【2025年版】パリのスーパーマーケット完全ガイド!Monoprix・おすすめ土産・利用のコツまで紹介
パリ旅行で外せないのがスーパーマーケット巡り。モノプリやカルフールなどの人気チェーンから、エリア別のおすすめスーパー、お土産に最適なアイテムまで詳しく紹介します。初めてのパリでも安心してスーパーでのお買い物が楽しめるよう、ぜひ本記事を参考にしてください!
パリのスーパーマーケットは、旅先ならではのローカル体験ができる場所。この記事で気になるお店やアイテムが見つかったら、ぜひ旅のスケジュールに組み込んでみてください。
もっと詳しく現地の情報を知りたい方は、パリ在住ロコに質問してみるのもおすすめです!買い物のコツや穴場スポットなど、日本語で気軽に相談できますよ。
パリのスーパーマーケット事情
パリ旅行中にぜひ立ち寄ってほしいのが、地元のスーパーマーケット。
ミネラルウォーターやフルーツ、チーズやバゲットなどの軽食、そしてパリならではのお土産まで、さまざまなアイテムが手に入ります。
値段も手頃で、現地の暮らしが垣間見えるスーパーマーケットは、旅行中の楽しみのひとつ。
みているだけでもワクワクしますね。
ここでは、パリのスーパーマーケット事情について紹介します。
パリのスーパーはどんな雰囲気?日本との違いとは?
パリのスーパーマーケットは日本と大きく変わりはなく、食料品や日用品が売っています。店舗によっては洋服や家電があったり、お土産が充実していたりとさまざま。
フランスならではの特徴といえば、乳製品(チーズ・バター・ヨーグルト)やワインの充実ぶり。専門店レベルの品ぞろえで、日本では高価な商品もお手頃価格で手に入るのが魅力です。
パリのスーパーはセルフレジが導入されているところが多いため、レジ待ちの時間を減らしてその分買い物を楽しみましょう。詳しい利用方法については後から紹介しますね。
他にもいくつか日本とは違う点があります。
◼️ボンジュール&メルシーを忘れずに!
フランスでは店員さんへの挨拶がマナー。
「ボンジュール(こんにちは)」と「メルシー(ありがとう)」を、笑顔で伝えるだけで、より気持ちよく買い物ができます。
◼️量り売り
パリのスーパーでは、野菜や果物は量り売りが基本。値段は1kg単位や1個単位などさまざまです。
- 欲しい分だけ袋に入れる
- スケールで商品を選択して計測
- 出てきたバーコードシールを貼る
- レジでまとめて支払い
無駄がなく、エコで合理的な買い物スタイルです。
◼️有人レジの利用方法
セルフレジが多いとはいえ、有人レジも健在。
ベルトコンベア式になっていることが多く、商品を自分でコンベアに乗せていきます。
- 前後のお客さんと混ざらないよう「仕切り棒」を忘れずに
- レジ通過後、自分で袋詰め
なお、エコバッグに商品を入れたまま会計しても問題ありませんが、会計時は一度すべて出す必要があります。
パリの物価・スーパーの価格帯の目安
パリの物価は、日本と比べて高めです。また円安の影響もあるためさらに高く感じるでしょう。
特にホテル代や外食費は日本より高くなりますが、日本よりお得なものも。
野菜・果物・チーズ・バター・ハム・ワインなどをスーパーで購入すると、日本と同等もしくは日本より安く購入できます。
スーパーの商品の目安は以下のような感じです。
※2025年4月時点のレート(1ユーロ162円)をもとに計算しています。
商品項目 | フランス価格(目安) | 日本円換算(約) | 日本価格(参考) |
---|---|---|---|
ミネラルウォーター(1.5L) | 1ユーロ〜 | 162円〜 | 約120〜150円 |
コーラ(500ml) | 1.5ユーロ〜 | 243円〜 | 約150〜180円 |
ワイン(ボトル) | 5ユーロ〜 | 810円〜 | 約1,000円〜 |
チーズ | 2ユーロ〜 | 324円〜 | 約400〜600円〜 |
食パン(1斤) | 3ユーロ〜 | 486円〜 | 約250〜350円 |
サンドウィッチ | 4ユーロ〜 | 648円〜 | 約400〜600円 |
おにぎり | 3.5ユーロ〜 | 567円〜 | 約150〜200円 |
寿司(セット) | 14ユーロ〜 | 2,268円〜 | 約1,200〜1,800円 |
