もっと教えてロコのこと！ミンガさんに質問しました

あなたの趣味は何ですか？

・美術館土地の教会を巡ったり,日本に知られない観光地があったら、すぐドライブして出かけることです。

・地方の教会や地方色残す建物を見たりすることです。
・郷土料理を食べるのが趣味なので、地方のいわゆる宿屋があったら（Wirthaus,Gashof)すぐ入店します。

・歴史がらみの欧州旅行です。行きたかったエルサレムはますます行けなくなったので、
　２０２５年はギリシアのスタデイツアーに参加します。体がいくつも欲しいです。

・オペラです。バイエルンの国王ルードビッヒ２世がワーグナーの大ファンのために、すっかり影響されて、
　ワーグナーの歌劇やワーグナー歌手を知ることになりました。
　プッチーニのオペラは結構観ていて、退屈していましたが、彼の立派な深い人間性に魅了されて以来、
　新しい気持ちで観ています。　

・ハイキングです。オーバーバイエルンは、アルプスの前山地帯と数多くのエメラルド色の湖水を抱える美しい風景のために、歩いても飽き尽きることのない、地元のハイキングクラブとハイキングします。一人では迷子になるので(笑)

・この街にはいろんな国人が来ていますから、世界の言葉に魅せられます。

あなたの特技は何ですか？

特別にありませんが、
先入観や偏見を持たない人間のせいか
どこへ行っても、誰とでも、知らない人とすぐ溶け込めて会話できることです。

好きな映画はありますか？また最近見た映画でお勧めは？

芸術家の人生や作品を紹介する映画やオペラ映画が特に好きで、
ごく最近は、仕事上「画家ミュンターとカンジスキー」の絵画やストリーは知っていても、映像で感情面を表現されるのを見て、私の想像力以上に楽しめました。

日本の時代劇映画も、現代映画も広範囲で好きですが、生憎く、海外生活では限られております。
良い俳優が増えたとおもいます。

好きな本は何ですか？また最近読んだ本でお勧めは？

最近読んでいるのは、主にドイツナチスとホロコーストについて
近代ドイツの歴史や記録です。ドイツ語のために時間がかかり、数多くは読めません。
しかし、今日のドイツを知るには避けて通れない歴史の一頁です。
そうした意味で最近ではありませんが、１０年程前に書かれたべルンハルト・シュリンクの「朗読者」です。
映画化され、日本名「愛を読む人」で知られております。

好きな音楽は何ですか？また最近聴いた音楽でお勧めは？

好きな音楽は「カルミナ・ブラナ」です。
ミュンヘンの音楽家カール・オルフの作品で、演奏会があれば優先します。
変化に富んだとても面白い曲ですのでお勧めします。

好きなスポーツは何ですか？応援しているチームや選手は？

数多い湖畔地帯やアルプス山麓の軽いハイキングです。

応援するならば、やはり地元のサッカークラブの「FCバイエルン・ミュンヘン」です。

現在住んでいる都市以外で海外居住経験はありますか？

現在地で早くから定職に着き、日本人のガイド通訳業にも深く従事して、子供を育てて生活してきましたので、現在地以外の海外居住経験はドイツ以外はありません。

出身地や出身校、子供時代のことなどを教えてください。

出身地は北海道の米作地帯です。
田舎の子供時代？かなり前のことです(笑)
５０年前は、日本は裕福ではなかったようですが、私は田舎育ちで「貧富の違い」なぞ知らずに育ちました。
学校では、栄養失調児を出さないための検査もあった時代で、母は好き嫌いしないで食事を楽しむようにおいしい食事を作ってくれました。今日それがよくわかります。

