Terryspubさん
Terryspubさん

パブ・ビール事情に詳しい方

当方、イギリスのパブ・ビール事情に興味がある50代男です。パブ・ビールに関する著作もあります。
今年の8/10~14に家族3人でロンドンに行く予定です。

1 コロナ禍でどのくらいのパブが閉店したのか
2 今日本では、アメリカから来たクラフトビールブームが訪れているが、イギリスではどうなのか。
3 リアルエールは廃れているのか。
4 日本では若者のビール離れが進んでいるが、イギリスではどうなのか。

以上のようなことに詳しい方がいれば、ぜひ夜ご一緒にパブで教えていただきたいのですが。
宿泊先はロンドン南西部郊外です。
よろしくお願いします!

2025年5月5日 19時5分

モモ32さんの回答

はじめまして。ロンドン在住の50代です.
イギリスのパブ事情にご関心とのことで、とても嬉しく思います!

以下、ご質問にざっくりとお答えさせていただきますね。

1.コロナ禍でのパブの閉店状況について
 コロナの影響で、特に個人経営の小さなパブがかなりの数閉店してしまいました。2020年〜2022年の間に数千軒が閉店したというデータもあるくらいです。現在も光熱費や人件費の高騰が続いていて、経営は簡単ではありません。ただ、最近は少しずつ新しい形のパブも増えてきて、再び盛り上がりを見せているエリアもあります。

2.イギリスのクラフトビール事情
 イギリスでもクラフトビールは大人気です!ロンドンには小さなブリュワリーがたくさんあり、アメリカスタイルのIPAから、イギリスの伝統を生かしたモダンビターまで種類は豊富。マーケットやパブで飲める機会も多く、スーパーの棚にもクラフト缶ビールがずらりと並んでいます。

3.リアルエールは廃れているのか?
 一時期は「おじさん向け」なんて言われてましたが、最近は若いクラフトビール好きの間でも再注目されています。ちゃんと管理されたパブで飲むリアルエールは美味しさが全然違いますし、地域ごとの特色があって、ツウの楽しみ方として根強い人気がありますよ。

4.若者のビール離れについて
 「若者のビール離れ」と言われることもありますが、私の印象では今も若い人たちは普通にビールを楽しんでいます。ただ、昔ながらのラガーやビター一辺倒ではなくて、クラフトビールやフルーティーなスタイル、デザイン性のある缶ビールなど、“自分の好み”を重視する傾向が強いです。飲まない若者も増えてはいますが、それは健康志向やライフスタイルの変化によるもので、「ビール離れ」というよりは“飲み方の多様化”と言えると思います。

ちなみに、ご宿泊先はロンドン南西部郊外とのことですが、もし差し支えなければ、もう少し具体的なエリア名(駅名など)を教えていただけると、近くのおすすめパブなどもお伝えできるかもしれません。

ロンドン滞在が楽しく、美味しいビールにたくさん出会える旅になりますように!

2025年5月5日 20時25分

ロンドン在住のロコ、モモ32さん

モモ32さん

女性/50代
居住地:ロンドン
現地在住歴:1998年から
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この回答へのお礼

Terryspubさん
★★★★★

モモ32様

お忙しい中詳細なご回答ありがとうございます!!
とても参考になりました。
宿泊先はStreatham です。もしクラフトエールやリアルエールが多数ある名店、ビールへのこだわりのある店があったら教えていただきたいです。
でも、ロコからは回答できない、ということになっているようですね。
私が、再度質問をしてみる必要があるのでしょうか。ロコタビの利用はじめてなので勝手がわからずすみません。また、「ロコにさらに相談する」のリンクがないということはモモ32様がそのような設定にされているということなのでしょうか。今回、回答はいただけたが、ガイドはしていただけない、という解釈で合っていますでしょうか。とご質問しても回答できないのですよね。ひとまず送信だけさせていただきます。。。

