チューリッヒの旅行ガイド情報

【2025年最新】スイス旅行の費用について!航空券・ホテル・食費の目安と節約術

目次

【スイス・チューリッヒ在住者執筆】スイスの物価は高いことで有名です。スイス旅行の費用、気になりますよね?

スイスは美しい山々、湖、そして素晴らしい景観が魅力の国です。しかし、物価が高いため、旅行費用の計算は慎重にしたいところ。航空券、宿泊、食事、交通費など、旅行スタイルによって費用が大きく変わります。

本記事では、「格安旅行」「標準旅行」「贅沢旅行」の3つのスタイルで、スイス旅行の費用目安を徹底解説! さらに、物価の高いスイスでコスパよく旅行するための節約術も紹介します。

スイス旅行計画の参考にしてください!

※本記事の情報は2025年の最新レート(1スイスフラン=約171円)を基に計算しています。レートは日々変動するため、旅行前に最新の為替情報をチェックして、予算を立てましょう。

スイス旅行に関する質問や現地の情報が必要な方は、スイス在住のロコに相談してみましょう!

ロコタビでは、現地在住者の「ロコ」が日本語でサポートしています。スイス旅行をより快適に過ごすためのアドバイスを、無料で受けることができます。

スイス旅行に必要な費用(5泊7日)は?

スイスの旅行費用は、旅行スタイルによって大きく変わります。

以下に「格安旅行」「標準旅行」「贅沢旅行」の3つのプランでの費用目安をまとめました。

費用項目 格安旅行 標準旅行 贅沢旅行
航空券 80,000円~120,000円 100,000円~150,000円 250,000円~400,000円
宿泊費 1,200CHF~2,100CHF(約205,200円~359,100円) 2,500CHF~4,000CHF(約427,500円~684,000円) 6,000CHF~8,000CHF(約1,026,000円~1,368,000円)
食費 50CHF~100CHF/日(約8,550円~17,100円)×7日間 100CHF~300CHF/日(約17,100円~51,300円)×7日間 300CHF~600CHF/日(約51,300円~102,600円)×7日間
交通費 スイス・トラベルパス(3日間2等)244CHF(約41,724円) スイス・トラベルパス(4日間2等)302CHF(約51,642円) プライベートツアーやタクシー利用(500CHF~、約85,500円~)
観光費 100CHF~200CHF(約17,100円~34,200円) 200CHF~400CHF(約34,200円~68,400円) 400CHF~800CHF(約68,400円~136,800円)
お土産費 50CHF~100CHF(約8,550円~17,100円) 200CHF~400CHF(約34,200円~68,400円) 500CHF~800CHF(約85,500円~136,800円)

合計目安(5泊7日)

  • 格安旅行: 約400,000円~600,000円
  • 標準旅行: 約900,000円~1,400,000円
  • 贅沢旅行: 約2,500,000円~3,800,000円

スイスの物価

スイスは世界でも物価が高い国の一つとして知られています。

特にチューリッヒはその物価の高さで有名ですが、その背景には高い生活水準や治安、そして美しい自然環境が影響しています。

旅行者にとっては、物価が高いことで費用面での不安も大きいかもしれませんが、コツをつかめば、スイスでもお得に楽しむことができます。

スイスの物価はどうして高いの?

スイスの物価は世界でもトップクラスに高いと言われています。その理由を3つに分けて解説します。物価の高さには、高い生活水準や国の安定性が関係しており、納得できる部分もあるかもしれません。

◾️理由1: 地理的条件と輸送コスト

スイスはヨーロッパの中心に位置し、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインと国境を接しています。しかし、海がなく国土の大半がアルプス山脈に覆われているため、輸送コストが高いのが特徴です。

