岸65ユーロ(約10,530円)の固定料金制です。

電車やバスは13ユーロ(約2,106円)なのでかなり割高にはなりますが、荷物が多い場合や深夜早朝到着の場合は利用を検討してみてくださいね。

観光費用

フランスの観光費用は、1万円ほどが目安です。

訪れるスポットによって異なりますが、パリのミュージアムや展望台の入場料は2000円以上する施設が多いです。

無料スポットもたくさんあるので、予算に応じて観光計画を立ててくださいね!

パリの観光スポットの料金

観光スポット 料金(大人)
ルーヴル美術館 22ユーロ(約3,564円)
オルセー美術館 16ユーロ(約2,592円)
オランジュリー美術館 12.5ユーロ(約2,025円)
凱旋門展望台 16ユーロ(約2,592円)
エッフェル塔展望台 14.5〜36.1ユーロ(約2,349〜5,848円)
オペラ・ガルニエ 15ユーロ (約2,430円)

南フランスの観光スポットの料金

観光スポット 料金(大人) 都市
シャガール美術館 8ユーロ(約1,296円) ニース
マティス美術館 10ユーロ(約1,620円) ニース
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院 無料 マルセイユ
シャトー・ディフ 7ユーロ(約1,134円) マルセイユ
円形闘技場 9ユーロ (約1,458円) アルル
法王庁宮殿 12ユーロ(約1,944円) アヴィニヨン

ディズニーランド・パリを訪れるなら!

もし旅行スケジュールにディズニーランド・パリを入れたいなら、予算を別に組んでおきましょう!

パリのディズニーランドのチケット料金は変動制で日本のディズニーランドより高額の日が多いです。
ディズニーランドとウォルトディズニースタジオの2パークがあります。

【ディズニーランド・パリのチケット料金】

チケット 料金
1デー・1パーク 51〜135ユーロ(約8,262円〜21,870円)
1デー・2パーク 75〜160ユーロ(約12,150円〜25,920円)
2デー・2パーク 124〜263ユーロ(約20,088円〜42,606円)
3デー・2パーク 185〜378ユーロ(約29,970円〜61,236円)
4デー・2パーク 249〜492ユーロ(約40,338円〜79,704円)

※イベント時を除く冬季が安く、ハロウィン・クリスマス・年末年始・夏休み期間・イースター期間・週末が高額になります。

お土産代

フランスのお土産費用は、1万円ほどが目安です。

お土産にかける費用は個人差があると思いますが、70ユーロほど(約11,340円)用意しておくと安心です。

パリのショコラティエのチョコレートをゲットしたい場合は少なくても7ユーロ(約1,134円)ほどは必要ですが、スーパーの箱入りお菓子は1.5〜4ユーロ(約243〜648円)で購入できます。
モノプリのエコバッグは1.5〜3ユーロ(約243〜486円)とお手頃価格で、人気のフランス土産です。
マリアージュ・フレールやKUSMI TEAなどの紅茶も日本よりもかなりお安く買えるのでおすすめです!

南フランス名産の石鹸は1つ4ユーロ(約648円)ほどで購入できます。

それぞれの美術館に併設されているミュージアムショップにもセンスの良いお土産がたくさんあるのでチェックしてみてくださいね!

フランスの物価は日本より高い?安い?

日本からフランスに旅行に訪れると物価は高いと感じると思います。

とくにパリやニースなどの世界中から観光客が集まる人気都市の物価は高くなります。
しかし家賃やホテル代、外食費などは日本より高いですが、日本より安いものもあります。

観光地での外食高くても、パン屋さんのバゲット価格は日本と同等か安いことも!
フランスのパンは本当に美味しいので、チーズやハムをスーパーやマーケットで購入してパンに挟んで食べるだけでも贅沢ごはんになります。

いろいろなお店のクロワッサンを食べ比べてみるのもおすすめです!

交通費は公共交通機関が均一料金になったパリでは日本より安く済むことも多いでしょう。

フランスの気になるお金事情

フランスでは日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。

現地で慌てないようにフランスのお金事情を確認しておきましょう!

