【2025年最新】ドバイ トランジット完全ガイド|空港&観光の楽しみ方
ドバイ国際空港(DXB)は、エミレーツ航空のハブ空港として、6大陸・145以上の都市を結ぶ世界屈指の国際空港です。
そのため、世界中からトランジットで訪れる旅行者も多く、短時間でも快適に過ごせる設備やサービスが充実しています。
「トランジットの待ち時間をどう過ごす?」
「空港内のおすすめスポットは?」
「乗り継ぎの合間に観光できる?」
この記事では、ドバイでのトランジット時間を最大限に活用するための空港内施設や観光スポット、注意点について詳しくご紹介します。
ドバイの観光情報や旅行準備の質問はぜひロコタビをご利用ください。
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ドバイ空港でのトランジットの過ごし方
ドバイ空港は24時間営業のショップやレストランが豊富で、深夜や早朝のトランジットでも快適に過ごせます。
2〜3時間の乗り継ぎなら、免税店やカフェを巡るだけでもあっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。
ドバイ空港には主に 3つのターミナル があります。
①:ターミナル3:エミレーツ航空専用。最も施設が充実。
②:ターミナル1:その他の主要航空会社が利用。ターミナル3と連絡通路で接続。
③:ターミナル2:LCC(格安航空会社)専用。ターミナル1・3とは直接行き来できず、シャトルバス移動が必要。
エミレーツ航空の専用ターミナルであるターミナル3と、その他の主要航空会社が利用するターミナル1があり、どちらのターミナルにも免税店やショップ、レストランなどがあり、また両ターミナルは連絡通路で繋がっているため、移動も可能です。
ちなみにターミナル2はLLC専用ターミナルで、ターミナル3または1からは直接アクセスすることができないため、いったん空港の外へ出て、シャトルバスなどで移動をする必要があります。
今回は、ドバイでのトランジットの過ごし方について、ご紹介します。
トランジット時間別のおすすめの過ごし方
ドバイ空港は設備が充実しており、トランジットの時間に応じてさまざまな楽しみ方ができます。
短時間の乗り継ぎでも快適に過ごせる施設が揃っているので、自分のスケジュールに合わせて過ごし方を選びましょう。
◾️ 2~3時間のトランジット
- 空港内の免税店を散策(ドバイ・デューティーフリーは世界的に有名!)
- カフェやレストランで軽食やドリンクを楽しむ
- 無料Wi-Fiを活用してリラックス
◾️ 4~6時間のトランジット:
- 有料ラウンジ(マルハバラウンジ)で食事&シャワー
- ドバイ・インターナショナルホテルのデイユースで仮眠
- 空港スパでマッサージやリラクゼーション
◾️ 7時間以上のトランジット:
- 市内観光に出かける(バージュ・カリファ、ドバイモール、オールドドバイなど)
- 空港メトロを利用して市内へアクセス
- ドバイの伝統的なスーク(市場)を散策
空港内のショッピング&グルメ
ターミナル1とターミナル3には、世界有数の「ドバイ・デューティーフリー(Dubai Duty Free)」があり、高級ブランドやアラビアン雑貨、お土産など幅広い商品が揃っています。
中東ならではのデーツ(ナツメヤシ)やスパイス、香水などもおすすめ。
【おすすめショップ】
- Dubai Duty Free(ドバイ・デューティーフリー):化粧品・香水・お酒・タバコなど、幅広い品揃え
- Godiva Chocolate Boutique(ゴディバ・チョコレートブティック):高級チョコレートやギフトに最適なアイテム
- Emirates Official Store(エミレーツ・オフィシャルストア):エミレーツ航空の限定グッズやお土産が購入可能
- Souk(スークエリア):中東らしいスパイスやお土産 おすすめグルメ
ドバイ空港のおすすめグルメ
トランジットの間に美味しい食事を楽しみたい方には、空港内の人気レストランをチェック!
【おすすめグルメ】
ターミナル3(エミレーツ航空)
- Giraffe:世界各国の料理が楽しめるカジュアルダイニング
- Le Pain Quotidien:オーガニック食材のカフェ&ベーカリー
- Hard Rock Cafe:アメリカンフードとライブ音楽
- Budweiser Cafe:スポーツバー
ターミナル1(主要国際線)
- The Kitchen by Wolfgang Puck:ウルフギャング・パックの高級レストラン
- The Noodle House:東南アジアの麺料理専門店
休憩・仮眠を取りたいときは?
