【2025最新】マレーシア旅行3泊5日の費用の目安や現在の物価を徹底解説!
【2025年最新情報】マレーシアの首都クアラルンプールは、日本と比べて物価が安いと言われていますが旅行にくる観光客にとってはどうなんでしょうか?
今回はスタンダードな3泊5日の旅行にかかる平均的な予算や、旅行者でもお得に買い物ができるエリア、人気のお土産の相場をご紹介します。ぜひ旅の予算の参考にしてくださいね。
※この情報は2025年1月時点のレートを基に計算しています。最新のレートは公式情報をご確認ください。
クアラルンプール旅行に疑問や不安がある方は「ロコタビ」で現地在住日本人のロコにサポートを依頼してみましょう!きっとあなたのお役に立てるはずです。
マレーシア・クアラルンプールの物価事情
かつてマレーシアの物価は日本に比べて1/3といわれていましたが、実際に現地に住んでいる人からみるとだいたい2/3ほどの価格で、買うものによってはそこまで安く感じないのが現状です。
そのため日本から旅行に来る方にとっては、お金を使う時に日本より少しお得だなといった程度の感覚で思っておくといいでしょう。
マレーシアの通貨はマレーシア・リンギット(MYR、RM)
マレーシアの通貨は「リンギット(RM)」です。
通貨コードはMYRですが通貨シンボルはRMとなっており、硬貨は 50 ・ 20 ・ 10 ・ 5 セント(セン)の4種類あります。
※2025年1月現在のレートは1リンギット=34.95円
この記事では、1リンギット35円で計算していきます。
マレーシアは2018年に消費税(GST)が廃止!
マレーシアでは2018年に日本の消費税にあたる物品税(Goods and Service Tax)が廃止されました。
旅行中に商品を購入する際に税金を支払わなくてもいいため、日本にあるアイテムが日本よりも安く買えたりとショッピングを楽しめるのもマレーシアならでは。
その代わりSales Tax(売上税)とService Tax(サービス税)であるSSTが導入されたため、サービスを受ける際に6~8%のサービス税がかかります。
サービス税がかかるものには、
- レストランやカフェなどの飲食店
- ホテルや宿泊施設
- 通信サービス
- 保険
- レンタカーやタクシー
- クラブ、娯楽施設のサービス
などがあります。
だいたいは合計金額に含まれているので、追加で支払う必要はありません。
ちなみに旅行者には関係ありませんが、売上税は5~10%です。
クアラルンプール旅行の予算と費用を抑えるコツ
クアラルンプール旅行にかかるだいたいの費用をまとめました。
費用はだいたいの値段で計算しているため、時期や飛行機、ホテルのランクによって多少変動します。
3泊5日のマレーシア旅行にかかる費用
3泊5日のマレーシア・クアラルンプール旅行にかかる費用は1人あたり10万円~15万円ほどになります。
内訳は以下の通りで、利用する飛行機をLCCにしたり、ホテルの泊まる場所やランクなどを考慮することで費用を抑えることが可能です。
項目 | 費用の目安 | ポイント |
---|---|---|
航空券 | 6万円~(エコノミー直行便) | LCC利用や乗り継ぎ、シーズンによって安くなることもある。 |
宿泊費 | 2万5,000円程度(1室2名利用、1泊8,000円程度) | KLセントラル駅付近の中級ホテルの場合。 |
食費 | 1万5,000円~(1日5,000円~) | レストランをメインにした場合。 |
交通費 | 約1,500円(マイシティパス3日券+α) | 公共交通機関のみ利用 。 |
観光費 | 行く場所による(無料~数千円) | 関帝廟やモスクなど無料の場所中心なら費用をおさえて楽しめる。 |
通信費 | 約2,500円 | 事前にSIMカードやポケットWi-Fiを手配していくのがおすすめ! |
※現在のクアラルンプールの物価から考えた大体の目安です。
