フランクフルト入国審査・出国手続き〜出入国カード、イミグレーション
【ドイツ・フランクフルト在住者執筆】渡航前にチェックしておけば安心! スムーズに入国するために、ドイツの入国審査の手続きを解説します。入国の流れや所要時間、入国カード・税関申告書は必要なのか? などまとめました。
日本からドイツのフランクフルトまでは直行便で約12時間ほどの飛行時間です。
フランクフルト空港へは多くの空港からアクセスが可能なため、日本とドイツの直行便だけでなく他国から乗り継ぎ移動することもあります。直行便ではフランクフルト空港で出入国手続きを行いますが、シェンゲン協定加盟国で乗り継ぎがある場合は、最初にシェンゲン協定加盟国に入った国で入国手続きを行い、最後にシェンゲン協定加盟国を出るときに出国手続きを行います。
フランクフルトの出入国手続きの流れと所要時間
直行便でフランクフルト空港でドイツに入国するまでは大きく3つの過程があります。
空港に到着後は入国審査~荷物受け取り~税関という流れになります。
入国審査
入国審査に必要なもの
- パスポート(ドイツを含むシェンゲン協定加盟国を出国する日より3ヵ月以上のパスポート残存期間が必要)
- ビザ(3ヶ月以内は不要)
- 帰りの航空券(なくても大丈夫ですが、目的やいつ出国するかなどの説明が必要になる場合があります。)
入国審査で聞かれること
特に質問をされなければパスポートを提示するだけで大丈夫です。
よく聞かれる質問として以下の質問があります。
- 滞在の目的は何ですか?
- 滞在期間はいつまでですか?
- どこに滞在しますか?
手荷物受取
手荷物の受け取りの表示板へ向かいます。手荷物受取場では乗って来た航空便の番号などが表示されていますので、便名や便番号は覚えておきましょう。
手荷物検査・税関申告
近年は税関申告をせずに多額の税金を請求されたり、検査で長い時間を費やすことがあります。税関申告が必要なものに関しては以下のサイトを参考にしてください。
出国手続き
直行便でドイツを出国し日本へ向かう場合は大きく3つの過程があります。
搭乗手続き~保安検査~出国審査という流れになります。
出国審査に必要なもの
空港のカウンターで搭乗手続きを行います。ここでスーツケースなど機内に持ち込む荷物以外を預け、搭乗券を受け取ります。ここではパスポートが必要になります。
出国審査で聞かれること
有効なパスポートがあり、有効ビザの期間内であれば特に出国審査で聞かれることはありません。
手荷物検査、税関申告
搭乗カウンターで預けられる荷物や荷物の個数、重量は事前に確認しておきましょう。
機内には持ち込めるものと持ち込めないものがあります。以下のサイトの「飛行機での荷物の注意点」を参考にしてください。
出入国カード・税関申告書の書き方
出入国カードと税関申告書
ドイツでは出入国カードを提出する必要はありません。
おすすめアプリ
フランクフルト空港のアプリでは飛行機の出発、到着時間からターミナル、ゲートなどを確認することができます。
Frankfurt Airportのダウンロード
まとめ
ドイツ出国する場合は約2時間前までには空港に到着しておくことをおすすめします。とても大きな空港で多くの人が利用していますので、搭乗手続きなどに時間がかかる場合があります。またスムーズに進んだ場合でも多くのお店などがありますので、有意義に時間を過ごすことができます。スーツケースの重量オーバーで追加料金がかかったり、手荷物などと入れ替え時間がかかる場合もありますので、事前に重量は確認しておきましょう。
JALやANAなどの日本の航空会社では日本語対応していますので、安心して空の旅をお楽しみください。