ミュンヘンのコンセントはC/SEタイプ! 変換プラグは100均で購入がおすすめ
【ドイツ・ミュンヘン在住者執筆】ミュンヘン旅行中にiPhoneの充電や、ヘアアイロンの電源に必要なコンセントのタイプや、日本との電圧の違いについて徹底解説!
みなさんは日本のコンセントとヨーロッパのコンセントが違うなんて想像されたことはありますか? 筆者の私はまさか違うなんて発想がなく、準備をせずにEUに来てしまい大変な目にあいました。皆さんにその経験をされないように、記事をまとめましたのでご参照ください!
ミュンヘンの電源プラグ
日本からいくつかの電化製品を持っていかれると思います。携帯電話、ポケットWi-Fi、ゲーム機、美容機器......などなど。電化製品の多くは日本のコンセントの電圧に設計されています。
全世界対応になっている携帯電話やPCはだいたいどこの国でも対応可能ですが、ご使用前に持っていく電化製品の電圧をご確認ください。
ミュンヘンのプラグはC/SE(F)タイプの2種類
日本はAタイプで、その他アメリカ、タイ、カンボジア、フィリピン、台湾......は同じタイプになります。
ドイツはCタイプとSEタイプで、他にもフランス・スペイン・イタリア・オーストリアなど(ヨーロッパ諸国)・シンガポール・インドネシアもこのタイプとなっています。
▲このように、日本のプラグとは違う形になっています。
変換プラグは国内のダイソーで購入するとお得!
旅行前に変換プラグをダイソーで購入すれば安く手に入ることができます。
電気屋さんやAmazonで買うことももちろんできますが、ドイツだけの旅行の際はダイソーの変換プラグで充分です。
100均での購入ががおすすめですが、もしコンセントが分からない場合は電気屋さんで買うほうがよいでしょう。店員さんと相談できますし、少し変わった(例えばOタイプもCタイプも大丈夫)アダプタも購入できます。
↓例①
↓例②
また世界中どこでも使えるアダプタもあります。
画像はドイツにあるお店のものですが例えばこちら
真ん中にあるレバーを上下させることで差し込み口に合わせます。
※25ユーロ 約2935円
ミュンヘンの電圧・変圧器
ミュンヘンの電圧は230V
ミュンヘンの電圧は230V、50Hzです。
ここで注意!!「変換プラグさえつけていたらコンセントにさして使える。」は間違いです!!
アダプタと製品に書いてある対応電圧を必ずご確認ください。
上の写真ですと、220ー250V が対応電圧になります。
日本の製品は100Vにに合わせて作られているので日本の電化製品を使用する場合は変圧器が必要です。したがって日本の電圧で使用したい電化製品がある場合は変圧器を準備してください。変圧器とは電圧を調整してくれる機械のことで、持ち運ぶには若干重いですが鞄に入る大きさです。
変圧器が必要なものと必要ないもの
変圧器が必要かどうかは製品それぞれの電圧の表記を確認しましょう。
「全世界対応タイプ」は「100〜240V」と表記されているので変圧器は必要ありません。それに対して「日本対応タイプ」は「100V」のみ表記されているので、変圧器で電圧を変えて使います。(ドライヤーなど消費電力の高いものは変圧器で電圧を変えても使えないことも……)ご自身の持参する製品は電圧の表記を必ず確認しておきましょう!
スマホやパソコンを充電する
古い機種でないかぎり、パソコンも携帯電話もヨーロッパの電圧に対応しています。変圧器はほぼ必要ありません。
iPhoneの充電器
iPhoneに限らず、Apple製品は100〜240V対応しているのでいつもと同じように使用できます。
デジカメ・ビデオカメラの充電器
各メーカー、ほぼ100〜240V対応しているようです。
ドライヤーやヘアアイロン
全世界対応タイプも増えてきましたが、日本製品は100Vのみが多いようです。では、変圧器を使おう!と思う方もいるかもしれませんが、先述したようにドライヤーは消費電力が大きいため、変圧器が使えない場合があります。ホテルなどの備え付けのものを利用するのがおススメです。
変圧器を使う前に消費電力を確認!
変圧器が必要なものだと分かったら、今度は消費電力(W・ワット)を確認しましょう。電圧の表記の近くに書かれていることが多いです。変圧器が対応している消費電力を上回る製品は使用できないので注意が必要です。ちなみに、変圧器が対応できる消費電力量は、変圧器本体の価格と比例するようです。安いと思って購入したら、使いたい製品の消費電力に対応していなかった、なんてことにならないようにしましょう。
以下、消費電力の一例です。
電化製品 | 消費電力(目安) |
---|---|
携帯電話 | 10W |
デジカメ・シェーバー | 20W |
ノートパソコン | 50W |
ヘアアイロン | 200W |
ドライヤー | 1200W |
外出先で電源を使う
予定よりも長くお出掛けしたり、急に充電が必要になったときの対処法!
1.空港で充電
座れる場所の周りやカフェにコンセントがあるので探してください。見つけやすいはずですが、もし見つけられなかったらインフォメーションで聞かれてください。
2. 駅・街
スターバックス、カフェに充電できる席(全てではないです)があります。
また駅によってはホームのそばにある部屋(ガラス張りの待合室のような部屋)にもあります。
3. カフェ
老舗のような古いカフェはコンセントがない所もありますご注意ください。
よくあるトラブルや対処法・注意点
1. 変換プラグや変圧器を忘れてしまったときは?
大手家電量販店のSaturn(ザトゥアン)へ行かれてください。変換プラグは手に入りやすいですが、変圧器は買うことができないのでお気を付けください。
2. コンセントが足りない場合は?
Saturn(ザトゥアン)でたこ足を購入することができます。
最後に
使用したい電化製品の対応電圧は使用前に必ず確認することをおすすめします。もし電圧がちがう場合は故障の原因になります。また変圧器は過熱されますので長時間の使用は避けてください。
旅行で必ず必要になる電気。安全に利用して、旅をより一層楽しいものにされてくださいね!
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