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バルセロナの旅行ガイド情報

スペイン・バルセロナの年間の気候と旅行中におすすめの服装

【スペイン・バルセロナ在住者執筆】ガウディ、地中海、ワイン、タパス、とバルセロナへの旅行を楽しみに準備を始める際に、まず気になるのが現地のお天気。
バルセロナには全世界から多くの観光客が集まるため、時期によっては、コートを着ている人の横にアイスクリームを食べているTシャツの人がいたりと、様々です。個人主義文化のため、他人の服装にはあまりこだわらず、自分に必要な防寒・防暑対策をしたコーディネートが多く見られます。女性も男性も比較的カジュアルな服装の人が多いのも特徴かもしれません。

スペイン・バルセロナの年間の気候

地中海性気候というと温暖なイメージがありますが、地中海沿岸でも場所によってかなり差がある様に、バルセロナは四季がしっかりした一年です。ただ、マドリッドの様な内陸部に比べると、冬の気温は少し高め、夏は少し低めと過ごしやすいと言われています。
反面、海沿いという地形のため年間を通じて湿度が高く、6月の終わりから8月の半ば頃まで、年によってはかなり暑く過ごしにくい日々が続くことがあります。
冬は日中は陽が注ぎ、最高気温が15℃前後まで上がることもありますが、朝晩の気温が0〜3℃まで下がったりと、日によってはかなり冷え込見ます。またごく稀ですが雪がぱらつくこともあります。

年間の気温と降水量

東京の気温と比べると、一般的に夏は約ー2〜3℃、冬は約+2〜3℃ほどの違いがあります。
青空が澄み渡るイメージのバルセロナですが、年間降水量は意外と多く、ロンドンのそれとあまり変わらないと言われています。ただ、日中しとしとと降る雨ではなく、夜中や日中の数時間にまとめて降る様な雨が多いのが特徴です。

月別平均 1月 2月 3月 4月 5月 6月
最高気温(℃) 14.7 14.1 16.7 19.2 23.5 27.2
最低気温(℃)    5.4     5.1     9.1   11.2 15.3 19.8
降水量(mm) 40.5 37.2 34.6 39.7 46.0 30.6
月別平均 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温(℃) 30.1 28.9 24.8 24.4 19.5 14.6
最低気温(℃) 24.0 21.7 18.1 16.3 11.8  6.4 
降水量(mm) 20.4 59.0 84.5 91.5 61.8 43.9

出典:気象庁ホームページ

春(3月、4月、5月)のバルセロナ

日によってかなり気温の差があります。コートを羽織っていると汗ばむほどポカポカとした日があるかと思うと、雪がちらつくほど寒い日が訪れたりします。
4月・5月は比較的安定して暖かい毎日ですが一日の気温の差が大きく、雨も降りやすい時期です。

夏(6月、7月、8月)のバルセロナ

日が長くなり、日中の気温は30℃近く、またそれ以上になる日があります。陽射しが強いので、日除け対策はお忘れなく。湿度が高いとはいっても、東京の湿度ほどではなく、日陰に入ると少し冷んやりします。蒸し暑いというよりは、チリチリと焦げる様な暑さです。13時〜16時くらいの間は、水分と休憩をたくさん取りながらゆっくり観光するか、冷房が効いている美術館等を回ったり、ランチをゆっくり楽しんだり等、無理に動き回らない方が疲れず楽しめるでしょう。日没の時間が21〜22時ごろになるため、日中休み、夕方以降出かけるのも良いかと思います。
現地の人たちは、日中陽が高い時間はビーチにはあまり出かけません。朝の早めの時間か、17時過ぎ頃から涼みに泳ぎに出てくる人をたくさん見かけることでしょう。

秋(9月、10月、11月)のバルセロナ

暑くもなく、寒くもなく、と過ごしやすい時期ですが、降水量が多いがこの時期の特徴。とはいっても、一日中降り続く雨はあまりないので、観光にそれほど不便はないかと思います。11月に入ると、日本ほどではありませんが、紅葉も少し楽しめます。

冬(12月、1月、2月)のバルセロナ

温暖なイメージのバルセロナですが、冬はしっかり寒くなります。年によっては雪もちらつくことがあります。日中の最高気温は12℃前後、最低気温は日によっては3℃くらいまで下がることがあります。この時期雨量は少なめです。

旅行中におすすめの服装

一年を通して、東京で生活する方々の服装とあまり変わりません。
ただ、夏は夜になると気温が下がる日もあり、また大聖堂や教会、修道院等の宗教に関わる建物へ入場する際に肌を露出してはいけない決まりがあったり等、上に羽織るものを一枚お持ちになることをお勧めします。

