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ホンコン(香港)の旅行ガイド情報

香港のタクシーの乗り方ガイド〜料金やカード払い、便利なUberアプリなど

地下鉄、バス、フェリーなど、香港にはさまざまな乗り物のがありますが、例えば早朝や深夜、複数人数での移動、荷物の多いときなどに便利な交通手段は何と言ってもタクシーです。とはいえ、言葉も通じない知らない土地でタクシーを利用するのはちょっと不安…というのもまた事実。そんな人のために、香港のタクシー事情や乗り方、料金などについてご紹介します。

香港のタクシー事情

香港のタクシー台数は約3万4000台、そして1日のタクシー利用者は約130万人と言われており、その料金の手頃さから多くの人が日常の足として利用しています。また台数も多いので、どこでも簡単につかまえることができるのも特徴のひとつ。
車体はすべて同じ色で塗装され、営業区域に応じて赤・緑・青の3種類。料金はそれぞれ異なりますが、いずれも初乗りは2キロで20ドル(約270円。2016年9月現在)程度と日本とは比べものにならないくらい安い設定になっている上、深夜割り増しはなし!しかし中国返還後は大陸から来たドライバーが増えてきたため、香港の土地勘がない、反日的、英語がまったく通じない、運転が荒い…などの苦情が多いのも事実。その声を反映してか、近年ではサービスや英語教育に力を入れ始め、外国人観光客でも乗りやすい環境になりつつあります。

タクシーの基本情報

空港のタクシー乗り場はタクシーの色別に分かれています。

■タクシーの種類と料金 ※2016年9月現在。

香港のタクシーは大きく分けて以下の種類があります。基本的にチップを払う必要はありませんが、慣例的にセント以下の単位は切り上げ、またお釣りの小銭程度を渡すのがスマートとされています。ごく一部のタクシーでは、クレジットカードや電子マネーカードのオクトパスで支払えることもありますが、現金での支払いが一般的です。また500ドルや1000ドルだとお釣りがないこともあるので、高額紙幣での支払いは避けてください。

●赤タクシー

営業区域:ランタオ島南部を除く香港全域
料金:初乗りは2キロまで22ドル。以降200メートルまたは待ち時間1分ごとに1.6ドル加算。ただし料金が78ドル以上になった場合は1ドル。深夜割増はありません。
※香港国際空港から市内への料金の目安:中環295ドル、銅鑼湾285ドル、尖沙咀240ドル、旺角240ドル

●緑タクシー

営業区域:新界エリアのみ
料金:初乗りは2キロまで18.5ドル。以降200メートルまたは待ち時間1分ごとに1.4ドル加算。ただし料金が60.5ドル以上になった場合は1ドル。深夜割増はありません。

●青タクシー

営業区域:ランタオ島内のみ
料金:初乗りは2キロまで17ドル。以降200メートルまたは待ち時間1分ごとに1.4ドル加算。ただし料金が143ドル以上になった場合は1.2ドル。深夜割増はありません。

このほか、状況によりタクシー料金に以下の料金が加算されます。
●トランクに荷物を入れた場合:1個につき5ドル
●動物、鳥を持ち込んだ場合:5ドル
●電話でタクシーを呼んだ場合:5ドル
●有料トンネルを利用した場合(赤タクシー):往復のトンネル代
 ※クロスハーバートンネル10ドルx2、東および西トンネル15ドルx2.ただしクロスハーバータクシースタンドからの乗車、最終目的地が海を越えない場合は片道分のみでOK。

●その他の特別仕様タクシー

荷物が多い場合などに便利。流しは少ないので予約をするのが無難。

シンキャブ(SynCab)、ダイヤモンドキャブ(DiamondCab)、プライムキャブ(PrimeCab)
車椅子や大きな荷物を載せることのできるタクシーで、料金は通常のタクシーと同じ。流しを拾うこともできますが、あまり走っていないため利用の場合は予約がおすすめ。なお予約・呼び出しには別途追加料金がかかります。

