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ホンコン(香港)の旅行ガイド情報

香港国際空港での乗り継ぎ(トランジット)方法・待ち時間の過ごし方

【香港在住者執筆】アジアを代表するハブ空港である香港国際空港はキャセイパシフィック航空の本拠地で、ヨーロッパや中東などへの乗り継ぎ(トランジット)で利用される方も多いのではないでしょうか。今回は香港国際空港での乗り継ぎ方法、乗り継ぎ時間別のおすすめの過ごし方(空港内のレストランや免税店、その他のサービス、市内観光プランなど)をご紹介します。出発前にチェックして、充実した待ち時間をお過ごしください。

※この記事では、「トランジット」「トランスファー」のいずれも「乗り継ぎ」と表記を統一します。
本来は「トランジット」が「途中降機(最終目的地まで同じ飛行機)」、「トランスファー」が「乗り継ぎ(飛行機乗り換え)」を意味します。

香港国際空港の基本情報

キャセイパシフィック航空と系列会社のキャセイドラゴン航空が香港国際空港を拠点とし、香港と、南米以外の4大陸主要85都市を結んでいます。アジア・オセアニア路線が充実し、ヨーロッパや中東方面への渡航でも安く利用できる航空券が人気。香港国際空港には1日1100便が発着し、利用者数は年間7200万人以上、アジアで最大となる貨物取扱量は年間442万トン以上。日本からは東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・沖縄から直行便があり、東京から香港まで約5時間半でアクセスできます。また、空港では免税店やレストラン、エンターテインメント施設などが充実しており、快適な乗り継ぎ時間を過ごせるでしょう。

参考:
香港国際空港公式ウェブサイト
香港国際空港ターミナルマップ

香港国際空港のターミナルは2つ

第1ターミナルと第2ターミナルは連絡通路で結ばれ、徒歩で移動できます(約5分)。

第1ターミナル利用の航空会社

キャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン航空、日本航空、全日本空輸、エアージャパン、Peach Aviation、中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空、チャイナエアライン、エバー航空、大韓航空、アシアナ航空、マレーシア航空、シンガポール航空など、主に大手航空会社が第1ターミナルを利用しています。

第2ターミナル利用の航空会社(主にLCC)

第2ターミナルはチェックインと出国審査専用で、タイ国際航空、スカンジナビア航空と、香港エクスプレス航空、春秋航空、ジェットスター・ジャパン、エアアジアなど主にLCCのチェックインを行います。チェックイン後、出国審査を済ませて、シャトルトレインで第1ターミナルまたはミッドフィールドの搭乗ゲートに移動します。

香港国際空港での乗り継ぎ方法

最終目的地までの搭乗券を持っているかどうかで、乗り継ぎ方法が異なります。
また、受託手荷物を最終目的地で受け取るケースと、 乗り継ぎ空港で一度受け取り、再度預けるケースがあります。日本でのチェックイン時に確認しておきましょう。乗り継ぎ空港で一度受け取る場合、入国審査を受けて荷物を受け取り、その後再び航空会社チェックインカウンターで搭乗のためのチェックインをする必要があります。

