ドバイの旅行ガイド情報

ドバイでのトランジット

目次

トランジット

ドバイ空港は、エミレーツ航空のハブ空港として、ドバイと6大陸145以上の都市を結ぶ、世界で最も利用されている空港のひとつです。そのため、世界中からトランジットでドバイを訪れる人が多く、短い時間でもドバイ滞在を快適に過ごせるよう様々な工夫がされています。

今回は、ドバイでのトランジットの過ごし方について、ご紹介します。

まずは空港内での過ごし方について
ドバイ空港は、免税店やショップなどが24時間営業のため、深夜や早朝のトランジットでも問題なく空港内の施設を利用できます。2~3時間程度のトランジットなら、免税店エリアのショップを見て歩くだけでもあっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。また空港内は無料Wifiが利用できます。

エミレーツ航空の専用ターミナルであるターミナル3とその他の主要航空会社が利用するターミナル1があり、どちらのターミナルにも免税店やショップ、レストランなどがあり、また両ターミナルは連絡通路で繋がっているため、移動も可能です。
ちなみにターミナル2はLLC専用ターミナルで、ターミナル3または1からは直接アクセスすることができないため、いったん空港の外へ出て、シャトルバスなどで移動をする必要があります。

各航空会社のラウンジはもちろんのこと、誰でも有料(AED195)にて利用できる「マルハバラウンジ」は、軽食やドリンクを楽しめるのはもちろんのこと、シャワーや仮眠室(別途追加料金にて)もあり、フライトの疲れを癒すことができます。マルハバラウンジはターミナル3と1の両方にあり、24時間営業です。

ただこのマルハバラウンジは混んでいることが多く、場合によっては満席で利用できないこともあります。

そんなとき、少し仮眠をとったりシャワーを浴びるなどしてリラックスしたい方にお勧めなのが、ドバイ空港内にあるドバイインターナショナルホテルです。

このホテルはお部屋さえ空いていれば、デイユースとして1時間単位でお部屋を利用することができるので、自分のスケジュールに合わせて必要な分だけ利用できるので、数時間しか利用しなのに一泊分を支払いうという必要はありません。
トランジットを使ってしっかり休みたい方には大変お勧めです。

またこのホテルのヘルスクラブでは、USD15を支払うことによってシャワー施設を利用することもできます。
ラウンジのシャワーは混んでいることも多いので、そんな場合にはぜひこちらを利用してください。

ドバイインターナショナルホテルへは、ターミナル3と1からアクセス可能です。

空港を出て観光
もしトランジットが4時間以上あるのであれば、空港の外へ出てちょっとした観光をすることも可能です。
ドバイ空港は街の中心地からほど近く、渋滞がなければタクシーで20分も走れば、街の中心地に行くことができます。

別の交通手段としてはドバイメトロ。ターミナル3と1にメトロ駅があり、空港からそのままメトロに乗って、街にでることができます。

ドバイモールやバージュカリファがあるBurj Khalifa/Dubai Mall駅までは約30分で料金はAED5。朝6時頃から夜12時頃まで運行しています。(金曜は午前10時から)タクシーよりも時間は掛かりますが、安く移動できるので時間に余裕がある人にはお勧めです。ただし、ビーチ方面へは乗り入れていないので、ビーチ方面へ行く場合はタクシーを利用することになります。

限られた時間でドバイらしさを感じるためには、やはりドバイのランドマークである世界一高い建造物バージュカリファや7つ星ホテルと謳われるバージュアルアラブをぜひ、ご自身の目で見てみてください。

日本発のドバイ行きは早朝到着になることが多いですが、ドバイのランドマーク巡りは時間帯に関係なく楽しめると思います。

なお、渋滞がなければ、バージュカリファまではタクシーで20分、バージュアルアラブまでは30分ほどで行くことができます。

それでも時間に余裕があるようであれば、世界最大級のショッピングモール「ドバイモール」にぜひ訪れてください。超高級ブランドのブティックからスーパーマーケットまで何でも揃うと言われており、地元の人達から観光客まで、いつもたくさんの人でにぎわっていて、ドバイの華やかさを感じることができると思います。

ドバイモールは午前10時から夜11時(木・金・土は12時)までの営業です。

また旧市街地であるオールドドバイも、また一味違うドバイらしさを味わえます。
ドバイ発祥の地と言われ昔ながらの建物が残るエリアで、スークと呼ばれる市場があり、テキスタイル製品やアラブ風の雑貨、スパイス、ゴールド製品などを売るお店が軒を連ねています。
とにかく街並みがアラブらしい雰囲気で異国情緒満点なので、ぶらぶら歩くだけでも雰囲気を楽しむことができると思います。
旧市街地のスークは、朝10時頃から夜10時頃まで(金曜は午前中は多くのお店が休み)の営業です。

トランジットの観光での注意点としては、やはり時間をしっかり管理すること。
ドバイ空港は非常に広く、出発ゲートまで延々と歩く、またはモノレールに乗ってゲートまで移動をするというケースもあります。ついては遅くとも2時間前までには、空港に到着しておきましょう。

ドバイは通勤ラッシュの時間帯(朝7時頃から10時頃、夕方4時頃から7時頃)は道路が非常に混みますし、街のいたるところで工事が行われているため、予想外に移動に時間がかかることがあります。
またタクシー自体がなかなか捕まらない、タクシー乗り場に長蛇の列ができている、ということも。
そのためタクシーの移動は常に余裕を持つように心がけてください。

またタクシーは基本現地通貨の現金払いなるので、空港の両替所にて必要な分は両替をしておきましょう。
もし現地通貨が余ってしまった場合には、空港内で使い切ってしまえば無駄になりません。

ドバイでのトランジットは目的に合わせていろいろな過ごし方ができるので、ぜひ事前に下調べをして有効に時間を使ってください。