頤和園 | ペキン(北京)在住SEKIさんのおすすめ観光スポット

頤和園

現地語表記:颐和园(yiheyuan)

【オススメ度】

★★★★★ by SEKI (5個満点)

頤和園

基本情報

開園時間:
盛期(4月1日~10月31日)
  公園正門開放時間:6:30——18:00
  庭園内史跡開放時間:8:30——17:00
  閉門時間:20:00
閑散期(11月1日~翌年3月31日)
  公園正門開放時間:7:00——17: 00
  庭園内史跡開放時間:9:00——16:00
  閉門時間:19:00[30]
入園券:
  頤和園入園券:30元(盛期),20元(閑散期),子供、シルバー料金半額。
  頤和園+史跡セット券:60元(盛期),50元(閑散期)
  (頤和園入園券+史跡(文昌院、徳和園、仏香閣、蘇州街))
アクセス:
  地下鉄4号線北宮門下車、徒歩3分。

おすすめする理由と説明

北京5大世界遺産の一つ、皇家の庭園の中で保存状態が最も良い庭園で、春夏秋冬それぞれにすばらしい趣を演出してくれ、一見の価値ありです。
北京の5大世界遺産とは、八達嶺万里の長城、故宮博物館、明の13陵、天壇公園、そして頤和園ですが(北京原人遺跡を含めて6大世界遺産とも言います)、中国の最後の王朝の栄華を一番肌で感じることのできる場所はやはり頤和園ではないでしょうか。
そもそも北京は広く、世界遺産を1日で周ることはまず不可能ですが、その中で1日ゆっくり楽しめるのがこの頤和園です。
頤和園は世界遺産の中でも近年に修復されたものではなく、西太后の時代に何度となく破壊と修復を繰り返したおかげで、今現在も当時の面影を濃く感じることができます。
浅田次郎氏の「蒼穹の昴」と合わせて感慨にふけるのもよいですし、映画ラストエンペラーの世界を想うのも良いと思います。
また、庭園の南側を占める大きな湖(これが人口湖であることに驚きを隠せません)からの風は、夏は涼しく、散策をするのもよいですし、北側は歴史的建造物が山のようにあり、1日あっても見終わる事ができないくらいです。
この頤和園で清朝の栄華を感じ、北京市内に戻って古い街並みを散策すると、一昔前にタイムスリップしたような錯覚さえ覚えることと思います。
世界遺産、観光地、遺跡廻りというよりも、北京の生活の今昔を感じることができ、私はとても好きですし、おすすめです。
週末はカップルのデートコースに、冬は大きな湖がすべて凍り、スケート場になるなど、市民の憩いの場でもあります。

ペキン(北京)在住のロコ、SEKIさん
情報の提供者(ロコ):

SEKI

北京在住9年目になります。 個人でデザインアトリエを経営し、主に中国の映画、ドラマ衣装などの仕事をしております。その傍ら、これまでの経験やネットワークを活かし、通訳、生活サポート、ビジネスでのご紹介、進出のアドバイス、コンサルティングなどの仕事もしています。もちろん取材や展示会の通訳、商談通訳等も対応可能です。 また車を持っていますので、送迎や自家用車での観光を必要とされる方にも対応...