釜山（プサン）のタクシー乗り方ガイド～料金や注意点を解説

【2020最新情報】旅行中の移動にタクシーを検討している方や、早朝や深夜のタクシー移動に不安を感じている方必読です！ タクシーの種類や乗り方、料金、支払い方法、配車アプリ、トラブルなど、乗る前に知っておきたいことをまとめました。
釜山（プサン）のタクシーは日本よりも安くてお得ですし、バスや地下鉄などの公共交通機関と比べて使い勝手がいいので、旅行中のちょっとした移動はタクシーを利用すると良いでしょう。

釜山のタクシーの基本情報・種類

韓国語でタクシーは 「택씨（テクシ）」といいます。
ソウルや釜山のタクシー事情は、日本とあまり変わらず、現地の方もよく利用するため、比較的簡単にタクシーを拾うことができます。

⇒【関連記事】韓国・ソウルのタクシー乗り方ガイド～料金や配車アプリ、注意点を解説

釜山のタクシーはセダンタイプやワゴンタイプなどの車両があり、主に以下の3種類のタクシーがあります。

• 一般タクシー（イルバンテクシ）
  釜山で最も多く走っているタクシー。オレンジやシルバーはタクシー会社のタクシーで、それ以外はだいたい個人タクシー。

• 灯台コール（トゥンデコル）
  車体のオレンジのラインと、屋根にあるオレンジのタクシーマークが特徴。安全やサービスの基準を満たした観光客向けのタクシー。

• 模範タクシー（モボムテクシ）
  無事故でドライバー歴10年以上のタクシー。黒の車体で、黄色のラインと表示灯に「모법（模範）」「Delux taxi」と書かれているのが目印。日本語が通じる運転手がいます。

タクシーの料金

以下に基本料金、チップ、料金相場についてご説明します。
深夜（午前0時から4時）の運行や、郊外への運行は、割増料金として20％プラスになります。
模範タクシーには割増料金はありません。

初乗り料金・追加料金など

2019年にソウルや釜山など韓国国内のタクシー料金が値上がりしました。ソウルの初乗りが3,800ウォンなので、釜山の方が若干安いです。
値段や相場は分かりやすいように1ウォン＝0.1円で換算しています。

基本料金

灯台コールの料金は一般タクシーと同じです。

チップ

基本的にチップは必要ありません。
あげるとしても、1,000ウォン程度上乗せするか、お釣りの端数をとっておいてもらう程度で構いません。

メインエリアのタクシー料金の相場

以下は、金海国際空港からメインエリアまでの料金相場です。

タクシーの乗り方

続いて釜山のタクシーの乗り方についてご紹介します。基本的には日本のタクシーと変わりませんが、海外ならではの注意しなくてはならない点もあります。

1. 捕まえる・乗る

タクシーの捕まえ方は主に以下の3通り。

• タクシー乗り場から乗車する
• 道で流しのタクシーを拾う
• ホテルのフロントやレストランで呼んでもらう

表示が「빈차」（空車）となっているタクシーを見つけたら、手を前に伸ばして合図しましょう。
灯台コールの場合は、+82-51-600-1000 に電話すれば5～10分ほどで来てくれます（場所や混雑状況にもよります）。

タクシーのドアは自動ドアではないので、自分で開け締めします。
そして、走り出すときに運転手がメーターをスタートするのを必ず確認してください。

2. 支払う

メーターに表示された金額を支払います。

クレジットカードや交通カードの「T-money」が利用できるタクシーもあります。T-moneyカードについては「【2019年最新】韓国・ソウルの地下鉄ガイド（路線図、料金、交通カード）」をご参照ください。

高額紙幣だとお釣りがなくて断られる可能性があるため、あらかじめくずしておきましょう。

万が一忘れ物をしたときや何かトラブルがあったときに、後でタクシーを特定しやすいようにレシートをもらっておくと良いでしょう。

3. 降りる

車の通りがある場所で降りる場合は、後方から来る車やバイクに注意してドアを開けましょう。

旅行初心者の方は、車内で携帯・スマホなどを使っていて、うっかりそのまま忘れてしまうケースが多いです。車から出る前・出た後も車内をさっと見回して、忘れ物がないかどうか確認するようにしましょう。

