グアム島の旅行ガイド情報

グアム島への入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月情報】

【2020年8月12日情報更新】日本からグアムへはいつから行けるようになるのか?入国できるようになっても、入国後の規制はどんな状況?入国制限&規制はとても気になる情報です。

2020年新型コロナウイルスの影響により、グアム島はもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。

今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、グアム島への入国規制・緩和情報をまとめました。

※この記事は外務省、在ハガッニャ日本国総領事館、グアム在住ロコや現地ニュースサイトを基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。

現在の日本からグアム島への入国制限・規制状況(外国人・日本人)

現在(2020年8月12日)、日本からグアムへ観光目的で入国する場合は条件付きですが入国は可能です。
入国後の規制内容は、渡航してくる国・地域によって変わります。

日本からグアムに渡航する場合は、条件によって変わってきますが、基本的には14日間の強制隔離または自主隔離が必要となります。

※これらの隔離措置や制限に従わない場合は、1,000ドル以下の罰金、もしくは1年以下の禁固刑または両方が科せられることになりますのでお気をつけください。



下記の場合は政府指定施設ではなく、自宅やホテルなどの宿泊施設に自主隔離をすることができます。

  1. グアム居住者の場合※身分証の提示が必須
  2. グアム島の家族が緊急事態のために入国する場合
    ※証拠資料が必要

  3. 入国前5日以内に行ったPCR検査の陰性証明書(観光目的)
    ※検疫官が認めた場合に限る



<ローリスク地域に指定された国・地域からの渡航者>(8月12日更新)

  • グアムでの滞在日数が4泊以内(滞在5日間以内)の場合、条件なしでPCR検査・隔離措置をする必要はありません。

  • グアムでの滞在日数が5泊以上(滞在6日間以上)の場合、

  1. グアム入島前の5日間以内にPCR検査を受け、その結果が陰性であることを示す証明書がある場合は5日目以降も検査・隔離措置は必要ありません。
  2. 滞在5日目にグアムでPCR検査を受けて陰性だった場合は、追加の検査・隔離措置をせずに滞在できます。(※ただし滞在14日間までは、グアム保健局等による経過観察と追跡調査への協力が必要です。)

<ローリスク地域に指定された国・地域>

  • アメリカ国内
    コネチカット州、メイン州、ニューハンプシャー州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、バーモント州
  • 太平洋地域の国・地域
    オーストラリア、米国領サモア、ニュージーランド、パラオ共和国、マーシャル諸島共和国、北マリアナ諸島、ミクロネシア連邦
  • アジア地域の国・地域
    マレーシア、韓国、台湾
  • その他
    アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、カナダ、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ベルギー、ポーランド

<ローリスク地域に指定された国・地域以外からの渡航者>
※日本からの出発または、日本を経由する人はこちら

  • グアムへ渡航する前5日間以内に実施されたPCR検査の結果が陰性であることを示す証明書がある場合、自宅または予約した宿泊施設(ホテル等)での14日間の自主隔離が必要です。 ※自主隔離開始7日目にPCR検査をすることができ、その結果が陰性であり、なおかつ保健局が認めた場合に限り、その時点で自主隔離措置は解除されます。検査を受けない場合は14日間の自主隔離が必要になります。
  • グアムへ渡航する前5日間以内に実施されたPCR検査の結果が陰性であることを示す証明書がない場合、グアム政府指定施設における14日間の強制隔離が必要となります。 ※上記同様、強制隔離開始7日目にPCR検査をすることができ、その結果が陰性でありなおかつ保健局が認めれば、その時点で強制隔離措置は解除されます。

    <隔離施設での滞在費用>
    滞在費用は、グアム居住者の場合はグアム政府の負担となりますが、グアム非居住者(旅行者など)は自己負担となります。

現在2020年8月までの入国情報も日本やグアムの感染状況により、措置や規制は予告なしで変更になることもあります。

どうしても事情があり、グアムに渡航しなくては行けない場合はかならず在ハガッニャ日本国総領事館外務省 海外安全ホームページなどの最新情報を確認してください。

個別の質問や相談はグアム保健局(英語)に直接お問い合わせすることをおすすめします。

グアム居住者の場合

渡航者がグアム居住者、もしくはグアムに住む家族が緊急事態の場合は、上記検査後、自宅での自主隔離が認められています。


グアム島の家族が緊急事態のために入国する場合

グアムに住む家族が緊急事態のための入国の場合は、家族の緊急事態を証明する必要があり、証拠資料を提出しなければいけません。そして、これも検疫官が認めた場合に限ります。

