ソウルの旅行ガイド情報

韓国・ソウルの年間の天気(気温や湿度・雨情報)と旅行中の服装

【韓国・ソウル在住者執筆】ソウルの天気・気候(最低気温、最高気温、湿度、雨情報)を季節ごとに解説!旅行中におすすめの服装もまとめました。
雨の日でも楽しめる観光スポットや、現地の天気情報が見られるウェブサイトもあわせてご紹介します。
その時の天気・季節にあった服やアイテムを事前にしっかり準備して、現地では観光を思い切り楽しみましょう!

韓国・ソウルの天気と気候(年間の特徴)

ソウルは、地理で見ると日本の新潟県や福島県と同じくらいの緯度に位置します。
日本と同様に四季があり、梅雨もあるので、基本的には日本の東京と似たような気候です。
しかしソウルの冬は東京よりも寒さが厳しく、イメージとしては北海道の札幌と同じような気温です。
真夏は最高気温が35度を超える猛暑日になることも多いので、1年を通して気温の差が激しい都市だと言えるでしょう。
春秋は夏冬に比べると過ごしやすいものの、朝晩は冷え込んだりと、1日の中で気温の変化が起こります。
ソウル旅行の際は、季節や天気にに合わせてぴったりな服装を選んでいきたいですね。

こちらのグラフは2018年1月~12月のソウルの平均気温、最低気温、最高気温、降水量をまとめたものです。

出典:気象庁ホームページ
「地点別データ・グラフ (世界の天候データツール (ClimatView 月統計値))」(気象庁ホームページより)

合わせて読みたい記事:「ソウル旅行の持ち物チェックリスト!必需品から携帯NGなものを解説」

春のソウル(3月、4月、5月)

春の気候や気温、降水量

3月の上旬はまだ寒い日が続きますが、下旬~4月に入ると春の陽気になってきます。
桜やレンギョウなどの花も満開を迎え、観光のベストシーズンとしても人気の季節です。

朝晩は冷えることも多く、日中との気温差が激しいところも、ソウルの春の特徴です。
5月は最高気温が15℃を超える日も多くなり、日焼け対策も必要になってきます。
また、春は雨の日が最も少ない季節でもあります。

春のソウルは「黄砂」に注意!

春のソウルを旅行する時に気を付けたいのが「黄砂」です。
中国大陸から飛来する黄砂は近年問題のPM2.5とも合わさって、結構な社会問題にもなっています。
湿度が低く強風の日はとくに黄砂が発生しやすいので、マスクが必需品です。

大気汚染の状況は、ソウルタワーのライトの色でも確認できます。旅行中はぜひ参考にしてください。

タワーの色 汚染状況
危険
普通
安全

春のソウル旅行でおすすめの服装

3月の上旬はまだ寒い日が続くので、厚手のコートやダウンジャケットが必須です。
3月下旬~4月は気温差が激しいので、気温調整ができる重ね着を。ストールなども準備しておきましょう。
5月は日中の日差しが強くなります。日焼け対策を忘れずに。

夏のソウル(6月、7月、8月)

夏の気候や気温、降水量

「ソウルは寒いから夏も涼しい」というイメージを持たれがちですが、ソウルの夏は東京と同じくらい蒸し暑いです。
韓国冷麺やパッピンス(かき氷)など、冷たい食べ物がおいしい季節でもあります。

また、ソウルは6月の下旬くらいから梅雨入りするので、7月は湿度が高く雨の日が多くなります。
真夏に当たる8月の気温は35℃を超えることもあり、とても蒸し暑いです。
しっかりと熱中症対策をして観光にでかけましょう。

夏のソウル旅行でおすすめの服装

朝晩は涼しく感じることもあるので、薄手のカーディガンなど温度調節できる上着があると良いでしょう。
6月下旬~7月は梅雨に入るので、傘など雨具が必須アイテムです。
8月は気温が高く蒸し暑いので、汗を吸いやすく乾きやすい服装がおすすめ。
日焼けや熱中症対策もしっかりとしていきましょう。

秋のソウル(9月、10月、11月)

秋の気候や気温、降水量

秋に入ると、だんだんと空気の乾燥度が増していきます。
9月は残暑が続きつつも朝晩は冷えるので、1日の中で気温の変化が激しい時期です。

気候が落ち着き、紅葉した景色も楽しめる10月は、観光のベストシーズン!
紅葉がピークを迎える11月になると、一気に気温が下がりはじめます。
11月下旬には初雪が降ることもあり、どんどん冬の気候になっていきます。

秋のソウル旅行でおすすめの服装

基本的には東京の秋~冬の装いです。
9月上旬は残暑が続き暑い日が多いですが、気温の変化が激しいのでカーディガンやストールなど、温度調節できるアイテムを用意しましょう。
10月になると、朝晩用にジャケットや薄手のコートなど、上着が必要になる日も増えてきます。
11月下旬からは本格的に寒くなってくるため、しっかりとした冬の装いがベストです。