ビスケット・マドレーヌ・チョコ類 | 2ユーロ〜 | 324円〜 | 約250〜400円 |
物価の高いパリでは、スーパーマーケットのお惣菜や飲み物を購入してホテルで食事を楽しむのもおすすめ。
また、観光地付近では水の値段が跳ね上がることも。ミネラルウォーターはスーパーでまとめて購入しておくと経済的で安心です。
パリで人気のスーパーマーケットチェーン
パリには、大型スーパーからコンビニサイズまでさまざまな種類のスーパーマーケットがあります。
ここでは、パリで人気のスーパーマーケットをいくつか紹介していきます。
モノプリ(Monoprix)
パリのスーパーマーケットといえばモノプリというぐらい、日本人旅行者には有名なスーパーマーケット。店舗数はフランス国内に700店舗以上、海外にも展開しています。
スーパーマーケット「モノプリ(Monoprix)」、コンビニのような小型店舗「モノップ(Monop’)」他にも「Monop daily」「Monop station」「Monop beauty」「Monoprix Maison」とさまざまな種類の店舗があります。
モノプリでは、食料品・日用品・衣類・化粧品・生活雑貨など幅広く取り扱っています。また人気デザイナーとコラボした商品なども販売。
観光地の近くの店舗ではお土産の品揃えが特に豊富。ばらまき土産の購入に立ち寄ってみるのがおすすめです。
また、モノプリにはプライベートブランドがいくつかあります。その中でも「Monoprix gourmet」は高めですが、高級感があり美味しいと評判でお土産にすると喜ばれます。
「1個買うと1個無料」など割引していることがあるので、タイミングが良ければ欲しいアイテムがお手頃に買えるかもしれませんよ。
【利用しやすい店舗】
モノプリ オペラ店
住所:23 Av. de l'Opéra, 75001 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:00〜22:00 日曜9:30〜21:00
メトロピラミッド駅の近く。オペラ座、ルーヴル美術館、チュイルリー庭園からも近く観光のついでに買い物しやすい。大型店舗で品揃えがよく、お土産購入におすすめ。
モノプリ シャンゼリゼ通り店
住所:52 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:00〜22:00 日曜10:00〜21:00
シャンゼリゼ通り沿いの店舗でメトロ駅からも近い。こちらも大型店舗のため、お土産購入におすすめ。
モノプリ モンパルナス店
住所:31 Rue du Départ, 75014 Paris
営業時間:8:00〜23:40
モンパルナス駅近くと立地がよく、トゥール・モンパルナスのすぐ隣。夜遅くまで営業しているので便利。
モノプリ サン・ミッシェル店
住所:24 Bd Saint-Michel, 75006 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:00〜21:45 日曜9:00〜20:40
メトロ駅、パンテオン、リュクサンブール公園近くの大型店舗で、品揃えがよい。イートインも可能。
関連記事
パリのMonoprix(モノプリ)店舗紹介〜フランスの高級スーパーに行ってみよう
カルフール(Carrefour)
日本に進出していたことがあるカルフール。全世界で12,000店舗以上。
大型店舗のカルフールはパリ郊外にあり、食料品・日用品・衣類・電化製品などさまざまな商品があります。
パリ市内にあるのは「Carrefour City」「Carrefour Market」「Carrefour Express」などのコンビニサイズや中型店舗。
日常的に使うのに便利なスーパーで、食料品・日用品などが購入可能。店舗が大きすぎないのでお菓子・お惣菜・飲み物などをさっと購入できるなど使い勝手が◎。
カルフールもプライベートブランドがあり、品質がよく良心的な価格です。
【利用しやすい店舗】
カルフールマーケット パリ・ロシュシュアール店