現地でのお金の支払い方

フランスはカード社会で、基本的にはどこでもクレジットカード払いが可能です。

逆に100ユーロ札や200ユーロ札などの高額紙幣を少額の買い物で出すと嫌がられることも。

スリ対策のためにも高額紙幣は避け、10ユーロ札や20ユーロ札を小分けにして持つことをおすすめします。

チップ

フランスではチップの支払いは義務ではありません。

カード支払いの場合、提示された金額で払っても問題ありません。
最近では、クレジットカードの決済端末にチップを何%払うか表示されるケースも増えています。

現金で支払う場合は、端数のお釣りは貰わずにチップとして渡す人も多いです。

フランスをお得に旅するコツ

ここからは物価の高いフランスでお得に旅するコツをご紹介します。

オフシーズンを狙う

フランス旅行をよりリーズナブルに楽しみたい場合は、クリスマスと年末を除いた冬季(11月〜3月)の閑散期を狙うことをおすすめします!

この時期は航空券や宿泊施設の価格が下がり、観光地も比較的空いているため、ゆっくりと観光を楽しめます。

しかし南仏ではビーチを楽しむことができなかったり、オフシーズンはお店や美術館が休業しているケースもあるので、行きたい場所は事前にしっかり確認してくださいね。

冬季にフランスを訪れる際は、現地の気温や天候を事前にリサーチし旅行中の装いや手荷物など観光を楽しむために準備しておきましょう。

無料の観光スポットを巡る

フランスは無料で楽しめる魅力的な観光スポットが豊富にあります。

教会や大聖堂は無料で入れることが多く、2024年12月に再開されたパリのノートルダム大聖堂も無料で入場できます。
フランスの街はどこも街歩きするだけでも楽しめますし、美しい公園もたくさんあります。

フランスの美術館や博物館の中には、無料開放日を設けている施設もあるで、事前にチェックしてみてくださいね!

◾️パリの無料観光スポット

  • サクレ・クール寺院
  • ノートルダム大聖堂
  • セーヌ川
  • モンマルトルの丘
  • パレ・ロワイヤル
  • チュイルリー庭園

スーパーを最大限活用する

フランス旅行では、スーパーマーケットを活用することで食費を節約することができます。

スーパーでは、地元の新鮮な食材を手頃な価格で入手可能ですし、現地の人々が日常的に利用するプライベートブランドの商品も品質が良いにも関わらずリーズナブルです。

フランスのお菓子はスーパーのものでもパッケージが可愛くて、味も美味しいものがたくさんあるので、バラマキ土産はスーパーでの購入がおすすめです!

また、サンドイッチやサラダなどのテイクアウト可能な軽食も豊富に揃っており、観光の合間の時間の軽食にも最適です。

飲食店の水は有料でスーパーで買うより高いので、水もスーパーで購入しておきましょう!

ショッピングが旅のメインの場合はセール(ソルド)時期を狙う

フランスのセールは「ソルド」と言い、夏と冬の年2回行われています。
日程は下記のように国によって定められていて、一斉にセールが始まります。

●冬のソルド:1月の第2水曜日から4週間
●夏のソルド:6月の最後の水曜日から4週間

【2025年のソルド日程】

  • 冬:2025年1月8日(水)~2月4日(火)
  • 夏:2025年6月25日(水)~7月22日(火)

セール日程が確定していると旅行計画が立てやすいですよね。

パリでショッピングを楽しみたい方はセール時期を狙ってお得に買い物しちゃいましょう!
日本ではセールにならないようなブランドもセールになっているので、お買い物好きな方にはたまらないはずです。

フランスのセールは最大80%オフになることも!掘り出し物を見つけてみてくださいね。

まとめ:かかる費用・物価を予習してフランス旅行を満喫しよう!

【フランス旅行にかかる費用とポイントまとめ】

  • フランス3泊4日の旅行(直行便)は一人23万円〜、一週間は一人32万円〜。
  • 航空券代やホテル代は日程によって大きく変動する。
  • フランスの物価は日本より高い。
  • スーパーや公共交通機関を利用して節約すべし。
  • 天候が悪いが、オフシーズンはお得に旅行できる。
  • フランスには魅力的な無料観光スポットがたくさんある。
  • 夏と冬にセールがある

食・芸術・ショッピングなど魅力たっぷりのフランスを満喫するために、事前準備と情報収集をバッチリして楽しい旅にしてくださいね!

※この記事の情報は2025年1月時点のレート(1ユーロ=162円)を基に計算しています。
最新の為替レート情報をご確認ください。

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