ジョン・ソーン卿博物館 | ロンドン在住めん吉さんのおすすめ観光スポット

ジョン・ソーン卿博物館

現地語表記:Sir John Soane's Museum

【オススメ度】

★★★★★ by めん吉 (5個満点)

ジョン・ソーン卿博物館

基本情報

18世紀から19世紀にかけて活躍したイギリスの建築家ジョン・ソーンの旧邸宅を用いた美術館、博物館であり、ソーンの個人的な趣味により収集された美術品コレクションを展示している。その外見は平凡なジョージアン様式建築で、入口が小さいため、注意していないと博物館とは気付かない。古代の建築の破片、石彫をはじめ、多種多様な美術工芸品、考古学的な骨董品、絵画作品などの展示品を収蔵している。
建築を一種の総合芸術に高めることを目指したソーンは、建物の内部自体を詩的な空間とすることを目指した。そのため、体系立った収蔵・展示方法をとらず、あまたの展示品を混合させることで、時代やジャンルが複雑に絡み合った空間を創造しようとした。そして、建物内部の設計自体もソーンによる建築芸術作品である。その特徴としては、数多く設けられた採光用の天窓や窓、多彩な色合いのガラス、そこを通過する光を反射し、奥行きを深めるために設置された無数の鏡などがあげられる。これにより建物内部に自然光が満たされ、詩的な空間が演出される。こうして生まれた複雑な美的空間をソーンは建築や絵画、彫刻を学ぶ学生のために開放した[2]。
現在、第一級指定建築物の認定を受けている。美術館内部は決して広くはなく、展示品が所狭しと並べられているため、現在では、1回あたりの入場者数を制限している(15人前後)。見学希望者は先に入った見学者が出てくるまで入り口で待たねばならず、かばんや荷物を入口で預けなくてはならない。また、毎月第一火曜日の夜には、蝋燭の明かりだけで展示品を鑑賞する「キャンドルナイト」を開催している[3]。

おすすめする理由と説明

ロンドンには大きくて有名な博物館や美術館がありますが、
ここでは、マニアックなコレクションが観覧することができます。
ファッションや少し個性的なものが好きな方には必見です。
時間も30−40分あれば全部見ることも可能で観光の時間も凝縮されてベストかも?
大きい住まいではありますが博物館にしてはさすがに少し狭いですが、またその空間が特別に面白いですよ。

ロンドン在住のロコ、めん吉さん
情報の提供者(ロコ):

めん吉

ロンドンに来て14年。日本の大学で美術を勉強し、その後プロのメイクアップアーティストになるためパリで6年修行しました。 結婚を機にロンドンに移り、現在はフリーランスとしてパリコレ、ファッション雑誌、セレブリティーのメイクを中心に活動しています。 メイクやファッション、コスメやスキンケアについての情報提供や個人プライベートのメイクレッスンも含め、 日本からの研修生やこれから海外に出て学び...