食品や生活必需品の多くは輸入に頼っており、そのコストが価格に反映されるため、物価の高さに繋がっています。

◾️理由2: 国の経済的安定と高賃金

スイスは永世中立国として、経済や政治の安定性が非常に高い国です。

また、スイスは世界でもトップクラスの高賃金国であり、労働者の給与が高いことも物価を押し上げる要因になっています。

例えば、スイスの最低賃金は時給23CHF(約3,933円)と、日本の最低賃金(約1,000円)と比べて約4倍近く高いです。

そのため、レストランやサービス業の料金が高くなる傾向にあります。

◾️理由3: 環境保護と食品の安全基準

スイスは環境保護や食品の品質基準に非常に厳しい国です。

農薬の使用を厳しく規制し、オーガニック食品の推奨や家畜の飼育環境の向上に力を入れています。

また、スイス国内で生産される食品には高い基準が求められ、輸入品にも厳しい規制がかかるため、食品価格が上がる傾向にあります。

例えば、スイス産の牛乳やチーズは品質が高いですが、価格も日本の2~3倍ほどになることが一般的です。

スイスの物価は高いですが、その背景には安定した経済、高水準の労働環境、厳格な環境保護政策があることがわかります。

旅行する際は、これらの特徴を踏まえて、賢く予算を管理しましょう。

スイスは何が高い? 

それでも旅行者には物価の高い国への旅行は厳しいところです。しかし物価が高いと言えど、全てにかけて値段が高いわけではありません。何が高くて何が安いのかさえ把握しておけば、観光者にとってスイスの物価は他のヨーロッパの国と大して変わらないのです。さてまず始めに旅行者にとって何が高いのかリストアップしてみました。

マクドナルドは世界一高い? 

そうなんです! スイスのマクドナルドの価格は世界一高いのです!

スイスの物価の高さは世界的に有名ですが、マクドナルドの価格も世界一高いと言われています。

◾️ ビッグマック価格ランキング

2025年の「ビッグマック指数(Big Mac Index)」によると、スイスは依然として世界一高額なビッグマックを提供する国となっています。

国名 ビッグマック価格(現地通貨) 日本円(約)
スイス 7.80 CHF 約1,329円
アメリカ 5.69 USD 約840円
イギリス 4.19 GBP 約770円
日本 480円 480円

スイスでは、ビッグマック1個が約1,329円

日本の約2.7倍の価格になっています。

例えば、家族4人でマクドナルドに行くと、セットメニューを頼むだけで1万円を軽く超えることも珍しくありません。

◾️スイス限定のマクドナルドメニュー

スイスのマクドナルドには、日本にはない特別なメニューがあります。

  • ラクレットバーガー(冬限定)
    → スイス名物のラクレットチーズをたっぷり使ったハンバーガー
  • ツヴィーベルローストブラーテンバーガー
    → スイス風ローストビーフとオニオンのバーガー

鉄道料金が半端ではない!!

スイスの鉄道料金は世界的に見ても高額です。アルプス山脈が広がる険しい地形の中、鉄道インフラを維持するためには膨大なコストがかかるため、必然的に運賃も高くなります。

スイス主要鉄道の運賃(2025年最新)

路線 片道料金(CHF) 日本円(約) 所要時間
チューリッヒ → ベルン 56CHF 約7,300円 約1時間
チューリッヒ → ジュネーブ 89CHF 約11,600円 約2時間50分
インターラーケン → ツェルマット(氷河特急) 160CHF 約20,800円 約3時間
ユングフラウヨッホ登山鉄道(グリンデルワルト発) 120CHF 約15,600円 約1時間

例えば、チューリッヒからベルンまでの約1時間の鉄道移動でも、往復112CHF(約14,600円)ほどかかります。

これは日本で言えば、東京から静岡まで新幹線で往復するのと同じ価格に相当します。

◾️鉄道料金を節約する方法

  • 「スイス・トラベルパス」を活用
    → スイス全土の鉄道、バス、船が乗り放題のパス。4日間 251CHF(約32,600円) から利用可能。
  • 「SBBスーパーセーバーチケット」を利用
    → 事前予約すると最大50%割引。例えば、チューリッヒ〜ベルン間が30CHF(約3,900円)になることも。
  • 「ハーフフェアカード(Half Fare Travelcard)」を購入
    → 1カ月間120CHF(約15,600円)で、全路線のチケットが半額に!

スイスの鉄道は値段こそ高いですが、景色が美しく、快適な旅を楽しめるのも魅力です。事前にチケットを購入し、上手に節約しながら移動しましょう!

