ロサンゼルスの旅行ガイド情報

ロサンゼルスの治安・安全対策ガイド〜危険な地区・エリア、トラブルと対策

【2019年最新情報】アメリカ・ロサンゼルスへ旅行に行くなら必見!
治安が悪いのか、良いのか賛否両論のロサンゼルス。今回はそんなロサンゼルスの地区別の治安情報をまとめました。
よくあるトラブルとその対策、注意すべき点や地区など合わせてご紹介いたします。


出典 : Instagram

アメリカ・ロサンゼルスの現在の治安は?

ロサンゼルスの治安といっても、ロサンゼルス自体広く、まとめて治安がいい、治安が悪いと決めつけることはできません。ロサンゼルスでも犯罪がほとんどない地域もあれば、マフィアや貧困層がひしめく地域もあり、場所によって全く違います。
ロサンゼルス全域で考えても、20年前までは多かった犯罪件数も、最近では減少傾向にあり、アメリカの中で考えれば比較的治安が悪いという訳でもなさそうです。

とはいえ、観光地になっているような場所では、ポイントを抑え気をつけておけばそこまで危険でないのも事実。アメリカに限らず、国によって基本のルールが違うので、海外に行く際は日本での自分の行動が必ずしも当てはまると考えず、多少の緊張感は必要になりますよね。

ロサンゼルスの治安が悪いエリアと注意点

どの国でも治安が悪いエリアはあります。
今回は本当に危険なエリア、主な観光地での犯罪例とその対策をまとめたので、参考までに御覧ください。

また、各地域で起こった犯罪をマップにしたサイトがあるので、気になる方はそちらも御覧ください。(英語表記)

ロサンゼルス市警犯罪マップ(公式サイト)

ロサンゼルス全域で注意したいこと

スリ対策

観光地は特に気をつけてほしいのがスリ
チャイニーズシアター周辺や、人混みになるような場所ではスリや置き引きが多発しています。ほとんどが観光客ということもあり、パフォーマーやアーティストがパフォーマンスしているので、そこでのトラブルに気を取られていたら......なんてこともあります。
対策としては、鞄の口は閉じる、ポケットにものをいれておかない、人混みが多い場所では鞄を抱きかかえるなどして、貴重品に気をつけましょう。

タクシーのぼったくり対策

メーターが動いていなかったり、過度な請求をするタクシーがあったりと、ぼったくりされることも多々あり、それを防ぐためにはこちらの対策をするのが1番。

  • メーターの動作確認
  • 白タクは乗らない
  • ロサンゼルス市公認のタクシーだけを拾う

これだけでもだいぶぼったくりを防ぐことができますが、最近では、スマホを使ったクレジット決済を推奨するドライバーもいるらしく、そういったケースはそれでぼったくられることがあるようなので、タクシーについている決済用の機械以外のものでクレジットカード決済させられそうな場合は、現金で払うほうがぼったくられないでしょう。

他には、UberやLyftなどの配車サービスを利用することで、あらかじめ料金がわかり、なおかつ決済もアプリ内でされるので、ぼったくりを防ぐ対策としてもいいでしょう。

強盗の対策

ロサンゼルスではよく強盗事件を耳にしますが、大きな事件はそう頻繁に起こるわけではありません。あるのは、夜道を一人で歩いていて……人通りの少ないところを歩いていたら狙われて……といったようなところです。

大通りや、人通りの多いところで強盗される確率は低く、自分が少し気をつけるだけでも防げることが多いでしょう。

気をつけたいのはやはり、夜道は出歩かない人通りが少ない場所や路地に入り込まない現金を外で公に出して歩かないという点です。
強盗する人物は周りをよく見て行動に移します。ターゲットにされないためにも、派手な行動は控えて観光を楽しみましょう。

特に危険なエリア

ロサンゼルスには特に危険なエリアというものが存在します。これらのエリアには絶対に近づかないようにしましょう。特にスキッドロウは観光地の近くにあるエリアなので、観光している際にフラッと立ち寄ってしまわないように細心の注意を払いましょう。

South Los Angeles(サウス・ロサンゼルス)

ロサンゼルス空港とダウンタウンのちょうど中心にあるサウス・ロサンゼルス。今でも治安が悪く、近づかないほうがベストです。

Skid Row(スキッドロウ)

