【2025年最新】ドバイ旅行の費用はいくら?3泊5日の予算徹底調査
アラブ首長国連邦の都市であるドバイは、世界有数のお金持ち国家!日本と比べて全体的な物価は高いですが、リーズナブルに旅する方法もあります。
今回は、ドバイの物価と3泊5日の旅行予算を徹底調査しました。
ぜひ、ドバイ旅行計画の参考にしてください。
※本記事の情報は2025年1月現在のものです。
レートや値段などは変動の可能性があるので、旅行前に公式情報をご確認ください。
ドバイの物価事情
日本より物価が高いと言われているドバイですが、実際はどうなっているのでしょうか?
円安と言われる今、ドバイ旅行にいくらかかるのかを調査しました。
まずは、基本的な物価を見ていきましょう。
【ドバイと日本の物価比較】
項目 | ドバイ | 日本(東京) |
---|---|---|
外食(カジュアルレストラン) | 約50AED(約2,120円) | 約1,500円 |
コーヒー | 約20AED(約850円) | 約600円 |
ミネラルウォーター(500ml) | 約1.5AED(約64円) | 約100円 |
タクシー(初乗り) | 5AED(約210円) | 500円 |
食事は日本より割高ですが、思ったより高くないという印象を持った方も多いのではないでしょうか。
ドバイは市内の交通が発達しているうえ、タクシーをはじめとした交通費はリーズナブルです。
旅行しやすい国とも言えますね。
ドバイの通貨はディルハム(AED)
ドバイの通貨はディルハムです。
AEDと表記されます。
レートを見てみましょう。
2025年1月27日現在のレート
1AED=42.4632円
本記事ではレートに基づいて円に換算し、四捨五入して「約〇〇〇円」と記載します。
消費税とチップ
ドバイでも消費税にあたる税金があります。付加価値税(VAT)と呼ばれるもので、5%です。
2018年から導入された税制度で、食品や生活用品、レストランやカフェなどでの飲食代に課税されます。
また、ドバイでのチップについては不要です。
ただし、良いサービスを受けたと感じる場合は5~10AED(約210~420円)程度を渡す場合もあります。
チップの習慣があるヨーロッパからの旅行者も多いレストランやホテルなどでは、チップを期待してる人がいるのは事実です。
現金とクレジットカードはどちらも必要?
ドバイはキャッシュレス化が進んでいます。
買い物や食事など、どこでもほぼクレジットカードが使えるので持っていきましょう。
また、タッチ決済が主流なので、対応しているカードがあると便利です。
Apple Watchに決済機能を入れておくのもおすすめ!
現金はほぼ必要ないので、チップを渡す可能性がある方は少額を両替する程度で十分です。
両替については以下の記事で詳しくご紹介しています。
あわせて読みたい記事 : 「ドバイでの両替」
3泊5日でドバイ満喫!旅行予算公開
世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファや砂漠など、非日常が楽しめるドバイ!
満喫するなら3泊5日がおすすめです。
ズバリ、必要な予算は約24万円!
