デュッセルドルフの旅行ガイド情報

ドイツ・デュッセルドルフのコンセント・電圧・プラグの形は?変換プラグはC/ SEタイプ

この記事を執筆したライター:デュッセルドルフ在住「Pika」さん

夫の海外赴任でデュッセルドルフに来て1年です。 旅行が大好き、観光地大好きなので国内外問わず色々な場所に出かけています。 幼稚園と小学生の子どもがいるので、子連れ旅行のアドバイスができます。

【ドイツ・デュッセルドルフ在住者執筆】ドイツ・デュッセルドルフ旅行中にiPhoneの充電や、ヘアアイロンを使うために電源に必要なコンセントプラグの形状や種類、電圧について解説します。

iPhoneなどのスマートフォンの充電をしたいときや日本で使っているヘアアイロンを使用したいときなど、そのままコンセントにプラグを差し込むと、火事や感電を起こす危険性も。

日本から持ってきた電化製品をドイツ・デュッセルドルフで使用するためにはどうすれば良いか、その使用方法についてご紹介します。

この記事を執筆したライター:デュッセルドルフ在住「Pikaさん

ドイツのプラグ形状と変換プラグについて

まず第一にドイツと日本のコンセントのプラグ形状は違う形なので、日本の電化製品をそのままデュッセルドルフで使用することはできません。

変換プラグが絶対必要になるのでデュッセルドルフ旅行、出張の際はご注意ください!

プラグ形状はC/ SEタイプ

ドイツ全土で一般的に使用されているプラグ形状は「Cタイプ」と「SEタイプ」です。

日本で使用されているAタイプと2つピンなのは同じですが、先端が細く丸い形なのでドイツのコンセントに日本の電化製品のプラグは挿せません。

CタイプとSEタイプ、どちらの型を購入すれば良いのか迷われるかもしれません。

二つのタイプの違いは先端の棒の直径です。

  • Cタイプ:直径4mm
  • SEタイプ:直径4.8mm

Cタイプの方が細く、SEタイプのコンセントにもCタイプのプラグが挿せます。

そのためドイツ旅行や出張の際はCタイプの変換プラグを準備するのがおすすめです。

ドイツのコンセントの形状は丸い

ドイツのコンセントの形は丸い差し込み口に小さな丸い穴が横に2つ並んでいます。

大きい円の上下の突起と左右の凹みはドイツの電化製品のプラグに合わせた形になっていますが、変換プラグは2つの丸い小さな穴に刺さってさえいれば使用できます。

変換プラグはダイソーなど100均で購入がおすすめ

Cタイプの変換プラグはAmazonや楽天などのECサイトでも購入できますし、家電量販店や空港内のショップでも購入可能です。

安く済ませたい方はダイソーなどの100円ショップでも買えるので、使用頻度が少ない方にはおすすめです。

変換プラグにはたくさんの種類があるので、Cタイプを確認の上、ご購入くださいね。

充電したい機器が多い場合は、USB付きタコ足コンセントもおすすめです。
一つの変換プラグで複数の電化製品を同時に充電、使用することができます。

ドイツの電圧と変圧器について

プラグ、コンセントの形状だけでなく、電圧も日本とドイツでは異なります。

ドイツの電圧に対応していない日本製品をドイツでそのまま使用してしまうととても危険です。

変換プラグのみで使用できるのか、変圧器が必要か事前にしっかり確認してから使いましょう。

ドイツの電圧は230V

日本の電圧は100ボルトですが、ドイツの電圧は230ボルトです。

日本の電圧は世界で最も低い水準であり、変換プラグがあっても外国で日本の電気製品をそのまま使うことはできません。

日本の100V対応の電気製品を電圧が高いドイツで使用してしまうと、電気製品が壊れてしまう恐れがあります。

電圧が230Vのドイツで日本の電気製品を使用するには変換プラグ+変圧器を使う必要があります。

変圧器を使う前に消費電力を確認

変圧器とはその名の通り、電圧を変えてくれる機械のことです。

「トランス、またはトランスフォーマー」と呼ばれることもあります。

変圧器は使用したい電気製品の消費電力によって、その消費電力容量をもつ変圧器を選ばなければなりません。

使用の前に電気製品の消費電力「W(ワット)またはVA(ボルトアンペア)」を説明書や本体の仕様表示欄で確認してください。


変圧器は対応の消費電力容量が多いほど重くなり、金額も高くなります。

大容量の変圧器はびっくりする程重いので旅行に持って行くのは現実的ではありません。

変圧器が必要なものと必要ないもの

変換プラグも変圧器も用意しないといけないなんて面倒だと感じられたかもしれませんが、ご心配なく!

ドイツ旅行や出張に必須のiPhoneなどのスマートフォンやパソコン、デジガメなどの充電器、ACアダプターは全世界対応のAC100〜240Vのものがほとんどです。

変圧器が必要か不要かは電気製品の説明書もしくは本体仕様表示欄の「定格電源」、「入力」、「INPUT」と表示されている数値を確認してください。

その数値が100〜240Vの場合は変圧器は不要、100Vなど230Vが範囲にない場合は変圧器が必要です。


日本での使用向けのヘアアイロンやドライヤーは基本的に100V対応です。

ドライヤーは1200Wなどと消費電力が多いので、変圧器も大容量のものが必要です。

ドライヤーやヘアアイロンは海外対応の製品も数千円から購入できるので、変圧器を使用したくない方は探してみてくださいね。

変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは

ドイツ・デュッセルドルフ旅行には変換プラグと消費電力に対応した変圧器が必須です。

万が一日本から持ってくるのを忘れてしまった場合の対応をご説明します!

空港で買える

忘れたことに気がついた時が、まだ日本出発前でしたら日本の空港の旅行用品を扱うお店で買えることがあります。

また、デュッセルドルフ空港の到着階にある充電ケーブルやアダプタを買える「Akia」というお店があります。

そこで「Cタイプ」の変換プラグを調達するのもいいですね。

ホテルの貸出がある場合も

宿泊されるホテルによっては、変換プラグの貸し出しサービスがあるかもしれません。
変換プラグを忘れてしまった場合は、まずはホテルのスタッフに尋ねてみましょう。

変換プラグはドイツ語で「Reiseadapter(ライゼアダプター)」です。
日本のプラグ型のAタイプはアメリカでも使用されているので、US対応と伝えた方が伝わりやすいかもしれません。

現地で調達してみよう

変換プラグはもちろんドイツ現地でも調達可能です。
ドイツ各地に店舗がある家電量販店Saturnなどで購入できます。

Saturn店舗一覧

AタイプやCタイプなどの言い方は日本の分類方法なので、形をきちんと確認して、USA、Japan(ドイツ語でヤーパン)対応のものを選んでください。

ドイツは日本より物価が高いので、変換プラグも日本より割高です。できる限り日本での調達がおすすめです。

まとめ:ドイツの電圧は230V!変換プラグや変圧器を忘れずに持っていこう

電圧が日本と異なる230ボルトのドイツに、旅行や出張に行く際にはCタイプの変換プラグが必需品です。
AC100〜240V対応以外の電化製品をお持ちの際は変圧器もお忘れなく!

しっかりと準備をして、素敵なデュッセルドルフ時間を過ごしてください。

現地での調達先が分からなかったり、言語に不安がある方はロコタビでドイツ在住者に相談することができます。
少しの疑問にも丁寧に答えてもらえるので、何か不安や質問がある方はぜひ相談してみてくださいね!