韓国・釜山の天気と気温、旅行中におすすめの服装

韓国・釜山旅行の前に天気や気温、おすすめの服装をチェックして荷物を準備しましょう！　釜山のよく当たる天気予報サイトや年間の気候、ベストシーズンや台風のシーズン、雨の日の楽しみ方や観光スポット、ソウルより暖かそうでも持って行くと役立つ服や持ち物をご紹介します。準備を万端に整えて、旅行を最大限楽しんでくださいね。

釜山のおすすめ天気予報サイト

釜山旅行が近づいたら、天気予報で天気や気温をチェックしましょう。

• 日本気象協会「tenki.jp」
  釜山の今日の天気とこの先7日間の週間天気のほかに、日本の主要都市の天気・気温との比較もできて、旅行の服装や荷物の準備に役立ちます。

• 釜山ナビ「韓国釜山天気」
  韓国気象庁が発表する、釜山の今日・明日と10日間の天気予報を知ることができます。

釜山の年間の天気・気候

朝鮮半島南東端にある釜山は、対馬海峡に面しており、緯度は京都市とほぼ同じ北緯35度で、日本と同様に四季と梅雨・台風の時期があります。
日本の都市で言えば福岡市に近い気候ですが、北に位置する分、夏はより涼しく過ごしやすく、冬は風が強くより寒くなります。

釜山の年間の気温と降水量

釜山の年間平均気温は、仙台市とほぼ同じ12℃前後です。
春から雨が増え始め、6月下旬～7月下旬は梅雨、8月～9月は台風シーズンで雨が多く、冬は乾燥して気温が下がります。

春（3月、4月、5月）の釜山

3月には春を思わせる天気の日が続き、乾燥して黄砂が発生しやすくなります。4月には桜が咲いて雨が増え始め、5月は爽やかで初夏の陽気の日もあります。
4月～5月（旧暦4月8日）には韓国最大の仏教の祭典「釜山燃灯祭り」、5月末には砂のアートの祭典「海雲台砂祭り」が行われます。

夏（6月、7月、8月）の釜山

6月下旬から7月下旬までは梅雨で、梅雨明けすると真夏の気候になり、海水浴に最適です。8月～9月は台風シーズンで、台風接近時には注意が必要です。
毎年8月には韓国で最も歴史のあるロックフェス「釜山国際ロックフェスティバル」が開催されます。

秋（9月、10月、11月）の釜山

9月前半には残暑が残りますが、気温と湿度が下がって過ごしやすくなります。9月の台風シーズンが終わると、観光に最適な秋の到来で、11月には紅葉を楽しめます。
毎年10月には韓国最大の花火大会「釜山世界花火祭り」が開催されます。

冬（12月、1月、2月）の釜山

ソウルほど寒さは厳しくないものの、乾燥して寒くなり、海からの風が強く体感温度は実際より低く感じられます。雪はめったに降りません。
毎年12月には「釜山クリスマスツリー文化祭り」、12月31日～1月1日には1年の締めくくりと新年を祝う「釜山日の出祭り」が開催されます。

釜山の観光ベストシーズンは春～秋、おすすめは5月と10月！

春から秋にかけてが釜山の観光ベストシーズンですが、春の黄砂、初夏の梅雨、夏の暑さと台風の心配がなく、天気や気温が一年で最も快適な5月と10月が特におすすめです。

釜山旅行中におすすめの服装

東京とほぼ同じ服装で大丈夫ですが、冬はより暖かい服をご用意ください。

3月・4月・5月の服装

3月にはニットの上に薄手のコート、4月には長袖の上に薄手のコートがおすすめです。
朝晩は冷えるので気温差対策に、重ね着できる服やストール・マフラーがあるとよいです。
5月には日中半袖で外出できるくらい暖かい日もありますが、朝晩は長袖が必要です。
3月～5月は黄砂が発生しやすく、マスクや花粉メガネ、帽子があるとよいでしょう。
4月からは雨が増え始めるので、折りたたみ傘をお持ちください。

