ニューヨーク在住のロコ、Mayめいさん
Mayめいさん

高山病対策とあれば便利な物を教えて下さい

クスコとマチュピチュ旅行を6月の頭にします。クスコ2泊、インカの聖なる谷1泊、マチュピチュ2泊の予定です。
何か良い高山病対策があれば教えて下さい。
昼と夜の温度差が激しいと聞いていますので、レイアーとジャケットは持って行きますが、他にも何かこれあると便利というものがあれば、是非教えて下さい。
どうぞ宜しくお願いします。

2019年5月9日 11時29分

Seigo Mさんの回答

Mayめい さま

ご連絡ありがとうございます。
6月のクスコ、マチュピチュ訪問、思い出深い旅になることを願っております。

高山症状の出ないようにする対策ですが、以下の点をご提案します。
①標高の低い場所→標高の高い場所へを徐々に上げていく
例えばクスコに到着後、標高の低い場所から訪問する日程を組むと、体は比較的高度に順応しやすくなります。
クスコ、聖なる谷、マチュピチュでそれぞれ宿泊予定だそうですが、それぞれの標高を考えて、標高の低い場所から訪問する予定を組むとするならば
 ①マチュピチュ2泊 (標高2000㍍)
 ②聖なる谷1泊 (標高2800㍍)
 ③クスコ2泊 (標高3400㍍)
という順番で訪問する日程を組むと比較的体は問題なく高度順応できます。最近日本から来られる観光客のほとんどはクスコ到着後まっすぐマチュピチュへ移動して1泊目をマチュピチュに取る日程がほとんどです。

②旅の前に疲れを溜めない
これは個人的な経験からですが、旅行前に仕事でかなり疲れていた、体力が尽きるぎりぎりの状態で出国した、という場合、かなり高い確率で高山症状が出ます。(これは現地の病院に架かった日本人の医療通訳をクスコで10年近く行っている僕個人の経験からです)。しっかり体調を整えて旅に出る、あるいはあまりにもハードな行程を立てない(特に最初の1,2日間)、というのは大きなポイントかと思います。

③最初の1,2日間のお食事はお腹半分ほどに
ペルー料理は日本人の口によく合います。僕の中ではペルーは食事の美味しい国南米ダントツ一位です。おいしくてついつい食べ過ぎてしまいそうですが、標高の高い場所では消化器官が低地ほどうまく働きません。食後消化にものすごく時間がかかったり、あるいは消化しきれずに胃もたれを起こす場合もあります。ガスが溜まったり、下痢になるのもほとんどは消化不良からです。クスコ到着後最初の1,2日間は胃腸が食べたものをゆっくりでもしっかり消化できるように、食事は、まだ食べたいなあと思うくらいの量に抑えられたら良いかと思います。食後に温かいお茶を飲んだり、食後お腹や太ももあたりを温めたりするのも消化を促すのに良いと思います。すこーしだけ食後にお酒を飲むのも消化を促します。時間と共に胃腸が慣れてきた、という感覚があれば好きなものをおなか一杯食べられたら良いかと思います。

④深呼吸をする
少し息が上がるな、心臓の鼓動が激しいな、と思われたら大きく深く深呼吸をするように意識されてください。深呼吸によって通常以上の酸素を体内に取り込むと高山症状は抑えられます。

⑤気にしない
一般的に言われる高山病は病気ではありません(重い病気を併発する場合はありますが)。標高の高い場所に移動すると出る自然な体の反応、症状です。個人差はあるとはいえ多かれ少なかれこの症状は誰にでも出ます。あまり気にせず、時間と共に順応すると考えて上記に挙げた点を注意されると、旅行に支障が出るほど体調を崩されることはないと思います。

高山=薬を飲む、と考えられる方も多いですが、上記の点を注意されるとほとんどの高山症状は緩和できます。薬は最終手段、と考えられたら良いかと思います。

思い出深い良い旅となりますように。

追記:

Mayめい さま

お礼ありがとうございます。
マチュピチュへはツアーで来られるんですね。
ハイライトを最後に持ってく当たりは、日本の旅行社ではなく欧米のツアーで来られるのかな、と思いました。

どちらにしても体調に気を付けつつペルー旅行を思いっきり楽しまれてください。

2019年5月10日 3時33分

クスコ在住のロコ、Seigo Mさん

Seigo Mさん

男性/40代
居住地:クスコ
現地在住歴:15年
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この回答へのお礼

ニューヨーク在住のロコ、Mayめいさん
★★★★★

細かい回答を早速送って頂きありがとうございます。

ツアーの関係で、標高の高い所から低い所に少ない日程の中で移動するというのしかありませんでした。逆なら良かったのですが、一番のハイライトであるマチュピチュがどのツアーも最後でしたね。いつもの私なら1日目から張り切って観光するほうですが、今回はゆっくりと街を楽しみたいと思います。

毎々のパターンは仕事を思いっ切りした後、旅行に挑んでいましたが、今回はゆっくりと気持ちに余裕を持とうと思いました。2番の回答参考になります。

ペルー料理は美味しいですよね。大好きです。でも、いつもの大食いを今回は止めます。泣。3番の回答、悲しいですが非常に参考になります。

深呼吸ですか、あまり考えたことは無かったですが、とても参考になります。ヨガ歴を生かしますね。

高山病は結構誰にでも出るものなのですね。気が楽になりました。

本当にありがとうございます。

2019年5月10日 2時42分

チョラさんの回答

Mayさん、こんにちは。
高山病対策としては、Acetazolamida(日本ではダイアモックス/アセタゾラミド)という薬をクスコ到着時もしくは到着前から服用する事をお勧めします。1回1錠(体重が軽い人は半分)を3日間、朝と夕に服用します。これは在ペルー日本領事館のHPでも推奨されていて、他にも登山系の学会でも効果が認められている薬品です。ペルーで購入される場合は処方箋は必要ありません。リマよりクスコの薬局の方が手に入りやすいです。「アセタゾラミダ」と言えば通じます。ジェネリックであれば一錠1-2ソルで購入する事ができます。
後は、クスコに着いた当日は激しく動いたり、呼吸が浅くなるのですぐに睡眠を取ったりしないこと、アルコール飲料を避け食べすぎないようにすれば大丈夫です。水分を沢山取るようにしてくださいね。

6月は朝晩は冷えますが日中は日差しが強くなります。日焼け止め、サングラス、帽子等も有るといいかもしれません。

それではクスコ観光楽しんでください!

2019年5月29日 1時22分

クスコ在住のロコ、チョラさん

チョラさん

女性/40代
居住地:クスコ/ペルー
現地在住歴:2008年8月から
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この回答へのお礼

ニューヨーク在住のロコ、Mayめいさん
★★★★★

薬は最終オプションで考えています。簡単に購入出来る様なので安心しました。

毎回、旅行先で初日から激しく動く女ですが、今回はだら旅且つ少食で楽しみたいと思います。

天気情報助かります。日焼け対策ちゃんとパッキングしますね。

2019年5月29日 7時17分

ミズエさんの回答

Mayめいさん、

初日はクスコに留まらず、Sacred valleyなど標高がクスコより低いところにステイされ体を慣らすのをオススメしますよ!

ミズエ

2019年5月15日 19時8分

クスコ在住のロコ、ミズエさん

ミズエさん

女性/30代
居住地:クスコ、ペルー
現地在住歴:2018年12月
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この回答へのお礼

ニューヨーク在住のロコ、Mayめいさん
★★★

回答ありがとうございます。
残念ながら、ツアーの関係でクスコ入りになります。今回はだら旅で、高山病対策したいと思います。

2019年5月29日 7時8分