参考:香港国際空港乗り継ぎガイド

最終目的地までの搭乗券を持っている場合

空港スタッフが案内ボードを持っていることもあるので、飛行機から出たらまずスタッフに注意してください。

  1. 「Transfer 轉機」の表示に従って進む

  2. セキュリティチェックを受ける
    出発階に向かう前に、専用のゲートでセキュリティチェックを受けます。

  3. 搭乗ゲートに向かう
    乗り継ぎ便の出発時間とゲートを確認し、遅くても出発の30分前までにはゲートに到着するようにしてください。


出典 : Instagram

最終目的地までの搭乗券を持っていない場合

最初に搭乗手続きをした空港で乗り換え後の搭乗券をもらっていない場合は、乗り継ぎカウンターで航空券を提示して搭乗券をもらいます。

  1. 乗り継ぎカウンター(Transfer Desk)の場所を確認

  2. 「Transfer 轉機」の表示に従って乗り継ぎカウンターに進む
    乗り継ぎカウンターE1、E2、W1、M1のいずれかに進みます。

  3. セキュリティチェックを受ける
    出発階に向かう前に、専用のゲートでセキュリティチェックを受けます。

  4. 搭乗ゲートに向かう
    乗り継ぎ便の出発時間とゲートを確認し、遅くても出発の30分前までにはゲートに到着するようにしてください。

空港の外に出る場合

観光目的などで一度空港の外に出る場合は、以下の流れとなります。入国審査や出国審査、セキュリティチェックには時間がかかりますので、余裕を持って行動するようにしましょう。
出入国カードは、機内でもらえるほか、入国審査カウンターにもあります。

  1. 「Immigration 入境検査」の表示に従い入国審査を受ける
    入国審査後、税関を通り、到着ホールから空港の外に出られます。

  2. 空港に戻ったらセキュリティチェックを受ける
    セキュリティチェックを受けて出国手続きをします。

  3. 出国審査を受ける

  4. 搭乗ゲートに向かう
    乗り継ぎ便の出発時間とゲートを確認し、遅くても出発の30分前までにはゲートに到着するようにしてください。

手荷物一時預かり所

香港に入国する人で、大きな手荷物のある人は預けてしまった方が断然フットワークが軽くなります。手荷物一時預かり所は第2ターミナルL3階のバスターミナル付近にあります。毎日朝5時30分から深夜1時30分までオープンしています。

参考:香港国際空港内手荷物一時預かり所

乗り継ぎ時間別・待ち時間の過ごし方

香港国際空港に無事到着したら、次のフライトまでの時間をどのように過ごしたらいいでしょう? それはもちろん、乗り継ぎ時間がどれくらいあるかによって大きく違ってきます。

ここから先は、乗り継ぎ時間別に待ち時間の過ごし方をいくつかご紹介します。ただし、当然のことながら「乗り継ぎ時間=自由時間」ではありません。まず飛行機が着陸したら飛行機から出るまである程度の時間がかかります。空港から出ないでそのまま乗り継ぐにしても移動、セキュリティチェックなどの時間もみておかなければなりません。
一度香港に入国する人であれば、入国審査時間に加えて、再度香港を出るためのセキュリティチェック時間、ゲートまでの移動時間なども考慮する必要があります。特にLCCなどの場合、サテライトまでの移動に思った以上に時間がかかる場合があるので空港の案内図などでしっかり確認しておいてください。

<自由時間の目安>

  • 飛行機から出て香港入国まで1時間
  • 香港出国手続きとゲートまでの移動時間に1時間
  • 自由時間=次のフライト時間ー(香港到着時間+入国手続き時間+出国手続き時間)

自由時間2時間未満:空港で免税店ショッピング・グルメなど


▲香港国際空港のディズニーストアには香港限定グッズもあります。

できれば入国手続きをせずに、そのまま乗り継ぎ手続きをして出発階で時間を過ごすことをおすすめします。出発階にはさまざまなショップ、フードコートやレストラン、コーヒーショップ、無料PC・タブレットコーナー、子供用遊び場、イベント展示、マッサージなどがあり、2時間程度であれば退屈することなく時間を過ごせます。
シャネル、エルメス、グッチ、プラダなど高級ブランドの免税店は、出発階東側のイーストホールに多く集まっています。

どうしても一度入国したい場合は、第2ターミナルに足を運んでみてはどうでしょう。第1ターミナルと第2ターミナルは通路でつながっていて、移動時間もごくわずか。こちらにもショップ、カフェ、フードコートに加え、飛行機に関する無料のプチ博物館「航空探知館」「展望デッキ(有料)」などもあります。