冬のソウル(12月、1月、2月)

冬の気候や気温、降水量

ソウルの冬は寒冷で、乾燥した大陸性高気圧の影響からとても寒くなります。
しかし空気が乾燥しているせいか、雪はあまり降らない印象です。

12月下旬のクリスマスあたりからは最低気温が0℃を下回ることが多く、しっかりとした防寒が必要。
寒さがピークを迎える1月は、最高気温が0℃に満たない日も多くなります。
しかし室内はオンドル(韓国式の床暖房)や暖房でとても暖かいので、室内との温度差が大きいです。
そのため、薄着の上に厚手のコートを羽織って出かける人が多いようです。
空気も乾燥しているので、寒さ対策と合わせて肌の保湿対策も忘れないようにしましょう。

冬のソウル旅行でおすすめの服装

冬の間は厚手のコートやダウンコートが必需品です。
マフラー、手袋、耳当て、回路などの小物もあると良いでしょう。
特に1月は、冷気が入らないコート、ひざ丈・踝丈のコートを着る人が多くなります。
観光で外を歩く時は、首、手首、足首を冷やさないようにして出かけましょう。
2月にはだんだんと寒さは弱まってきますが、まだ厚手のコートは必須です。
空気が乾燥しているので、ハンドクリームやリップクリームなど、保湿グッズも忘れずに。

雨の日におすすめ!ソウルの室内アクティビティや観光地

「せっかくソウルに来たのに、雨だから室外の観光が楽しめない……」
「暑さ/寒さが厳しいからなるべく室内で観光を楽しみたい!」
という方のために、室内で楽しめるソウルのおすすめ観光スポットをまとめました!
梅雨の時期にソウルを旅行される方や、真夏・真冬の観光にもぜひ訪れてみてください。

「COEXモール」で買い物や水族館を楽しむ

COEXモール(コエックスモール)はソウルでも人気の大型ショッピングモールです。
地下鉄の駅直結なので、雨の日でも濡れずに移動できるのか嬉しいポイント。
中にはショップやレストランはもちろん、映画館、水族館もあります。
特に水族館はディスプレイにも凝っており、お子様連れの方やデートにもおすすめです。

「ロッテワールド」で遊び尽くす!

ソウルを代表するテーマパークでもあるロッテワールドは、気軽に立ち寄れる人気のエンターテイメント施設。
室内のアトラクションも充実しているので、雨の日だって十分に楽しむことができます。
すぐとなりには「ロッテデパート」があるので、たくさん遊んだ後に買い物や食事をしても良いですね。

「ソルビン」で地元のスイーツを楽しむ

韓国のピンス(かき氷)のチェーン店として人気のソルビン。
ジメジメした梅雨の暑さも、さっぱりしたピンスでリフレッシュしちゃいましょう!
季節限定のフレーバーもあるので、夏以外にもぜひ立ち寄りたいスイーツショップです。

「セブンラックカジノ」で運試し

セブンラックカジノは、ソウルにある外国人専用のカジノです。
市内中心部、ミレニアムヒルトンの中にあります。
ドレスコードがあるので、短パンやサンダルでの入場はできません。
また、外国人専用なので入場にはパスポートが必要です。
少ない金額からかけることもできるので、運試ししてみてはいかがでしょうか?

ソウル旅行中のお天気情報はここで確認!

ソウルっ子も御用達のウェブサイト「NAVER」

地元のソウルっ子から最も利用されているのが「NAVER」というウェブサイトです。
天気や気温といった気象情報はもちろん、ニュースも見られます。

日本語で天気予報を見るなら「日本気象庁ウェブサイト」

ソウル旅行出発前に日本から天気を確認したいとき、気象情報を日本語で知りたいときは、日本気象協会のサイトが便利です。

まとめ

韓国・ソウルの気候や天気、おすすめの服装を季節ごとにご紹介しましたが、いかがでしたか?
ソウルの気候は東京と似ているものの、冬は寒さが厳しいので、外を歩く時はしっかり防寒できるコートが必須です。
梅雨の時期や夏はジメッとした暑さになるので、発汗性の良い服を選んだり、熱中症対策も心がけましょう。
雨の日の観光に迷ったら、COEXモールやロッテワールドがおすすめです。地下鉄を使えば雨に濡れずに移動できますよ!

ソウルのもっとくわしい天気や気候が知りたい方、自分が旅行に行く時期にぴったりな服装のアドバイスが欲しい方は
ぜひロコタビの無料Q&Aから質問してみてください。
ソウル在住の日本人ロコ達が、アタナの疑問にリアルタイムでお答えしています!