【2025年】スペイン旅行の費用はいくら?1週間の相場とお得な情報を解説!
【スペイン・マドリード在住者執筆】サグラダ・ファミリア、おいしいワインにタパス、サッカー観戦など、スペインへ行きたいなと思ったとき、円安の今、費用がいくらぐらいかかるのかやはり気になりますね。
今回は1週間のスペイン旅行にかかる費用とその内訳、お得に旅行する方法などを紹介していきます。
スペイン旅行について不安なことや疑問があれば「ロコタビ」で現地在住の日本人にサポートを依頼してみましょう。
スペインってどんな国?
情熱の国と言われていて陽気で明るい国民性のスペイン。晴れの日が多く過ごしやすいと言われています。
サグラダ・ファミリアをはじめとする50もの世界遺産、世界的に有名なお祭りなどがある観光大国です。
スペインの観光のベストシーズンは4〜6月、9〜11月です。
7〜8月はとても暑く、クリスマスやイースターの時期はヨーロッパ各国からの観光客で賑わっています。
スペインの通貨はユーロ「EUR」「€」
スペインの通貨はユーロです。「EUR」や「€」と表記されます。
ユーロは、硬貨と紙幣の2種類があります。
- 硬貨は1、2、5、10、20、50セントと1、2ユーロの8種類
- 補助通貨単位にセント(¢)があり、100セントが1ユーロです。
- 紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類
一般的に流通しているのは100ユーロ以下です。両替する場合は、使いやすいように100ユーロ以下にしてもらいましょう。
※2025年1月現在のレートは1ユーロ160.8円です。
物価は安い?高い?
スペインは全体的に安いというイメージはありませんか?
2022年7月にスペインのインフレ率は10%台まで上昇しましたが、現在は落ち着いてきており2%台です。
食料品や交通費は日本と比べてやや安いですが、意外にも外食が高めです。
近年は観光客が増えたこともあって、宿泊施設はどんどん値上がりしています。
とはいえ、物価上昇や円安の影響はありますがヨーロッパの中では比較的お得に旅行ができます。
交通費や食費など費用を抑えられるところは抑えて旅行を楽しむのもいいですね。
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スペイン旅行1週間(5泊7日)の費用はいくら?
スペイン旅行1週間(5泊7日)の費用目安は25万円〜です。
項目 | 費用 | 備考 |
---|---|---|
航空券代 | 130,000円〜 | ハイシーズンの最安値 |
宿泊費 | 60,000円〜(12,000×5日) | 3ツ星ホテル・大人2人(1人30,000円) |
食事代 | 60,000円〜(10,000×6日) | |
交通費 | 7,000円〜(1,000×7日) | 公共交通機関利用 |
観光費用 | 10,000円 | 3〜4箇所ぐらい |
お土産代 | 10,000円 | |
海外旅行保険 | 2,500円 | 最安値 |
インターネット | 1,000円 | SIM購入の場合 |
ETIAS | 1,130円 | 2025年1月現在は不要 |
合計 | 250,500円 |
標準的な旅行をイメージしてみました。
航空券が安い時期を選ぶ、ホテルのランクを下げる、スーパーも活用するなどすれば費用は抑えられます。
スペイン旅行は1都市であれば最低3泊5日でも可能です。他の都市も行くなら5泊7日あると十分観光できます。
旅行日数を変更することで予算も大きく変わります。
今回は、スペイン旅行の費用を航空券代、宿泊費、食事代、交通費、観光費用に焦点を当ててまとめてみました。詳しくみていきましょう。
航空券代
東京発スペイン行きの航空券の目安は、最も安い2月〜3月で9万円台〜、最も高い7月で13万円台〜です。
航空券代が高くなるのは、年末年始・GW・夏休みなどの長期休暇。
ほとんどのフライトはドーハ・ドバイ・アブダビなどの中東、ローマ・アムステルダム・パリなどのヨーロッパの各国で乗り継ぎが必要です。
フライト時間は、乗り継ぎ時間を含めて18〜24時間です。
2025年1月現在、東京・マドリード間は週3本ずつ直行便があります。
日本航空(JAL)とイベリア航空が運行していてフライト時間は14〜16時間、料金は16万円台〜です。
直行便を利用すると乗り継ぎの手間がなく、より短時間でスペインへ行けます。
