シュバービング | ミュンヘン在住ミンガさんのおすすめエリア・地区

シュバービング

現地語表記:Schwabing

【オススメ度】

★★★★★ by ミンガ (5個満点)

シュバービング

基本情報

*ミュンヘンの中心部・マリエン広場から北に位置して、ポフラ並木のレオポルド通リにその横道が徒歩で楽しめます。
地下鉄3番と6番利用、中央駅から100番のミュージアムバス、58番のバスなどイギリス庭園内も移動できます。
写真の突き当たりの四角い建物はオデオン広場の将軍堂です。ミュンヘン大学の前を過ぎて、凱旋門、ここから背の高いポプラ並木が続き、道沿いにレストランやカフェやアパレル系の店が多くなります。歩くのがお好きな方にはミュンヘナ―フライハイト広場まで散策、2.3 ㎞ 約25分から30分。
地下鉄ではその1つ前の地下鉄駅「ギゼラシュトラッセ」で下車すると早道です。

*中央駅から美術館の前を通るバス100番でオデオン広場へ。
中央駅から58番に乗ると、100番のようなコースで、大学前を通り、地下鉄駅のギゼラシュトラッセで下車。そのまま乗って大木が緑提供するイギリス庭園内も行けます。

*カールスプラッツ(広場)からトラム(シュトラッセンバーンとも言う)27番、28番に乗るとオベリスク、美術館、博物館を通り、ホーヘンツオレルンプラッツで下車。同じ名前の通りをルードヴィッヒ通りに向かって歩きます。ツーリストとあまり関係ない地元の住民の生活ぶりを感じ取れます。

この地区は独身・学生の住民が多く、日曜日は軽食やレストランも11時頃から営業しています。学生達は健康意識が高いのでパンや食材はバイオが多いです。

おすすめする理由と説明

世紀末19世紀から20世紀の初めに、多くの芸術家が住んだ地区です。
今日も、人種の偏見なく、若者も高齢者も年代の距離や違和感なく、思想的にも明るく平和で開放的です。
かっては変人や奇人、ノーベル受賞者のトーマス・マンや後に世界的に有名なパウル・クレーやカンジンスキー達、そして画家志望の若いヒトラーも住んでいたのです。

ルードヴィッヒ1世は「芸術と文化の都」を作りました。
美術館や博物館が近く、昔も今もミュンヘン子の大好きな地区です。ショッピングも楽しい地元の人対象のお店や飲食店も軒を並べて、夕方や週末はとても人気があります。
近くに広い緑豊かなイギリス庭園やルイトポルド公園では一年中ミュンヘン子はお散歩を楽しみます。春から秋まで家族で遊び道具やお弁当に飲み物を持参し、大きな菩提樹やマロニエの樹木があるビアーガーデンで1リットルのビールジョッキを前にしてのんびり静かに憩いのひとときを過ごします。ミュンヘンのビアーホールやビアーガーデンは発祥地で、日本人社会にない子供も犬も入れるのが特徴です。有給休暇は年間25日~30日、残業は美徳ではない労働環境の中に、ドイツではゆっくり時間を使います。
是非、数時間でも体験なさってください。

ミュンヘン在住のロコ、ミンガさん
情報の提供者(ロコ):

ミンガ

【芸術と文化の街】と呼ばれるミュンヘン・バイエルンの首都に在住40年、観光ガイド通訳案内士を本業として30年少々、ミュンヘン・バイエルン州内と隣国オーストリアを中心に 「歴史・観光・郷土料理-郷土文化史」を愛する者です。 隣国オーストリア国を自由に案内できるように、オーストリア政府公認ガイドの免許を取得して、今日に至ります。(1995年より) ドイツはキリスト教化される前の土着の古い...