イギリスの電源事情〜コンセント、変換プラグ、変圧器など
イギリス旅行に行く際、日本からパソコンやカメラやスマホの充電器などを持っていかれる方がほとんどでしょう。
ご存知の通り、イギリスと日本のコンセントとプラグタイプは違うものになります。
また変圧も違うため日本の電化製品を使う時には変圧器が必要になることも。
今回はそんなイギリスの電源事情をコンセント、変換プラグ、変圧器などについてふくめご説明していきます。
コンセントとプラグの形状
イギリスでは「BFタイプ」と言われる3つ穴のコンセントが採用されています。
そのため日本の製品を使う時には変換アダプターの利用が必要になってきます。
マレーシアやシンガポールも同じBFタイプを採用しているため、どちらかの国に行かれたことがある方は同タイプの変換アダプターをお持ちかもしれません。
電気屋さんやオンラインショップで変換アダプターは購入できます。
BFタイプのみに変換できるもの、もしくは海外旅行にこれからよく行く計画のある方は世界中で使える世界マルチ対応の変換アダプターの購入をお勧めします。
電圧
日本の電圧が「100V」なのに対し、イギリスの電圧は「240V」、周波数は「50Hz」です。しかし上記の写真のようにカメラやパソコン、ヘアアイロン、スマホの充電器などのほとんどが最近では「100V-240V」となっており、日本で購入しても変圧器を使わなくてもそのまま使えます。
もしイギリスにもっていくものリストの中の電化製品で240Vに対応していないものがある場合は変圧器を購入、もしくはレンタルする必要があります。
イギリスの電源事情
滞在するホテルはもちろん、空港やカフェ、駅などでの電源事情がどうなっているのかご紹介します。
ホテル
ホテルの部屋にはもちろんいくつかコンセントが設置されていますが、一つ日本と違う点はバスルームにコンセントがないこと。
ホテルによっては髭剃り用のコンセントが設置されているところもありますが基本的にイギリスでは水回りにコンセントがありません。
空港やカフェ、駅
空港にはパソコンや携帯電話を充電するための特別なエリアが設けられています。
カフェは最近、スターバックスがiPhone専用のかざすだけで充電できるシステムを導入しています。
そのほかのカフェや駅でもコンセントがある場合充電可能ではありますが、デバイスの近くから離れないようにしてください。
目を離したすきに盗られしまうことも多くあります。
高速鉄道
空港と街をつなぐ特別高速鉄道によっては列車内でパソコンや携帯電話を充電することも可能です。
コンセントの部分にパソコンや携帯電話の充電器のイラストが描かれていたら充電してもいいということです。
しかし、それらのイラストが描かれていない場合に電車の中のコンセントを使うと罰金を取られてしまうのでご注意を!
基本的に普通の電車の中のコンセントは掃除用に設置されているものなので使うと法に触れてしまうことに。
日本の電化製品の利用例・失敗例
利用例
イギリスのコンセント部分にはオン/オフのスイッチがついています。
スイッチをオンにすると電流が流れる仕組みになっています。
オフの時は白、オンの時にはオレンジ色の部分が見えます。
日本の電化製品を使う際には、この部分がオフになっていることを確認して変換アダプターを差し込み、日本の製品を差し込んでください。
しっかりとはまったら壁のスイッチをオンにします。壁からプラグを外すときも、壁のスイッチをオフにしてから抜くようにしましょう。
やり方を間違えると火花が散ることもあります。
利用例 失敗例
家電料品店に行くと「海外対応」と書いてくれているものも多いので、そう書いてあるものを選べばよほどの失敗はありませんが、電圧の違う電化製品を使ってしまった場合。
例えばヘアドライヤーなどの場合はプラグ部分で火花が散ったり、ドライヤー自体が一瞬にしてショートして焦げたような臭いがし始めたという話も。
電圧違いの電化製品の利用は本当に危険ですので気を付けてください。
旅行中にスマホとカメラを一緒に夜充電したいということも多いと思います。
変換プラグは2つもっておくととても便利です。
今回はロンドンの電源事情についてまとめましたが、ほかにも疑問点やお困りごとがある場合は、ロコタビのサービスを利用して、ロンドン在住日本人のロコに聞いてみるのもおすすめです。
Q&Aは無料なので、お気軽に相談してみてください!