クアラルンプールの電車乗り方ガイド(路線図・料金・切符の買い方・乗り換え)
【クアラルンプール在住者執筆】クアラルンプールの観光をより早く効率よく回りたいなら電車が便利。観光客はもちろんローカルの人たちの足になっています。クアラルンプール( 以下KL)には5種類の電車が乗り入れしてます。今回は、その中でもKL市内の観光に役立つLRT、MRT、モノレールと空港直通列車KLIAエクスプレス&KLIAトランジットの乗り方について解説していきます。
クアラルンプールの電車の基本情報
クアラルンプールには下記5種類の電車が走っています。
今回は郊外に便利なKTMコミューターを除いた、市内の観光に役立つ4種類の電車をご紹介します。
- LRT
- MRT
- KLモノレール
- KLIAエクスプレス&KLIAトランジット(空港直結)
- KTMコミューター(郊外)
出典:myrapid/路線図
KLIAエクスプレス(ERL)とKTMコミューター以外なら、頻度はどれも5~10分に一本はあるのでそんなに待つことはありません。
料金は乗車距離によって異なりますが、1.0~8.8リンギットと格安です。
料金検索はこちらより検索できます。
①:LRT ※路線図内の3番・4番・5番のライン 運転間隔:4分~6分
停車駅や運行本数も多く、観光客はもちろん現地の人にもよく利用されています。
ツインタワーや中華街も停車するので観光に便利。
②:MRT ※路線図内の9番のライン 運転間隔:3分~6分
MRTなら時間が無い時に繁華街のブキビンタンから交通の要所のパサセニかKLセントラルに移動する時に便利。
③:KLモノレール ※路線図内の8番のライン 運転間隔:約8分
クアラルンプール市内を走るモノレール。
ブキビンタンの繁華街も通るので市内の観光にもうってつけです。
④:KLIAエクスプレス(ERL)&KLIAトランジット ※路線図内の6番・7番のライン
KL~空港を最速30分で結ぶマレーシア最速特急。エアコンはもちろんWifi完備で、空港までも渋滞知らずで安心です。
料金は空港まで片道55リンギットです。
電車の乗り方・切符の買い方
1. 乗降駅をチェック
▲駅のプラットホームに路線図があります。
2. 駅へ
LRT・MRTと記載された標識があります。
3. 乗車券または交通カードを購入
◆LRT&モノレールの切符の買い方
トークンというプラスチック製のコインが切符の代わりです。
- 乗る路線をタップします。(今回は便宜的にKelana Jaya線KLCC駅)
- 駅名をタップします。
- 支払画面が切り替わるので、言語を変えます。
- 支払 「人数(QUANTITY)」と「目的地(DESTINATION)」を確認してCashの緑色のボタンを押します。
トークンは下車するまでなくさないよう気を付けてください。
◆MRTの切符の買い方
こちらもトークンというプラスチック製のコインが切符の代わりです。
- 言語選択
- 駅選択 駅のスペルを入れていき、該当する駅を選択(ここでは便宜的にMuzium Negara: 国立博物館駅)
- 確定
- 支払 細かいお金は使用できないので小銭を用意しておくことをおすすめします。
◆KLIAエクスプレス(ERL)&KLIAトランジットの切符の買い方
- 現金の方は窓口
- カードの方は自販機で買うと10%引き
- 往復で買うと10%引き (カードと往復の併用割引不可)
LRT KL Sentralの隣に改札と切符売場があります。
▼売り場は改札向かって右隣にあります。
▼自販機
- 画面をタップすると駅名が現れるので、駅を選択(今回は便宜的にKLIA2)
▲上から
- 片道(今回は便宜的にこちらを選択)
- 往復(復路は1週間有効)
- 家族 (RM120大人2人と2-12歳までの子供2人の片道)
- グループ(大人3人以上のみ利用可能の片道)
2. 支払を選択
4. 改札を入る
LRT
▼遅延の有無は改札近くにあるこちらの表に出てます。
▼下のTap Hereの箇所にトークンを当て、出る際はトークンを穴に入れる。
MRTの改札の通り方・乗り方
改札の方法はLRTと同じ
KLモノレールの改札の通り方・乗り方
コンコース中央のエスカレーターをのぼり、案内に沿って歩くと改札があります。
モノレールもトークンなので基本的にはLRTとMRTと同じです。
KLIAエクスプレス(ERL)&KLIAトランジットの改札の通り方・乗り方
▼Touch 'n GoはTap Hereの箇所にタップ
▼チケットに印刷されているQRコードは改札のここにかざします。
乗り換えアプリ:Moovit
乗り換えアプリでおすすめなのはMoovitです。
世界でも使われいますが、バスなどを組み合わせて乗り換えルートを出してくれたりもします。
Moovitのダウンロード
料金と交通カード「Touch ’n go」
LRT・KLモノレール・KTM・MRTなどでまとめて利用できる「Touch ’n goカード」があります。
マレーシア版Suicaと呼べるカードです。コンビニやドラッグストアのWatsons(ワトソンズ)などなど、いろんな所で取り扱いされてます。
料金
10リンギのを購入すると、最初に5リンギ分が使えるようになっていますが、その後チャージが必要になります。
チャージは駅やコンビニ等でTouch 'n Goの表示があるところならどこでもできますが、駅やモールにある自販機でならチャージ代が無料で済みます。
チャージ方法
チャージはTouch 'goのロゴのあるお店ならどこでもできますが、チャージ代が取られます。チャージ機なら取られないので、今回は機械で行う方法を説明して行きます。
機械には2種類あります。下記のタイブは英語が併記されていて、2で出てくる画面にある画面で右のアイコンをタップした後、Top upを選べばできるので、振られている番号通りの操作をすれば簡単にできます。
▼番号がふられていない機械もあるので注意!
写真のように番号がないタイプが多く設置されているので、こちらを説明していきます。時間切れで操作が無効になり最初からやり直しになるので、あらかじめカードとトップアップの額を用意して以下の作業を行って下さい。
- 言語を英語にする
- Card Reloadを選ぶ
- 画面が変わったら左下にカードを素早く置く
- Top upする額を選択
- 確認画面が出たら、右下の穴からTopup額を支払う
- 確認画面とレシートが出たら終了 Again
まとめ
いかがでしたでしょうか。クアラルンプールの電車についてお伝えしました。
ローカルの乗り物に乗りたいけど、時間に限りがある。そんなときはぜひクアラルンプールの快適な電車を利用して、楽しく旅しましょう。