【2019年】上海虹橋国際空港から市内への移動アクセス方法・手段ガイド
【2019年最新!上海在住者執筆】上海にある国際空港のうちのひとつ、虹橋国際空港について、空港での両替事情から、空港内の情報、市内へのアクセス方法まで解説しました!
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上海・虹橋国際空港について
関東地方から上海へ渡航するなら、羽田—虹橋間の便が近くて便利ですよね。
虹橋国際空港は、浦東国際空港に比べ市中心地にも近く、日系企業や日本人が多く住む住宅地「虹橋・古北エリア」にも隣接しているため、出張者の利用も多い空港です。市内へのアクセスも簡単です。
上海虹橋国際空港の空港コードはSHA、空港自体は第1ターミナルと第2ターミナルの2つのターミナルがあり、日本からの発着便は第1ターミナルになります。
第1ターミナルは、2017年に場所を移り新しくなりました。規模はそこまで大きくはなりませんが、ベンチやテーブルのある休憩スペースが多く、旧第1ターミナルよりも勝手がよくなっているので、過ごしやすいでしょう。
よく、「浦東国際空港と虹橋国際空港のどちらが便利なのか」と聞かれることがありますが、市内へのアクセスとしておすすめなのは虹橋国際空港のほうです。
空港自体もコンパクトで、迷うこともないですし、すべてがわかりやすいので、あくまでも上海市内への観光目的であれば虹橋国際空港がいいでしょう。
ただし、上海ディズニーランドや浦東へ行く予定の方は浦東国際空港のほうが近くて便利です。また、虹橋国際空港にはLCCや格安の深夜便などは就航していないので、乗りたい便によって空港を決めてもいいでしょう。
もちろん空港の規模としては浦東国際空港のほうが大きいので、買い物などされる場合は浦東国際空港のほうがいいでしょう。
上海・虹橋国際空港公式サイト:https://www.shanghaiairport.com/index_jphqjc.html(日本語あり)
空港での両替の方法について
虹橋国際空港にある両替カウンターは1つのみ。
両替に必要なものはパスポートと両替するお金です。また、両替には手数料60元が別途かかります。
市内まで行けるなら、こちらで両替せずに市内で両替することをおすすめしますが、どうしても現金が必要な場合は少額だけ両替して、あとは市内でしましょう。
クレジットカードでキャッシングしたほうがお得な場合もあるので、そちらも視野にいれてください。
合わせて読みたい記事:上海でのお得な両替!「円→人民元」おすすめの替え方を現地在住者が紹介します
虹橋国際空港から市内までのアクセス手段
虹橋国際空港第1ターミナルは、日本の地方空港ほどの小規模な空港です。2階建てで、入り口、出口も1つのみ。迷う心配はありません。
市内への主要移動手段の乗り場に向かう出口は、到着フロアの4番出口です。待ち合わせはこの出口前が鉄板。
出口の上部にある表示を見れば、各移動法の乗り場の場所も把握できます。到着ゲートを出てすぐ右手に4番出口があります。
今回は、日本からの発着がある第1ターミナルにフォーカスを当てて紹介していきます。
電車(地下鉄)での移動のメリットとデメリット
もっとも利用率が高く、乗り方も簡単でお勧めなのが地下鉄での移動。空港から駅までの専用歩道があるので迷いません。
料金は市内まで3〜5元で、中心まで約30分で行くことができます!始発は5:59、最終は22:09。乗り入れているのは、地下鉄10号線「虹橋1号航站楼」駅。
10号線は、「水城路」駅、「陝西南路」駅、「豫園」駅、「新天地」駅、「南京東路」駅など、日本人旅行者の利用率が多い駅ばかりの路線です。この路線沿線のホテルを予約するのもお勧め。
「中山公園」駅、「静安寺」駅、「人民広場」駅方面を目指したい場合は、10号線で空港第2ターミナルの駅「虹橋2号航站楼」駅まで一駅戻り、一度改札を出て、地下鉄2号線に乗り換える必要があります。
第2ターミナルから国内線に乗る、2号線で浦東国際空港に行くという場合も、この方法で移動を。
空港から地下鉄乗り場までは専用の通路があります。道に沿って進むだけなので安心ですね!
メリットはわかりやすい点と、価格が安い所、デメリットは乗り換えが多少あると言う点くらいですね。
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タクシーでの移動のメリットとデメリット
いちばん速くて快適なのはタクシー。市内までは30〜50元、30分ほどで到着します。
空港内に白タクは滅多に入ってきませんし、運転手も事務的に仕事をしているので、ほかの海外の都市に比べてトラブルは少ないと言えます。
言葉がわからなくても、行き先のメモを見せればOK。住所と、その住所付近に交わる道路名を書いて渡せばよりスムーズです。お釣りがないことがあるので、交通カードや小額の紙幣も用意しておきましょう。
タクシーで空港に戻る場合は、「虹橋1号航站楼」のメモを。第1ターミナルと第2ターミナルは離れていて、徒歩では移動できないので注意が必要です。
地下鉄が便利で安いため、タクシー乗り場はほとんど空いています。荷物が多い場合や、複数人で利用する場合はおすすめですね。
メリットはやはり、移動時間が短縮される部分です。荷物を運ぶ手間もなく目的地まで直行で行けるのでいいですね。
デメリットは多少値段がはるところと、渋滞する時間帯に巻き込まれると予想以上に時間がかかってしまうという点です。
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路線バスでの移動のメリットとデメリット
虹橋国際空港第1ターミナルは、エアポートバスの発着がありません。現在運行しているのは、路線バスのみ。
天山西路方面行きの「176路」、徐家匯エリアを通過し盧浦大橋まで行く「806路」、普陀区方面へ行く「807路」の3路線です。
料金は一律2元で、市内中心部まで約40分。でも、行き先的に地元の人の足という印象です。旅行者が利用するメリットはほとんどないかもしれません。
デメリットとしてはやはり、路線バスは地元の人が利用することが多いため、禁止はされていませんが、大荷物での利用は控えたほうがいいところ。
浦東空港行きのエアポートバスに乗りたいという方は、第2ターミナルまで行く必要があり、地下鉄で「虹橋2号航站楼」駅まで行くか、シャトルバスで移動します。
シャトルバスの運行時間は6:00〜22:00。約20分に1本のペースで出ています。同じく、浦東空港からエアポートバスで虹橋空港に行く場合も、第1ターミナルに移動するには地下鉄かシャトルバスで移動する必要があります。
第2ターミナルへ行くにはこのシャトルバスも便利です。
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市内から虹橋国際空港までのアクセス手段
市内から虹橋国際空港までのアクセス方法も、空港から市内までと同じですが、おすすめは地下鉄もしくはタクシー。
ホテルが地下鉄の近くなら、一択で地下鉄ですが、地下鉄の駅まで移動しなくてはならない場合はタクシーで空港まで直行してしまってもいいでしょう。
その点、時間帯だけは気をつけて、はやめの出発を心がけてくださいね。
まとめ
虹橋国際空港第1ターミナルは、羽田便と香港、台湾、韓国方面の数便が出ているのみ(ほんとに、日本の地方空港の感覚です)。
到着時も出発時も同じ便の日本人にたくさん遭遇しますし、「海外に一人で着いてしまった感」は世界的に見てもいちばん少ない空港なのではないでしょうか。
迷いたくない、余計な心配をしたくないという方は、ぜひ虹橋空港行きの便を利用してみて下さい。
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以上、中国・上海の虹橋国際空港についてでした。