ドバイの旅行ガイド情報

ドバイ国際空港から市内への移動

目次

空港移動

ドバイの玄関口と言えば「ドバイ国際空港」。世界140か国以上の都市とドバイを結ぶエミレーツ航空の拠点であり、日本からも成田、羽田、関空の3空港から直行便が就航しています。
ドバイ空港は、エミレーツ航空専用となるターミナル3、そしてその他の主要キャリアが利用するターミナル1、そしてLLC専用となりるターミナル2の3つのターミナルから構成されています。

今回は日本人の利用が多いターミナル3・1と市内までのアクセス方法について調べてみました。

ドバイ空港から市内への移動ですが、多くの選択肢はなく、一般的な方法としては2種類しかないのがドバイの現状。それがタクシーとメトロです。

タクシーでの移動
ドバイのタクシーは日本に比べると料金が安く、またメーター制で交渉等の手間もないので、気軽に利用できます。

いずれのターミナルもTaxiの表示に向かって進んでいけば簡単にたどり着けます。タクシー待ちの人の行列ができていることも多いですが、空港はタクシーがどんどん来るので、通常はそれほど長時間待つということはありません。
注意点としては、市内では初乗りがAED5ですが、空港から乗車する場合は初乗りがAED20となること。
また屋根がピンク色で運転手が女性のタクシーは女性専用タクシーとなるので、女性のみしか利用できないタイプのタクシーとなります。

稀にですが、メーターを使用せず到着時に高額な料金を請求してくるようなドライバーがいるようですので、タクシーに乗ったらメーターが動いているか必ず確認をするようにしてください。ドバイにはサリックという高速代が発生する箇所がたくさんあるため、その道路を通った場合には、その高速代も料金に加算されます。

タクシー代の支払いは基本すべて現地通貨(AED)の現金払いになります。
一部クレジットカード払いができるタイプのタクシーも導入されているようですが、その機械がうまく作動しない等の問題が頻繁に発生しているようなので、まだまだ現金払いが基本となります。タクシードライバーは細かいお釣りをもっていないことも多いため、AED5、10、20などの小さな紙幣を予め用意しておくと安心です。

なお、ドバイの公共タクシーはクリーム色の車体に、赤・青・黄色・緑の屋根が特徴です。
ホテルなどでレクサスなどの高級車がタクシーと同様に待機していることがありますが、これはリムジンタイプで、通常のタクシーよりも割高になります。

メトロ
次にメトロでの移動について。
ドバイ国際空港のターミナル3と1、それぞれに直結したメトロ駅があり、ドバイ市内へとアクセスできます。
到着ターミナルからはMetroの表示に沿ってエスカレーター、またはエレベータで上階にあがり、メトロ駅がアクセスしましょう。

チケットは自動販売機でも買えますが、慣れるまでは有人のチケットカウンターで購入するのが安心。メトロのチケットには用途に合わせて複数の種類がありますが、旅行客に一番適しているのは、レッドカード。メトロの料金はゾーン制で、目的地の駅が出発の駅と同じゾーン内であれば、1ゾーンとなりAED4、ゾーンをひとつ跨ぐ場合には2ゾーンとなりAED6となります。

また最初にチケットを購入する際にAED2がチケット購入代として代金に加算されますが、その後は10回までチャージをして利用できるので、AED2が掛かるのは最初の購入時のみです。(90日間有効)メトロの運行時間は朝5時頃から深夜0時頃まで(金曜日は午前10時から)、約5分おきに走っています。

メトロを利用する際に注意点としては、車内では一切の飲食(水、アメ、ガムも含む)が禁止されており、もし飲食をした場合には罰金となりますので、ご注意を。また女性専用車両があるので、男性は間違えて女性専用車両には乗車をしないように、お気をつけください。こちらも罰金の対象になります。

ドバイメトロは日本製で車内も清潔できれいですし、頻繁に走っているので滞在ホテルがメトロ駅から近い場合には安く移動できるのでおすすめです。

ただし、通勤ラッシュの時間帯は区間によっては日本の満員電車なみに混雑をしていることがあるので、できれば平日の午前7時~10時頃、午後の4時~7時頃は避けた方が無難かもしれません。

目的や用途に合わせてうまくタクシーとメトロを使い分け、スムーズにドバイの街を移動しましょう!