タイナン(台南)の旅行ガイド情報

台湾・台南旅行の持ち物チェックリスト! 必需品から携帯NGなものを解説

【台湾・台南在住者執筆】台南旅行の持ち物チェックに! 旅行に必要な持ち物リストをまとめました。基本の持ち物に加え、季節ごとにあると便利なもの、必要ないもの、飛行機での荷物の注意点をご紹介します。旅行前の準備や出発前の最終チェックにご活用ください。

基本の持ち物チェックリスト

はじめに、基本の持ち物チェックリストをご紹介します。持ち物チェックリストは「必需品」「重要なもの・ないと不便なもの」「旅行がより楽しくなるもの」の3つのカテゴリーに分けてそれぞれ紹介していきます。ご自身の旅行の目的に合わせて是非チェックリストを参考にしてみてくださいね。

必需品

持ち物 説明
パスポート 期限が3ヶ月以上必要。
ペン 機内で入国カードを書く際に必要。
現金 カードが使えないお店が多数ある為。台湾の空港で両替することも可能。
航空券(e-チケット) eチケットの印刷、モバイルにダウンロード
着替え 「台南の気候」記事を参考に服・下着類など。
洗面用具 アメニティが充実していないこともある為、事前に確認して足りないものは持参。
化粧品 普段使い慣れてるものや試供品の準備。
携帯電話・スマートフォン Wi-Fiルーターを借りるか、SIMカードを利用すれば日本と同じように使用できる。
携帯電話・スマートフォン充電器 コンセントは日本と同じ。機内持ち込み。

重要なもの・ないと不便なもの

持ち物 説明
クレジットカード 1枚あると便利。VISA・Master・JCBなどが使える。
海外旅行保険証 海外旅行保険はオンラインか空港で加入できる。入っておくと安心。
パスポートのコピー 万が一、紛失してしまった時用に準備。
日焼け止め 1年を通して日差しがあるため。
ティッシュ 公共トイレにトイレットペーパーがないことも。
常備薬 酔い止めや風邪薬・普段飲んでいる薬。
羽織もの 電車やバスなど公共機関は冷房が強い所も。
Wi-Fiルーター・SIMカード 台南では台北のように多くの無料Wi-Fiスポットがない為、Wi-Fiルーターなら日本でレンタル。
SIMカードなら台湾の空港等で購入。
歩きやすい靴 台南のまち歩きには必須!普段履き慣れてるスニーカーなどを。

旅行がより楽しくなるもの

持ち物 説明
カメラ こだわりの写真が撮りたい方は是非!
エコバッグ ビニール袋が有料なので1つあると便利。
帽子・日傘 特に、夏の時期に来る方は日差し対策必須!
虫除けスプレー 台湾の蚊は手強い!現地でも買える。
折りたたみ傘 天気予報の確認必須。特に夏の雨季の時期は折りたたみ傘があると便利。
レインコート・ビーチサンダル 雨が降った時用に!現地でも買える。
モバイルバッテリー 旅行中は地図などの利用で充電がなくなりやすいので準備しておくと安心。
ウェットティッシュ おしぼりがないお店がほとんどです。あると便利。汗拭きにも!
マスク 冬の時期、南部は空気汚染指数が高くなる為。

季節ごとに役立つ持ち物

台南は日本のようなはっきりとした四季はなく、雨季(5月〜8月)乾季(9月〜4月)と区分されます。夏は雨季の時期と被り、この時期に台風やスコールなど雨が多い日が続きます。そのため、湿度が高くジメジメとしているのでかなり蒸し暑く感じます。この暑さは10月まで続き、11月ごろから秋めいた気温に変化し、12月〜2月にかけて冬の気温へと変化していきます。
気候や服装に関して詳しくは[[台湾・台南の年間の気候と旅行中におすすめの服装]]:(https://locotabi.jp/tainan/guide/tp-gen-climate) 記事を参考にしてみてください。
次に季節ごとのお役立ちアイテムを紹介します。

春(3月・4月)

短めの春の季節です。この時期は、朝晩の気温差が激しい時期なので羽織ものが必須です。気温差が激しいこともあるので、パーカーのような厚手の羽織がオススメです。4月後半の時期は真夏のような気温になる為、帽子や日傘があると便利です。日差しがとても強くなる時期なので日焼け止めもあると役立つと思います。(現地で購入すると結構高いので日本から持参がオススメです。)また、気になる方はサングラスなども準備されるといいと思います。

夏・雨季(5月・6月・7月・8月)

5月〜8月は雨季の時期になり、雨の日が多くなります。午前中にスコールのように雨が降り、午後は晴れるなどお天気がくるくると変わる時期でもあります。この時期に台湾にくる場合は、折りたたみ傘があると急な雨にも対応できます。7月・8月は台風が頻繁に来る時期でもあります。予測のつかない雨が多い時期になる為、レインコートがあると強い雨にも対応できます。そして、湿度が高くジメジメとした気候になる為、室内の冷房が強くなります。薄手のもので羽織ものがあると、冷房対策・紫外線対策と気候によって対応できると思います。シャツのような薄手の羽織がオススメです。レインコートやビーチサンダルなど雨が降った時にもまち歩きが楽しめる小物の準備がオススメ!現地のコンビニなどでも買えます。

夏(9月、10月)

9月になると雨季が抜けて、晴れの日が多くなってきます。まだまだ、暑さが続く時期なので帽子や日傘サングラスを持参するなど、日差し対策が必要です。

秋(11月)

11月初旬と下旬では気温差が激しいです。旅行に来られる際は天気予報のチェックを小まめにする必要がある月です。朝晩の気温差が激しくなる時期なので羽織ものが必須です。

冬(12月、1月、2月)