参考:
香港国際空港ショッピング&グルメガイド
香港国際空港エンターテインメントガイド

自由時間3時間~6時間未満:エアポートエクスプレス利用で市内観光

香港国際空港からはエアポートエクスプレスを利用すれば約20分ほどで中心部にアクセスできます。運行時間は10分毎、香港駅まで100ドルと少し値段ははりますが、当日中の往復であれば割引料金が適用されます。詳細は到着ロビーのエアポートエクスプレスのカウンターでお尋ねください。

参考:エアポートエクスプレス

九龍・香港

エアポートエクスプレス停車駅の九龍駅、香港駅ともに大型ショッピングセンターと直結しており、特に香港駅にはミシュランで星を獲得した点心レストラン「添好運」と、お手頃な値段で少人数でも中華が楽しめる「翡翠拉麺小籠包」が入っているので、時間をロスすることなく美食を堪能できます。ただし時間帯によっては30分ほど待つこともあるため、時間には余裕を持ってください。

参考:
添好運中環店(Open Rice)
翡翠拉麺小籠包

エアポートエクスプレス利用者であれば、九龍駅からホテルをめぐる無料のシャトルバスに乗ることができます。ルートによっては目的ホテルまで時間がかかることがあるので、自由時間が少ない人はタクシーを利用する方が安心でしょう。なお九龍駅から尖沙咀エリアは徒歩でもアクセスできますが、思った以上に距離があるのでタクシーの利用をおすすめします。

ビクトリアピーク

せっかくだからビクトリアピークまで行きたい……という場合は香港駅から直接タクシーで行くのが時間的にいちばん早い方法です。渋滞がなければ20~30分ほどで到着できますが、自由時間が4時間未満の場合はかなりタイトなスケジュールになるのでご注意ください。

東涌(トンチョン)でアウトレットショッピング

自由時間が3時間程度の人は中心部ではなく、MTR東涌駅周辺にとどめておくのがいいでしょう。残念ながらケーブルカーや大仏を見る時間はありませんが、東涌駅のショッピングセンターには有名ブランドのアウトレットショップ「シティゲート・アウトレット」が入っています。

参考:シティゲート・アウトレット

空港第2ターミナルで映画鑑賞

空港第2ターミナルには映画館があります。時間的に空港から外出するのが不安な人は、映画を観て時間をつぶすのもいいかもしれません。

自由時間6時間以上:お好きな場所を観光

これだけ時間があれば、アクセスが便利な観光スポットやレストランなどはほぼ問題なく行くことができます。

香港ディズニーランド

例えば、空港から比較的近い香港ディズニーランドを組み込んでみてはどうですか? 日本と違って園内はコンパクトで待ち時間も比較的短め。半日もあれば充分に遊ぶことが可能です。

参考:香港ディズニーランド

その他

空港ラウンジでリラックス・シャワー・仮眠

乗り換え、乗り継ぎ時間をのんびりと空港内で過ごしたい、という人は空港内の有料ラウンジを利用することもできます。プラザプレミアムラウンジは出発ロビーに2ヵ所、到着ロビーに1ヵ所、さらにシャワー&リラックスラウンジがありいずれも24時間オープンで、深夜のフライトの際にも便利です。ほかに第1ターミナルと第2ターミナルの両方にスパサロンもあります。ラウンジではドリンクや軽食がすべてフリー、また無料Wi-FiやPC、雑誌や新聞、充電設備、シャワーなども完備しています。

なお、一部クレジットカードやエアライン会員、プライオリティパス会員であれば無料で利用できることもあります。詳細は各カード会社にお問い合わせください。

参考:プラザミレニアムラウンジ

まとめ

時間が許す限り、やはり中心部に出て生の香港を体全体で感じたいところですが、そうでなくても空港内には時間を過ごせるお店や施設がたくさんあります。くれぐれも夢中になりすぎて乗り遅れることがないようにご注意ください。また出発時間やゲートの変更の可能性もあるので、こまめに案内ボードをチェックすることも忘れずに。

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