ロサンゼルスのおすすめ美術館・博物館10選！アート好き必見観光スポット

【ロサンゼルス在住者執筆】ロサンゼルスにあるおすすめの美術館・博物館を10箇所厳選してご紹介します。ダウンタウンやパサデナなどエリアごとにまとめましたので、アート好きな方はもちろん、近くのホテルに滞在している方もぜひ足を運んでみてください。
どこも素晴らしい作品・コレクションがそろっているのできっと満足していただけますよ！

ちなみに各美術館・博物館の写真は、インスタグラムの公式アカウントに掲載されているものです。他にもたくさんの写真がアップされているので、展示作品や館内の雰囲気が知りたい方は写真下のリンクから参照してみてください。

ダウンタウンエリア

ザ・ブロード（The Broad）

実業家ブロード夫妻が立ち上げた財団によって、2015年秋にオープンされた真っ白でモダンな建物が目印の現代美術館です。

大人も子どもも楽しめるカラフルでポップな絵画や立体的な作品が多く、日本の「村上隆」や「草間彌生」など前衛的な芸術家の作品も展示しています。

だいたいいつも当日券を求めて長蛇の列ができるほど人気なので、予約チケットをゲットしておきましょう！

⇒【関連記事】ロサンゼルスの美術館「The Broad (ザ・ブロード)」の行き方と見どころ

ロサンゼルス現代美術館（MOCA : Museum of Contemporary Art-Los Angels）

日本人が建物をデザインし、1986年にオープンしたロサンゼルス最初の現代美術館、通称「MOCA（モカ）」。

ダウンタウンにある本館ではアンディ・ウォーホルなどのポップアートの常設展がメインで、リトルトーキョーにあるGeffen館では最前線の現代アートが堪能できます。

館内にある「MOCA store」はセンスの良いオリジナルグッズが並んでいて、お土産探しにうってつけですよ！

⇒【関連記事】ロサンゼルス現代美術館（MOCA）の見どころ～アクセス・入場料など

ラ・ブレアエリア

ロサンゼルス郡立美術館（LACMA : Los Angeles County Museum of Art）

世界各地の芸術作品を大量に収蔵している西海岸最大級の美術館、通称「LACMA（ラクマ）」。

なかでもインスタスポットとしても有名な「Urban Light（アーバンライト）」や、巨大な岩の下を歩ける屋外アート「Levitated Mass（レヴィテイテッドマス）」が定番人気スポットです。

1日かけてまわりたいほどアート好きにおすすめの美術館ですが、2019年はリニューアル工事準備中で閉鎖される展示もあるので、事前にウェブサイトで確認してから行きましょう。

ラ・ブレア・タールピッツ・ペイジ博物館（La Brea Tar Pits and Museum）

上記LACMAに隣接している天然アスファルトの池「タールピット」の中にある博物館です。

4万年以上前にこの地でタールに沈んでいったマンモスや恐竜、動植物などの化石が展示されており、地球の歴史を感じられる博物館となっています。

周囲のハンコック公園内は緑が多く散歩にも最適。併設された研究所では化石の組み立てが行われており、ガラス越しに見られることもあります。

パサデナエリア

ノートン・サイモン美術館（The Norton Simon Museum）

富豪ノートン・サイモンが1924年にオープンさせた、落ち着いた雰囲気の個人美術館です。

小規模ながらピカソ、ゴッホ、モネなどの20世紀ヨーロッパの名作が飾られており、パサデナ・オールドタウンの上品な雰囲気にぴったりのセンスの良い美術館となっています。

鑑賞後は庭に併設されたティーハウスでひと休み。窓から見える庭園の景色がモネの絵画のように素晴らしいです。ゆったりと作品を楽しみたい方におすすめ。

ハンティントン・ライブラリー（The Huntington Library）

実業家ヘンリー・ハンティントンの邸宅だった建物で、広大とした敷地内に美術館に図書館、なんと植物園まであります。

図書館にはシェイクスピアの「ハムレット」初版など何百万冊もの歴史的・美術的に価値の高い作品を所蔵されており、歴史・美術ファン垂涎のコレクションとなっています。

なかでも人気の植物園には日本庭園やサボテン園、バラ園などさまざまなジャンルのガーデンが12あり、その精巧さと美しさからハリウッド映画の撮影でもよく使われています。

その他のエリア

ゲティ・センター（Getty Center）

ロサンゼルス美術館の王道といえばここ！
館内にはミケランジェロやモネ、ダ・ヴィンチといった17世紀以降の名画・名作が充実しており、丘の上にある建物や庭園から見える絶景はそれらの作品に勝るとも劣りません。

建物も美しく、作品も素晴らしく、雰囲気も最高なうえになんと入場料は無料！　というのですから、ロサンゼルス旅行に来たら行かないわけにはいきませんね。

世界中からたくさんの観光客が訪れる人気スポットなので、行くなら週末より平日がおすすめです！

カリフォルニア・サイエンスセンター（California Science Center）

科学好き、子連れの方におすすめなのがこちらのカルフォルニア・サイエンスセンター！
宇宙、地球の生態系、ロボット、生物など多岐にわたるジャンルの展示があり、大人も子どもも学んで楽しめる体験型施設となっています。

見どころはなんといっても、あの有名なスペースシャトル「エンデバー」です。

サイエンスセンターのすぐ隣には、ロサンゼルス自然史博物館（Natural History Museum of Los Angles County）もあるので、親子そろって1日中楽しめますね！

ピーターソン自動車博物館（Petersen Automotive Museum）

2015年に大規模リニューアルを行い、特徴的な外観となった乗り物専門の博物館です。

超貴重なクラシックカーから、最新スーパーカー・バイクなど約300台の名車がずらり。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したあの車も見学できます。

車マニア向けの展示だけでなく、子どもが遊べるレース体験などもあり家族で楽しめる博物館になっています。

ハマー・ミュージアム（Hammer Museum）

石油会社会長アーマンド・ハマー氏が寄贈したコレクションを展示した常設展に加えて、最先端のアートを取り入れたキュレーション企画展が人気のミュージアムです。

オープンは1990年と比較的新しく建物もキレイです。オシャレな中庭のカフェでくつろいだり、センスの良いミュージアムショップでお土産を選んだりしてみてはいかがでしょうか？

まとめ

ずらーっと一気に紹介しましたが、行ってみたいと思える美術館・博物館は見つかりましたか？　魅力的なスポットがたくさんあるので迷ってしまいますよね。

ちなみに今回はあえてハリウッドエリアには触れませんでした。何故かというとハリウッドエリアにある美術館は小規模なところが多く、あまりおすすめではないからです。
（「マダム・タッソーろう人形館」や「ハリウッドろう人形館」、「ハリウッド博物館」など有名スポットもあることにはありますが、料金のわりにあまりいい口コミを聞かないので、ハリウッド映画好きでもない限りロサンゼルス観光で特に行く必要はないと思います。）

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