ポルトガルの６月の気候

ももさん、はじめまして。
私はコインブラに棲んで20年以上経ちますが、6月が涼しかったという記憶は一切ありません。ネットで、ポルトガルの6月は日本ほど暑くないというのは根拠がないというか、ある意味勘違いによるもので、住民にとってはデマもいいところです。ここに質問してくださってよかった！
ポルトガルの6月は真夏です。
ポルトガルに限らず、欧州の夏は雨が降らない、湿気が少ないため、早朝や日没後は肌寒いと感じることもありますが、日中は陽射しが強く、気温も高くなります。つまり、6月にポルトガルを旅行するためには、真夏の旅支度が必要になります。日本の夏の様に湿った暑さではなく、だらだらと汗が流れることはないので、涼しいと感じられることがありますが、実際には気温が30度を超える日が増えてくるのがポルトガルの6月です。
日中の服装は軽くすることをお薦めします。早朝や日没後、特に夕食のために外出される際は、薄手の上着やスカーフなどを持参してください。夏至のころの日没は夜9時を過ぎます。食事に出かけるころはまだ暑くても、宿に戻ることには肌寒くなっていることがあるのでお気を付けください。特に6月は聖人祭がある街が多く(リスボン・6月12～13日の聖アントーニオ祭、ポルト・6月23～24日の洗礼者ヨハネ祭など)、夜祭が楽しい季節ですので、夕飯はテラス席でいただくのにもいい時期ですが、気が付くと寒くなっていることが多いので、お気を付けください。
日中の陽ざしは日本の真夏よりもはるかに強いです。日焼け止め対策をお忘れなきよう。日本よりも陽射しは強いですが、いつもお使いになっている日焼け止めクリームなどで充分ですので、ご持参ください。日本で売られている日焼け止めクリームと同じメーカーのものもありますが、こちらは「日焼け止め」だけでなく、コパトーンのような、綺麗に日焼けするためのクリームもたくさん売られているので、使い慣れているものをお持ちになるのが無難だと思います。
また、水分補給に留意してください。乾燥して爽やか、汗をかいていないから、そんなに水を飲まなくても大丈夫だというのは、大変な誤解です。暑くないし、トイレが近くなると困るから、と水をあまり飲まなかったため、脱水症状を起こす方もあるほどです。
ところで。
今年のポルトガルは、例年に比べて涼しいです。ちょうど今日、日没を少し過ぎてから(夜9時)近所のスーパーに買い物に行きましたら、店内で友人に会いました。日中の、半袖の薄いブラウスのまま、あわてて上着を持たずに来てしまったので、寒い寒いとぼやいておりました。今年の傾向は、日中だけでなく、日が代わっての寒暖の差が大変におおきいこと。昨日は真夏でも、今日は初秋の涼しさを思わせるほどに気温が下がることもあります。天気予報の最低気温予想よりも、夜の体感気温はずっと涼しく感じられます。
異常気象云々を言うならば、稀に雨が降ることくらいです。数年前、今のアパートに引っ越した時、涼しい8月で大助かりでしたが、お湿り程度ながら、雨が降る日があって閉口しました。今年は雷が発生しやすい傾向にありますので、折り畳みの傘などの、携帯用の雨具をお持ちください。晴雨兼用の日傘などはとても役に立ちます。ポルトガルでは近年、観光客、特に日本から来た女性たちが日傘をさしているのを見て、あれいいねぇ、とみんな思っております。19世紀ごろまでは、ハレの日の装束や、貴婦人たちの外出などに、パラソルが欠かせなかったのを思い出してるようです。今日はちょうど、コインブラの月例骨董市の日で、150年くらいは経っているのでは、と思うような古い日傘が売られておりました。
長くなったのでもう一つ余談。
今回の旅行計画には含まれていないようですが、マデイラ島やアソーレス諸島は、年間を通じて湿度が高い気候なので、こちらはちょっと気温が上がると汗だくになります。2010年ごろ、コインブラ大学礼拝堂聖歌隊の演奏旅行で、10月末にマデイラ島へ行きましたが、ちょっと外出すると汗びっしょりになり、1日に4回シャワーを浴びておりました。
ポルトガルの6月は快適です。夏の花も咲き始める、華やかな季節なので、どうぞお楽しみに。
よい旅になりますように。

