ロサンゼルスの気候(天気・気温・降水量)と旅行中におすすめの服装
【アメリカ・ロサンゼルス在住者執筆】1年の90%以上が晴れだと言われているロサンゼルス。年間を通して穏やかな気候に恵まれ、ディズニーランドやハリウッドなど人気の観光地も集まる、旅行者にも人気の都市です。今回はロサンゼルスの年間の気候や天気の特徴・旅行中におすすめの服装をご紹介します。観光をもっと快適に楽しむための参考にしてください。
アメリカ・ロサンゼルスの年間の気候の特徴
アメリカのカリフォルニア州南部に位置するロサンゼルス。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオなど人気アミューズメントパークや、ハリウッドがある事は有名で、アメリカの中でも観光地として大人気の都市です。
ロサンゼルスは東京都ほぼ同じ緯度に位置するのですが、地中海気候と砂漠気候の両方の影響を受けているので1年を通して温暖であり、湿気も低く、年間の降水量が少ない点が日本とは大きく異なります。
雨が少ないのは嬉しいですが、紫外線が強いので日焼け対策を忘れないようにしましょう。
四季はあるものの、私たち日本人にとっては、春、夏、秋の3シーズンを繰り返しているような感覚。
気候によるストレスがなく楽に過ごせる事が、旅行地・在住地として人気の理由でもあり特徴です。
年間の気温と降水量
年間を通して基本的に気候の良いロサンゼルスは、地中海からの影響もあり、雨の心配はほとんど必要ないでしょう。
「1年の90%が晴れ」という年もあり、天気に恵まれています。
年間の平均最高気温は25度~26度で、平均最低気温は15度~16度ほどになります。
冬の日中は日差が強く気温も上がるので、昼間と朝晩で気温差がかなり出てくるのでご注意ください。
夏の間は、日差しがかなり強く高温になりますが、湿気が低いので、日本の避暑地にいるようなイメージの快適さです。
春は日本より5度くらい気温が高く、澄み切った青空が空一面に広がります。
特に海沿いの地域は爽やかな陽気でドライブに最適!快適な気分を味わえます。
月 | ロサンゼルス 平均気温(℃) |
東京 平均気温(℃) |
ロサンゼルス 月降水量(mm) |
東京 月降水量(mm) |
---|---|---|---|---|
1月 | 14.2 | 5.2 | 72.1 | 52.3 |
2月 | 14.7 | 5.7 | 90.6 | 56.1 |
3月 | 14.8 | 8.7 | 42.4 | 117.5 |
4月 | 16.7 | 13.9 | 15.7 | 124.5 |
5月 | 17.2 | 18.2 | 6.6 | 137.8 |
6月 | 19.5 | 21.4 | 2.8 | 167.7 |
7月 | 23.6 | 25.0 | 1.1 | 153.5 |
8月 | 23.8 | 26.4 | 0.3 | 168.2 |
9月 | 21.2 | 22.8 | 3.5 | 209.9 |
10月 | 20.4 | 17.5 | 14.8 | 197.8 |
11月 | 18.4 | 12.1 | 18.7 | 92.5 |
12月 | 14.8 | 7.6 | 53.4 | 51.0 |
出典:日本気象庁 地点別データ・グラフ (世界の天候データツール(ClimatView 月統計値))
春(3月、4月、5月)の天気・気温・降水量
春は1年の中でも雨がふりやすい季節だと言われていますが、日本の梅雨に比べると降水量は遥かに少ないです。
3月中旬からサマータイムに切り替わり、日照時間がぐっと長くなります。
夜の7時頃になっても、まだ昼間のように外は明るいので得したような気分になり、ゆっくりとお茶が飲めたりします。
日中の最高気温は最高20度を超える事もありますが、朝晩は冬のような冷え込みに変わるので気温差に注意しましょう。
夏(6月、7月、8月、9月)の天気・気温・降水量
ロサンゼルスの夏は雨が降らず、絵にかいたような雲ひとつないような青空が一面に広がり、湿気も少なくカラッとしています。
日差しがかなり強く日中は平均最高気温が30度になる事もありますが、風も吹くので快適に過ごすことが出来ます。
また、ロサンゼルスの夏の気候は、地域によってもかなり差が出てきます。
内陸では砂漠のように40度まで気温が上がる所もありますが、海岸沿いは太平洋からの冷たい海風の影響で30度に満たないところも多いです。
秋(10月、11月)の天気・気温・降水量
ロサンゼルスの秋は10月~11月と短く、徐々に気温が下がっていきます。
10月になっても気温は20度まで上がるので、日本の秋よりは暖かいイメージです。
太陽が当たっているところは暖かいのですが、影に入ると一気に気温が下がるので注意が必要。