6月・7月の服装

6月下旬から7月下旬にかけては梅雨のシーズンです。傘のご用意をお忘れなく。
湿度が高いので通気性のよい半袖の上に、カーディガンやパーカーなど羽織れる長袖の服がおすすめです。
晴れると日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めが必要になってきます。
7月に海やプールに行かれる方は水着をご用意ください。

8月・9月の服装

7月下旬に梅雨明けすると本格的な夏です。東京ほどではありませんが外は蒸し暑く、屋内は冷房が効いているので、半袖の上にカーディガンやパーカーなど羽織れる長袖の上着が必要です。
UV対策に帽子、サングラス、日焼け止め、海やプールに行かれる方は水着もご用意ください。
9月は中頃まで残暑で暑い日もありますが、だんだん涼しくなってくるので夏服にプラスして長袖シャツと羽織れる長袖の上着をお持ちください。
8月～9月は台風に備えて傘もあるとよいでしょう。

10月・11月の服装

10月はその日の気温によって半袖か長袖シャツの上にジャケット、11月前半は長袖シャツやニットの上にジャケット、11月後半にはコートが必要になってきます。
雨は少ないですが、折りたたみ傘のご用意を。

12月・1月・2月の服装

風が強く寒いので、暖かいダウンなどの風を通さないコートは必需品です。ヒートテックやニット、ストールやマフラー、帽子、手袋、カイロでしっかり防寒しましょう。空気の乾燥対策に、クリームやマスクもあるとよいです。
室内はオンドル（床暖房）で暑いこともあり、アウターで調整するのがベストです。

雨の日の釜山の楽しみ方・観光スポット

せっかくの旅行が雨と重なっても滞在を楽しめる方法や、観光スポットをご紹介します！

韓国の雨の日グルメ？ チヂミを食べに行く

雨の降る音がチヂミを焼く音に似ているそうで、韓国では雨が降ると食べたくなるそうです。合わせる飲み物はマッコリが本場流です。

カフェでのんびり

釜山の若者の街・西面（ソミョン）エリアにある田浦（チョンポ）カフェ通りには、おしゃれなカフェが集まっています。雨の日には、お気に入りのカフェを見つけてのんびり過ごしてみてはいかがでしょう？

ショッピングモールやデパート、地下街でお買い物

大型ショッピングモールやデパート、地下街なら雨を気にせずにショッピングを楽しめます。ロッテ百貨店アクアモールでは、アジア最大の室内音楽噴水ショーを無料で観ることができます。西面（ソミョン）や南浦洞（ナンポドン）の地下街はショップが充実していておすすめです。

スパや温泉、チムジルバンで気分もすっきり

ジメっとする雨の日はスパや温泉、韓国式スーパー銭湯のチムジルバンで汗をかいてすっきりしてみませんか？　アカスリもおすすめです。
地下鉄2号線センタムシティ駅直結の新世界スパランドは、22種類もの天然温泉やサウナがある大型施設で、マッサージやエステ、ネイルサロン、レストランもあるので1日中楽しめます。

外出しなくて済むホテルに宿泊

梅雨や台風の時期の旅行では、4つ星以上の高級ホテルに宿泊すれば、レストランや免税店、スパ、カジノなどがあり、外出しなくても滞在を楽しめます。
ロッテホテルはロッテデパート釜山本店に直結しています。
高級ホテルでなくても、地下鉄駅の目の前のホテルなら、ほとんどぬれずに外出できますよ。

まとめ

いかがでしたか？　現地の気候に合った服装やグッズを準備して、旅行中は快適に過ごしてくださいね。
釜山の天気や気温、服装などについて疑問点のある方は、ロコタビの無料Q&Aで、釜山在住の日本人ロコに聞いてみるのもおすすめですよ。

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