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【2024】深圳宝安国際空港完全ガイド!トランジット・ラウンジ・市内へのアクセス方法まで徹底解説

中国南部・広東省深圳市に位置する深圳空港宝安国際空港。マカオや香港にも近く、海路・陸路・空路・鉄道が一体となった国際空港です。

今回は深圳空港のターミナル、ラウンジ、乗り継ぎ方法、市内へのアクセス方法、おすすめのお土産やホテルまで徹底的に解説します!

気になる疑問を解消するQ&Aも用意したので、合わせて参考にしてくださいね。

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深圳宝安国際空港(SZX)ってどんな空港?

  • 空港コード:SZX
  • 英語:Shenzhen Baoan International
  • 中国語:深圳宝安国际机场

深圳宝安国際空港は1991年10月に開港した世界有数の規模を持つ中国の国際空港で、2013年11月には、緑化・省エネ・機能性を融合した新ターミナルが開港しました。

自然光が降り注ぐ真っ白なターミナルは、「2022年世界で最も美しい空港トップ10」の第1位に選ばれています。

「フラクタル」と「ハニカム」をキーワードにデザインされた六角形に規則正しく並ぶ美しいターミナルは、フライトの待ち時間も飽きることなく私たちをワクワクさせてくれるでしょう。

深圳宝安国際空港のターミナルは一つ!


深圳宝安国際空港のターミナルは1つのみ。

ターミナルは5階建てで、1階は国際線到着ロビー・国内線出発ロビー、2階は国際線・国内線到着ロビー、3階は国際線・国内線出発ロビー、チェックインフロア、5階はレストランフロアとなっています。

ターミナルはとにかく広くて素敵なデザインです。
「深圳」は世界のテクノロジーをリードする街というだけあり、航空会社のカウンターには最新設備が導入されています。

日本からの直行便はある?

日本からは、成田・羽田・関西国際空港から直行便が出ていて、フライト時間は約5時間です。

日本の航空会社は全日空(ANA)、中国の航空会社は、深圳航空・中国国際航空が日本との直行便を運航しています。

深圳空港のラウンジ


出典:Plaza Premium Lounge

深圳宝安国際空港には、国際線、国内線、いくつかのラウンジがあります。

国際線ラウンジ

国際線ラウンジは、広々としたスペースに軽食やドリンクが備えられています。
Wi-Fi完備で、アルコールの提供もあります。(ビールのみ)

  • ゲストラウンジ(Guest Lounge)

場所:深圳宝安国際空港(Shenzhen Baoan International), 第3ターミナル
エアサイド - 国際線出発エリア、ゲート9の向かい側。

国内線ラウンジ
国内線ゲストラウンジでは、ゆったりとしたソファーにWi-Fiも完備されていて軽食やドリンクが楽しめます。

  • 中国南方航空ファースト/ビジネスラウンジ V2(China Southern First/Business Lounge V2) 場所:ターミナル3、搭乗ゲート 27 付近。

最大利用時間は3時間で、2歳未満の子供無料です。子供専用のプレイエリアもあります。シャワーあり。

  • 中国南方航空ゴールド/シルバー/エリート プラス ラウンジ V3(China Southern Gold/Silver/Elite Plus Lounge V3) 場所:ターミナル 3、搭乗ゲート 21 付近。

こちらも最大利用時間は3時間で、2歳未満の子供無料です。V3の方にはシャワーはありません。

  • 国内線ゲストラウンジ(Domestic Guest Lounge) 場所:サテライトの搭乗ゲート 560 番上 2歳未満のお子様は入室無料です。シャワーはありません。

【深セン北高速鉄道駅】

  • ドラゴンパス×プラザ・プレミアムラウンジ 高速鉄道ラウンジ(DragonPass x Plaza Premium Lounge High-speed Railway Lounge)

場所:深セン北高速鉄道駅、出発階、チケットチェックインカウンター向かい側 B11~B12。
ドラゴンパス会員は無料ですが、非会員は、使用ごとに有料です。

深圳空港で買えるおすすめのお土産


ディオール、バーバリー、カルティエなどの名だたるラグジュアリーブランドショップが充実しています。

また中国ブランドのファーウェイなど高機能電子機器店も軒を連ねていて、コンビニは24時間営業の店舗もあるので非常に便利。ファミリーマートや無印良品もありますよ。
中国の大手スーパーvanguard(ヴァンガード)でお土産を買うのもありです。中国でしか取り扱いのないお菓子は、ばらまき用のお土産にぴったりですね。