2025年5月6日 23時2分

Kobesanさんの回答

どうもロンドン在住3年目に突入のものです。ちょくちょくパブを利用しています。
確かに雑誌などでもパブの閉店数が増えていると書いています。日本語の情報誌ジャーニーの最新版にそこら辺の解説が出ていましたよ。ご参考までに。若者のアルコール離れもありパブがカフェになっていると書いていました。
クラフトはインディペンデントのパブなら飲めますよ。でも街中はチェーン店が多いのでグーグルマップで当たりをつけられるといいですよ。パディントン駅近くにあるBearは私も散歩がてら使いますが、マイクロブロワーが色々飲めます。
エールビールも数は減ってますね。ロンドン近郊で作っているのはLondon Prideくらいです。ヒースロー空港向かう道沿いに醸造所博物館があります。ご参考までに。

追記:

またご連絡下さい。夏にお越しの際はお声がけいただけたら伺います。

2025年6月11日 2時0分

ロンドン在住のロコ、Kobesanさん

Kobesanさん

男性/60代
居住地:ロンドン
現地在住歴:2023年4月から
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この回答へのお礼

Terryspubさん
★★★★

ご返信ありがとうございました。とても参考になりました。

2025年6月11日 0時1分

Nさんの回答

Terryspub様

イギリスのパブ・ビール文化に関心をお持ちで、しかもご著作までおありとのこと、大変興味深く拝見しました。

残念ながら、ロンドンご滞在中はパブをご一緒できかねますが、ご質問について現地の状況をご共有させていただきます。

 1.パンデミックの影響で、イギリス国内の多くのパブが一時的または恒久的に閉店しました。特に地方の独立系パブが打撃を受けたと言われており、CAMRA(英国リアルエール協会)の調査によれば、イングランドとウェールズではパンデミック以降、2,000軒以上のパブが閉店、
2024年末時点で、イングランドとウェールズにあるパブの数は38,989軒と、過去最低を記録しました。

2024年だけで412軒が閉店
月平均で34軒が閉店(取り壊しまたは他業種へ転換)

閉店の主な要因としては、
1.運営コストの上昇
・エネルギー代、人件費、原材料価格が急騰。
2.消費者の支出抑制
・経済不安から外食や飲酒を控える傾向に。
3.税制・政策変更
・2025年には「ビジネスレート(営業税)」の減免が75%から40%へ縮小。
・最低賃金の引き上げ、国民保険料の増加も影響。

 一方で、ここ数年で登場しているのが「新しいスタイルのパブ」です。
たとえば、地元マイクロブルワリー直営のパブ(タップルーム)、ビーガンフードやクラフトカクテルを提供するモダンパブ、ノンアルコールビールを前面に押し出したウェルネス志向のパブなど、従来の「エールとパイ」だけにとどまらない多様な形態が増えています。

内装もインダストリアルデザインやミニマルなカフェ風、コワーキングスペースにするなど、若者層や観光客を意識した作りが特徴です。

 こうした新しいパブは、パンデミック後の新しい顧客層に応える形で急増しており、今のロンドンでは伝統的な老舗パブと共存する面白い風景が広がっています。

2.イギリスの一部のパブではアメリカのクラフトビールを提供しています。ただし、それはごく一部のパブに限られており、一般的というわけではありません。
大都市圏であるロンドン、マンチェスター、ブリストルなど都市部では比較的見つけやすいです。

アメリカスタイルのIPAや実験的なビールも多く見られますが、イギリス独自の伝統と融合させた展開が特徴的です。

BrewDog, Craft Beer Co.などで取り扱いがあります。

イギリスで見かけることのあるアメリカクラフトビール
・Sierra Nevada
・Lagunitas
・Founders
・Stone Brewing
・Brooklyn Brewery
・Goose Island
※大手ABインベブ傘下で、比較的流通しています

価格は高め(輸入品なので)、瓶や缶のみでの提供が多く、ドラフト(生)では少なく、
パブによっては定期的に銘柄が入れ替わるようです。

3.リアルエールは「廃れている」というほどではありませんが、若年層にはやや「古い」と感じられる傾向もあるようです。ただし、根強いファンや、リアルエールに力を入れているパブもまだ多く存在し、観光客にも人気があります。

4.ギリスでも若者の「お酒離れ」が進んでいる傾向があります。健康志向の高まりや、ノンアルコール飲料の充実も一因です。ただ、パブ文化そのものは依然として健在で、若者は「雰囲気を楽しむ場」としてパブを訪れることも多いです。

