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ロコに質問する飴かけ山査子 | ペキン(北京)在住SEKIさんのおすすめスイーツ・お菓子
飴かけ山査子
現地語表記:冰糖葫芦(bingtanghulu)
【オススメ度】
★★★★★ by SEKI (5個満点)
基本情報
観光地、繁華街には必ずお店があります。
1串約6元~10元です。
1串につき8~10個くらい刺してあり、よくあるのがサンザシに餡子とか挟んで、表面を飴でコーティングして、白ゴマをふりかけてあるタイプ。これ以外にもバリエーション豊富で、山芋、蜜柑、苺、パイン、チョコバナナなどなんでもあり。表面が薄い水あめの膜でコーティングしてあるので、キラキラ光っています。表面はパリパリしてて甘く、中はちょっと酸っぱめでちょうど良い。次に舐めてみると、口の中でゆっくり溶けていくのが分かります。
北京で一番おいしいのは、牛街にある「牛街清真超市」の冰糖葫芦です。一日中行列が途切れることがなく、何千個も販売するこの店の冰糖葫芦はとにかく新鮮で、飴のコーティングの厚みが絶妙で、サンザシを食べなれない日本人でも「おいしい」と思えること間違いなしです!
また、サンザシは9月~収穫される秋の果実で、秋から冬の冰糖葫芦が一番おいしく、北京人はこだわりを持っていて、それ以外の季節は食べません。
おすすめする理由と説明
北京では今も昔も子供から大人まで大好きな、サンザシを串に刺して飴をかけたお菓子です。
素朴なサンザシの甘さ(ほんのりと酸味のあるなかの甘さ)はクセになります。
今では、サンザシ以外にもイチゴやミカンなど他のフルーツ、山芋とバリエーションが増えています。
小さい子が街中でこれを親におねだりをしているのを見ると、心が穏やかになります。そして大きな口を開けて食べ、飴でべちゃべちゃになった口まわりは、可愛いくてたまりません。
今は一年中どこの観光地でも見ることができますが、基本は冬のお菓子です。
これを片手に北京の胡同を歩くと、すっかり北京人になった気分です。
SEKI
北京在住9年目になります。 個人でデザインアトリエを経営し、主に中国の映画、ドラマ衣装などの仕事をしております。その傍ら、これまでの経験やネットワークを活かし、通訳、生活サポート、ビジネスでのご紹介、進出のアドバイス、コンサルティングなどの仕事もしています。もちろん取材や展示会の通訳、商談通訳等も対応可能です。 また車を持っていますので、送迎や自家用車での観光を必要とされる方にも対応...