費用は少し上がりますが、旅行の日程が調節できるのであれば検討してみると良いでしょう。
ちなみに、国際線で一番安い航空チケットが見つかるタイミングは、出発の2〜6ヶ月前といわれています。旅行が決まったら早めにチケットを予約すると直前より安く購入できるかもしれませんよ。
宿泊費
宿泊費の目安です。
ホテルランク | 費用目安(大人2人1泊) | 日本円換算例 |
---|---|---|
5ツ星ホテル | 200ユーロ | 32,000円〜 |
3ツ星ホテル | 75ユーロ | 12,000円〜 |
ホステル | 40ユーロ | 6,400円〜 |
スペインのホテルは、近年観光客が増えたこともあって、価格がどんどん上昇中。
宿泊エリアやシーズンにもよりますが、3ツ星以上のホテルなら最低でも一部屋大人2人で75ユーロ(12,000円)からになります。
ホステルのドミトリーやAirbnbを利用すれば、1人20ユーロ(3,200円)ぐらいから見つけられます。宿泊費を抑えるのにはおすすめです。
ホテルやAirbnbを選ぶ際は、口コミを参考にしてくださいね。
食事代
食事代の目安は、1日1万円〜です。
スペインの外食代は、日本と比較して高く、特に観光客が訪れるエリアのレストランは料金が高めに設定してあります。
そのため、どこでどのような食事をするかによって費用が大きく変わります。
スペインといえば、パエリアや生ハム、タパスにワインなど美味しい食べ物がたくさんあります。
貴重なスペイン旅行なのであれもこれもと満喫したければ多めに予算を見積もっておくとよいでしょう。
スーパーなどの食料品は日本と同じかやや安いため、Airbnbなどに滞在するのであれば自炊をしたり、バゲットに生ハムやチーズを挟んでピクニックがてらランチするのも楽しいかなと思います。
また、地元民が行くローカルのバルを利用すれば費用を抑えて食事ができます。
お店ごとの具体的な料金は以下の感じになります。
▪️チェーン店
店 | 商品 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|---|
スターバックス | カフェラテ | 4.4ユーロ | 710円 |
マクドナルド | ハンバーガー | 1.65ユーロ | 270円 |
マクドナルド | ビッグマック | 6.55ユーロ | 1,060円 |
スペインのチェーン店は日本の1.5〜2倍の料金と高めです。
▪️レストラン
【ランチ】
平日のランチタイムはどこのレストランも、たいてい「Menu del día」というランチセットを出しています。
- 料金は10〜16ユーロ(1,610〜2,580円)程度
- 前菜、メイン、パン、ドリンク、デザート
【ディナー】
ディナーはお店によってもかなり違いが出てきますが、お手頃なところで20ユーロ(3,220円)、ちょっと高めのところでは少なくとも30ユーロ (4,830円)以上になります。
バルやカジュアルなレストランでタパスやピンチョスを頼めば、15〜20ユーロ(2,420〜 3,220円)くらいに抑えられます。
▪️カフェ
スペインでは、おしゃれなカフェが増えてきています。
「Café con Leche」と言われるカフェラテは約1.5ユーロ(240円)、クロワッサンは1つ2ユーロ(320円)くらいです。
カフェではたいてい、ボカタというサンドイッチなどの軽食も出しています。
▪️ビールやその他アルコール
バルなどでは通常、ビールやワインは2〜3ユーロ(320〜480円)が目安です。
ホテルなどの屋上テラスでは、ビールやワインが最低でも5ユーロ(810円)、カクテルとなると10ユーロ(1,610円)以上することもあります。
交通費
交通費の目安は、1日1,000円〜です。
スペイン国内は、公共交通機関が充実しています。料金も比較的安いため交通費を抑えるために上手に活用しましょう。
▪️マドリード
【地下鉄・市内バス】
種類 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
1回券 | 1.5〜2.0ユーロ | 240〜320円 |
10回券 | 12.20ユーロ | 1,970円 |
1日券 | 10.0ユーロ | 1,610円 |
2日券 | 17.0ユーロ | 2,740円 |
3日券 | 22.5ユーロ | 3,620円 |
4日券 | 27.0ユーロ | 4,350円 |
5日券 | 32.5ユーロ | 5,230円 |