思った以上に寒く感じる台湾の冬の季節です。12月・1月中旬ごろは、日本の秋の気候に近いと思います。2月前後の旧正月あたりは朝晩の気温がグッと下がり、この時期は地元の方はダウンジャケットを着ます。台湾には暖房器具はないので調整のきく格好がオススメです。また、この時期の南部は空気が非常に悪いです。気になる場合にはマスクの準備をしておくと安心かもしれません。

現地で準備してもいい物

台湾には日本のようなドラッグストアが町の至る所にあります。代表的なドラッグストアは「Watsons (ワトソンズ) / 屈臣氏 」「COSMED (コスメド) / 康是美 」「POYA (ポヤ) / 寶雅」の3店舗です。お手洗いや、夜市などで必需品となる、ティッシュやウェットティッシュは現地のドラッグストアでの購入でもありです。また、上記でご紹介した折りたたみ傘レインコートは現地のコンビニでも販売しています。お値段も手頃なので緊急で必要になった時は現地のコンビニで購入してもいいと思います。

現地調達でオススメなもの

暖かくなる3月ごろから台湾の蚊が増えてくる時期です。実は私はあまり蚊に刺されない体質で台湾にきて2年目になるのですが、1度も刺されたことがありません。そんな私でも常備しているのがこちら「白花油」という台湾の万能薬になります。
蚊に刺された時、頭痛やめまいがする時にさっとおでこに塗ったり、車酔い・バス酔いの時に鎖骨下にさっと塗ると気分が少しよくなったりと万能薬なのですが、台湾の蚊にも効くそうです。パッケージも台湾らしいイラストが印象的なのでお土産にもオススメです。

飛行機での荷物の注意点

飛行機に持ち込み・お預けできる荷物の個数や重量は各航空会社によって異なります。荷造りの際には規定を超えないように気を付けましょう。各航空会社によって異なる部分もありますので、以下を参考に航空会社のサイトの確認をお願いします。

お預け・機内持ち込み 共にNG

  • ライター、ブタン、酸素、液化窒素、潜水用酸素ボンベ、調理用がズボンべ、ヘアアイロンガス、エアコン洗浄スプレー、エアーダスター等の圧縮ガス
  • 酸、アルカリ、水銀及び湿電池バッテリーのような腐食材
  • 各種銃器の弾薬、花火、爆竹、照明弾及発炎筒のような爆発物
  • ガソリン、燃料(ジッポーオイル、キャンプ用も含む)、マッチ、塗料、シンナー、キャンプ点火装置、燻煙・燻煙式殺虫剤(バルサン・アースレッド)のような可燃性物質
  • 放射線物質
  • 盗難防止用の警報機が付いたアタッシュケースやカバン類
  • 漂白剤(液体・粉末)、オキシドール、過酸化物のような用品を酸化させる物質
  • 助草剤、殺虫剤、ウイルスのような有毒物質
  • 磁気性物質や有害・刺激物質などの危険物(例:ナイフ、剣、棒状なもの、グルフクラブ、矢、催眠ガス、スタンガンなど)

お預けOK・機内持ち込みNG

  • 人や飛行機に損害を与える危険性があるもの(ハサミ類 工具 先の尖ったものなど)

お預けNG・機内持ち込みOK

  • 電子タバコ
  • モバイルバッテリー
  • リチウム電池(イオン・金属)
  • 液体バッテリー
  • 発熱するもの(ヘアアイロン、水中ライト等の電池式)
  • 喫煙者用ライター、安全マッチ類(1人につき1個まで)

液体物の持ち込みについて

機内持ち込みの制限があります。
1. あらゆる液体物、ジェル、エアゾール類等は、100ミリリットル以下*の容器に入れてください。
100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可となりますので、その場合は預け入れ手荷物としてお預けください。
飲料類、クリーム・ローション・オイル類、香水、スプレー、シャンプー類、シェービングフォーム、防臭剤等のエアゾール類、歯磨き粉等の練り状物、半固形物、その他同様の物を含みます。

*密度の違いはありますが、100ミリリットル=100グラムと読み替えます。
2. それらの容器を容量1リットル(1000ミリリットル)以下、縦横の辺の合計が40cm以内の透明な再封可能なプラスチック袋(ジップロック状)に余裕を持って入れてください。
プラスチック製袋はお客様ご自身にて事前にご用意ください。
3. お一人様あたりの袋の数は一つのみです。
透明プラスチック製袋はその他の手荷物とは別にして手荷物検査場にて検査係員に提示してください。

台湾への持ち込み禁止製品

台湾国内への持ち込みが禁止されている商品は以下の通りです。

禁止品目:
1. 貨幣、通貨、有価証券、クレジットカードなどの偽造品および偽造貨幣印刷型。
2. 麻薬品(アヘン、コカイン、大麻、覚せい剤、MDMA)などの不法薬品及びその製剤。
3. 銃砲(猟銃、空気銃、銛を含む)、弾薬、毒ガス、刀剣、弾丸、炸薬及びその武器および武器の部品。
4. 偽ブランド品、海賊版などの知的財産権侵害物品、猥褻図、画動画。
5. 制限物品外の土壌、生果物、動植物あるいはその製品、絶滅危惧動物製品など。
出典:TAIWAN THE HEART OF ASIA

特に、最近は中国からの「アフリカ豚コレラ」・日本からの「豚コレラ」の影響によって、台湾国内への肉製品の持ち込みが非常に厳しくなっています。持ち込むと罰金が科せられることもありますので、お気を付けください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では台南旅行の際に必要な持ち物のリストと、飛行機に乗る際の注意事項についてご紹介しました。荷造りは楽しい反面、規定があるので悩むことも多くあると思います。少しでも参考になれば嬉しいです。台湾旅行が楽しいものとなりますように!