お店によっては中国らしいパッケージのボディクリームや、文房具も売っているので、ぜひ散策してみてください。

深圳宝安国際空港の乗り継ぎ方法(トランジット)

深圳空港での乗り継ぎ(トランジット)の基本手続き手順は以下の通りです。

①:深圳宝安国際空港に到着

②:24時間トランジットビザ免除手続き

③:到着/出境カードに記入する

④:預け荷物の受け取り(次の便に自動接続されている場合もあり)

⑤:3階のカウンターでチェックインと荷物の預け入れ

⑥:保安検査場・パスポートチェック

⑦:国際線搭乗ゲートへ進む

次の便まで時間があり、中国観光してみたいなという方はトランジットビザ免除制度を使ってみましょう。24時間と、177時間の2つがあります。

トランジットビザ免除の手続きは②でスタッフのかたが案内してくれるので、安心してください。手続きする場所は、「24/144H Transfer」などの案内看板が出ているので分かりやすいかと思います。

177時間のトランジットビザ免除を使って街を観光する場合は、④で入国審査を通過し、荷物を受け取ってから税関を通過し、空港を離れます。

トランジットビザ免除については、ここから解説していきます。

深圳空港での乗り継ぎにトランジットビザは必要?

深圳空港での乗り継ぎにはトランジットビザは不要で、24時間・144時間トランジットビザ申請免除を提出することができます。

トランジットビザ免除の制度は、中国政府がトランジットをする旅行客に向けて、中国観光や仕事で活用してもらいたいという理由で作られました。
144時間は6日間のため、観光や出張には十分で嬉しい措置ですね。

有効期限3か月以上のパスポートを所有していて、中国を経由して他の国や地域へ入境するチケットや、搭乗日と座席が確定された乗り継ぎ航空券を所有していること、滞在するホテルの予約確認証明などの諸条件を満たせは、トランジットビザ免除措置が適用されます。

ぜひ活用してみてください。

深圳宝安国際空港から市街地へのアクセス方法

深圳空港から市街地へのアクセス方法は、地下鉄・空港バス・タクシーがあります。

また香港・マカオへはフェリーという移動手段もあるので、順番に説明します。

電車(地下鉄)


深圳空港と深圳市内をむすぶ地下鉄11号線が利用できます。

空港駅から乗車でき、深圳市内の北へ向かう鼻頭行きと、南へ向かう江夏北行きの2つの路線があるので、目的地に合わせて利用しましょう。

料金は2元〜10元。
所要時間は約30分から60分です。
運行時間は6:30〜23:00となっています。

空港バス


空港バスは、深圳宝安国際空港と深圳市内各地を結んでいるバスです。

料金は20元〜40元。
所要時間は約60分です。
運行時間は7:30から最終便まで運行しているものもあるので、目的地や到着時刻に合わせて利用できるバスを事前に確認しておきましょう。

タクシー


タクシーは、ターミナルを出た13・15番ゲートから乗車できます。

乗車の際はトラブルを避けるため、必ず正規の乗り場から赤いタクシーを利用しましょう。
客引きのタクシーがたくさん待機していますが、詐欺の場合も多いです。
特に白タクシーには要注意。

料金はメーター制で目安は130〜150元。
高速道路経由での所要時間は約40分程度です。

フェリー(香港・マカオ)


香港・マカオへ行くには、深圳空港と香港国際空港を結ぶフェリーがおすすめです。

料金はオンラインなど購入場所によっても変動があるようですが、約300元。
所要時間は約50分です。
運行時間は9:30~16:30で、本数も限られているので利用する際はあらかじめ確認しておきましょう。

乗船券は、空港埠頭待合室の乗船券売り場で購入するほか、WeChat公式アカウントにてオンラインで乗船券を購入することができます。

深圳宝安国際空港に近くて便利なホテル


今回紹介するホテルは、空港に近く、1泊10,000円〜15,000円で泊まれるホテルです。
空港から近いため、特にトランジットの際には安心です。参考にしてみてください。

