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ミラノの旅行ガイド情報

2019年最新ミラノの治安とトラブル情報

【イタリア・ミラノ在住者執筆】日本から人気の旅行先のひとつのミラノ。歴史ある美しい街ですが、大都市ゆえの治安の悪さはつきものです。今回は、治安の悪いエリアやトラブルの対処法をまとめました。女性が気をつけたいトラブルもご紹介します。旅行へ行く前にトラブルの特徴や対策を把握して、現地では安全に楽しく過ごしてくださいね。

ミラノの現在の治安は?

イタリアは南に行くほど治安が悪くなると言われています。なので、ミラノはローマやナポリに比べれば治安はいいとは言われていますが、大都市なだけに油断はできないと言ったところでしょうか?
在ミラノ日本領事館の調べによると、2018年中に届けられた被害届によれば、

1. スリ
2. 置き引き
3. 車上狙い

上記の順で窃盗が多発しています。
必要以上の警戒は疲れてしまいますが、危険な場所や時間帯での行動を控えるとともに、混雑した場所、旅行客が多い場所では周囲に不審な人物がいないか、常に注意 を払うようにしたいですね。

治安が悪いエリアと注意点 

ミラノ中央駅付近

治安が悪いエリアといえば、ミラノに限らず大きな駅周辺になります。なので、ミラノ中央駅は要注意です。
電車内、駅構内では「大きな荷物を運ぶのを手伝うよ。」という親切を装って、荷物に注意を引いている間に貴重品を取る、電車が発車間際に網棚から荷物を持って行ってしまうなど。
駅の外では雰囲気の良くない外国人がたむろっていて、そっと背中に背負っているリュックなどから財布等を抜き取られる被害もあります。気を付けてください。
深夜のグループでの暴行強盗事件も多発しています。夜10時以降の深夜は、あまり中央駅周辺を歩き回らないことをお勧めします。

ドゥモ広場周辺

ミラノで一番観光客の多いところで、観光客をターゲットにした押し売りや詐欺、スリが集まっています。
常に混雑しているので特にスリには注意しましょう。
ミサンガ売りが「フリーだ。」と言って、あっという間にあなたの腕にミサンガを巻き付けて、「お礼にコーヒー代をくれ」などといってきますが、腕に触られる前に……というより近づいてきたら無視して去りましょう。
ドゥモ周辺の銀行のATM機には犯罪者によって特殊なカメラが取り付けられているところもあり、暗証番号を入力する際の手の動きをカメラで撮影し、暗証番号を盗み、カード情報を読み取り、クローンカードを作成して預金を不正に引き出すなどという被害も出ています。まわりに誰もいないATM機でも暗証番号を押す場合は必ず手元をもう片方の手で覆って隠すなどしてください。

地下鉄

ミラノの地下鉄は、明るく、地元の人たちが頻繁に使っていて一見不安は感じませんが、地下鉄の駅や車内で、乳飲み子を抱いた女性を含むグループや子供たちのグループ等に押されている間に貴重品を抜き取られる、またはショックですが裕福なアジア人(日本人)女性旅行者を装ったスリに遭ったなどの被害報告もあります。地下鉄やバスに乗車する際には貴重品に細心の注意を払うよう心掛けましょう。

見本市会場

ミラノ郊外にローフィエラという見本市会場があり、見本市期間は混雑します。
見本市には入場料やパスが必要なものもありますが、無料で入れる場合もあり、そういった場合は注意が必要でスリや置き引きが徘徊しています。見本市の会場だけでなく、会場に向かう地下鉄やバスの車内も大混雑するため、要注意です。
客引きをしてくる白タクにも注意しましょう。

ミラノ全域で注意したいこと 

ミラノはイタリアの田舎町と違い、下心がない限り、話しかけてくることは滅多にありません。犯罪者はペア、もしくはグループになっていて、一人が話しかけて気を引いている間に残りの人たちが貴重品を奪って逃げていくというパターンが多いので、誰かが話しかけてきたら注意が必要です。
偽札や違法薬物の捜査を行う 警察官をかたり、所持品検査を装って財布から現金やクレジットカードを窃取する事件も発生しています。
ここで冒頭にあげた犯罪率の高い順から注意点をあげていきたいと思います。