気になる内訳は下の表をご覧ください。
今回は、ドバイに3泊5日で旅行する場合の目安予算を徹底調査しました。
ちなみに3泊4日ではなく5日になるのは、ドバイへは成田空港から約12時間かかるうえ、時差が5時間あるからです。
【3泊5日ドバイ旅行予算例】
項目 | 予算 |
---|---|
往復航空券(成田‐ドバイ) | 150,000円 |
海外旅行保険 | 3,000円 |
宿泊費(スタンダードホテル) | 30,000円 |
食費(レストラン・カフェ) | 20,000円 |
交通費(ドバイ現地) | 3,000円 |
観光費(入場料など) | 10,000円 |
お土産 | 20,000円 |
通信費(eSIM) | 2,000円 |
3泊5日ドバイ旅行の予算合計は238,000円です。
あくまでも例ですが、大体これくらいの予算で旅行できます。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを使えば、海外旅行保険は実質無料になったり、航空券は直行便ではなく乗り継ぎ便を利用すれば割安になるので、旅費の節約につながりますよよ。
少しでもリーズナブルに旅したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ドバイと日本の物価徹底比較
続いて、ドバイと日本の物価はどれくらい違うのかを比較していきましょう。
食費や交通費など項目に分けて紹介します。
食費(外食)
世界の都市の物価の指標となるのはマクドナルドやスターバックスの値段。日本でお馴染みのチェーン店や、現地のレストランやカフェの値段を調べてみました。
チェーン店の値段
店名 | メニュー | 値段 |
---|---|---|
マクドナルド | ビッグマック(単品) | 19AED(約810円) |
マクドナルド | ビッグマック(セット) | 29AED(約1,230円) |
マクドナルド | マックフライポテト(M) | 12AED(約510円) |
マクドナルド | チキンマックナゲット(9ピース) | 18AED(約760円) |
マクドナルド | コカ・コーラ(M) | 12AED(約510円) |
スターバックス | カフェアメリカーノ(Tall) | 16AED(約680円) |
スターバックス | スターバックスラテ(Tall) | 18AED(約760円) |
スターバックス | キャラメルマキアート(Tall) | 20AED(約850円) |
スターバックス | チョコレートチャンククッキー | 15NTD(約640円) |
マクドナルドやスターバックスは、どのメニューも日本より割高です。
レストラン・カフェの値段
メニュー | 値段 |
---|---|
朝食(サンドイッチなど) | 約20AED(約850円) |
ランチ(カジュアルレストラン) | 約60AED(約2,500円) |
ランチ・ディナー(フードコート) | 約50AED(約2,100円) |
ランチ・ディナー(オールド・ドバイ) | 約15AED(約640円) |
ディナー(カジュアルレストラン) | 約100AED(約4,200円) |
ディナー(高級レストラン) | 約180AED(約7,600円) |
ディナー(富裕層向けレストラン・高級ホテル) | 約500AED(約21,000円) |
カフェ(ケーキセット) | 約60AED(約2,500円) |
外食は日本より高いです。
しかし、オールド・ドバイエリアやフードコートでは、リーズナブルに食事できる店舗も多いので見てみてください。
せっかくのドバイ旅行は高級レストランで食事を楽しむというのも、良い思い出になりますよね。
ぜひドレスアップをして贅沢な時間を楽しんでください。セレブ気分を味わえます。
美食大国とも呼ばれるドバイには、レストランやカフェがたくさんあります。
グルメを楽しみたい方も多いのではないでしょうか?
現地ではレストランやカフェ検索に、Zomatoがよく使われています。
Zomatoは食べログのようなアプリで、レストランのランキングや料理の写真などがチェックできます。
レストラン検索はもちろんですが、写真があるので文字が読めなくても指さしで注文できるので旅行時に便利です。
Zomatoを使うと割引サービスが適用される場合もあるので、お得にグルメが楽しめるかもしれません。
アルコール(お酒)の値段
ドバイを含むアラブ首長国連邦はイスラム教国家のため、アルコールは限定された場所でしか販売されていません。
基本的にスーパーやコンビニでは売られていないのです。
旅行客がお酒を購入したい場合は、リカーパーミットという免許証を政府機関に発行してもらい、専用のお店で購入するのが基本。
もしくは、お酒の提供許可があるレストランやバー、パブ、ラウンジなどで楽しむということになります。
一般的なパブの生ビールやグラスワインは、50AED(約2,100円)程度が相場です。
日本より高額ですよね。
また、ドバイ国際空港の免税店ではお酒が比較的安く売られているため、到着時に空港で購入して宿泊先のホテルのお部屋の中でお酒を飲むというのもおすすめです。
ドバイでは公共エリアでの飲酒は禁止されているため、あくまでも宿泊先のお部屋で楽しんでくださいね。
宿泊費
ホテルランク | 値段 |
---|---|
バジェット | 約140AED(約6,000円) |
エコノミー | 約235AED(約10,000円) |
ミドル | 約470AED(約20,000円) |
ハイエンド | 約700AED(約30,000円) |
ラグジュアリー | 約2,000AED(約85,000円)~ |
ホテルは宿泊エリアや時期、ホテルランク(グレード)によってさまざまです。
4~9月はオフシーズンなので比較的リーズナブルに宿泊できるホテルが多いですが、12月頃からは高騰します。
エリアでは、パーム・ジュメイラ周辺や、ダウンタウン・ドバイは高級ホテルが多いので、宿泊費がドバイで一番高いエリアです。
交通費
交通手段 | 運賃 |
---|---|
メトロ | 3AED(約130円)~ |
バス | 2AED(約85円)~ |
タクシー(初乗り) | 5AED(約210円) |
日本と比較してもかなり安いですよね。
ちなみに、メトロとバスが1日乗り放題になるフリーパスは22AED(約930円)です。
メトロやバスで移動する予定の方は、ぜひ検討してみてください。
あわせて読みたいドバイの交通記事はこちら!