アメリカ人は季節感をイベントの飾りなどで取り入れるのが上手で、10月に入ると街や家が一気にハロウィンのデコレーションで彩られます。
大きなカボチャがスーパーでも売られたりと、色彩からも秋が来たことを感じさせられます。
旅行の際は、季節ごとに変わる街の風景にもぜひ注目してみてください。
冬(12月、1月、2月)の天気・気温・降水量
ロサンゼルスの冬は日本に比べて短いのが特徴です。
冬といっても凍り付くような寒さはなく、日本の春のようで、平均最低気温は15度くらい。雨もたまに降ります。
ウインタータイム(11月初旬)を過ぎると、あっという間に日の入りが早くなります。
12月に入るとアメリカは一気にホリデーシーズンに入り、季節限定のライトアップも至る所で見られムード満点。
街中は低い気温に反して、人々の笑顔、そして1年で最もお得なセールに意気込む人々の熱気とイルミネーションで盛り上がります。
ロサンゼルス旅行中におすすめの服装・季節ごとのお役立ちアイテム
どの季節でも共通しておすすめしたいのは、ずばり「カジュアルな服装」です。
ロサンゼルスは1年中穏やかな気候で、夏と春を繰り返すように暖かい地域ではありますが、日中と朝晩の気温差が激しいのも特徴です。
年間を通して、カジュアルな服装+羽織物を用意していくと良いでしょう。
ここから先は季節ごとの具体的なおすすめの服装と、持っておきたいアイテムをご紹介します。
季節ごとのおすすめアイテムについては、こちらの記事:「ロサンゼルス旅行の持ち物チェックリスト!必需品から持ち込みNGまで」でもご紹介しています。
春(3月、4月、5月)におすすめの服装・アイテム
ロサンゼルスの春は、最低気温が12℃~15℃くらいで、最高気温が22℃~25℃くらいになります。
1年の中で雨が降りやすい季節なので、現地在住者は傘を持たない代わりにフード付きの洋服をよく着ています。
ロサンゼルスでは傘がなかなか売っていないので、折りたたみ傘など雨具は日本から持参されるのがおすすめ。
日中は日差しが強く、夏のような気温になることも。ノースリーブや半袖Tシャツに、パーカーなど薄手の上着を合わせると快適です。
すぐ脱ぎ着できて温度調整しやすい格好で出かけましょう。
夏(6月、7月、8月、9月)におすすめの服装・アイテム
ロサンゼルスの夏は気温が高く、日中の最高気温は30℃を超えることもあります。
湿気がなく風があるので快適に過ごせるのですが、とにかく日差しが強いので、帽子とサングラスは必須アイテムです!
紫外線も日本より強く、少し外にいるだけでも日焼けしてしまうので、日焼け止めクリームもお忘れなく。
現地のアメリカ人は「タンクトップ+ショートパンツ」のカジュアルな服装で過ごしている人が多い印象です。
日本人の私たちは欧米人に比べ角質層が薄いので「Tシャツ+デニムなど長いボトムス」で過ごすのがおすすめです。
強い日差しから肌を守りつつ、室内と室外での温度調節を上手く出来るように思います。
夜に海外沿いに行く予定がある方は、薄手のカーディガンやジャケットを持っていかれると良いでしょう。
秋(10月、11月)におすすめの服装・アイテム
ロサンゼルスの秋は、平均気温が20℃ほどで初夏のように暖かく過ごしやすいです。
ただ、日によって気温に差がかなりあり「昨日はコートを着ていたのに、今日はTシャツで丁度いい」ということもしばしばあります。
日中は夏の気候なのに似が落ちると冬のような寒さに感じるほど気温差が激しいのも特徴です。
基本的には「Tシャツ+ボトムス+羽織るもの」でOKですが、夜や朝のお出かけ用にライトダウンジャケットやベストが1枚あると役に立ちます。
冬(12月、1月、2月)におすすめの服装・アイテム
ロサンゼルスの冬は短く、最低平均気温も15℃程と日本の春のような陽気です。
日中の日差しは変わらず強いのですが、朝晩は冷え込むので、フードパーカの上にジャケットなど重ね着対応のできるコーデが便利です。
日が沈んだ後は厚手のコートやニット帽が必要なほど寒くなることもあります。
まとめ
ロサンゼルスは「年間の90%が快晴」と言われるほど、サンサンと眩しい太陽と青い空のカラッとした天気が特徴です。
旅行中の服装は、基本的に「Tシャツとデニムを基本にしたカジュアルコーデ」が、どの季節でも快適に過ごせるのでおすすめです。
また、滞在先が内陸か海岸寄りかによっても、かなり温度差があるのでご注意ください。
とにかく日中の日差しが強いので、サングラスや帽子、日焼け止めなど紫外線対策グッズは必須です。
現地でもターゲットやスーパーで可愛いサングラスが購入できるので、自分へのお土産として現地調達するのもおすすめです。
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