マレーシア旅行の予算を抑えるポイント
マレーシア旅行の予算を抑えるためのポイントを紹介します。
航空券はLCCだと割安!ホテルの位置にも注目
航空券は大手航空会社よりもLCCの利用だと費用を抑えることができます。
ただ、荷物を追加したり席やサービスを選ぶと結局同じくらいになることもあるので、比較しながら購入するといいでしょう。
ホテルはランクやエリアによって価格が変わってくるため、メインの駅から多少離れている場所や、観光地に近くない場所を選ぶと安く泊まれます。
ただ、不便などのマイナス面や旅行という限られた時間の中で移動時間が大幅に占めてしまう点を考慮するとおすすめできません。
「いいホテルに泊まりたいけど、予算をおさえたい!」
→中心地から離れた場所で選ぶ。
「駅チカがいいけど安く泊まりたい」
→ホテルのランクを落として宿泊だけする。(サービスなどは期待しない)
といったようにご自身の要望にあった場所を探すといいでしょう。
オフシーズンに旅行する
オフシーズンはあまりありませんが、しいていうなら1~3月が狙い目。
ホテルなども安くなったりするので日程を決める前にあらかじめチェックしておくのがおすすめです。
また雨が多い時期でもあるので、事前に雨でも楽しめるスポットなどを調べておきましょう。
ちなみに春節(旧正月)はマレーシア内がかなり混雑するため、旅行は避けるのが無難です。
2025年の春節は1月29日です。
あわせて読みたい記事:マレーシア・クアラルンプールの年間の気候と天気、旅行中におすすめの服装
無料の観光スポットやお得なツアーを利用
マレーシアと言えばモスクや寺院、マーケットなどをメインに観光することで観光費を抑えることが可能です。
また、ツアーを使うことで目的地への交通費と入場料を安く済ませられることも。
大きなショッピングモールもあり、涼みたい時やゆったりしたいときは足を運ぶといいでしょう。
「ロコタビ」では現地在住日本人のロコが提供しているサービスを利用することができます。どんなサービスがあるか見たり、質問することも可能なのでぜひご利用ください。
できるだけ公共交通機関を使う
Grabなどの配車サービスは便利ですが、公共交通機関に比べるとやはり割高に。
バスや電車などの公共交通機関は「マイシティパス」という乗り放題チケットもあり、1日・2日・3日券から選べます。
滞在日数にあわせて乗り放題チケットを利用することで割安かつ値段を気にせずに乗れるのでおすすめ。
こういったポイントをおさえてクアラルンプール旅行をお得に楽しみましょう!
マレーシアの基本の物価を紹介
ここからはマレーシア・クアラルンプールの主な物価を紹介します。
食費(飲み物・間食・食事など)
クアラルンプールでの食事は、どこでとるかによって大きく料金が変わってきます。
屋台やフードコートでの食事は1食300円以下のところも!
レストランで食事をする場合は日本の料金とあまり変わりはありません。
逆に日本食レストランですと、日本と比べて約1.5〜2倍の料金がかかります。
レストランによってはサービス税(SST)の6パーセントに加え、サービスチャージ(10パーセントが一般的)がかかるお店もあり、そういった場合は外食が割高に感じるでしょう。
◾️チェーン(フランチャイズ)のお店
マクドナルド
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
フィレオフィッシュ | 9.79RM | 約340円 |
ダブルチーズバーガー | 11.51RM | 約400円 |
ビッグマック | 13.4RM | 約470円 |
クォーターパウンダー | 13.4RM | 約470円 |
オレオマックフルーリー | 7.78RM | 約270円 |
※2025年1月時点
各お店にはその国限定の商品がおいてありますが、マレーシアのマクドナルドにはなんとマレーシアで有名なナシレマッやブブルアヤムというお粥も売ってます!
