ミュンヘンでユーロ両替をするには?ATMの使い方や銀行の両替方法を解説!
この記事を執筆したライター:ミュンヘン在住「Noki」さん
20代前半からヨーロッパへの陸上競技留学、スポーツトレーナー、スポーツマッサージを経てドイツの日本食料品店に務める。出会い1つ1つを大事にする性格から様々な繋がりを持ち、営業部として走り回る。主に日本酒を担当し地元の広島を中心に、いくつかの酒蔵との繋がりを担う。日本語 ドイツ語 セルビア語で会話をし、ミュンヘンにある義理家族のセルビア料理店にも携わる。
【ドイツ・ミュンヘン在住者執筆】ミュンヘンの両替事情を解説!ユーロをお得に両替する方法を「日本で両替する場合」「ドイツ現地で両替する場合」「ヨーロッパの他の国にも行く場合」それぞれのケースでご紹介します。
結論から言ってしまうと、ユーロの両替は日本でしていくのが一番お得です。
現地で両替する場合、空港はレートが悪いので、ミュンヘン市内の銀行で両替しましょう。
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結論:ユーロの両替は日本でしていくほうがお得
ドイツ旅行を計画しているなら、あらかじめ日本でユーロに両替しておくことを強くおすすめします。日本国内での両替は、手数料が明確であり、安心して取引ができるからです。
また、現地での両替よりもレートが良い場合が多く、余計な費用を抑えることができます。
もちろん、レートは確認しておきましょう。
注意点①
両替をしても2万円分程度にしておくことをおすすめします。
その理由はスリなどの不安感と、落としてしまうリスクなど必要以上の現金を持ち歩くのはリスクが伴います。
チップや市場など現金のみしか使えない場面もありますが、意外と少なかったりします。スーパーやレストラン、美術館やホテルなど基本はカード支払いで済ませることが可能です。
VISAカードや、アメリカンエキスプレスやマスターカードは使えるところが多いですが、JCBカードは対応していないところがほとんど。JCBカードの人は、合わせてVISAカードを持っておくと安心です。
注意点②
小銭処理に追われます。財布の中がいっぱいになってしまい、持ち運ぶだけで疲れてしまいます。外国の小銭を見分ける一見分かりにくいですよね。もしたくさん小銭がある場合は、カフェなどで「Entschuldigung!(エントシュルディグング!)」と謝ってから支払いましょう。気持ち多めにチップを渡すことも忘れずに。現地の文化に配慮した対応が、より良い旅行体験につながります。
以上の注意点を踏まえて、筆者の私は海外旅行に行く際は旅行先の通貨の少しの現金と、現地でクレジットカードを使い現金をATMからおろすようにしています。
※現金が入っている財布とカード類が入った鞄を防犯のために分けておくことをおススメします。
こちらのミュンヘン治安の記事「ミュンヘンの治安は悪い?注意したいエリアや安全対策を現地在住者が解説!」を参考にしてください。
空港は両替レートが悪いので避けるのがおすすめ
基本的にはミュンヘン空港の両替所で両替することはおすすめしません。
街中でする両替よりも若干多めに手数料がかかってしまいます。
photo by Noki
もしミュンヘン空港の中で両替をする場所は、他にもありますが、『Sparkasse』を利用してください。
Sparkasseはドイツの中でも有名な銀行で、街中でATMを見かけます。
近年では支店の数が減っていて、「必要な時にATMが見つからない!」なんてことが旅行者だけではなく、現地の人にも頻繁に起こっています。
そうならないためにある程度は日本国内で前もって両替を済ませておくように気をつけましょう。また営業時間が限られています。注意してください。
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※営業時間
- 月曜日から水曜日まで:8時15分から16時00まで
- 木曜日:8時15分から17時30まで
- 金曜日:8時15分から15時30まで
日本で両替していく場合のおすすめ両替方法
まず、利用している銀行や両替所に問い合わせて、両替可能なユーロの金額や手数料について確認してみてください。
多くの銀行では、外貨両替のサービスを提供しています。事前に予約しておけば、スムーズに取引を進めることができます。
飛び込みの場合、銀行によっては紙幣が足りないといったトラブルがあるそうですが、2〜5万円程度のユーロの両替なら問題なくできるはずです。
もし、多額のユーロに両替したい場合は事前に電話で予約しておきましょう。
旅行者で大金を持ち込む人は少ないと思いますが、1万ユーロ相当額以上の現金(外貨含む)を持ち込む場合は税関に申告が必要です。念のため注意しておいてください。
他のヨーロッパ諸国も旅行する場合の両替は?