住所:63 Blvd Marguerite de Rochechouart, 75009 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:30〜23:00 日曜9:00〜13:00 13:15〜21:00
大きめの店舗でメトロ駅が近い。モンマルトルのついでに買い物しやすい位置。
カルフール・シティ
住所:42 Av. de la Motte-Picquet, 75007 Paris
営業時間:月曜〜土曜7:00〜23:00 日曜7:00〜22:00
エッフェル塔、メトロ駅に近く、営業時間が長め。
フランプリ(Franprix)
フランプリもパリ市内でよく見かけるスーパーマーケットで、主要都市に1000店舗展開しています。都市型のスーパーで食料品を中心とした小さな店舗が多いです。
モノプリと比べると価格が安く、プライベートブランドもおすすめ。
自分で絞る搾りたてオレンジジュース、ローストチキンなどがお手頃に購入できます。
【利用しやすい店舗】
フランプリ7区
住所:11 Av. de la Bourdonnais, 75007 Paris
営業時間:月曜〜日曜8:30〜21:00
エッフェル塔、セーヌ川に近い。
フランプリ2区
住所:2-6 Rue de Marengo, 75001 Paris
営業時間:月曜〜土曜7:30〜22:00 日曜10:00〜20:00
ルーヴル美術館、パレ・ロワイヤル、メトロ駅に近い。
アンテルマルシェ(Intermarché)
アンテルマルシェ(Intermarché)は、フランス全土で展開される庶民派スーパーマーケットチェーン。
パリ市内ではやや郊外寄りのエリアに多く見られますが、ローカルな雰囲気とリーズナブルな価格設定が魅力です。
高級感やおしゃれさは控えめですが、「地元の人が普段使っているスーパーで買い物したい!」という方にはぴったりのスポットです。
【利用しやすい店舗】
Intermarché EXPRESS Paris
住所:36 Rue des Fossés Saint-Bernard, 75005 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:00〜22:00 日曜9:00〜22:00
メトロ駅、パリ植物園、パンテオン、セーヌ川の近く。
BIO系スーパー|パリで人気のオーガニックストアを巡ろう!
BIO(ビオ)とは、フランス語で「オーガニック」を意味する言葉。
パリではBIO製品の需要が高く、無農薬・有機栽培の野菜や、添加物を控えた加工食品などがスーパーマーケットでも手に入りやすい環境が整っています。
BIO系スーパーでは、オーガニックの食料品のほか、日用品・コスメ・洗剤類なども取り扱っており、地元の人々の健康志向な暮らしが垣間見えます。
シリアルやナッツなどを量り売りで購入できるコーナーもあり、旅行中でも気軽にオーガニックライフを体験できます。
◼️Bio c’Bon(ビオセボン)
2008年創業、地域の交流も大切にする都市型オーガニックスーパー。
店舗数が多く、観光客も立ち寄りやすい雰囲気です。
Bio c' Bon Paris Saint-Augustin
住所:29-31 Rue Saint-Augustin, 75002 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:30〜20:00 日曜:定休日
▷ Bio c’ Bon 公式サイト
◼️Naturalia(ナチュラリア)
1973年創業で200以上の店舗あり。(現在はモノプリの傘下)
200店舗以上展開するBIOスーパーの代表格。取り扱い商品のジャンルが幅広く、ヴィーガン対応の商品も豊富です。
Naturalia
住所:87 Rue de la Verrerie, 75004 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:00〜20:45 日曜:9:00〜19:00
▷ Naturalia 公式サイト
◼️Biocoop(ビオコープ)
1986年創業、フランス国内で400店舗以上展開する大手BIOチェーン。
商品セレクトのこだわりが強く、地産地消やフェアトレードにも力を入れています。
Biocoop
