ミラノの旅行ガイド情報

イタリア・ミラノ旅行の持ち物リストと荷造りの注意点

【イタリア・ミラノ在住者執筆】ミラノ旅行の持ち物チェックに! 旅行に必要な持ち物リストをまとめました。基本の持ち物に加え、季節ごとにあると便利なもの、必要ないもの、飛行機での荷物の注意点をご紹介します。旅行前の準備や出発前の最終チェックにご活用ください。

基本の持ち物チェックリスト 

    

必需品 

持ち物 説明
パスポート 期限が3か月以上あるもの。
現金 カードが使えない(市場、一部店舗や路面店など)ところや少額のものを購入するため
航空券(eチケット) モバイル、端末にダウンロード(紙にも印刷して保管)
着替え 替えの服と下着は忘れずに!
洗面道具 イタリアのホテルのバスルームアメニティはシャンプーと板石鹸しかないところが多し。
バウチャー ホテル、ツアーなどの予約確認書。
携帯電話.スマートフォン 旅行サイトや、アプリを見るとき、情報検索時にスマートフォンは便利。
スマートフォン充電器 一部のイタリアのカフェや電車内にはお客さん用のコンセントもあるので持ち歩いても〇。

重要なもの・ないと不便なもの

持ち物 説明
クレジットカード スーパーマーケットなら少額から使えます。
変換プラグ プラグの形状が日本と異なるのでイタリア・ミラノのコンセントはCタイプ! 変換プラグは百均で購入がおすすめを参照、スマートフォン、デジカメ、タブレットなどの電子器具を持参時に必要(ホテルで貸し出していることも)
海外旅行保険証 入っておくと安心です。
パスポートのコピー
予備のパスポート用証明写真
盗難、紛失の際に慌てないために。
スピード写真は地下鉄駅構内などでよく見かけますが、持って行った方が確実です。
常備薬 いつも服用しているものがある場合、必ず持っていきましょう。
地下鉄や国鉄路線図つき&電車のアプリ 迷子にならないために。
Google Mapなどお勧めです。
筆記用具 飛行機の中での入国書類の記入、現地で説明してもらう時に便利です。
歩きやすい靴 イタリアは石畳の道が多いので、歩きやすい靴で行きましょう。
貴重品入れ(セキュリティポーチ) ミラノは盗難が多いです。首下げタイプと腰回りに身に着けるタイプがあり、薄型のものがおすすめです。いずれも服の内側につけることをお勧め。
ポケットティッシュ、ウエットティッシュ、便座除菌など イタリアは街角でティッシュは配っておらず、トイレは汚かったり、便座がないところもしばしば。

旅行がより楽しくなるもの 

持ち物 説明
カメラ モバイル内蔵カメラとは別に持参する人も多いです。
雨具 日本製の折りたたみ傘が軽くて持ち運びに便利。雨が降ると地下鉄出口や路上で傘が売られるので、現地で購入もあり。
使い捨てのお皿やお箸 スーパーなどでお惣菜を買ってホテルの室内で食べるときに便利。
リップや保湿剤 日本と違い、ミラノは乾燥しています。
生理用品 現地でも購入できますが、日本のものに比べて大きくゴワゴワしています。
スリッパ 飛行機内で。イタリアはスリッパがないホテルが大半です。

季節ごとに役立つ持ち物 

ミラノの気候は東京とあまり変わりありません。くわしくはこちらのイタリア・ミラノの年間の気候と旅行中におすすめの服装を参照にしてください。
ではここで季節のお役立ちアイテムを紹介します。
 

春(3〜5月)

日中と朝晩の寒暖の差が激しい時期。日差しもきつくなってきます。

  • 薄い上着
  • 帽子、サングラス
  • 日焼け止め
  • 花粉症対策グッズ

夏(6〜8月)

日中と朝晩の寒暖差の他にもエアコン対策を。

  • ストール
  • 薄い上着
  • 帽子、サングラス
  • 日焼け止め 

秋(9〜11月)

ミラノは11月ごろ雨がよく降ります。雨具の準備をお忘れなく。

  • 厚めのストール
  • 上着
  • 折り畳み傘、カッパ

   