出典:Booking.com|sleep 'n fly Sleep Lounge
長時間のトランジットや乗り継ぎ待ちで、しっかり休息を取りたいときに便利なのが空港内の休憩施設。
ドバイ空港には、有料ラウンジや仮眠用のカプセルホテル、1時間単位で利用できるホテルなどがあり、快適に過ごせる選択肢が豊富です。疲れを癒しながら、次のフライトに備えましょう。
【ドバイ空港内で休憩できる施設】
- マルハバラウンジ(Marhaba Lounge)
誰でも利用できる有料ラウンジ(AED195〜)。シャワーや軽食、ドリンクを楽しめ、24時間営業。ターミナル1・3に設置。 - ドバイ・インターナショナルホテル(Dubai International Hotel)
空港内のホテル。1時間単位で利用可能で、仮眠やリフレッシュに最適。ターミナル1・3に直結。 - スリープポッド(Sleep Pod)
ターミナル3にある仮眠カプセル。短時間の休憩におすすめ。
◾️マルハバラウンジ(Marhaba Lounge)
各航空会社のラウンジに加えて、「マルハバラウンジ」 は 誰でも有料(AED195〜)で利用可能 です。
シャワーや仮眠室(追加料金)、軽食やドリンクが提供され、トランジットの待ち時間を快適に過ごせます。
ターミナル1・3の両方にあり、24時間営業ですが、人気のため混雑していることが多く、満席で入れない場合もあります。
◾️ ドバイ・インターナショナルホテル(Dubai International Hotel)
マルハバラウンジは混んでいる場合、おすすめなのが、「ドバイ・インターナショナルホテル」 です。
このホテルは1時間単位でデイユース利用が可能なので、必要な時間だけ利用できるのが大きなメリット。数時間の滞在のために、一泊分の料金を支払う必要がないため、トランジット中の休息に最適です。
さらに、ホテル内のヘルスクラブではUSD15でシャワーのみの利用も可能。
ラウンジのシャワーが混雑している場合でも、こちらを活用すればOK!
アクセスは、ターミナル1・3のどちらからも直接移動できるため、空港を出ることなく利用できるのも嬉しいポイントです。
ドバイ空港で子供が楽しく遊んで過ごせるスポット
ドバイ空港には、子供が楽しく過ごせる施設が充実しており、長時間のトランジットでも飽きずに楽しめます。
【子供向けのエリア】
- キッズ・プレイ・エリア(Kids Play Area):ターミナル3には、滑り台やジャングルジム、トランポリンなどの遊具が揃ったプレイエリアがあり、子供たちが思いっきり体を動かして遊べます。
- キッズ・シネマ(Kids Cinema):ターミナル2には、子供向けの映画を上映するミニシアターがあり、フライトの待ち時間も退屈せずに楽しめます。
- ショッピング(Toys & Kids’ Fashion):空港内のショップには、おもちゃや可愛い子供服が豊富に揃っており、ショッピングしながら待つことができます。
空港を出てドバイ観光を楽しむ方法
もしトランジットの待ち時間が4時間以上あるなら、ドバイ空港の外に出て観光を楽しむのもおすすめです。
ドバイ空港は市内中心部から近いため、短時間でも効率よく観光スポットを巡ることが可能。
移動手段としては、タクシーやドバイメトロを利用できます。
ドバイのトランジットの観光プランに、ぜひロコタビをご利用ください。
現地在住のロコが、あなたにぴったりの情報をご提供します。アテンドも可能ですよ。
現地のプロのサポートを活用して、ドバイでのトランジットをより楽しく、快適に過ごしましょう!