時々、夕食事中に停電になりました。電力が足りなかったのですね。

鮭の産卵期には、鮭が重なるように川を登ってくる時になると、誰に言われるまでもなく、子供達は橋の上に寝そばってその様子を見に行きました。（今では、とても危ないことをしていました＾＾）
野いちごが赤くなる時期は、子供達は季節を感覚的に知っていて、摘み取りに出かけました。
雨が降ってくると、子供達（私）はうどん用の大ざると鍬をもって、近くの川にドジョウ掬いに行きました。母は、新しいざるは魚の匂いがついて使えなくなるから、古いざるを持っていくようにと、何度も注意されても、夕方に小雨が降り始めると、母のお説教はどこへやら、また新品のおおざるを持って、私が先頭になって川へと向かいました。母の言うことを聞かないのではない、遊びが大好きで、忘れてしまう鳥頭のようでした。
今に思えば、私は野生児で育てずらい子だったと思います。

今は昔のこと。吹雪で前も見えなくなることもあり、道も塞がりました。下校する時は数珠のように体をひもで縛って年上の子を先頭に数人一緒に下校する日もありました。
零下20度になると授業は1時間遅れ、零下25度になると授業放棄でした。

屋根のつららをバリバリとかじっていました。手や耳に霜焼けができるまで寒い外で遊んでいました。
ある日から，つららは食べてはいけないとか、雨に当たってはいけないからと、帽子をかぶるようになりました。
（後で知るに太平洋での原子力実験のせいとか）

小学5年生から、自然の中で遊んだ記憶はなく、成績中心の学校生活に代わり、記憶に残っているのは先生と友達と廊下に張り出された期末試験の結果の発表のみです。
幸せな子供時代は走馬灯のように思い出されます。貧富の差や差別を知らずに、後で知る前科13犯の自称大学生の押し売りも、３日間宿泊させてあげたりする、豪雪で車が動けなくなった着物の反物業者を宿泊を乞われば、一泊させるなど、欲もなく困った人には親切なおっとりした家庭で育ったことを感謝をもって振り返ります。

あなたの街（お住まいの都市）の魅力を教えてください。

ミュンヘンは「宮殿の街」バイエルン州の州都、経済と政界の中心地。ルードヴィッヒ１世国王の下に「芸術と文化の都」と言われて、今日も伝統や高度な文化を尊重し、常に明るく活気があり、かつ秩序を保つ裕福な街です。

環境問題に力を入れており、ミュンヘンにはドイツの頭脳が集まっているなどと比喩されます。

ドイツの都市の中で犯罪や失業率が一番低いのですが、食品や賃貸家賃や土地代等の物価は、ドイツで１位です

第2次大戦の空爆に遭いましたが、再建や修復は早く、町並みは美しく、緑が多いのは生活の豊かさを示すと言れるように、都会でありながら緑多く住みやすいことです（昨年2022年まで欧州　緑の都市第一位でした）

ビアーガーデンやビアーホールは、他の土地にはまねできないミュンヘンが発祥地です。
大きなビアーガーデンは樹齢も深く、数多い大木が日陰を提供して、市民は談話や読書を楽しむなど、静かでのどかな時間を過ごします。食べ物も持ち込みできますし子供も犬も出入りできるのが特徴です。大きな公園のようなのがビアーガーデンです、

南東や南西に30～５０ｋｍも移動すると、穏やかな丘陵地が見えてきて「アルプス前山地帯」が始まり、かってアルプス氷河が溶けてできた大小４０個のエメラルド色の湖を抱えます。

ドイツは年々オーガニックの食品や製品等が増えています、ミュンヘンはその数多い事で知られます。

西にスイスやフランス、南にオーストリア、イタリア、東にチェコやポーランドに隣接して、欧州の中心にあり、車や電車での移動も地理的に恵まれ、便利です。

ミュンヘンは、夏季間は北欧や南欧の人達やアラブ系の人達を魅了しています、心臓移植が一番先に行われ優秀な医療を求めて中東から訪問者がとても多いです。
。世界中から多くの観光客や避暑客がショッピングされ、
宗教や人種にこだわらずに、外国人もドイツ人も平等に同等に仕事ができるのはミュンヘンで、その代表的な存在が自動車会社BMWです。市民は気さくにお話したり、目があったらニコッと笑顔を返します。人々は温かみがあり心にゆとりがあります。

ドイツの都市では安全かつ生活の品質が高いことから、日本人の入居者が一番多いです。