ランチセットでも3,500円はかかる

スイスの外食費は非常に高く、ランチでも3,500円前後かかることが一般的です。日本のように1,000円〜1,500円で手軽にランチを楽しめる環境とは大きく異なります。

◾️スイスのランチセット価格(2025年最新)

レストランの種類 価格(スイスフラン) 日本円(約)
ローカルカフェの軽食 15〜25CHF 約2,000〜3,400円
ファストフード(マクドナルドなど) 14〜20CHF 約1,900〜2,700円
一般的なレストランのランチセット 25〜35CHF 約3,400〜4,700円
高級レストランのランチセット 50CHF〜 約6,700円〜

◾️ランチセットでも安くはない

スイスのランチセットは、ディナーと比べると比較的安いですが、それでも25〜35CHF(約3,400〜4,700円)かかります。

さらに、飲み物を追加すると 合計40CHF(約5,400円)を超える ことも珍しくありません。

◾️スイスの外食費を抑える方法

  • セルフサービスレストランを利用する
    → 「Migros(ミグロ)」や「Coop(コープ)」の大型スーパー内のレストランでは、15CHF(約2,000円)前後でランチを食べられます。
  • パンやチーズをスーパーで買って公園で食べる
    → スーパーで購入すれば、10CHF(約1,300円)以内で軽食を済ませることも可能
  • 水は「ハーネンヴァッサー(水道水)」を頼む
    → レストランでミネラルウォーターを頼むと5CHF(約670円)かかることも。「ハーネンヴァッサー(水道水)」なら無料で提供してくれるお店もあります。

スイスでは「お得なランチセット」といっても、日本の感覚とは違い、それなりの金額がかかることを念頭に置いておきましょう。

タクシー代金も世界一高い

スイスのタクシー料金は世界的に見ても非常に高く、特にチューリッヒは世界でもトップクラスのタクシー料金です。

チューリッヒのタクシー料金(2025年最新)

項目 料金(スイスフラン) 日本円(約)
初乗り運賃(普通車) 6CHF 約840円
初乗り運賃(大型車) 8CHF 約1,120円
1kmごとの追加料金(普通車) 3.30CHF 約460円
1kmごとの追加料金(大型車) 5CHF 約700円
3km乗車料金(目安) 18.5〜24.7CHF 約2,500〜3,300円

◾️東京と比較すると約2倍の高さ

同じ3kmの距離をタクシーで移動すると、東京では約1,100円ですが、チューリッヒでは約2,500〜3,300円と、約2倍以上の価格になります。

◾️スイスでタクシーを利用する際の注意点

  • タクシーのメーターが付いていない場合がある
    → 必ず乗る前に料金の目安を確認しましょう。
  • 遠回りされることがある
    → できるだけホテルのフロントなど信頼できる場所でタクシーを手配してもらうのが安全です。
  • 夜間・休日は割増料金が適用されることがある
    → 事前に追加料金の有無を確認しましょう。

◾️代替手段:公共交通機関の活用

スイスでは電車やバス、トラムなどの公共交通機関が充実しており、タクシーよりもはるかに安く移動できます。短距離なら徒歩、長距離なら電車やバスを利用するのがコスパの良い移動手段です。特にチューリッヒカードスイス・トラベルパスを利用すると、乗り放題になるのでおすすめです。

スイス・チューリッヒ旅行節約マル秘情報

物価の高いスイスで、少しでも安く快適に過ごすための節約術をご紹介します。

季節と目的地を賢く選べばOK!

◾️ ベストシーズンは?

スイスの観光シーズンは5月〜10月。
比較的オフシーズンで料金が抑えられるのは、6月と9月です。

  • 6月・9月:夏のピーク前後で、観光客も比較的少なく、航空券や宿泊費もリーズナブル
  • 冬(12月〜2月):スキーシーズンですが、都市観光なら比較的安く滞在可能

7月〜8月はスイスでも夏休みシーズン。
ただし、スイスの学校は8月中旬には始まるため、8月下旬は少し落ち着き、お得に旅行できる可能性があります。

◾️ 有名観光地だけがスイスの魅力じゃない!目的地を変更

スイスといえばユングフラウヨッホやマッターホルンが有名ですが、それだけではありません!