7日券 | 42.0ユーロ | 6,760円 |
地下鉄・バス共通10回券(Metrobús)
- このチケットは複数人で利用可能
- 2025年6月30日まで半額の6.1ユーロで販売中
- 1回券・10回券を利用するのにマルチカードが必要:2.5ユーロ
ツーリストトラベルパス1〜7日券(6日を除く)
- 地下鉄・市バス(EMT)・スペイン国営鉄道レンフェ(セルカニアス)利用可能
- 空港追加料金も含まれている
- マルチカード代込み
2025年1月現在、10回券が割引価格なのでおすすめです。家族や友人とシェアできるのもメリットです。
【タクシー】
項目 | 平日 | 夜間・祝休日 |
---|---|---|
初乗り | 2.55ユーロ(410円) | 3.2ユーロ(520円) |
1kmごと | 1.35ユーロ(240円) | 1.5ユーロ(240円) |
時間料金 | 26.5ユーロ(4,270円) | 28.5ユーロ(4,590円) |
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【空港からのシャトルバス】
- エアポート・エクスプレス:料金5ユーロ(810円)
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▪️バルセロナ
【地下鉄・バス・トラム】
種類 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
1回乗車券 | 2.55ユーロ | 410円 |
T-Casual10回券 | 12.15ユーロ | 1,960円 |
T-familiar8回券 | 10.7ユーロ | 1,720円 |
T-Casual10回券
- 市内観光であればゾーン1
- 地下鉄・バス・トラムが75分以内であれば3回まで乗り換え可能
- 複数人で使用不可
T-familiar8回券
- 市内観光であればゾーン1
- 地下鉄・バス・トラムが75分以内であれば3回まで乗り換え可能
- 家族や友人など複数人で使用可能
旅行中に10回交通機関を利用するのであればT-Casualがおすすめです。そこまで乗らないかもという場合はT-familiarなら家族などとシェアできます。
1回乗車券は割高です。
種類 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
24時間 | 11.2ユーロ | 1,800円 |
48時間 | 18.1ユーロ | 2,920円 |
72時間 | 26.3ユーロ | 4,240円 |
96時間 | 34.4ユーロ | 5,540円 |
120時間 | 42.1ユーロ | 6,780円 |
- T-dia:24時間
- バルセロナトラベルカード(Hora Barcelona):48〜120時間
- ともに地下鉄・バス・トラム・ケーブルカー・電車が乗り放題
何度も移動する予定であれば時間制のチケットもおすすめです。観光場所に応じて選択しましょう。
観光費用
主な観光地の費用です。費用の目安はどこを観光するかによりますが1万円ぐらい〜となります。観光地1箇所で2,000円以上となるところがほとんどです。
▪️マドリード
観光地 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
プラド美術館 | 15ユーロ・18歳未満無料 | 2,420円 |
マドリード王宮 | 14ユーロ・5歳未満無料 | 2,250円 |
プエルタ・デル・ソル | 無料 | |
国立ソフィア王妃芸術センター | 12ユーロ・18歳未満無料 | 1,930円 |
マヨール広場 | 無料 | |
ティッセン ボルネミッサ美術館 | 14ユーロ・18歳未満無料 | 2,250円 |
レティーロ公園 | 無料 | |
サンミゲル市場 | 無料 | |
サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム 見学ツアー | 35ユーロ〜 | 5,640円〜 |
この他に、シニア料金・子供料金・学生料金などがあります。
また美術館によっては無料で入場できる時間帯や日にちがあります。ハイシーズンだと長い行列ができる可能性もありますが費用を抑えるのであればおすすめです。
▪️バルセロナ
観光地 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