海外旅行の際には、その国のマクドナルドに行くのも楽しいですよ。
スターバックス
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
コーヒー(Cold Brew) | 12.20RM | 約430円 |
カフェラテ | 13.80RM~ | 約480円 |
ティーラテ | 14.85RM~ | 約520円 |
リフレッシャー | 18.55RM~ | 約650円 |
ティー | 13.25RM~ | 約460円~ |
フラペチーノ | 15.35RM~ | 約540円~ |
※2025年1月時点
日本よりは安めですが、マレーシアの中では高い飲み物に分類されます。
曜日などによって割引されたり、セット価格もあるのでうまく利用できれば安く楽しめるでしょう。
マレーシア限定のスタバのグッズもお土産におすすめです。
◾️クアラルンプールにいったら食べたい料理
マレーシアの国民食といえばナシレマッ(ナシレマ)です。
ナシレマッとはココナッツミルクで炊いたご飯にキュウリ、揚げた小魚、ピーナッツ、ゆで卵と辛いサンバルソースがのってるのが基本形。
そこに肉や魚を追加し、カスタマイズできます。
最も一般的なのはフライドチキンがのってるもので、マレーシア人の大好物です。
「Village Park Restaurant」というレストランが有名で、マレーシアの首相も訪れたことがあります。
そこの名物のナシレマッは12.50RM〜(約450円〜)とかなり格安で人気です。
◾️外食費(屋台、ランチ、ディナー、間食)
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
屋台飯 | 10RM~ | 約350円~ |
ランチ(レストラン) | 15RM~ | 約530円~ |
ディナー(レストラン) | 30RM~ | 約1050円~ |
コーヒー | 10RM~ | 約270円~ |
タピオカミルクティー | 12RM~ | 約420円~ |
ディナー(レストラン) | 30RM~ | 約1050円~ |
※2025年1月時点
クアラルンプールのチキンライスの有名店といえば南香飯店(Nam Heong Chicken Rice)で、ガイドブックにも必ず載ってるお店です。
ここのチキンライスセットが12.90リンギット(約350円)。
ローストチキンかスチームチキンが選べて、ご飯と野菜がついてきます。
チキンライスと聞くとシンガポールを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はチキンライスの発祥はマレーシアです。
また、クアラルンプールではカフェやスイーツも充実してます。
現在人気のタピオカのお店も多くあり、日本では行列のできるタピオカ店(ゴンチャ・The alleyなど)もクアラルンプールでは待ち時間なしで購入可能です。
お酒と豚肉
マレーシアはイスラム教の国ですが、アルコールや豚肉はスーパーやコンビニで購入可能です。
スーパーではアルコールや豚肉は別コーナーにあり、会計もそのコーナーで支払うパターンが多くなります。
「ハラル」はイスラム教で許されたという意味があり、イスラム教で禁止されているアルコールや豚肉は「ノンハラル」と表示があります。
お酒を飲まない人が多いため酒税は高めに設定されており、お酒の種類にもよりますがアルコールの価格は日本のおよそ1.5〜3倍です。
豚肉は日本より少し割高。
アサヒスーパードライ320mlは13RM(約455円)、豚肉のひき肉250gは10リンギット(約350円)ほどです。
交通費(電車、バス、タクシー)
交通費は1日1,000円ほどあれば足りるでしょう。
どの交通手段も日本と比べると安く感じます。
特に使うなら個人的には電車やバスなどの移動がおすすめです。
◾️電車
クアラルンプールの電車には、MRT、高架鉄道(LRT)、モノレールの3種類があります。
だいたい1RM(約35円)から乗れるため日本に比べるとかなり格安だと思われるでしょう。
MyCity Pass(マイシティパス)という1日乗車券もあるので、いろいろな観光スポットに行く予定がある場合はこちらの購入がおすすめです。
空港線とKTM線以外のバス(Rapid KL運営)と鉄道路線 (MRT、LRT、BRT、モノレール) が乗り放題になります。
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
1日券 | 10RM | 約350円 |
2日券 | 18RM | 約630円 |
3日券 | 25RM | 約880円 |
※2025年1月時点
電車の詳しい料金や乗り方については、こちらの記事をご確認ください。
あわせて読みたい記事:クアラルンプールの電車乗り方ガイド(路線図・料金・切符の買い方・乗り換え)
◾️バス
バスの料金は1RM~(約35円)となっています。
無料の市営バス「Go KLシティバス」がありましたが、2024年から外国人観光客は1RMかかるようになったので、実質無料ではないです。
バスの詳しい料金や乗り方については、こちらの記事をご確認ください。
◾️タクシー
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
初乗り | 3RM | 約105円 |
200メートル毎 | 0.25RM | 約9円 |
36秒毎 | 0.25RM | 約9円 |