例えば、スイス人にも人気のあるリギ山(Rigi)は、コスパの良い観光スポットです。

  • 登山列車ではなく、ロープウェイ+登山電車を組み合わせると安く行ける
  • ルツェルン湖の遊覧船とセットになったお得なパッケージチケットがある

ユングフラウヨッホの登山鉄道は往復で約200CHF(約34,000円)かかりますが、朝一番の登山電車だと半額で乗れることも。

事前にスイス国鉄(SBB)や鉄道パスの割引をチェックしましょう!

スイスのホテルは高い?バジェットホテルを活用しよう!

スイスのホテルは全体的に高めの価格設定です。
高級ホテルなら500スイスフラン(約85,000円)以上、
三つ星ホテルでも150~300スイスフラン(約25,500円~51,000円)ほどかかります。

少しでも宿泊費を抑えたいなら、「バジェットホテル」の利用がおすすめ!
スイス全土には、リーズナブルな価格で宿泊できるバジェットホテルがあり、
一泊80スイスフラン(約13,600円)~のホテルも見つかります。

下記のサイトで直接照会・予約ができます。
swiss charm hotelsホームページ

チューリッヒ駅近で綺麗なホテルご紹介

チューリッヒのホテルは一部屋5万円以上する部屋が多いのですが、ここでは豪華さはなくとも綺麗、しかも駅近の便利なホテルをご紹介します。

ホテル名 住所とTEL 駅からのアクセス
Hotel Montana Zürich
ホテル モンタナ チューリッヒ★★★
Konradstrasse 39,8005 Zürich
(TEL 043-366-6000)
徒歩5分
Alexander Guesthouse
アレクサンダー ゲストハウス★★
Zähringerstrasse 16,8001 Zürich
(TEL 044-251-8203
徒歩7分
Leoneck Swiss Hotel
レオネック スイス ホテル★★★
Leohardstrasse 1,8001 Zürich
(TEL044-254-2222)
徒歩7分

交通機関

◾️ スイスの交通費を半額に!「Half Fare Travelcard」

スイス在住者の多くが持っている「Half Fare Travelcard」は、鉄道・バス・トラム・登山鉄道などのチケットがすべて半額になるお得なカードです。

種類 料金(CHF) 日本円(約)
1ヶ月有効 120CHF 約20,500円
1年間有効 185CHF 約31,600円

長距離の移動が多い場合は、このカードを活用すると大幅な節約になります!

スイスファミリーカードもお得!

  • 6歳以上16歳未満の子どもは、親と一緒なら無料で乗車可能
  • 1枚につき30CHF(約5,100円)で発行可能
  • スイス国内の鉄道・バス・トラム・登山鉄道などで利用可能

◾️ チューリッヒ市内なら「チューリッヒカード」がお得!

チューリッヒ観光をするなら 「チューリッヒカード」 を使えば、市内の公共交通機関が乗り放題&観光施設の割引あり!

料金(2025年最新)
種類 料金(CHF) 日本円(約)
24時間カード(1日券) 27CHF 約4,600円
72時間カード(3日券) 53CHF 約9,000円
【特典】
  1. チューリッヒ市内のバス・トラム・ケーブルカーが乗り放題
  2. チューリッヒ空港やユトリベルク(Uetliberg)への移動も無料
  3. 市内の博物館や美術館が無料または割引
  4. 旧市街のシティツアーやイベントの割引(最大50%オフ)

購入方法

  • チューリッヒ空港
    • 到着1・2の Switzerland Info の窓口(営業時間 5:45〜23:30)
    • P2カーパークのサービスセンター
    • 地下1階(Level1)のスイス鉄道 SBB 窓口
  • チューリッヒ中央駅
    • Tourist Information窓口
    • 自動券売機でも購入可能

スイス連邦鉄道(SBB)アプリで安いチケットがすごい!

スイス国内の鉄道を安く利用するなら、「SBB Mobile」アプリ が便利!