ドイツ以外のヨーロッパも周遊したい人もいますよね。ミュンヘンに行くのと同じで基本的にはクレジットカードで大丈夫ですがタクシーやレストラン、市場を利用する際はある程度の現金が必要です。
その場合は5万円くらいと、少し多めに日本で両替をして持ってくるか、ATMでキャッシングまたは現地の大手銀行を利用しましょう。
手数料は同じ銀行でも街によって少し違いますが、ドイツ国内であれば約5%から7%です。
(※同じ銀行でも手数料が違う理由は、支店などでそれぞれ細かなルールが違うためです。)
ドイツ現地で両替する場合のおすすめ両替方法
ミュンヘンについて、現地で両替する場合は、銀行で両替することをおすすめします。
また、クレジットカードや国際キャッシュカードを使ったキャッシングもおすすめです。
空港はレートが悪いですし、ホテルや街中にある両替所よりもレートがいい傾向にあるためです。
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マリエン広場の近くにある、こちらの『Stadtsparkasse銀行』がミュンヘン在住者の筆者おすすめの銀行です。
マリエン広場の噴水を背中にして左手に向かいそのまま真っ直ぐ200mほど歩くと銀行が見えてきます。
中に入り、受付係のもとへ向かいます。
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銀行の中はひらけていて、写っている場所に着くと受付の方が立っています。
「ich möchte Wechseln(イッヒ ムヒテ ベクセルン)/両替したいです。」と伝えましょう。
両替カウンターへ案内してもらえます。
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開けた場所の左側にあります。
カウンターで「Wechseln bitte(ベクセルンビッテ)/両替をお願いします。」と伝えて下さい。
その場で今のレートの説明がされます。
(例えば、160円=1ユーロならカウンターで168円=1ユーロのような計算になります。)
その際には、両替したいお金を渡しながら言うと伝わりやすいでしょう。
※営業時間 平日9時から16時00まで
ミュンヘンのATMの使い方
上の方でも書きましたが、ミュンヘンでは近年支店が減ってきていて地元の人もATMはどこにあるんだろうと探してしまうほど。空港や中央駅、マリオン広場で見かけます。ホテル周辺でも検索しましょう。
オススメは「Stadtsparkasse」で一番ATMの数が多く一番分かりやすいです。
VISA、アメリカンエキスプレスなどのカードでキャッシングができます。
言語はドイツ語か英語が選べますので、選択してから使用しましょう。
※ATMによって表記が違うことがありますが、基本操作方法は同じです。
①:「Karte」と書かれた場所ににカードを差し込む
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言語はドイツ語か英語が選べますので、選択します。
②:「Bargeldausyahlung」(お金をおろす)を選択する
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そうすると金額を決める画面に移ります。
③:おろしたい金額を選択する
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金額を選ぶと画面が変わり、カードのパスワードを入力します。
その後はOKを押すとお金が出てきます。
またこのパネルの表示は変わることもあるので、焦らないよう気をつけましょう。
※ATMは24時間使うことができます。
ATMを利用するときの注意点
忘れ物に注意!カードを差しっぱなし、現金取り忘れ、鞄を置いてしまう等々、財布を鞄に入れて、ATMから離れる前にもう一度確認してください。
また、引き出した現金を狙っているスリもいます。キャッシングする時には周りに注意し、引き出したらサッとその場を離れましょう。
まとめ:ユーロの両替は日本で!現地で両替するなら銀行がおすすめ
日本であらかじめ数万円分をユーロにかえておいて、現地では主にカードで支払うようにすれば手数料も多くかからず、スムーズに旅行を楽しむことができます。
海外生活が長い私でも毎回悩んでしまうこの問題。特に海外旅行初心者さんは絶えない悩みですよね。
「いくら持っていけばいいんだろう?」「どこで両替できるかわからない。」などありましたらロコタビで気軽に相談してくださいね!
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