サグラダ・ファミリア | 入場のみ26ユーロ・塔見学付き36ユーロ・11歳未満は無料 | 4,190円・5,800円 |
グエル公園 | 18ユーロ・6歳以下無料 | 2,900円 |
カサ・ミラ | 29ユーロ・12歳未満無料 | 4,670円 |
カサ・バトリョ | 29〜33ユーロ・12歳以下無料 | 4,670〜5,310円 |
カタルーニャ音楽堂 | 18ユーロ・10歳未満無料 | 2,900円 |
サンタ・エウラリア大聖堂 | 14ユーロ・3歳未満無料 | 2,250円 |
ボケリア市場 | 無料 | |
カンプ・ノウ スタジアム 博物館 | 21ユーロ〜 | 3,380円 |
この他にも専属ガイド付き・シニア料金・学生料金など、またさまざまな料金プランがあります。
サグラダ・ファミリアなどは3ヶ月前から予約が可能です。人気の観光地は希望の日時や時間帯があれば早めに予約しておくと良いでしょう。
▪️グラナダ
観光地 | 料金 | 日本円換算例 |
---|---|---|
アルハンブラ宮殿 | 19ユーロ | 3,060円 |
ヘネラリフェ | 10.6ユーロ | 1,710円 |
カルロス5世宮殿 | 無料 | |
アルハンブラ博物館 | 無料 | |
グラナダ大聖堂 | 7ユーロ・25歳までの学生5ユーロ・12歳以下無料 | 1,130円・810円 |
サン・ニコラス展望台 | 無料 | |
アルバイシン地区 | 無料 |
アルハンブラ宮殿はチケットの競争率が高いです。3ヶ月前から事前購入可能なため、日程が決まったら早めに購入しましょう。
12歳未満は無料ですが、3〜11歳は大人用のチケットと一緒に予約が必要なので注意しましょう。3歳未満の予約は不要です。
カルロス5世宮殿・アルハンブラ博物館はアルハンブラ宮殿の中にあります。
▪️スペインでは、ぜひサッカー観戦も!
スペインはサッカーが有名です。FCバルセロナやレアル・マドリードCFなど一度は聞いたことがあると思います。
試合や客席の場所によりますが、25ユーロ(4030円)ぐらいからサッカー観戦ができます。
サッカー好きな人はもちろん、そうではなくても一度観戦してみるのもスペイン旅行を楽しめると思います。
お土産代
お土産代は個人差が大きく、一概にはいえませんが予算は1万円〜になります。
◾️スペインのおすすめのお土産
- オリーブオイルやオリーブオイルのアイテム
- ワイン
- チョコレート(カカオサンパカ・Amatller)
- パパブブレ(キャンディ)
- トゥロン(スペインの伝統菓子)
- パエリアキット
- スペイン陶器
- サッカーグッズ
筆者おすすめのお土産はこちら
特に筆者がおすすすめするお土産はこちらです。
El Corte inglés グルメコーナー
カタルーニャ広場のランドマーク的存在となっている「エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)」の地下にあるデパ地下的存在の「クラブ・デル・グルメ(Club del Gourmet)」。
普通のスーパーより少し高めですが、種類が充実して商品の見栄えもよく、アンチョビの缶詰やお菓子などちょっとしたお土産が手に入れられます。
コーヒー
日本は生ハムの持ち込み規制が厳しくなったのでお土産に困りますが、粉のコーヒーを持って帰ると意外にも喜ばれます。
スーパーの物でも喜ばれますが、もし買うなら「Cafés Pozo」というショップで売っているブレンドコーヒーがおススメです。町中に店舗があるのですぐに見つかるでしょう。
「Cafés Pozo」はマドリードのブランドで、バルでもよくここのコーヒーを使っています。
パッケージがかわいくて美味しいので、おススメです。
ラス・ロサス・ビレッジ (Las Rozas Village)
マドリード郊外にある大型アウトレットモールです。
100を越える世界の有名ブランドが入っており、通常価格の30%、最高で60%オフでのお買物が楽しめます。
マドリード市内からタクシーで30分ほど、バスも出ています。
ZaraやMangoで買うアパレル
ZaraやMangoの本拠地スペインでは、服が日本よりもかなりお手頃です。
Zaraに関しては、東京より10〜15%程度お手ごろで、革製品に関しては3割以上安く購入できます。
1月と9月のバーゲンシーズンはさらに価格が下がるので、大変お得です。興味のある人はぜひ買い物も満喫してください!