3月の服装

最低気温9.1℃、最高気温約17℃が平均的な数値ですが、重ね着の用意をしておくと便利です。暖かい日中は長袖と薄手のジャケット、早朝や夜はさらにジャンパーやスプリングコート等を羽織ったり、セーターを重ね着する必要が多々あります。

4月の服装

日中はポカポカ陽気の日が多くなる4月。気温が上がると日中の数時間は半袖でも過ごせる日が出てきます。ただ日によって、また夜は気温が下がることもあるので油断は禁物。長袖のジャケット類は忘れずに用意しておきましょう。

5月の服装

半袖の上に長袖のシャツを一枚羽織る程度で過ごせる日がほとんどですが、トレーナーや薄手のジャケット等が必要になる日もあります。
紫外線が強くなってくるので、気温があまり高くなくても日焼けしたくない人は要注意。現地の人は日除けのための帽子はほとんどかぶりませんし、日傘を差す人も滅多に見かけません。現地の人とあまり違った服装をしたくない人は、日焼け止めクリームや長袖のシャツ等で日除けをしましょう。

6月の服装

いよいよ夏本番ですが、6月の気温はまだ不安定で、汗ばむ様な暑い日があるかと思うと、雨が降って長袖のシャツが必要な涼しい日もあります。
海の水はまだ少し冷たい時期ですが、週末は日焼けや水遊びに家族揃ってビーチへ行き始めます。
6月23日は、サン・ホアンと呼ばれ、夏至を祝うお祭りが前夜(22日の夜)行われます。暗くなる22時ごろから街中が爆竹と花火で溢れます。この騒動は早朝まで続き、ビーチもお酒や食べ物、爆竹や花火を持った人たちで混雑します。

7月・8月の服装

日中はほとんど毎日半袖、ノースリーブで過ごせます。年によっては最高気温が30℃以上になる日もあるので、水分補給と日除け対策は必須です。日中歩き回る時はなるべく日陰を選んで歩きましょう。
エアコンが効いている場所や、夜気温が下がることもあり、また大聖堂等、宗教上の理由でノースリーブでは入場できない施設もあるため、薄手の長袖のシャツや大きめのスカーフは携帯していると便利です。
また、滞在しているお部屋に陽があたる様でしたら、カーテンやブラインドは閉めて出かけた方が室内の気温が上がらずに快適に過ごせます。

9月の服装

前半はまだまだ暑い日も多く、海の水も温まっているため、海水浴に訪れる人もたくさんいます。
月の半ばごろから、雨が降りやすい気候となるため、レインコートや防水・揮発性の薄手のジャケット等があると便利です。

10月の服装

年によってはまだ半袖で過ごせる日もありますが、現地の人たちはここぞとばかりに「衣替え」をするため、半袖の観光客を横目に、早速コートを羽織っている人たちも見かけます。朝晩は冷え込んでくるので、注意しましょう。ジャケットや薄手のコート類は必須です。

11月の服装

ブーツを履く人がちらほら出てくる11月のバルセロナ。長袖のシャツに厚手のセーターで日中は過ごせても、朝晩は10℃近くまで気温が下がる日もあるので、ジャケットやコートは必要になってきます。スカーフや薄めのマフラーもあると便利。

12月の服装

東京の初冬の服装と認識し、寒い日に備えてコートはあった方が良いでしょう。18時ごろには暗くなるため、日中少し暖かくても夕方から一気に冷えてきます。マフラー・手袋等の防寒具もあると便利です。

1月・2月の服装

冬本番。暖かいイメージのバルセロナですが、最低気温は3℃近くになる日もあります。東京・名古屋・大阪等の冬の気温より若干高めですが風があるととても寒く感じるため、防寒対策はお忘れなく。この時期雨は比較的少なめです。また少しずつ日照時間が長くなってくるので、2月終わり頃には春の訪れを感じられる日も出てきます。
とは言っても、急に冷え込み雪がちらつく日もごく稀にありますので気をつけましょう。

バルセロナの気候は、太陽がさんさんと降り注ぎ、一年中暖かく、雨も少ないというイメージがあるようです。実際には、日照時間は長いですが、雨も降るし、時には雪も降る、四季がしっかりした一年です。ただ、雨の降りかたは、日本の梅雨のようなジメジメとした日が続くのではなく、夜中に豪雨があったり、午前中数時間降って午後はカラッと晴天、という白黒はっきりしたラテン的な降りかたをすることがほとんどです。
観光やビジネスでバルセロナを訪れる人は、施設やレストランによってはノースリーブやショーツで入れない場所もありますので、特に夏は「プラス1枚」を忘れずにスーツケースに入れておきましょう。