電話予約をした場合 | 2RM | 約70円 |
深夜12時~朝6時まで深夜料金 | 5割増し | ― |
高速料金 | 乗客の負担 | ― |
※2025年1月時点
Grabを使うともう少し高くなりますが、配車アプリで呼べたり支払いができるので便利です。
タクシーの詳しい料金や乗り方については、こちらの記事をご確認ください。
あわせて読みたい記事:クアラルンプールのタクシーの乗り方ガイド〜料金・便利な配車アプリ〜
宿泊費(ホテル代)
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
ドミトリー(ゲストハウス) | 55RM~ | 約2,000円~ |
シティホテル | 145RM~ | 約5,000円~ |
スーペリアホテル | 285RM~ | 約1万円~ |
高級ホテル | 570RM~ | 約2万円~ |
※2025年1月時点
通信費
マレーシアでの通信費はSIMカードやeSIM、ポケットWi-Fiなどを使って1日当たり500円くらいから探せます。
特にeSIMの場合はネット上で契約、支払い、設定まで完了するため受け取りや返却の手間が省けるのでおすすめ。
マレーシアの大手通信会社には、
- Maxis(マキシス)
- Celcom(セルコム)
- Digi(デジ)
- U Mobile(ユーモバイル)
の4種類があります。
あわせて読みたい記事:マレーシア・クアラルンプール旅行中のインターネット・Wi-Fi利用方法
観光費(クアラルンプールの人気観光スポット)
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
ペトロナスツインタワー | 98RM(50RM) | 約3,430円(1,750円) |
KLタワー | 49RM(29RM) | 約1,715円(1,015円) |
バードパーク | 75RM(50RM) | 約2,625円(1,750円) |
イスラム美術館 | 20RM(10RM) | 約700円(350円) |
プトラジャヤ | 無料 | ― |
国立モスク | 無料 | ― |
ブルーモスク | 無料 | ― |
バトゥ洞窟 | 無料 | ― |
※2025年1月時点
クアラルンプールにはモスクや寺院などをはじめとする無料の観光スポットや市場、公園などがありお金をかけなくても楽しめる場所がたくさんあります。
どこにいくかで観光費は変わってきますが、だいたい1人5,000円ほどみておけば主要な場所は楽しめるでしょう。
お土産・ショッピング代
マレーシアで人気のお土産は、なまこ石鹸やBOHの紅茶、VINCCI(ヴィンチ)のサンダルがあります。
どちらも安価な値段で手に入るので、職場や友達にくばるのにもおすすめのお土産です。
◾️なまこ石鹸
美容効果が高いと評判のなまこ石鹸。
クアラルンプールではセントラルマーケットでの入手が一般的です。
お店によって料金は違いますが1個12リンギット前後(約330円)します。
日本のネットショッピングでは1,600円前後するので、マレーシアでの購入が断然お得ですよ。
◾️VINCCI(ヴィンチ)
VINCCIはマレーシアの人気ブランドで、特に靴が有名です。
日本で購入するよりも安く買えるため、マレーシア旅行にきたら一度は寄ってみたいお店。
大型モールのPAVILIONに店舗があります。
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
靴 | 70~100RM | 約2,450~3500円 |
サンダル | 90~120RM | 約3,150~4,200円 |
バッグ | 80~160RM | 約2,800~5,600円 |
※2025年1月時点
◾️スーパーマーケット・マーケット
項目 | 費用目安 | 日本円換算例 |
---|---|---|
BOHの紅茶 | 10RM~ | 約350円~ |
ベリーズ(チョコバー) | 5RM | 約175円 |
ベリーズ(アーモンドチョコ) | 8RM | 約240円 |
ミーゴレン(5パック入り) | 6RM | 約210円 |
カヤジャム | 5.20RM | 約180円 |
スーパーマーケットでもいろいろなお土産が低価格で買えます。
日本で買うよりも安く手に入ったり、限定の味がでていたりとここでしか買えないものもあるので、お土産を探している場合でもスーパーに寄ると思いもよらないものが見つかることもありますよ!
またマーケットでは小物なども手に入るので、お菓子などの食料品よりも物を贈りたい人におすすめです。
まとめ:参考費用をもとに自分にあった予算でときめくマレーシア・クアラルンプール旅行に
実際に旅行の計画をたてる参考に、クアラルンプールの2025年現在の物価や3泊5日の費用をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
日本に比べるとまだまだ物価は安いものの、同程度のものもいくつかあります。
うまく比較して、マレーシアでしか味わえないものや体験を選んで旅行をより充実したものにできるといいですね。
マレーシアの物価やクアラルンプールの情報について、さらに深く知りたいことがあればロコに質問してみましょう。
クアラルンプール旅行に疑問や不安がある方は「ロコタビ」で現地在住日本人のロコにサポートを依頼してみましょう!きっとあなたのお役に立てるはずです。