海外旅行保険
費用目安:2500円〜
海外旅行保険は旅行中の事故や病気などトラブルの際に治療費や損害賠償金を補償してくれます。必須ではありませんが、もしものために加入しておくと安心です。
1週間のスペイン旅行では2500円ぐらいからあります。保険の種類によって補償内容や支払い限度額が変わってきます。
またクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用することもできます。
どちらを利用するにしても保険の内容をしっかり確認しておきましょう。
インターネット
費用目安:550円〜
スペインの空港、カフェやレストラン、ホテルでは無料でWi-Fiを利用できます。
いつでもどこでもインターネットを利用したいというのであればWi-FiルーターのレンタルやSIMを購入するのがおすすめです。
1週間分の料金
- Wi-Fiルーターレンタル:550円〜
- SIM:1000円〜
容量が増えるにつれて料金があがっていきます。Wi-Fiルーターであれば複数人で共有することも可能です。
また、スペインについてからSIMを購入することもできます。
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ETIAS(エティアス)
費用:7ユーロ(1130円)
2025年からスペイン旅行ではETIAS(エティアス)が必要になる予定です。これは電子渡航認証で、より安全に旅行が可能となる目的で開始されます。
30のヨーロッパの国へ入国するため、観光ビザが免除されている国を対象としています。
そのため日本国民はETIASが必須になります。
- 費用:7ユーロ(1130円)18歳未満また70歳以上は支払い免除
- 有効期限:最長3年間もしくはパスポートの有効期限の早いほう
- 180日以内で最長90日まで滞在可能
- 申請方法:オンライン
- 支払い方法:クレジットカードもしくはデビットカード
スペイン旅行ツアーの相場はいくら?
海外旅行へ行く際、自分で航空券やホテルを手配する人もいれば海外旅行ツアーを利用する人もいます。
ツアーには、航空券とホテルがセットのフリープランから終日添乗員付きのツアーまでさまざまな種類があります。
現地でオプショナルツアーを利用することも可能です。
また、スペインのみのツアーだけではなく、周辺国とセットのツアーもあります。
4泊7日もしくは5泊7日の海外旅行ツアーフリープランの料金(空港税などの諸税別)の相場は以下の通りです。
- スペインのみ:14万円台〜
- スペインと周辺国(ポルトガル・フランス・イタリアなど):19万円台〜
これらは最安値の料金です。ホテルのランクやフライトによって幅広い料金設定があります。
時期によっては航空券とホテルを別で予約するよりツアーで申し込んだ方がお得なこともあります。
行きたい場所や日数などのツアー内容や予算に応じて色々調べてみてくださいね。
お得にスペイン旅行を楽しむ3つの方法
スペイン旅行にあたってお得に旅行する方法を3つ紹介します。
①安い時期に旅行する
旅行費用に大きく影響するのは、航空券代とホテル代になります。できるだけ安い時期に旅行すると費用を抑えられます。
クリスマス・年末年始を除く、11月〜3月は比較的安く旅行できます。この時期を狙って旅行に行くものいいですね。
また、航空会社のプロモーションを利用したり早割を活用するのもおすすめです。
②無料の観光スポットを巡る
スペインには無料で楽しめる観光スポットがたくさんあります。
- マドリード
- プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、レティーロ公園、サンミゲル市場
- バルセロナ
- ボケリア市場、ゴシック地区、モンジュイックの丘、バルセロネタビーチ
- グラナダ
- サン・ニコラス展望台、アルバイシン地区