住所:15 R. de Turbigo, 75002 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:30〜20:15 日曜:10:00〜12:45
▷ Biocoop 公式サイト
ちなみに、大型チェーンの「Monoprix(モノプリ)」や「Carrefour(カルフール)」でもBIO商品を取り扱っているため、手軽にオーガニック製品を試してみたい方にもおすすめです。
エリア別おすすめスーパーマーケット
ここでは、エリア別のおすすめスーパーマーケットを紹介します。
観光のついでにフラッと立ち寄るのに便利ですよ。
シャンゼリゼ周辺のスーパー
高級ブランドショップが立ち並ぶ華やかなシャンゼリゼ通り。
周辺にはエトワール凱旋門やコンコルド広場、チュイルリー庭園など、パリの名所が点在しています。
ショッピングや観光の合間に立ち寄れるスーパーもあり、ちょっとした休憩やお土産探しにもぴったりです。
観光で歩き疲れた時は、スーパーで飲み物やおやつを調達して、チュイルリー庭園やセーヌ川沿いで一息つくのもおすすめ。
※このエリアは観光と買い物の中心なので、混雑時間帯(午後3時〜6時)を避けて訪れるのがベストです。スマホの地図アプリで混雑度や営業時間をチェックしてから行くとスムーズです!
モノプリ シャンゼリゼ通り店
住所:52 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:00〜22:00 日曜10:00〜21:00
フランプリ
住所:33 Rue Marbeuf, 75008 Paris
営業時間:月曜〜土曜7:30〜22:00 日曜9:00〜13:00
マレ地区・バスティーユ周辺のスーパー
アートとカルチャーが融合したマレ地区と、活気あるナイトライフで知られるバスティーユ周辺は、個性的なショップやカフェが並ぶおしゃれなエリア。
ポンピドゥセンター、ピカソ美術館、バスティーユ広場などがあります。
観光やショッピングの合間に気軽に立ち寄れるマレ・バスティーユエリアのスーパー。お土産探しやちょっとした休憩にもぴったりですよ。
カルフールシティ パリ・ボーブール店
住所:6 Rue Beaubourg, 75004 Paris
営業時間:月曜〜土曜7:00〜23:00 日曜9:00〜13:00
フランプリ
住所:81 Rue de la Verrerie, 75004 Paris
営業時間:月曜〜日曜7:40〜22:00
モノプリ サンポール店
住所:71 Rue Saint-Antoine, 75004 Paris
営業時間:月曜〜土曜9:00〜21:50 日曜9:00〜20:20
モンマルトル周辺のスーパー
パリの北部、丘の上に広がるモンマルトル地区は、芸術家の街として知られ、美しい街並みやアートに触れられる人気観光スポットです。
サクレ・クール寺院やテルトル広場、ムーラン・ルージュなど、見どころが点在しているこのエリアにも、旅行者に便利なスーパーマーケットがあります。
観光の合間に気軽に立ち寄れるスーパーでは、お水やスナックの購入はもちろん、お土産探しにもおすすめです。
地元らしい商品が並ぶ小規模店舗が多く、フランスの日常を感じることができます。
フランプリ
住所:12 Rue Seveste, 75018 Paris
営業時間:月曜〜日曜8:00〜21:00
Intermarché EXPRESS Paris
住所:44 Rue Lepic, 75018 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:30〜22:00 日曜9:00〜20:00
カルフールマーケット パリ・ロシュシュアール店
住所:63 Blvd Marguerite de Rochechouart, 75009 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:30〜23:00 日曜9:00〜13:00 13:15〜21:00
どちらも観光地から歩いてすぐの距離にあるため、重たい荷物を持たずに気軽に立ち寄れます。
パリの日常を体感できるスーパーで、ちょっとした買い物を楽しんでみてはいかがでしょうか?
