メキシコシティの旅行ガイド情報

メキシコ・メキシコシティへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年7月情報】

【2020年7月情報】日本からメキシコ・メキシコシティへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、メキシコはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回は、そんな疑問や不安を少しでも解消できるように、メキシコへの入国規制・緩和情報をまとめました。

※この記事は、外務省や在メキシコ日本国大使館のウェブサイト、メキシコのニュースサイトを基に作成しています。
必ず下記のサイト等もあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。

現在の日本からメキシコへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)

2020年7月16日現在、日本からメキシコへの入国は、全面的には禁止されていません

ですが、メキシコ・アメリカ間で国境を超えての移動が禁止されているため(不要不急の場合を除く)、アメリカを経由してメキシコに渡航することは基本的にできません。

※メキシコ・アメリカ間の国境閉鎖に関するさらに詳しい情報は「メキシコ・米国国境における不要不急の移動制限(在メキシコ日本国大使館)」にてご確認いただけます。

メキシコ・日本間での渡航に関する注意点

外務省の海外安全ホームページによると、メキシコの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、メキシコへの渡航は避けることが推奨されています。

参考:外務省 海外安全ホームページ(メキシコ)

また、メキシコは「日本への入国制限対象地域」に含まれています。
そのため、メキシコに行って日本に帰ってきた場合、空港の検疫所で「PCR検査」と自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」が必要となります。

入国自体は禁止されていないものの、不要不急の目的がない限り、現状ではメキシコへの渡航は控えたほうが良いでしょう。

※ メキシコへの入国制限や、メキシコへの渡航に関する制限は、新型コロナウイルスの感染状況によって変わる可能性があります。在メキシコ日本国大使館のウェブサイトや、外務省の情報などを参考に、最新の情報を確認されることをおすすめします。

日本からメキシコ入国後の自己隔離措置についての情報

2020年7月16日現在、メキシコに渡航する方に対して自己隔離処置は強制されていません

とはいえ、メキシコ政府は外出自粛を強く要請しています。
外出は最低限(生活必需品の買い出しなど)に控え、やむを得ず外出しなければならない場合には、マスクの着用が推奨されています。

また、

  • 手洗いや消毒アルコールの使用
  • 咳やくしゃみをするときは口を抑える(咳エチケット)
  • ソーシャルディスタンディングの確保

などといった、基本的な感染予防対策の実施も国全体で徹底して呼びかけられています。

メキシコ・メキシコシティでの乗り継ぎ(トランジット)制限

2020年7月16日現在、メキシコ・メキシコシティでのトランジット(乗り継ぎ)は制限されていません。

ただし、メキシコからの渡航者に対して入国を制限している国や、現地到着後に14日間の自己隔離を義務付けている国もあるので注意が必要です。

また、メキシコ・アメリカ間では国境が閉鎖されています(不要不急の目的を除く)。

メキシコシティで乗り継ぎ(トランジット)を検討する際は、最終目的とする国の入国制限・自己隔離に関する情報も事前に確認されることをおすすめします。

現在のメキシコ・メキシコシティの様子

2020年7月16日現在、メキシコ国内の新型コロナウイルス感染者数は31.8万人です。
7月に入ってからも、1日5,000~7,000人の規模で感染者は増え続けています。

現在メキシコ国内では、新型コロナウイルス対策のための活動制限・緩和を「信号の色」を用いてコントロールする「信号情報」を実施中。

それぞれの感染状況に合わせた色がメキシコ内の州ごとに振り分けられ、各州の人々は、その色のルールに沿った制限内での活動が許されます。

この色は毎週見直され、感染状況によって色が変更されたり、据え置かれたりします。

感染症危険情報(信号情報)の色と各色ごとの活動制限

  • 赤色

    • 業務:必要不可欠な業種のみ
    • 公共空間の使用:不可
    • 脆弱者(高齢者,妊娠女性,既往症ありの者)への対応:現状の制約を維持
    • 学校:通学不可(遠隔授業等により対応)
  • 橙色

    • 業務:必要不可欠な業種に加え,それ以外の業種も限定的に再開
    • 公共空間の使用:密閉されていない空間につき,限定的に再開
    • 脆弱者への対応:最大限の配慮
    • 学校:通学不可(遠隔授業等により対応)
  • 黄色

    • 業務:業種の区別なく再開
    • 公共空間の使用:密閉されていない空間は再開。密閉空間は限定的に再開
    • 脆弱者への対応:中程度の配慮
    • 学校:通学不可(遠隔授業等により対応)
  • 緑色

    • 業務:業種の区別なく再開可
    • 公共空間の使用:密閉の有無にかかわらず再開可
    • 脆弱者への対応:適度な配慮
    • 学校:授業再開可

出典 :在メキシコ日本国大使館

2020年7月16日現在、メキシコシティの信号情報は「橙色」です。

7月に入ってからは、市内のホテルやレストランは収容人数を3~4割に抑えた状態で営業が認められており、小売店や露店の営業も再開されています。
また、7月8日からはデパートやショッピングモールも営業が再開されました。

映画館や劇場、宗教施設は引き続き閉鎖が継続中です。

生活や行動に関する規制は徐々に緩和されつつありますが、これからもしばらくは、行動制限の中での生活が続くことが見込まれます。

※州ごとの信号情報や、活動制限に関する最新の情報は 「新型コロナウイルス関連情報(在メキシコ日本国大使館)」にて随時更新されています。

日本からメキシコ・メキシコシティへの入国制限・緩和情報まとめ

日本からメキシコへの入国制限情報、自己隔離情報、現在のメキシコ・メキシコシティの状況についてまとめました。

繰り返しとなりますが、2020年7月16日現在、日本からメキシコへの入国は、全面的には禁止されていません。
ただし、アメリカ・メキシコ間での国境を超えた移動は、不要不急の場合を除き禁止されています。
そのため、アメリカ経由でメキシコに渡航することは、現状ではほぼ不可能です。

また、メキシコは「日本への入国制限対象地域」に含まれていますので、メキシコに行って日本に帰ってきた場合、空港の検疫所で「PCR検査」と自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」が必要となることをお忘れなく!

外務省の海外安全ホームページでも、メキシコの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」とされています。

現状では、不要不急の理由がない限り、メキシコへの渡航は避けたほうが良いと言えるでしょう。

※ 新型コロナウイルスに関する情報は、日々更新されています。
この記事の情報にあわせて、メキシコ・メキシコシティに関する最新ニュースや、以下のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。




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