ありがとうございます。
今年の6月のコインブラは、街の守護聖女である聖王妃イザベルの列聖400年祭で、普段とは違う雰囲気があります。また、14日と15日は、学生祭を締めくくる、卒業して学び舎に別れを告げる学生たちのためのミサが挙げられます(でもって、私はそこで歌ってます)。その週末は、街は学生服を纏った若者たちでにぎわってますよ。
お体にはくれぐれも気を付けて、ポルトガルの夏を楽しんでくださいませ。
よい旅を。コインブラの青い空の下、素晴らしい日々になるよう、お祈りしております。

はじめまして。

　リスボン在住の横井英夫と申します。

　リスボンの６月の最高気温は２６度から２８度くらい、最低気温は１７度から１８度くらいです。

　ポルトはそれよりも３−４度くらい低いです。

　リスボンに限って申し上げますと、６月は７月、８月ほど暑くはありませんが、３０度を越える日も時々あります。

　日本と異なるのは、直射日光は強いですが、空気が乾燥しているため木陰に入ると涼しいという点と、日中と朝晩の気温差が大きいことがあり、朝晩はやや冷え込むことがある点です。

　従って、晴れた日の日中は真夏の服装で良いかと思いますが、朝晩は上着などで調整するご準備はされた方がよろしいかと思います。

　湿度の高い東京の夏に比べると、リスボンは遥かに過ごし易く、私どもは昨年の夏はエアコンは一切使いませんでした。

　なお別件ですが、ポルトガルは大変治安の良い国ですが、近年多発しているスリにはくれぐれも御用心ください。

　リュックなどを背負うことは、例え短時間であっても避けた方が無難です。閑静な通りを歩いていて、後ろから接近してきた人にリュックのジッパーを開けられるようなケースも発生しています。

　では、ポルトガルの旅が楽しく実りあるものになることをお祈り申し上げます。

横井英夫

もも様、

はじめまして。

リスボンはポルトに比べて約２度暖かいです。海岸線があるものの、大陸と言うことで寒暖の差があり、早朝と晩は軽いセーターの必要の日もあります。しかし日中は半そで。雨はほとんどふりません。日本のような蒸し暑さはありません。

武田

追記。来週から北アフリカの寒波があり、急に暖かくなる予定です。早朝と晩は多少冷えても長袖のブラウスで結構です。

Hello,
Weather is a bit unpredictable, but in general in June, Tshirt during the day and light jacket at night.
It doesn't rain in June, but this year we had abnormal rain, so bring a light waterproof jacket or umbrella, or buy it here in a chinese store.
Last couple of Junes hasn't been particularly hot, but the previous years (2018-2022) had been very hot even hotter than July and August.
A light jacket and you are fine for Lisbon.
Porto is cooler, although for me a light jacket is ok, but if you want to be in the safe side, bring a light sweater. Do not bring a heavier jacket. You will be much conformable if you can layer according to the weather.
Hope this helps

株式会社MMカンパニーでございます。
ポルトガル、6月はベストシーズンだと思います。ジャカランダの花も綺麗です。
お昼は暑いですが、カラッとさっぱりしています。
　南ヨーロッパですが、夜は18時ぐらいから涼しくなってきます。夜散策なさるのでしたら、何かカーディガンみたいな羽織りものをご持参下さい。

去年は夕方18時ぐらいから涼しくなり、朝8時ぐらい迄は毎日ひんやりでした。
クーラーはお昼間だけかけていました。

ヨーロッパ全体がこんな感じではないと思います。
というのは、数年前にオーストリアに行きましたら夜中暑くて眠れなかったからです。

意外と南ヨーロッパなのに冷えますのでお気を付けて下さい。

こんにちは、
リスボンに在住しております。
6月の気候ですが、基本的には半袖で問題はございませんが、夜になると少し寒暖差の影響で冷えたりすることもあるので、オススメとしては、半袖のシャツに夜になったら1枚上に羽織れるシャツまたは薄手のパーカー、カーディガン、薄いスカーフ等があると良いかと思います。
またシントラ方面へ旅行に行く際は、リスボンより気温が低く、朝晩は少し夏でも冷え込みますので、やはりスカーフですとか上に羽織るものが1枚あったら念のため便利かと思います。

最近の気候の変化に驚きです!
今年は雨の多く、つい最近まで、寒かったです。　やっと、ここ数日、良い天気になったポルトです。
例年ですと、日本の５月の様ですが時折、夏を思わせる日もあります。
でも、雨は殆ど降らなく、過ごし易いです。