観光費
観光地 | 入場料 |
---|---|
ドバイフレーム | 50AED(約2,100円) |
ドバイモール | 無料 |
ジュメイラモスク | 40AED(約1,700円) |
IMGワールド・オブ・アドベンチャー | 365AED(約1,700円) |
ブルジュ・ハリファ(展望台) | 179AED(約15,500円) |
ドバイ水族館 | 125AED(約5,300円) |
グリーンプラネット | 125AED(約5,300円) |
円安の影響もあり、高く感じる方も多いのではないでしょうか?
ショッピングモールやビーチなど、無料スポットを組み合わせて賢く楽しむ方法もあります。
もっとおすすめの観光スポットが知りたい方はドバイ在住日本人のおすすめ!人気観光スポットこちらのページで紹介しています!あわせて読んでみてください。
現地在住日本人ロコおすすめ!ドバイ旅行でお得にグルメを楽しむコツ
ドバイ旅行で日本より高いものは外食費ですよね。
外食費をお得にできるコツがあるので、ご紹介します。
- ハッピーアワー
- クーポン
- レディースナイト
1つずつ見ていきましょう。
ハッピーアワー
夕方(午後4時頃~7時頃)の時間帯は、ハッピーアワーを設定しているバーやラウンジが多いです。
ハッピーアワーはアルコール類が半額になったり、お得なセットメニューがあったりします。
アルコールが高いドバイでお酒を楽しみたい方は、ハッピーアワーを狙うのがおすすめです!
クーポン
GrouponやCoboneなど、お得なクーポンを購入できるサイトがあります。
事前にクレジットカードでクーポンを購入してからレストランに行くと、食事が割引になったり、1名分の購入で同伴者1名分が無料になるといったお得なサービスが満載!
レストランだけでなく、砂漠ツアーや観光パッケージなどのアクティビティや、スパ、ネイルサロンなどのクーポンもあるので、お得に旅が楽しめます。
レディースナイト
ドバイには、女性にお得な曜日が設定されているレストランやバーなどがあります。
「毎週〇曜日〇時~は女性はドリンクが2杯まで無料」といった、女性限定でお得なサービスが受けられる、レディースナイトは見逃せません。
曜日が限定されているので、旅行で利用する場合は注意が必要です。
興味がある方は、行きたいレストランやバーで開催されているか調べてみてくださいね。
まとめ ドバイ旅行は案外リーズナブル!事前の計画でお得に楽しもう
比較的物価は高いドバイですが、メトロやタクシーなどの交通費はリーズナブルです。
食費は日本より高い傾向にありますが、フードコートを利用したり、クーポンを駆使すれば低予算でも楽しめます。
贅沢するところと節約するところを使い分けて、ぜひドバイ旅行を楽しんでくださいね。
ドバイ旅行の費用についてもっと詳しく知りたい方や、おすすめのレストランやバーを知りたい!予約してほしい!というご依頼はロコタビがおすすめです!
現地在住者であるロコが、皆様からの質問にお答えします。