タイの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問する
モン民族(ชาวมอญ バンコク ノンタブリー ナコンパトム )文化の再認識と交流の機会について
私は以前、モン族の文化伝承者の方々から貴重な教えをいただき、陶芸活動に大きな影響を受けました。残念ながら、帰国後にその伝承者の方が他界され、ノンタブリー県にあるお墓参りをしたいと願っております。
過去には文化に関して誤解を招いてしまい、心より反省しております。もし可能であれば、通訳の方とともに直接お詫びをし、誤解を解きたいと考えています。
また、モン族の焼き物技法について、特に南蛮焼締や他の伝統技法を学びたいと考えています。もし現地でのアクティビティが難しい場合、ドヴァーラヴァティーを起点にした学びの機会も検討しています。
帰国後は学んだことを活かし、自分の陶芸活動を再開し、モン族文化を広める活動をしたいと考えています。
ご理解とご協力をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年4月8日 20時12分
ニックさんの回答
ii-hi-tabidachi様
モン族ならチェンマイ方面の山の中かと思ったら意外にバンコクの近くなんですね。
タイでは中華系の人間を除きお墓を建てる習わしはありません。したがって墓参りの場所を確定するのが一苦労ですね。基本的に川や海に散骨します。お寺によってはそのお寺で葬儀をした人を祀る小さな記念プレートのようなものが壁などに彫られているところがあります。事前に確認した方が良いと思います。
モン族の焼き物技法についてはかなり専門的なので事前に専門の調査会社や機関等に調査を依頼した方が良さそうです。
少しでも参考になれば幸いです。
追記:
ii-hi-tabidachi様
ノンタブリで島というとチャオプラヤ川の中洲になっているクレット島ですか。最近近くに高架鉄道ピンクラインが走り、ほぼバンコク市内のようなものですね。お墓見つかると良いですね。
また、ネットで見たらイサーンのナコンラチャシマ(コラート)に"ダーン・クイアン陶芸村"というモン族の陶芸村があるそうです。参考までにมอญモン族は最近はรามัญ(ラーマン)又はรมัญ(ラマン)と呼ぶことも多いようです。タイ語をそのままだとモーンなのでモーン族という表記もあります。
どなたかモン族やタイの陶芸に詳しい方が見つかると良いですね。頑張って下さい。
2025年4月10日 10時18分
ニックさん
男性/70代
居住地:バンコク
現地在住歴:2017年9月から18年振り
詳しくみる
この回答へのお礼

タイの埋葬習慣やお寺の記念プレートについて教えていただき、とても参考になりました。
以前、あるモン族の職人の命日にSNSへ思い出を投稿したところ、「伝説の個人の彫刻」とだけ返事があり、それ以上の反応はありませんでした。死に関する話題を避ける文化や、仏教的な“執着しない”という価値観が背景にあるのかもしれないと感じています。
その経験もあり、今回の訪問では、現地の方に無理をかけないよう、静かにお話を伺えたらと思っています。
訪ねたい故人の葬儀は島内で行われたと推測しています。島の反対側で中華系の仏塔型墓石を見かけた一方、散骨の可能性もあると考えています。
焼き物については、現地ではテラコッタが一般的ですが、備前焼のような緻密で硬質な仕上がりの作品にも強く惹かれました。ただ、そうした技法について尋ねた際、触れてはいけないような雰囲気を感じ、それ以上は聞けずにいます。コミュニティ開発ではテラコッタが前面に出ているように見受けられます。
帰国後、七輪型の窯でそうした焼き上がりを再現しようと試みましたが、それが現地文化と調和するのか、今も少し迷いがあります。
また、一部の関係者がモン語を話されていなかったことにも驚きました。この地域では日本語–モン語辞書も作られていたと聞いていたため、過去が遠ざけられているような感覚を覚え、今も葛藤があります。
一方で、「Nakdam」氏のように、文化を教育として次世代に伝える意義を訴える動きもあり、少しずつ変化の兆しも感じています。
可能であれば、地域で文化を守る方々や、アートを通じて歴史と向き合う活動家の方と、静かに交流する機会が持てたら嬉しく思います。
モン族の焼き物技法は専門性が高いため、現地の公立博物館に事前相談し、通訳を兼ねたコーディネーターに同行していただけると、より無理のない形で学びや対話が進むのではと考えています。
このたびは、温かく丁寧なご案内を本当にありがとうございました。今後も、心地よく関われる形を大切にしてまいりたいと思います。
2025年4月9日 10時34分
ヒロさんの回答
ii-hi-tabidachi様
ノンタブリー県へのお墓参りへの同行以来ですね。
モン族由来の多く住んでいて、焼き物関連の方ということはパクレットでしょうか?
日程、人数、場所等、具体的なことがが決まっていたら教えてください。
まず、現地へ出向いて親族の方に会ってお墓の場所を聞く必要があるのかな?
実際には親族の方もしくはお墓の場所を知っている方に同行をお願いしないと
お墓が特定できない(非常に難しい)かもしれないですね。
また、現地でのアクティビティーに関しての情報をお持ちでないようですので
その件については、やはりまず現地へ出向いて有無を尋ねる必要がありそうです。
そのさいの同行と通訳もお任せ下さい。
ドヴァーラヴァティーを起点に学びを得るというのは
具体的に何をお手伝いすればよろしいのでしょうか?
例えばドヴァーラヴァティー王国、東の中心地であったナコーンパトムへ
同行してほしいという事でしょうか。
私はタイに24年ほど住んでおり、タイ人家族とともに
ノンタブリー県に住んでおります。
同行の場合は私の車で当該場所へお連れ致します。
また、通訳もお任せ下さい。
よろしければご連絡ください。
お待ちいたします
HIRO
2025年4月8日 20時38分
この回答へのお礼