1.スリ

  • むやみに財布を出し入れをしない。(財布をしまっている場所が分かってしまいます。)
  • 地下鉄や店舗内では周囲に気を配り、不審な人物や数人のグループが近づいてきたらその 場を移動しましょう。ミラノでは、小さな子どもを連れた女性のスリグループが捕まっています。年齢・性別に惑わされることなく警戒しましょう。
  • スリの被害を防ぐためには、カバンはファスナー付きを選び、体の前でファスナーに手を添えて持ちましょう。リュックサックのファスナーには鍵をかけることも有効です。
  • 財布等の貴重品をズボンの後ポケットに入れない。

2.置き引き

  • 貴重品の入ったカバン等は自分の身から離さない。(レストランやホテルのロビー等で旅券等の貴重品が入ったカバンは、身近に持つ。列車内では網棚には置かない)。
  • ホテルや空港でのチェックイン及びチェックアウトの際も、荷物への注意を怠らないようにする。

3.車上狙い
車上狙いは 高速道路サービスエリア(SA),ミラノ市内の路上等で多発しています。車上狙いを防ぐには、少なくとも 旅券・財布は必ず身につけて降りるのは基本です。

  • 車内に貴重品やカバンを置いたまま車を離れない。持ち歩けない貴重品等は,駐車場でトラン ク等に移し替えるのではなく,事前に移動させておきましょう。(どこに何をしまうのか見られている可能性があるため)
  • 貴重品の入っていな いカバンなどでも,車外から見える場所に置かない。

女性が気をつけたいトラブルと対策

イタリア人男性は日本と違って、気軽にナンパしてくる人が多いです。しかしあなたが可愛いからだけではなく、その中には人身売買ブローカー、またはグループで貴重品を狙っている犯罪者もいるのです。
しつこく言い寄られた場合ははっきり「NO!」と断り、それでも追ってくるようなら絶対に人気のないところには逃げず、周りの人に助けを求めましょう。
これは女性よりも男性の一人旅の方が被害が多いのですが、犯人は外国人旅行者を装い親しげに近寄り、飲み物をおごる等して信用させ、隙を見て睡眠薬入りの飲食物をすすめ、被害者が眠っている間に貴重品を奪い取り逃走する被害事例があり、女性の場合はなお危険かと思われますので、うかつに知らない人におごってもらったりしないほうが良いでしょう。
最近(2019年2月)でもミラノ中央駅広場を夜に独り歩きしていた日本人人女性(30代)への黒人男性2人組による強盗致傷事件が発生しています。

  • 「これまで犯罪被害に遭ったことがないから」「過去にもミラノに来たが大丈夫だった」との意識は捨てましょう。

  • いつでも最新の情報入手に努め、「私は狙われている」との危機管理意識を 持ちましょう。

  • 夜に一人で出歩くのは避けましょう。

  • 華美な身なりは控え、万が一の際は、身の安全を第一に。

裕福なイメージを持たれている日本人はそれだけでターゲットにされやすいです。
華美な身なりは控えるとともに、万が一被害に遭った場合でも被害を 最小限にするため多額の現金を持ち歩かない、高級時計等装飾品を身 につけないようにしましょう。

トラブルにあったときの対処法

ミラノでスリや盗難に遭い、パスポートを紛失した場合は、すぐに在ミラノ日本国総領事館に行くと良いでしょう。
ちなみに、イタリアでパスポートの再発行手続きができるのは、ミラノか、ローマの日本国大使館のみです。パスポート被害だけでなく、他のトラブルに遭った際も助けてもらえます。
開館時間は限られていますが、時間外でも、電話対応はしてもらえるそうなので、夜間でも緊急時は、領事館に連絡してみましょう。

在ミラノ日本国総領事館: TEL (+39-02) 6241141
[在ミラノ日本国総領事館の公式サイト]https://www.milano.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

その他、緊急時の連絡先

  • 国家警察(救急車要請も可): TEL 113
  • 軍警察(救急車要請も可): TEL 112
  • 消防署: TEL 115、112
  • 救急車: TEL 118、112

まとめ

ミラノは日本とは違うことを意識して注意して行動すれば、犯罪に巻き込まれるリスクも軽減されます。
安全で楽しい滞在を楽しむ手段のひとつとして、ミラノのロコに案内をお願いするのもいいかもしれませんね。