サンジェルマン・ラテン地区のスーパー
サンジェルマン・デ・プレやラテン地区といえば、歴史と芸術、知的な雰囲気が漂うパリ左岸の人気エリア。おしゃれなブティックや老舗カフェ、学生向けの書店やレストランが並び、観光にも散策にもぴったりです。
このエリアにはリュクサンブール公園やオルセー美術館、パンテオン、パリ植物園といった見どころも充実しており、ピクニックや休憩にぴったりの緑豊かなスポットがたくさんあります。
そんなときに便利なのが、エリア内に点在するスーパーマーケット。フレッシュなバゲットやチーズ、フルーツ、飲み物などを手軽に買って、公園でのんびりとピクニックを楽しむのもおすすめです。
モノプリ サン・ミッシェル店
住所:24 Bd Saint-Michel, 75006 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:00〜21:45 日曜9:00〜20:40
モノプリ ドラゴン店
住所:52 Rue de Rennes, 75006 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:00〜23:40 日曜9:00〜20:00
カルフールマーケット パリ・セーヌ店
住所:79 Rue de Seine, 75006 Paris
営業時間:月曜〜土曜8:30〜23:00 日曜9:00〜13:00 13:15〜21:00
カルフールシティ ジュシュー店
住所:35 Rue Jussieu, 75005 Paris
営業時間:月曜〜土曜7:00〜22:00 日曜9:00〜13:00
スーパーで買える!おすすめのお土産&人気商品
スーパーマーケットは、現地の様子を垣間見るだけでなく、お土産を買うのにもピッタリです。
デパートや専門店よりもお得に購入できるため、ばらまき土産を買うのにも◎。
ここでは、スーパーマーケットで買えるおすすめのお土産・人気商品を紹介します。
お土産購入には「Monoprix」がおすすめ
スーパーマーケットでお土産を買うなら「Monoprix」がおすすめ!
品揃えが豊富でいろいろな場所にあるので観光ついでに気軽に立ち寄れます。
◼️エコバッグ
フランス土産の定番といってもよい、大人気のモノプリエコバッグ。
シーズンごとにさまざまなデザインのエコバッグを販売していて、値段は2〜3ユーロとお手頃。友人用・自分用のお土産に素敵なデザインを見つけましょう。
店舗により品揃えにばらつきがあるので気に入るのがあれば購入しておきましょう。レジ付近に置いてあることが多いですよ。
◼️PBブランドのお菓子
モノプリはPBブランド(プライベートブランド)が充実。
その中でもお菓子はパッケージのデザインがかわいい、美味しい、お得の三拍子が揃っています。ばらまき土産にしたら喜ばれること間違いなし。
食料系のおすすめアイテム
パリには、お土産におすすめな食料品がたくさん。日本では販売されていない・高価なものがフランスでは購入できます。あれもこれもと買い込みたくなりますね。
おすすめをいくつか紹介します。
◼️チーズ
フランスといえばチーズ。
種類が豊富なのでどれにしようか迷ってしまいますが、おすすめはハードタイプのコンテチーズ。フランスで一番消費されているチーズで、癖がなく食べやすいです。
他にもカマンベール・ド・ノルマンディやロックフォールなど、滞在中にいくつか食べてみるのも◎。
◼️バター
フランスのバターは発酵バターで、味が濃厚でコクがあります。パンに塗って食べると最高。
日本でも有名・高価なエシレバターはフランスだと4ユーロから購入可能。
ジップロック・保冷剤・保冷バックを持参して、預け入れ荷物にいれて持ち帰りましょう。手荷物だと溶けると液体扱いになるので注意が必要です。
◼️ワイン
フランスには有名なワインの産地がいくつかあります。
ワインは5ユーロぐらいから購入でき、小さいサイズも販売しています。気になるのを購入してホテルで味わうのもいいですね。