シンキャブ

http://syncab.com.hk/

ダイヤモンドキャブ

http://www.diamondcab.com.hk

プライムキャブ

http://www.facebook.com/PrimeCabHongKong/

■タクシーの乗り方、降り方

流し、タクシースタンド、ホテル、ショッピングセンターなどで拾うことができるほか、電話やアプリでも呼び出せます。乗車方法は基本的には日本のタクシーと同じですが、細かい点で少し異なります。なお乗車、降車の際のいずれもドアは自分で開けます。

●空車の見分け方

フロントに赤地の白抜き文字で「FOR HIRE」「TAXI」などと書かれた丸いサインが出ているタクシーは空車です。ただし「暫停載客(OUT OF SERVICE)」「前往載客(ON CALL)」のボードをフロントガラスに出しているタクシーは基本的に拾えません。

●流しのタクシー

黄色の二重線など、駐停車禁止区域にはタクシーは停車できないため、流しのタクシーを拾う場合は道路のラインや標識もよく見るようにしてください。場所によっては、乗降車区域が指定されていることもあります。
タクシーを止める際は、手は真上ではなく軽く水平に上げる程度でOKです。また海底トンネルを利用して海越えをする場合は、手を波打つように動かします。

●タクシースタンド

クロスハーバータクシー専用スタンドは、通常のタクシースタンド標識の下にその旨が表示してあります。

商業エリアの場合、流しのタクシーではなくタクシースタンドで拾うのが一般的です。またスタンドによっては海越えタクシー専用の場合があるので、よく標識を確認してください。なお海越えタクシースタンドから利用した場合、トンネル代は片道分だけでOKです。

●ホテル、ショッピングセンターなど

タクシーを拾う場所がわからない場合は、タクシーやショッピングセンターを利用しましょう。高級ホテルなどでは、乗車するタクシーのプレート番号を記入したカードを渡してくれたり、ドライバーに目的地名を広東語で伝えてくれることもあります。

■その他の基本情報

●ドアの開け閉めはすべて手動です。
●乗車人数は基本的に最大5人まで(ドライバーを除く)。定員は車体に表記されています。
●乗客はシートベルト着用の義務があります(妊婦を含む)。
●香港は一方通行が多いため、やむを得ず遠回りをすることが多々あります。
●500ドルまたは1000ドルで支払った場合、運転手が相当のお釣りを持っていないときは基本的にお釣りを全額支払う義務はありません。
●16時頃はタクシー運転手の交代時間に当たるため、拾いにくくなります。
●台風シグナル8以上や黒色暴雨警報の発令中は基本的にタクシーも動きません。しかし中には自己責任で営業しているタクシーもありますが、この場合の料金はメーターではなく交渉になります。

トラブルを防ぐコツ

どれだけ注意していても、やはりトラブルは避けられません。できるだけ最小限にとどめるため、以下の点に心がけてください。

●目的地の住所と名前を漢字で書いたメモを運転手に見せましょう。
●忘れ物や料金トラブルなど、万一のために降車の際は必ずレシートを受け取るようにしてください。
●高額紙幣の場合はお釣りを全額もらえないこともあり、それ自体は違法ではありません。高額紙幣での支払いは避けてください。
●シートベルトは必ず着用してください。また車内は禁煙です。
●香港は一方通行が多いため、近くの場所でも遠回りをすることがあります。道は可能な限り運転手に任せ、過剰なクレームは控えましょう。
●駐停車禁止区域では乗車・降車はできません。
●(ほとんどありませんが)乗車したらメーターを利用しているかどうかを確認しましょう。

香港で役立つタクシー配車アプリ

香港でもUberなどさまざまな配車アプリがあります。ローカルのアプリは香港で有効な電話番号が必要であったり、ドライバーと電話でやり取りをする必要がありますが、細かい指定ができたり、また英語を話せるドライバーを指定することもできます。中国語や英語に問題のない人ではぜひ利用を検討してみてはいかがですか。

海外でのタクシー利用はやはり不安がつきものですが、基本の利用方法させ理解しておけばほとんどトラブルはありません。料金は日本よりも断然安く、また一度乗ってしまえばそのまま目的地までたどり着ける便利さはまさにタクシーならでは。状況や目的に合わせて、賢く利用してください。