市内までの移動方法
ドバイ空港から市内へは、タクシーまたはドバイメトロでアクセスできます。目的地や滞在時間に応じて、最適な移動手段を選びましょう。
交通手段 | 所要時間 | 料金(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
タクシー | 約20分 | 約AED50(約2,000円) | 目的地まで直行できるが、渋滞時は時間がかかる |
ドバイメトロ | 約30分 | AED5(約200円) | コストが安く、Burj Khalifa/Dubai Mall駅まで直通 |
注意:朝7時~10時、夕方4時~7時は通勤ラッシュで渋滞が発生しやすいので、時間に余裕を持ちましょう。
タクシーなら約20分で市内中心部へ直行できます。料金は約50AED(約2,000円)で、空港のタクシー乗り場からすぐに乗車可能です。ただし、通勤時間帯は渋滞に巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。
コストを抑えたい場合は、ドバイメトロが便利。朝6時頃から夜12時頃まで運行しています。(金曜は午前10時から)
ターミナル1と3に直結しており、Burj Khalifa/Dubai Mall駅まで約30分、運賃は5AED(約200円)です。
タクシーよりも時間はかかるものの、渋滞の影響を受けずに移動できる点がメリットです。
ただし、ビーチ方面へは乗り入れていないので、ビーチ方面へ行く場合はタクシーを利用することになります。
短時間で楽しめるおすすめ観光スポット
トランジットの合間に、ドバイらしさを感じられる観光スポットを巡るのもおすすめです。限られた時間でも訪れやすい、アクセスの良い観光地を紹介します。
日本発のドバイ行きは早朝到着になることが多いですが、ドバイのランドマーク巡りは時間帯に関係なく楽しめると思います。
◾️ ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa) & ドバイモール
ドバイのランドマークである世界一高い建造物バージュ・カリファと、世界最大級のショッピングモール、ドバイモールは、短時間でも楽しめる観光スポット。
タクシーなら約20分、メトロなら30分ほどで到着。
ドバイモールは午前10時から夜11時(木・金・土は12時)までの営業です。
超高級ブランドのブティックからスーパーマーケットまで何でも揃うと言われており、地元の人達から観光客まで、いつもたくさんの人でにぎわっていて、ドバイの華やかさを感じることができると思います。
ドバイモールではショッピングや食事を楽しめるほか、巨大水槽を備えたドバイ水族館や、夜には迫力満点の「ドバイ・ファウンテン」の噴水ショーも見どころです。
ブルジュ・ハリファの展望台に上がれば、ドバイの街並みを一望できます。
◾️ブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)
世界で唯一の7つ星ホテルと称される『ブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)』は、ドバイを代表するラグジュアリーホテル。タクシーで約30分でアクセス可能です。
宿泊客以外は内部に入れませんが、ホテル前のジュメイラビーチから美しい外観を撮影できます。
ビーチ沿いを散策したり、近くのカフェでのんびり過ごすのも良いでしょう。
◾️オールドドバイ & スーク巡り
近代的なイメージが強いドバイですが、旧市街地であるオールドドバイには昔ながらのアラブ文化が色濃く残っています。
タクシーで15分ほどの距離にあり、短時間でも異国情緒を満喫できます。
ドバイ発祥の地と言われ昔ながらの建物が残るエリアで、スークと呼ばれる市場があり、テキスタイル製品やアラブ風の雑貨、スパイス、ゴールド製品などを売るお店が軒を連ねています。
スパイススークでは、中東ならではのスパイスやドライフルーツが並び、香り豊かな市場の雰囲気を楽しめます。
ゴールドスークでは、豪華な金製品が店先に並び、圧巻の景色が広がります。
旧市街地のスークは、朝10時頃から夜10時頃まで(金曜は午前中は多くのお店が休み)の営業です。
時間があれば、アブラ(水上タクシー)に乗って、ドバイクリークを渡るプチクルーズ体験もおすすめです。
トランジット観光の注意点3つ
ドバイのトランジット中に気をつけておきたい注意点を3つあげます。
【トランジット観光の注意点3つ】
①:時間管理を徹底する
②:タクシーの混雑に注意
③:現地通貨(AED)を準備
時間に余裕を持って空港へ戻ろう
トランジットの観光での注意点としては、やはり時間をしっかり管理すること。
ドバイ国際空港は非常に広いため、出発ゲートまでの移動には予想以上に時間がかかることがあります。場合によっては、徒歩で長距離を移動したり、モノレールを利用することも。
乗り遅れてしまったなんてことにならないためにも、最低でも出発の2時間前には空港に到着しておきましょう。
通勤ラッシュに注意
ドバイでは、朝7時〜10時、夕方4時〜7時の時間帯は通勤ラッシュで道路が混雑しやすいです。
さらに、街のあちこちで工事が行われているため、思ったよりも移動に時間がかかることも。
また、タクシーを利用する場合、タクシー乗り場が長蛇の列になっていることもあるため、時間には余裕を持って行動しましょう。
タクシーの支払いは現金が基本
ドバイのタクシーは基本的に現金払いです。空港の両替所で必要な分を両替しておくと安心です。
もし現地通貨が余ってしまった場合は、空港内のショップやレストランで使い切ると無駄になりません。
ドバイでのトランジットを有意義に過ごそう!
ドバイ空港は世界最大級の空港として、トランジットでも充実した時間を過ごせる施設が豊富に揃っています。
短時間の乗り継ぎなら空港内のラウンジやショッピング、グルメを楽しむのがおすすめ。長時間のトランジットがある場合は、市内観光に出てドバイの魅力を満喫するのも良い選択肢です。
ただし、時間管理には十分注意し、余裕を持って空港へ戻ることが重要。ドバイの交通事情や空港の広さを考慮し、遅くとも出発の2時間前には空港に到着しましょう。
事前にしっかりリサーチしておけば、トランジット時間も有意義に過ごせるはず。ドバイならではの魅力を楽しみながら、次のフライトに備えましょう!