利用日と区間を入力すると、格安チケット(Supersaver Ticket) が表示されることがあります。

変更・払い戻し不可 などの条件がある場合が多いですが、通常価格よりも最大50%以上割引 になることも。

【SBB Mobile アプリの特徴】

  • 鉄道・バス・トラムのチケット購入が簡単
  • 割引チケット(Supersaver Ticket)を検索できる
  • スイス・トラベルパスや半額カード(Half Fare Travelcard)にも対応
  • リアルタイムの運行情報をチェック可能

スマホで簡単にチケット購入! 以下のリンクからダウンロードできます。

◾️「Coop」と「Inter Discount」が売り出す一日券がめちゃお得!

スイスのスーパーマーケット 「Coop」や電気機器店「Inter Discount」では、年に2〜3回、スイスの鉄道一日券(Tageskarte)のセールを実施しています。

決まった販売時期はありませんが、春と秋頃に1ヶ月間ほど販売されることが多い です。

予約不要で、店頭に在庫があればその場で購入可能!

【一日券の特徴】

  • 料金:49スイスフラン(約8,300円)
  • 利用可能期間:販売期間内の任意の日
  • 割引率:スイストラベルパス(30%割引)よりも高い50%割引
  • 旅行者も利用可能:半額カード(Half Fare Travelcard)がなくてもOK
  • 登山鉄道にも適用可能(一部例外あり)

日本でも購入できる「スイストラベルパス」は登山鉄道の料金が含まれないことが多いですが、この一日券なら割引率が高く、コスパ抜群 です!

利用方法
1. 購入:「Coop」または「Inter Discount」の店頭で購入

2. 打刻:駅に設置された打刻機で、使用当日に券面へ利用日を記録

「SBB Tageskarte」 で検索すると、最新の販売情報が見つかることも!

使用する当日に、駅にある下記の写真のような打刻機に差し込んで券面に利用日打刻をしてください。

レストラン

スイスの外食はヨーロッパの多くの国に比べると高いですが、それなりに工夫すればそんなに大きな差がなくなるかもしれません。楽しみにしていたスイス旅行、美味しいものを食べたいですよね。

◾️レストランでは「水道水」

日本と違ってスイスでは食事と一緒にお水を持ってきてはくれません。普通は飲み物を注文するので、有料となってしまいます。もし「ミネラルヴァッサー」と注文すると有料のミネラル水が出てきます。その代わりに「ハーネンヴァッサー」を頼むと水道水が出てきて、料金は請求されません。スイスの水道水は美味しくてとても安全です。健康にも良いと国が奨励するほどなんです。どうぞ堂々と水道水を頼んでくださいね。水と言えば、スイスの子供達は水筒の水がなくなったら、街の中にある噴水(牧草地帯のものは家畜用だったりするので避けてください。)と公共の水道で綺麗な水を補充します。それほどスイスの水道水は安全で綺麗なんです。

◾️ランチの方がずっと安い!

少し高級なレストランに挑戦したいなら、夜ではなくお昼ご飯に行くのはいかがでしょう。値段は半額ほどになったりします。チップも少しのお釣りの差額を渡すだけで済みます。勿論、日本に比べればランチセットでもスイスは高いのですが、ボリュームもそれほど変わらずに美味しいランチを夕食の半額ぐらいでいただけるかもです。

◾️安くてボリュームたっぷり、スーパーのレストラン


  
スイスの「Migros(ミグロ)」や「Coop(コープ)」の大型スーパーマーケットにはセルフサービスレストランが付属しています。そこでお食事すればランチセットが1500円ぐらいで食べられます。水道水は無料で自由に自分で入れられるようになっています。そのほか、チューリッヒ駅の近くなら「Manor(マノール)」や「Jelmoli(イエルモリ)」というデパートの上階にもレストランがあり、デパートのわりにはお求めになりやすい料金で食事ができます。また、イタリア人の移民の多いチューリッヒでは美味しい本格的イタリアンがそれほど値段が張らずに食べられます。スイスはアジア系のレストランが高いのですが、タイ人の移民も多いチューリッヒではタイ料理などがランチ2000円前後で食べ放題というレストランもよく見かけます。

◾️スーパーでお得な買い出し

たまにはスーパーで乾燥肉やパテ、焼きたての黒パンなどを買って近くの公園やホテルのお部屋で食べるのもいいのではないでしょうか。大手スーパーの「ミグロ」では「M Budget」の商品、「Coop」では「Prix Garantie」の商品が破格の安さで売られており、しかも品質も悪くないのです。季節の果物やチョコレート、ペットボトルの水も安く買い求めることができます。チーズやワインなども、日本よりかなり安く様々な種類のものを試せます。最近はドイツのスーパー「Aldi」や「Lidle」が進出してきて、格安の商品に驚かされます。

【ミグロ】

【COOP】

観光

◾️チューリッヒ美術館は水曜日に!