美術館などは無料の日や無料の時間帯があります。混雑していてゆっくり鑑賞できない可能性もあるので注意は必要です。
予約が必要なところもあるので公式サイトを確認してください。
- マドリード王宮:月〜木17:00〜19:00 冬期16:00〜18:00
- プラド美術館:月〜土18:00〜20:00 日17:00〜19:00
- 国立ソフィア王妃芸術センター:月・水〜土19:00〜21:00 日12:30〜14:30
- ティッセン・ボルネミッサ美術館:土21:00〜23:00 月曜日
- ピカソ美術館:第1日曜日 11〜4月・木16:00〜19:00 5〜10月・木〜土19:00〜21:00
- カタルーニャ美術館:土15:00〜 第1日曜日
③国際学生証を利用する
国際学生証とは、海外で通用する学生証です。
スペインには数多くの博物館や美術館があります。いろいろな場所を訪れる予定であれば国際学生証があると学生料金や無料で入れるところがあります。
- 発行手数料:2200円
- 有効期限:発行日から1年間
ちなみに、プラド美術館や国立ソフィア王妃芸術センターは国際学生証で無料になります。18歳未満は元々入場無料なので大学生や大学院生であれば合わせて27ユーロ(4350円)分が無料になります。2箇所で十分に元が取れるので作っても損はありません。
詳しくはISIC 国際学生証公式サイトを確認してください。
よくあるQ&A
ここではスペイン旅行で気になる質問に答えていきます。
チップは必要?
スペインはチップについての決まりがありません。ありがとうの意味を込めて少額支払うことが多く、支払いの端数を切り上げて渡す程度で良いでしょう。
高級レストランであれば5〜10%ほど払うとスマートですね。
両替はどこでできるの?
スペインの空港、銀行、両替所、ホテルなどで日本円からユーロへの両替ができます。ホテルや空港はレートがよくないのでホテルや銀行がオススメです。
レートや手数料から見て日本で両替した方がいい場合もあります。少額だけでも日本で両替しておくとスペイン到着後に慌てることがなく安心です。
スペインは飲食店・公共交通機関・タクシーなどほぼ全ての場所でカード決済が可能です。
時々カードが利用できないバルや少額だと払えない場所があるので現金も必要です。
最低限の現金だけ用意し、足りなければATMを利用してデビットカードやクレジットカードのキャッシングを利用するのも良いでしょう。
両替するときは、100ユーロ以下の小額紙幣に交換してもらいましょう。金額が大きいとお釣りがないため利用できないことがあります。
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治安はどう?
スペインの大都市ではすりや置き引きが多く、観光客はターゲットになりやすいです。
観光するときは最小限のお金を持ち歩く、ファスナーのあるバックを前で持つ、人とぶつかるような混雑しているところは注意するなどしましょう。
またレストランなどでも常に荷物から目を離さない、夜間や早朝など人通りが少ないところ歩かないなどして自分の身、荷物を守るようにしましょう。
まとめ:スペイン旅行にかかる費用を予習して旅行を楽しもう!
スペイン旅行にかかる費用とお得に旅行するポイントをまとめました。
- スペイン旅行1週間にかかる費用は25万円〜
- 航空券は早割や安い時期を狙ってお得に
- 宿泊費は選択によって節約可能
- 食事はローカルバルやスーパーも活用を
- 公共交通機関が安い
- 無料スポットを巡る
- 国際学生証を作るのもおすすめ
選択次第でリーズナブルな旅行にも贅沢な旅行にもなります。
スペイン旅行で何を重視するのか、予算はいくらなのかを考えて自分の目的にあった旅行の計画を立ててくださいね。
スペインの最新情報やより詳しい物価など、疑問や不安があれば「ロコタビ」で現地在住の日本人に聞いてみましょう。無料で利用できるので気軽に質問できます。