検疫官に認められた場合、空港から一度政府指定の施設に移動はしないといけませんが、グアム保健局が施設隔離を不適切と認めた場合は自宅やホテルなどの自主隔離が可能となります。

陰性証明書について

グアム保健局が公表している陰性証明書の必要記載事項は以下のとおりです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 検査を実施した検査機関(クリニック・病院等)の名称
  • 検査手法の名称
  • 採取日
  • 検査結果

※上記事項すべての記載があれば有効な陰性証明書として認められます。また、抗体検査の結果は有効となりませんので、グアムへ行く前は必ず陰性証明書を発行しましょう。



日本からグアム島への入国制限

Pacific News Center(※)の5月27日の記事によるとグアムのルー・レオン・ゲレロ準州知事は2020年7月1日より今後感染状況が引き続き低い水準で推移した場合、日本、韓国、台湾からのグアムへの訪問者の受け入れを再開、さらに14日間の隔離および検査義務は撤廃される予定と発表し、喜んだかたも多いのではないでしょうか。
Pacific News Center

しかしThe Guam Daily Post(※)の6月11日の記事によると準州知事は「韓国からの観光客は7月中旬頃に観光再開されると楽観的に見ているが、日本からの観光客はすぐには戻ることはないだろう。」とコメントしていますので、7月1日より隔離なしの観光目的の入国は難しいと考えられます。
※The Guam Daily Postの記事


また日本航空のサイトをみるとグアムとハワイの便は丸1ヶ月間運休とホームページで発表しています。

7月以降にも、グアムに渡航する場合は引き続き14日間の施設隔離と、日本帰国後も14日の隔離の合計28日間の隔離があるということになります。

※8月12日追加最新情報

8月以降も引き続き、入国後に14日間の施設での強制隔離・もしくはホテルなどでの自主隔離が課せられるようです。ですが、少しづつ制限も緩和されており、隔離日数も一定の条件下では減るので、もうしばらく様子を見る必要はありそうですが、旅行でグアムへ行ける日も近いかもしれませんね。



強制隔離のためのグアム政府指定の施設とは

入国者全員が実施している強制、自主隔離措置ですが指定施設といってもホテルになります。ただし、どこに隔離となるかは空港検疫官が決めることですので希望は通りません。

【政府指定の隔離のためのホテル】

  • ホテルサンタフェ
  • ホテルウィンダムガーデングアム
  • オーシャンビューホテル
  • ガーデンコートホテル

領事館の情報によると上記4つのホテルが政府指定の隔離施設(ホテル)となります。

飲食・宿泊費用は日本から入国する非居住者の場合は強制隔離措置を受ける場合は、14日間すべて自己負担となります。

空港から隔離施設(ホテル)までの移動手段は政府より提供があります。

グアムでの乗り継ぎ(トランジット)制限

2020年8月12日までの情報です。
こちらも日本やグアムの感染状況により、予告なしで変更になることもありますので、かならず事前に領事館や外務省などの最新情報を確認してください。

乗り継ぎ時間が13時間未満の場合

新型コロナウイルスの感染の疑いがある症状がないことを条件に、空港内の指定された場所で乗り継ぎの飛行機を待つことが可能です。

乗り継ぎ時間が13時間以上の場合

出発地や経由地にローリスク地域でない国・地域が含まれる場合は、政府指定の隔離施設で待機(強制検疫の対象)となります。
施設までは政府によって往復移動手段が提供されます。
政府指定の隔離施設の滞在費用は、グアム居住者でない場合、自己負担となります。




日本からグアムへの入国制限・緩和情報まとめ

8月1日より入国ができるかも?と思って旅行の計画を立てたかたもいらっしゃると思います。
現在外務省の海外安全ホームページによると、そもそもグアムは「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」となっています。

8月以降も日本からの観光目的の入国を無条件に認めたわけではないようですし、グアムへ渡航した場合は原則強制隔離となります。
陰性証明書を取得したり、グアムでも日本でも隔離されたりと大変なため8月以降でグアムの旅行の計画を立てている方は残念ですが、今は延期することをおすすめします。

お店や、アクティビティを再開するとこも出てきましたが、まだ休業しているところもあり、マスク着用必須、6フィート(約1.8メートル)のソーシャルディスタンス、25人以上での集まりの禁止など規制もあります。

レストランのイートイン再開、映画館などの娯楽も徐々に再開していくといった感じなので現在はグアムを満足に楽しむことは出来ないかと思われます。

旅行に行けない、もどかしい日々が続きますが、新型コロナウイルスの終息を心から願うと共に、またみなさんがグアムでたくさん笑って遊んで楽しむことができる日をお待ちしています!

最新情報が入りましたら更新していきます。



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