1987年に始まり、長い歴史を誇るチューリッヒ美術館は後期ゴシックやイタリアのバロック、オランダ絵画のレンブラントや勿論モネやセザンヌ、ゴッホやゴーギャンなどのフランス印象派の絵画やピカソ・シャガール・ミロ・ダリなどの抽象画家またはモダンアートまでそれぞれの時代を代表する名画の宝庫です。毎週水曜日は無料なので、是非立ち寄ってみてください。
またはチューリッヒ美術館・スイス国立博物館・リトルベルク美術館など多くの博物館や美術館は、トラベルパスを持っていればいつでも無料で入場できます。

チューリッヒ美術館

  • 住所
    • Heimplatz 1,8001 Zürich
  • 水曜日の営業時間
    • 10:00~20:00

◾️本格的な音楽が無料で聴ける

チューリッヒを始め、スイスの町にある教会の中で秋や春頃にはよくコンサートが開かれます。無料でプロの方の演奏やプロの卵の演奏者、音楽関係の教師や本格的な音楽を堪能できます。各教会の掲示板に予定表が記してあったり、市庁舎の前の掲示板にポスターが貼っています。また、夏場になるとオーケストラの演奏を郊外で聴くチャンスもあります。

買い物

◾️「KIOSK (キオスク)」で買うよりも「ミグロ」で購入!

上記で紹介したスーパー「ミグロ」。
例えばコカコーラの25mlのペットをミグロで買うと120円ぐらいなのに、KIOSKで買うと500円もかかってしまいます。これではレストランで飲むのと同じ値段です。チョコレートやガムなども同じこと。どんな小さな町でもたスーパーに行ったらお水などは買いだめしておいて、ホテルのお部屋においておく方がいいですね。

◾️セールの時期は1月と7月、「Action(アクション)」デー

洋服や靴など季節に影響されるものは1月や7月ごろに大きなセールの波がやってきます。そのころに旅行中のかたは「ACTION」(アクション)と記してある商品に注目を。半額以上安くなることもあります。ところでスーパーマーケットでは毎週土曜日の夕方近くになるとセールが始まります。日曜日は駅構内以外のお店はほとんど閉まってしまうためです。

◾️おすすめの手頃なお土産

  • チーズ
  • チョコレート
  • スイスワイン

日本に戻ったら会社の人や家族・友達にお土産を買って帰らなくてはいけませんね。チーズやチョコレートはやはりスーパーで買うと安く済みます。お土産のオススメは、チーズ・チョコレート(ミグロのチョコ「FREY」はとても手頃な価格ですが、とても美味しいです。)近頃人気の「ハーブ塩」(Swiss Alpine Herbs Salt)などもスーパーでたくさんの種類から選べます。ワインも安いので、スイス産の白ワインも自分のお土産にどうぞ。

まとめ

スイス旅行、少しでもお得に過ごす方法を理解できましたか?

物価が高いスイスですが、工夫次第で他のヨーロッパ諸国とさほど変わらない楽しみ方ができます。高級ホテルやレストランを避け、地元の方法で旅行費用を抑えることで、費用対効果の高い旅行が実現できます。

スイス全土に広がる美しい景色や文化的な体験、観光名所を満喫しつつ、賢い予算管理をして有意義な旅行にしましょう。

スイス旅行に関する質問や現地の情報が必要な方は、スイス在住のロコに相談してみましょう!

ロコタビでは、現地在住者の「ロコ」が日本語でサポートしています。スイス旅行をより快適に過ごすためのアドバイスを、無料で受けることができます。