ハイアットリージェンシー深センエアポート

深圳空港に直結しているホテルです。
335室ある客室全てに屋内ホットタブがついていて24時間対応のルームサービスがあり、安心して宿泊ができます。
敷地内にはマッサージやスパ、24時間利用可能なジムもありリラックスした時間を過ごせるでしょう。

ハイアットプレイス深圳エアポート

こちらも深圳空港直結のホテルです。
宿泊すると無料の朝食がついていて、ジムやプールも併設されています。

ヒルトンガーデンイン深センエアポート

深圳空港から車で30分ほどに位置するホテルです
宝安区の中心部の便利なロケーションにあり、複数のテクノパークに囲まれています。

気になる疑問をサクッと解消!Q&A


深圳空港を利用する際の疑問をQ&Aでまとめてみました。

空港内で日本語・英語は通じる?


空港内では日本語はほぼ通じません。
英語も誰にでも通じるかといえばそうでもなく、やはり中国語がメインとなります。

深圳は、中国語の中で標準語といわれている「普通語」が使われているので、中国語が話せる人は安心ですね。

中国語がわからない場合は、空港スタッフも翻訳アプリを使い慣れているのでどんどん活用しましょう。

空港内に喫煙所はある?


深圳空港内に喫煙所はありません。
中国の経済特区禁煙条例に基づき、2014年3月1日より空港内にあるすべての喫煙ルームを閉鎖しました。

喫煙者の人は、一旦搭乗手続きを済ませてから外にでて一服し、手荷物検査を通過して再入場するという方法で喫煙されているようです。

市内へのアクセスはどの手段がおすすめ?


深圳空港から市内へのアクセスは、予算を抑えるなら地下鉄がおすすめです。
しかしフライトの時間によっては地下鉄が利用できない場合もあり、また快適さを求めるなら空港バスやタクシーがいいでしょう。

空港内でWi-Fiは使える?LINEやGoogle検索が使えないってホント!?


深圳空港は、無料Wi-Fiが使えます。
利用申請をするとショートメッセージでパスワードが送られてくるので、それを入力したら繋がります。

しかしLINEやGmail・Google検索などは使えず、InstagramやFacebookなどのSNSも繋がらないため、これらを使って友達との連絡はできなくなります。
Yahooメールはなんとか使えますが、検索は規制があるのかアクセスできないサイトもあり、とても不便を感じるでしょう。

翻訳アプリや時刻表などはあらかじめダウンロードして保存しておくことをおすすめします。

配車アプリ(Uberなど)は使える?


深圳空港では、配車アプリでタクシーを手配することができます。

DiDI(滴滴出行)という中国版Uberとも言われる配車アプリが非常に便利で、平均5分でタクシーが到着するというほど。

配車アプリをつかうことであらかじめアプリで行先を伝えておくことができるので間違いがなく、乗車前におおよその値段がわかります。

ドライバーも客もどちらもスマホで地図を見ることができるので、遠回りされたりという心配がなく安心して乗車できますね。

##クレジットカードはどこでも使える?

クレジットカードは基本的に使えます。VISAカードとMasterカードが一般的です。
しかし、アメックスが使えるお店は少ない印象です。JCBも断られたという話も聞きます。

中国全土で微信支付(wechat pay)か支付宝(alipay)を使ったキャッシュレス文化が浸透しています。
中国特有の決済アプリやシステムが基本なので、カードが使えないことも考慮して、現金はあった方がいいかも知れません。
とはいえ、個人店などでは高額紙幣だとお釣りがないといったことも聞きますので、使い分けることができるといいですね。

まとめ:事前に空港やアクセス方法について予習してスムーズな旅を実現しよう!


深圳空港は、最新設備も整っていて、買い物も飲食も存分に楽しめる空港です。
自然光あふれるターミナルは、見ているだけでもうっとりするでしょう。

訪れる場合は、少し時間に余裕を持って到着し、空港内を散策することをおすすめします。
事前に空港の情報やアクセス方法をしっかりと予習し、スムーズで楽しい旅にしてくださいね。

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