◼️塩
フランスの天然塩といえばカマルグの塩とゲランドの塩。
お土産にはFleur de Sel(フルール・ド・セル)がおすすめ。肉に野菜に、どんな料理にも使えておすすめです。
◼️チョコレート
専門店で購入すると高くなるチョコレートですが、スーパーマーケットでもお手軽に、おいしいものをゲットできます。
フランス生まれのMAXIM’S DE PARIS(マキシム・ド・パリ)をはじめ、Galler(ガレー)、Lindt(リンツ)、Milka(ミルカ)など。
また、Monoprix gourmetなどのプライベートブランドからもさまざまな種類のチョコレートが販売されています。
◼️クッキー・ビスケット
日本ではジャムで有名なボンヌママン、モンサンミッシェルのオムレツで有名な「ラ・メール・プラール」、フランスの森永といわれている老舗メーカーの「LU(リュ)」などが人気です。
バター味やチョコレート味、ジャムを使ったものなど、ぜひお気に入りを選んでみてください。
◼️マロンクリーム
ANGELINAやClement Faugierのマロンクリームもスーパーで購入できます。パンやヨーグルト、アイスクリームと一緒に食べれば贅沢な味を楽しめること間違いなし。
◼️パスタ・ブイヨンキューブなどの乾物
スーパーで買えるプロ仕様の乾物も人気。
普段の料理にフランスの味を取り入れてみては?
雑貨系のおすすめアイテム
大きなスーパーマーケットでは、雑貨や衣類なども多く取り扱っています。
先ほど紹介したモノプリのエコバッグはもちろん、プライベートブランドの文房具などもおすすめ。
他にもランチョンマット・紙ナプキン・カトラリーなど食事を楽しむためのアイテムが盛りだくさん。
スーパーマーケットだからといって侮れず、かわいい商品が揃っています。
ル・プティ・マルセイユの石鹸・ハンドクリーム・リップクリーム、NUXE(ニュクス)のオイルなどもお手頃価格で購入可能。
パリのスーパー利用時に知っておきたいこと
パリのスーパーマーケットは旅行中にとても便利な存在ですが、初めて利用する際には戸惑うこともあるかもしれません。
「これってどうするの?」「日本と同じ感覚でいいの?」という疑問を解消できるように、事前に知っておきたいポイントをまとめました。
フランス語ができなくても買い物できる?
「フランス語が話せないけど大丈夫かな?」と不安になるかもしれませんが、パリのスーパーでは基本的に問題なく買い物ができます。
観光客の多い都市なので、英語が通じる店舗も多く、困った時はスマホのGoogle翻訳アプリなどを使えば安心。レジは流れ作業なので、言葉を交わさなくてもスムーズに買い物ができることがほとんどです。
ただ、簡単なフランス語のあいさつや単語を覚えておくと、現地の方にも親しみを持ってもらいやすくなり、旅の楽しさもアップしますよ。
覚えておくと便利なフランス語フレーズ一覧
日本語 | フランス語 | カタカナ読み |
---|---|---|
こんにちは | Bonjour | ボンジュール |
ありがとう | Merci | メルシー |
いくらですか? | Ça fait combien ? | サフェ・コンビエン? |
~はどこですか? | Où est ~ ? | ウ エ ~? |
これください | Ça, s’il vous plaît | サ、シル・ヴ・プレ |
ポイントカード | carte de fidélité | キャー・ドゥ・フィデリテ |
バッグ(袋) | sac | サック |
チケットを印刷する | Imprimer le ticket | インプリメ・レ・ティケ |
野菜 | légumes | レギューム |
果物 | fruit | フルイ |
はい | Oui | ウィ |
いいえ | Non | ノン |
レジ袋は有料!エコバッグ持参が基本
パリでは環境保護の観点から、2016年以降プラスチック製レジ袋が全面禁止されています。
