2019年最新!クアラルンプールの無料市内バス「GO KL」の乗り方ガイド(アプリ・料金・路線図)
【マレーシア・クアラルンプール在住者執筆】旅行中に地下鉄やタクシーは気軽に利用できても、バスは難しいと思うことはありませんか? クアラルンプール(以下KL)市内を走る無料路線バス「GO KL」は観光客だけでなく地元の人たちにも非常に好評で本数も多い循環バスなので、乗りこなせると便利に安く旅行中の移動を済ませることができます。筆者もこのバスを使いこなしてKL観光案内をしてるくらい、KL観光の頼もしい味方。今回はこのバスの乗り方やバスを乗るときに欠かせない路線図・時刻表アプリや、バスの種類と乗り場をご紹介します。
クアラルンプール市内を走る無料シャトルバス「GO KL」
2012年にグリーンラインとパープルラインの2路線で運行開始、2014年レッドラインとブルーラインの2路線を増設し、この2019年3月よりオレンジラインが増え合計5路線になりました。
どこまで乗っても無料でFree Wi-Fiにエアコン完備で観光地エリアを回るので、中心地でかかる交通費を無料で済ませることも余裕でできます。
GO KL 公式サイト
ラインは5路線と増えましたが、どのラインも車体デザインは「紫」と共通なのでご注意ください。
ラインはバスの電光掲示板にあります。
新型車両と旧型車両がありますが、乗り心地はそれほど大差ありません。
▲左レッドライン(旧型車両)、右ブルーライン(新型車両)
路線・路線図
※2019年3月より新ラインのオレンジラインの運行が開始されました。上記サイトには乗っていないですが、マレーシアで公式サイトの更新が遅れると言うのは不思議ではないです。
赤:KL Sentralエリア~チョーキットエリア
青:ブキビンタンエリア~チョーキットエリア
紫:ブキビンタンエリア~パサセニエリア
緑:ブキッビンタンエリア~KLCCエリア
オレンジ:チョーキットエリア~カンポンバルエリア
上記のうちで、観光で便利なのは紫と緑のルートです。
運行時間と頻度
運行時間 | 頻度 | |
---|---|---|
平日 | 6AM~11PM | 10分おき ピーク時間 (7:00AM~10:00AM & 4:00PM~8:00PM) 5分おき |
土日祝 | 7AM~11PM | 10分おき |
この通り、非常に本数が多く夜遅くまで運行されているので、旅の足にするには十分。
GO KL 公式サイトの上方にある「Getting Around」で路線図を確認すると、Bukit Bintang, KL tower, China town, Dataran Merdeka, KLCC等このバスのパープルとレッドを使いこなすだけで主要観光地への交通費を余裕で無料で済ませることができることがわかります。
GO KLバスの乗り方
1.乗る
GOKLのバス停は、普通のバス停と似ていますが「GOKL」のロゴマークと路線図があるバス停が目印です。
(※中にはGOKLのロゴもない、わかりにくいバス停もあるので要注意! )
基本まわりの人について乗車するといいのですが、誰もいない場合はバスの運転手さんに手を挙げて「乗る」アピールをしてください。
乗り込み方は前からでも後ろからでもお好きなドアから乗車ができます。
2.降りる
降りるときは日本と同じで降車前の駅で席の近くにあるチャイムを鳴らし運転手さんに知らせ、降ります。
おすすめアプリ: My SPAD
このアプリでKL近郊の交通情報はばっちり。
バスに乗りながら自分が行きたいバス停をチェックすることもできます。
My SPADダウンロード
使用方法
ダウンロードしてMy SPADのアイコンをクリック
5秒するとほど現れるホーム画面にあるGO KLのアイコンをクリックする
路線図が現れます。
路線図は縮小はできないのですが、スクロールすることでほかの場所も見ることができます。右半分はなぜか指を離すと戻ってしまうので、ご注意。
GO KLで行ける観光地(色は停まる路線)
- BUKIT BINTANG:青紫緑
マレーシアの銀座のあだ名もある一等地。道路が三角形になっている部分にPAVILIONという高級ブランドが入っているマレーシア一の高級モール中があります。
→ここはバス停表示が画像の通りないので、Pavilion反対側にあるイヴサンローラン、クリスチャンディオール、ロレックスの前を目印にして下さい。
- PASAR SENI:紫 セントラルマーケットにチャイナタウンという二大観光スポットがあります。
- KLCC:緑 KLのシンボルとも言えるツインタワーもこちらにあります。
- KL TOWER:青 ツインタワーよりも高台に建っているので、展望台からの眺めはツインタワーと同じ高さ。料金はもちろんツインタワーよりも安く、KL全景を楽しめます。
KL SENTRAL:赤
空港や各地への拠点。日本人建築家黒川紀章が設計した駅ビルのNu SentralのフードコートはTrip Advisorから高評価をもらっています。
独立広場:赤
この広場の周りに、かつてのKLのシンボルであった現在は最高裁判所となっている建物や、歴史的な建造物が集中してます。
→ここはイベント開催時は通過するのでご注意下さい。こうなるケースは土日祝日に多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。バスに乗りローカルの風に触れながら主要観光地まで無料で移動も可能なこのGOKLをぜひ、この機会に試しましょう。