おっしゃる通り、訪ねたい地域はパークレットです。私はその島の出身者の方々にお世話になりました。
たとえば島の中にある「デパラ」というお店のオーナーだった方は、私にモン語の教科書をくださった方、また島の奥にある焼き物センターでは、人間国宝にも選ばれた方から貴重なお話を伺いました。さらに、タイの文化では故人として思い入れを語ることが難しいとされる僧侶の方や、もしかするとすでに他界されているかもしれないモン族博物館の創設者など、思い入れのある方々がいらっしゃいます。
現地ではまず、親族や地域の年配の方を訪ねて、お墓の場所を探ることになると思います。ご同行・通訳を引き受けていただけるとのことで、大変心強く感じております。今回の訪問は、おそらく私一人で向かう予定です。日程については現在調整中ですが、まずは現地の雰囲気を見ながら、可能な範囲でお墓参りと文化探訪を進めていけたらと考えています。
また、ドヴァーラヴァティー王国に関してですが、私の関心は「芸術や文化財の活用を通じたモン族のルーツの理解」にあります。近年、タイ語の美術論文では、美術や芸術を通じて、ミャンマー移民という枠組みを超えて、ドヴァーラヴァティー時代まで遡る形でモン族を“タイの先住民”として捉え直す動きがはじまったと見受けられます。
そうした活動――たとえばアートや文化財活用を通して歴史やアイデンティティを再構築しようとする流れ――に関わっておられる文化伝承者、活動家や学芸員の方をご存知でしたら、ぜひお会いしてみたいと考えております。
また時間が許せば、現在進行中の「新しい歴史」、たとえば都市開発と気候変動(水害や地盤沈下)とモン族の暮らしとの関わりが分かる場所にも足を運びたいと思っています。
改めまして、今回のご提案・ご協力に心より感謝申し上げます。
2025年4月8日 21時12分
空さんの回答
はじめまして。
アジア圏内は見た目が似ているだけについつい日本と同じつもりで行動してしまって誤解を生じることがしばしばあると思います。
私もタイ語通訳を30年、タイ在住20年ではありますが、未だに驚くことや新しく学ぶことも多いので、お気持ち察します。
もしよろしければ是非お手伝いしたいと思っております。これまで工業関連などの仕事が多く、文化的なことは正直あまり経験が多くは無いのですが、もし未だ決まっていないようであれば通訳をお受けしたいと考えておりますのでご検討下さいませ。
追記:
ご丁寧な返信をありがとうございます。
大変嬉しく拝読いたしました。
私自身も現在子どもがローカルの中学に通っており、タイの学校教育からタイ人の思考の背景など改めて学んでいるところです。
もしお役に立てれば幸いに存じます。
2025年4月12日 13時21分
この回答へのお礼

はじめまして。
とてもあたたかいメッセージをありがとうございます。
アジア圏での“見た目は似ていても文化や言葉の奥深さが違う”という点、まさにその通りだと共感いたしました。
長年タイでご活躍されているとのこと、心強く感じております。
文化関連の通訳はご経験が少ないとのことでしたが、現地で長く暮らされているからこそ感じられる視点や配慮に、ぜひ助けていただけたらと考えております。
今回は、モン族に関する地域文化や歴史への関心から訪問を検討しており、できるだけ丁寧に関係を築いていきたいと思っております。
まだ日程なども含めて調整中の段階で、いくつかのロコの方にもご相談をさせていただいているところです。
恐縮ですが、少しだけお時間をいただけましたら幸いです。
改めてご連絡させていただければと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
2025年4月12日 11時18分
ジェンさん
男性/70代
居住地:Don Muang Bangkok
現地在住歴:2018年4月
詳しくみる
この回答へのお礼

こんにちは。
先日はご返信いただき、ありがとうございました。ナコンパトムに関して、もし旅がうまくいかなかった場合に備えて、現地での情報を少しでも多く収集しておきたいと考えています。そこで、日本語ができるタイ人のご友人に相談したいのですが、その方に連絡を取ることは可能でしょうか?もしご連絡先などを教えていただけると非常に助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2025年4月9日 13時37分
この回答へのお礼

ご提案ありがとうございます。
日系の旅行会社やコンサル会社に依頼するという方法について、実はあまり詳しくなく、もしよろしければ、その場合にどのようなメリットがあるとお考えか、お伺いしてもよろしいでしょうか?
私としては、できるだけ低予算で現地に馴染む形で、少しずつ関係を築けたらと思っておりますので、参考までにお聞きできたら嬉しいです。
2025年4月12日 11時23分
この回答へのお礼

ご心配なさらずにいてください
2025年4月14日 9時40分