スーパーでは再利用可能な厚手の有料バッグが販売されていますが、買い物時にはエコバッグの持参が基本です。
現地では「モノプリ」などで可愛いデザインのエコバッグが手に入るので、旅行中に購入してそのまま使うのもおすすめ。
軽くてコンパクトに畳めるうえ、お土産としても喜ばれる人気アイテムです。パリでのお買い物をより快適に、そしてスタイリッシュに楽しんでみてくださいね。
支払い方法:現金・クレジットカード・非接触決済など
フランス・パリではキャッシュレス化が進んでおり、スーパーマーケットでもクレジットカードや非接触決済(タッチ決済・モバイル決済など)が主流です。
Apple PayやGoogle Payなどにも対応している店舗が多く、スマートフォン1つでスムーズに支払いができます。
現金も使えますが、高額紙幣しかないとお釣りを断られる場合があったり、支払いに時間がかかることも。旅行中はできるだけ少額の現金を携帯し、メインはカードや非接触決済を使うのが安心です。
なお、レジによっては「現金のみ」や「カードのみ」対応のケースもあるため、支払い前にレジ周辺の案内を確認しておくとスムーズです。
セルフレジの使い方と注意点
パリのスーパーマーケットでは、多くの店舗でセルフレジ(self-checkout)が導入されています。
スタッフとのやり取りが少なく、自分のペースで会計できる点が魅力ですが、慣れていないと少し戸惑うことも。
ここでは、セルフレジの基本的な使い方と注意点を解説します。
◼️セルフレジの使い方
①:商品をレジ台に置く
商品はカゴもしくはエコバッグから出して置く。
②:言語を英語に変換
画面表示はフランス語ですが、英語に変更できる端末が多いので切り替えておくと安心です。
③:ポイントカードの提示(任意)
持っている方はバーコードをスキャンします。持っていない場合はスキップ可能です。
④:エコバッグの有無
持参していない場合は、購入用の袋を追加選択できます(有料)。
⑤:商品を1点ずつスキャン
スキャンしながら反対側の台へ置いていく。全部のスキャンが終わってから商品はバッグに詰め込む。
⑥:支払い方法を選択・支払い
レジによって支払い方法が決まっていることも。現金の場合は、お釣りを忘れずに。
⑦:「レシートを印刷」か「Eメールで送信」を選択
レシートを印刷を選択する。レシートは捨てないように。
⑧:出口でレシートをスキャン
セルフレジのエリアから出るとき、設置してある機械でレシートのバーコードをスキャンするとゲートが開く。
◼️注意点
セルフレジで支払いしたあとは、レシートにあるバーコードをスキャンしましょう。ゲートがないスーパーでも忘れずにスキャンしてくださいね。
何か困ったことがあれば近くのスタッフに声をかけると対応してくれますよ。
営業時間と定休日
フランスのスーパーマーケットでは、日曜日・祝日が定休日、もしくは営業時間を短縮していることがあります。
同じチェーン店でも店舗の場所や規模によっても営業時間が異なります。
行ってみたらやってなかったとならないように行きたい店舗の営業時間は確認を。
また、閉店時間より少し早めの時間から入店できなくなることも。閉店ギリギリは注意しましょう。
まとめ:パリのスーパーマーケットを賢く楽しもう!
パリ旅行で欠かせないのが、スーパーマーケットの活用です。
ちょっとした飲み物や軽食の調達はもちろん、お手頃価格で手に入る本場のチーズやワイン、おしゃれな雑貨やエコバッグなど、魅力的な商品が豊富に揃っています。
物価の高いパリでも、スーパーを使いこなせば賢く節約&旅気分も満喫できます。
お土産を購入するならぜひモノプリをチェックしてみてください。素敵なアイテムが必ず見つかります。
すぐに必要な飲み物や食べ物を購入するのであれば、カルフールやフランプリがさっと購入できておすすめ。
スーパーでの買い物を通して、パリっ子の暮らしを体感してみるのも旅の醍醐味です。この記事を参考に、あなただけのとっておきのスーパー体験を楽しんでくださいね!