冬(12〜2月)

とても寒いです。ヒートテックの下着等もお勧めです。  

  • 防寒具
  • カイロ
  • マフラー
  • 手袋

ミラノで身に着けているとNGなもの。

  • マスク イタリア人はひどい風邪を引いていてもマスクをしません。しているといったいどんな感染症かと引かれてしまいます。
  • 日焼け止めアームカバー 真夏は露出度の高いイタリア人たち。暑いのにアームカバーをつけていると周りから完全に浮きます。日焼けしたくない場合は、日焼け止めをしっかり塗るか、涼しげなストールやカーディガンなどをおしゃれに羽織ってみてはいかがでしょうか。

飛行機での荷物の注意点 

年々テロ対策が厳しくなってきているおかげで、荷物チェックも厳しくなっています。空港会社やチケットの種類によって、預けられる荷物と機内持ち込みできる荷物のサイズや重量、個数などは異なりますので、事前にチェックが必要です。

国土交通省が出している機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例のリストです。

アリタリア航空のサイトから、ICAO(国際民間航空機関)ならびにIATA(国際航空運送協会)で規定しているお預け・機内持ち込み禁止のリストを書き出してみました。

お預け・機内持ち込みNG物品 

  • アラーム付きブリーフケース
  • ブタン、酸素、液体水素、キャンプ用ガス、呼吸装置用シリンダーなどの圧縮ガス(冷媒、可燃性、有毒性、非可燃性)
  • 酸、アルカリ、水銀、液体成分を含む電池などの腐食性物質
  • 武器、銃器、ピストルキャップ、花火やロケット、おもちゃの武器、スポーツ用・狩猟目的でない弾薬
  • 可燃性の液体および固形物、例えば、ライターおよび燃料、マッチ、塗料および溶剤
  • 磁性、有害、有毒または刺激性の物質または不快な臭いを有する物質などの危険な物質、漂白剤および過酸化物などの酸化剤
  • テレビ
  • 毒物および感染性物質、農薬、除草剤および病原体を含む物質
  • 放射性物質
  • アラームデバイスおよび電源を供給するためのリチウム電池
  • 電池を含む水中懐中電灯

動物性食品

肉類や牛乳、または肉類や牛乳を使用した製品は、感染性疾患の原因となる病原菌を媒介する恐れがあるため、これらの食品をEU域内へ持ち込む場合は、荷物検査の際に提示しなければなりません。鳥インフルエンザの影響を受けた全ての国の鳥類、タイ産の鶏肉および鶏肉製品、東南アジア産の鶏卵、白身の肉はイタリア国内に持ち込むことは禁じられています。

お預けOK・機内持ち込みNG

ハサミ、鉛筆削り、ポケットナイフ、農具、実験用器具、スポーツ用品、工具、模造銃などフライトの安全性に支障をきたすと考えられるもの。

お預けNG・機内持ち込みOK

ライターは、身につけた状態でのみ持ち込むことができます。電子たばこ、電子葉巻、電子パイプは、持込み可能ですが、使用は禁止されています。

液体物の持ち込みについて

100ml 以内であれば、機内持ち込みできます。「液体」とは、ジェルやクリーム、ペースト類も含みます。つまり、歯磨き粉やフェイスクリーム、ジャムなども対象内です。空港内で販売している液体物は持ち込み可能です。

イタリア国内に免税で持ち込みできる範囲

  • たばこ:17歳以上のみ(一人につき)紙巻きたばこ200本、または葉巻50本、または小型葉巻100本、または刻たばこ250g。
    • 酒類:17歳以上のみ(一人につき)ワイン4リットル、ボール16リットル、および22度を超えるアルコール飲料1リットル(22度以下のアルコールは2リットル)。
  • 香水:香水50gとオーデコロンを250ml。
  • 通貨:1万ユーロ以上、もしくはそれに相当する外貨、小切手、トラベラーズチェック、債権証書などを持込み、あるいは持ち出す場合は申告をする必要があります。
  • 薬:滞在中使用する分量(医師の診断書があればさらに安心です)

まとめ

参考になりましたか?出発前にしっかり持ち物チェックして、快適なミラノ滞在をしてください!