イギリスの若者もビールを飲みますが、最近のデータですと、18〜24歳の若者のうち、定期的にお酒を飲むのは約50〜60%、ビールよりも他の選択肢(スピリッツ系、ジンやウォッカなどのカクテル、ハードセルツァー、低アルコール炭酸飲料)が増えているようです。

[クラフトビールが飲めるパブ]
・The Harp[コヴェントガーデン]エール8種類もあり
・Craft Beer Co.[コヴェントガーデン、ブリクストンなど複数店舗あり]
・The Rake[バラ・マーケット内]
・Waterloo Tap[ウォータールー駅近く]
・Temple Brew House
・Bermondsey Beer Mileは、ロンドン南部の鉄道高架下に連なるクラフトビール醸造所とタップルームの集積地 (The Kernel Brewe、Cloudwater
Anspach & Hobdayの人気銘柄London Black(黒ビール)は絶品

[お勧めエールパブ]
・The Hope カーシャルトン
・Royal Oak – サザーク
・Southampton Arms – ケンティッシュ・タウン
・Ye Olde Cheshire Cheese– フリート・ストリート

以上、ご参考になれば幸いです。

N

2025年6月4日 9時26分

ロンドン在住のロコ、Nさん

Nさん

女性/40代
居住地:イギリス・ロンドン
現地在住歴:1996年から
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Mikaさんの回答

Terryspubさん

ロンドンで旧市街の伝統的Pub巡りツアーをしているMikaです。17時以降から3時間半の遊び足りない人の希望でプランを組んでいます。
詳細は以下
https://locotabi.jp/london/services/18417

ツアーは大人2名が対応なので、2名以上は年齢での追加料金と私の交通費(集合解散地と自宅の往復)15ポンド/日を現地通貨で頂きます。

貴方の質問に答えられる範囲で答えます。

1)コロナで多くのレストランやカフェやお店が潰れましたが、大英博物館からCity of Londonのエリアで Pubでつぶれた所は聞きません。コロナ中は補助金が出たし緊急事態宣言がない時は地元や常連客が支えたのだと私は思います。

2)英国もクラフトビールは人気でどのPubも2、3週類の英国産クラフトビールを扱っています。最近はフルーツフレバーを加えたものが人気です。

3)リアルエールを飲む客の好みは変わっていませんが、夏など冷えたラガー系のビールを注文する客も増えました。仕事の後に同僚や友人知人と2パイント位飲んで帰るようです。
物価も上がっているので大量飲みは家でしていると思いますよ。

4)確かにPubよりはカフェやコーヒーショップの待合せが多くなって来ているので新規のカフェはどんどん開業しています。昼間友人とはカフェで同僚とは仕事の終わりにPubという使い方でしょう。

私は旧市街を地元としているので宿泊地のロンドン南西部郊外のPubの情報は分かりません。私は中世からある古いPub巡りを得意としています。

ご縁がありましたら宜しくお願いします。

2025年5月5日 22時28分

ロンドン在住のロコ、Mikaさん

Mikaさん

女性/60代
居住地:ロンドン中心部(シテイ)
現地在住歴:1988年から(1996年より永住者)
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ブル~コーナーさんの回答

こんにちは、

コロナ禍で殆どのパブは倒産してしまったと思われます。
残念な事ですが。
クラフトビールもコロナ禍前から人気でしたよ。リアルエールには詳しく無いですが、エールは今も人気があると思われます。若い方はラガーが多いですが、消費量はそれ程変わっていないのでは。

お役に立てれば幸いです。
良いご旅行を。

ブル~コーナー

2025年5月6日 3時43分

ロンドン在住のロコ、ブル~コーナーさん

ブル~コーナーさん

男性/50代
居住地:ロンドン
現地在住歴:33年
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NoriNagaさんの回答

北ロンドン在住の紀子です。

クラフトビールが大好きで、色々詳しいです。

一度詳細を直接メッセージ下さい。

宜しくお願い致します。

2025年5月7日 17時20分

ロンドン在住のロコ、NoriNagaさん

NoriNagaさん

女性/40代
居住地:ロンドン
現地在住歴:2005年6月から
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