スキッドロウはダウンタウンの中心部にあり、リトル東京の近くでもあります。ホームレスや貧困層が住む場所で、薬物中毒者やマフィアも蔓延る地域なのでかなり危険な場所です。周辺にはテントが立ち並び、道も汚れて汚く治安の悪さがにじみ出ています。
犯罪も多発しており、トラブルに巻き込まれる危険性が高いので、絶対に近づかないようにしましょう。

また、このエリアに迷い込むとがらっと空気が変わり、別の場所へ来たような印象を受けるでしょう。そのように感じたらすぐに引き返し、目的地まで迂回することも大切です。

ダウンタウンで多いトラブルと安全対策

ダウンタウンはスキッドロウがあることもあり、多少治安が良くない印象です。とはいえ、スキッドロウ付近を通る際や、外を出歩く時間帯に気をつけていれば特に気にしなくて大丈夫でしょう。

多いトラブルとしては、強盗などのトラブル。
路地に入り込んだり、治安の悪いエリアへと迷い込んでしまうと、観光客ということもあり絶好のカモにされてしまいます。目的地までは大通りを通ったり、近道だからと路地を練り歩くようなことはせず、必要であればタクシーを使うなどして移動しましょう。

ハリウッドで多いトラブルと安全対策

ハリウッドは観光客がとても多いエリアで、観光スポットも充実しています。
一見人が多いので安心してしまいがちですが、意外とスリなどの犯罪が多いのも事実。自分の貴重品の気を配って、スリにも対処できるようにしておきましょう。
また、パフォーマンスをする人が多く、写真を撮ると1ドル要求されたり、無理やり商品を渡されて金銭を要求されるトラブルが多発しているので、そういった場合は「No」と強く断りましょう。

サンタモニカで多いトラブルと安全対策

ビバリーヒルズなどの高級住宅街は基本的に安全ですが、その他の場所では暴行があったりと、完全に安全とはいえません。やはり路地に入る、酔っぱらいに絡まれないように、夜遅くなったらタクシーを拾うなどしてトラブルの元を避けるようにしましょう。

ロングビーチで多いトラブルと安全対策

ロングビーチは比較的治安が良く、ゆったりとした雰囲気が味わえるでしょう。
ですが犯罪が0ではないので、夜中に歩いたり、一人でふらふらして相手に隙を見せるような行動はせず、常に意識をしておくことでトラブルを避けることができるでしょう。

女性が気をつけたいトラブルと対策

女性が気をつけたいトラブルとして、ロサンゼルスに限らず強姦などの暴力が挙げられます。ロサンゼルスも例外でなく性犯罪も横行しており、夜遅くに出歩いたり、バーなどで酔っ払って連れ去られたりなどの例もあります。
折角の観光なので夜にでかけるなとは言えませんが、せめて夜出かける際はタクシーを利用したり、1人で出歩かないように心がけましょう。

ロサンゼルスでトラブルにあった時の対処法

パトカー・救急車・消防車を呼ぶとき

ロサンゼルスでは911で、パトカー・救急車・消防車を呼ぶことができます。通話が繋がったあとにオペレーターに事情を説明し、それぞれの管轄へ連絡が行きます。
なにか起こった際にその場の住所が言えるように調べ、迅速に情報を伝えましょう。

パスポートのトラブルは日本領事館へ

「パスポートを紛失した、盗難にあった」なんてことがあればすぐに日本領事館へ連絡しましょう。
パスポートの再発行の手続きをします。
その際に迅速にことが運べるよう、パスポートのコピーもしくは写真をつねに常備し、なにか起こってもいいようにしておきましょう。

ロサンゼルス日本領事館HP

クレジットカード紛失時

もしもロサンゼルス旅行中にクレジットカードを紛失してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡をしましょう。
自分でオンラインで利用停止にすることもできますし、事情を話して取引の中止、そして不正な取引がされていた場合は取引できないようにキャンセルをしてもらいましょう。
クレジットカードを失くしてしまった場合は、時間との勝負なので、気づいた瞬間にすぐに対処しましょう。

まとめ

ロサンゼルスの治安についていかがでしたでしょうか?
ロサンゼルスの治安がすべて悪いわけではなく、一定のポイントを気をつけていれば危険性はほとんどありません。ロサンゼルスは観光スポットも多く、魅力的な場所なのでぜひ楽しんできてくださいね!

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以上、アメリカ・ロサンゼルスの治安についての記事でした。