乗る前に知っておきたい注意点

• 一般タクシーでは、日本語が話せる運転手はまれなので、行き先を韓国語で書いた紙を用意しておきましょう。
• ワンメーターの距離だと乗車拒否される可能性が高いので注意！
• 釜山のタクシートラブルは比較的少ないですが、夜に女性1人で利用するのはなるべく避けましょう。

⇒【関連記事】釜山の治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、トラブルと対策

よくあるタクシートラブルと対処法

釜山でタクシーを利用する際によくあるトラブルとその対処方法についてご紹介します。以下を事前によく読んで、トラブルに巻き込まれないように（巻き込まれてもスムーズに対処できるように）準備しておきましょう。

乗車拒否されたら……？

釜山のタクシーで乗車拒否されるケースは主に以下の3通りです。

• 行き先がうまく伝えられない場合
• ワンメーター（目的地が近い）の場合
• 郊外（目的地が遠すぎる）の場合

行き先を伝えるのは、目的地を韓国語で書いた紙を見せるのが一番手っ取り早いですが、Googleマップで目的地を見せるのも一つの手です（文字表示を韓国語に変更しておくと尚良し）。

ワンメーターの場合は、目的地までは2キロほど（歩いて15分ほど）なので、他のタクシーが見つからなければ歩いて行きましょう。

郊外へ行く場合は、他のタクシーを使うか、バスや地下鉄など他の交通機関の利用を検討しましょう。

料金をぼったくられたら……？

釜山のタクシーは基本はメーター制ですが、運転手によってはぼったくりしてくる人も全くいないわけではありません。
降りる際に多額の請求をされるのではなく、乗り込む際に値段を口頭で言われることが多いです。上記の料金相場よりも高い値段をふっかけてきたら、正規の料金を伝えたり、他のタクシーを拾うなどの対応をすると良いでしょう。

行き先を告げる際にGoogleマップでルートを見せれば、わざと遠回りをされるようなことも避けられるのでおすすめです。

タクシーに忘れ物をしたら……？

貴重品や航空券などを紛失してしまった場合は、最寄りの警察に届け出て、盗難･紛失証明書を発行してもらいましょう。

もし、パスポートを紛失してしまった場合は警察に届け出た後、在韓国日本大使館領事部に相談しましょう。

支払いの際にレシートをもらっていないと、タクシーを特定することができず、忘れ物が返ってくる可能性は極めて低くなります。
忘れ物をしないように降車時に確認することはもちろん、万が一に備えて支払いの際にレシートを必ずもらうようにしましょう。

旅行中に便利なタクシー配車アプリ「KAKAOタクシー」

タクシー手配アプリとして有名なのは「Uber」ですが、韓国国内で「Uber」を利用している人はほとんどいません。
韓国で主流の配車サービスは「KAKAOタクシー」です。
「KAKAOタクシー」は、カカオトーク（LINEのようなメッセージアプリ）が提供している、タクシーの手配に便利なアプリです。

KAKAOタクシーでもUberのように、自分の現在地と目的地を入力すればタクシーを手配することができます。
料金も事前に確認できるため、ボッタクリの心配もありません。
また、ドライバーにも親切な人が多い印象です。

KAKAO タクシー（T）のダウンロード

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Androidをお使いの方はこちらから

まとめ

韓国は2019年にタクシー料金の値上げがありましたが、それでもまだ日本と比べると安いです。韓国語が話せなくても、筆記で伝えたり、スマホの地図などを利用すれば初心者でも簡単に利用することができます。

釜山のタクシー事情についてもっと詳しく知りたい方は、現地在住の日本人（ロコ）に無料で質問・相談してみましょう！

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