ウィーンの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問する
ウィーンの日常、暮らし方など、文化を教えて頂きたいです。
高校2年で最近進路を考えているうちに日本の大学に行く事がそんなに意味があるのかと疑問を持ち始め、
海外に住むという選択肢もあると思いつきました。
バイリンガルユーチューバーのチカさんの動画でウィーンのゆったりとした日本とは違うライフスタイルを見て
ウィーンに興味を持ち始めました。
ウィーンの人々の特徴、性格、ウィーンでの生活、大変な事、日本より良いと思うところなど教えて頂きたいです。
2017年2月4日 14時59分
ののさんの回答
はじめまして。
ウィーンは、何年も連続で「世界で一番住みやすい街」ランキング1位に輝いている、大変安全で住み心地のよい街です。
良い所は、保険制度が整っていること、交通網が整備されていること、仕事の時間が少ないことでしょうか。学生さんでしたら、教育にお金がほとんどかからない、という利点もありますね。
欠点は、ウィーンの人はのんびりしている人が多いので、急ぎの用がはかどらないことや、ちょっぴり時間にルーズな人が多いことでしょうか
勉強に関しては、日本のように詰め込みの教育ではないので、のびのび好きなことを学べる環境があってよいのではないかと思います。ただし、日本は大学に入るのが大変ですが、こちらは入るよりも卒業するのが大変というイメージがあります。
生活に関しては、日本よりもやはりゆったりしていると思います。自然も多いですし、美しい美術館やコンサートホールも多いので、休日に退屈することはないでしょう。
もしも、オーストリアでお勉強をされるのならば、ドイツ語が必須になります。
手始めにドイツ語学校の語学留学で様子を探ってみるのもよいかもしれませんね。
italice様に素晴らしい未来が待っていますように!
追記:
こんにちは!国立の大学なんかは本当に安いですよ。私は働きながらオーストリアの国立大学に通っていたので、授業料は無料でした。働いていない学生は、年間1500ユーロ(約20万円)払っていたようです。受験料もありませんし、26歳までの学生さんは様々な場面で学割が受けられます。頑張ってくださいね!
2017年2月5日 17時14分
この回答へのお礼

教育にお金がかからないというのは、大学もそうですか?
私はのんびりした感じの方が好きなので自分に合っていると思いました:)
ゆったり暮らせそうですね。
春休みに語学留学といった形で行ってみるのもいいかもと思いました。
アドバイスありがとうございます。
とても参考になりました。
2017年2月4日 18時28分
退会済みユーザーの回答
ilaliceさん
こんにちは。
私も高校生の時ウィーンの大学に進むか日本の大学に進むか迷いました。
将来的に日本で働きたければ日本の大学、ウィーンで働きたければウィーンの大学を出ることをお勧めいたします。
ウィーンでは大学生かそうでないかで、その後の就職先が大きく変わってしまいます。
日本の大学を出てからウィーンの大学に行くのもアリですが、時間がかかってしまうのであまりお勧めはできません。
大雑把ですが、特徴をまとめましたので参考にしていただければ幸いです。
ウィーン人の特徴:礼儀正しく、ルールを重んじる性格。人に丁寧に接する。困っている人を見かけたら、助けてあげる人をよく見かけます。ただ、マナーのなっていない人には厳しい部分もあります。
性格:上記とかぶるところもありますが、基本的には優しい性格の方が多いように思います。それはうわべの顔なのか、仲の良い間柄になるとひたすら愚痴を言い合っていたりもします。
ウィーンでの生活:住みやすい国ランキング1位ということもあり、基本的な生活が不便と感じたことはありません。
銀行もスーパーマーケットもウィーン市内でしたらどこにでもありますし、交通の便もかなり良いです。カフェやレストランも多く、賑やかな街です。土日は多くのお店が閉まります。
大変なこと:ビザの取得、仲の良いお友達作り、ドイツ語に慣れるのは大変だと思います。
良いこと:BIO(無農薬)のお店が多い、素敵なカフェが多い、建物が綺麗で癒される、自然も割と多い、友達がみんな優しくて大好き、労働時間はそんなに長くない…など…
好きなところはいっぱいあります。
2017年2月4日 17時24分
この回答へのお礼

ウィーンの大学進学に興味を持ちました。
たくさん丁寧に回答して頂きありがとうございます。
とても参考になりました^^
2017年2月4日 18時25分
退会済みユーザーの回答
ウィーンの人々の特徴
①生粋のウィーン人→何百年もの間欧州文化の中心だったこともあって、誇り高く、もの静か、争い事は好まないようです。ドイツ語は独特なウィーン訛りですが、70歳以上の方々のドイツ語を耳にすると、訛りの中にも何と言えない品を感じ、心地良いものがあります。
②周辺国から移り住んだ人々→様々な理由でコンプレックスやストレスを感じているようです。特にドイツ語がきちんとできないと、揶揄われたり馬鹿にされたりすることが多いと聞き及びます。ウィーンは全部で23区あるのですが、こういう人々が住む地域というのが暗黙のうちに決まっている感があります。個人的には直接接することが極めて少ないので特筆するような具体的な体験談はありません。
ウィーンでの生活
時間の流れが極めて緩やか、せかせかしていなくて自分には合っています。但し、「度を超す便利社会」の日本に比べると、決して大袈裟でなく「不便」な社会です(個人的に不満は無い)。基本的に土・日・祭日は街全体が普段より一層静かになります。日本式のコンヴィニエンス・ストアはありません(必要とされていない)。
大変な事
外国人の滞在に関する法律による、労働許可証・滞在許可証の新規申請と取得。ドイツ語の学習。滞在20年くらいですが、会社勤めで仕事に不自由しない程度の語学力はありますが、現在でも日々の学習は怠れません。和食党で自炊生活なので、和風の食事を作るための工夫。靴・衣服類の大きさが日本式でないため、自分に合ったものを探すのは至難の業。
日本より良いと思うところ
①クラッシック音楽の本場、世界的に有名な指揮者・オーケストラ・演奏家による演奏会、歌劇の公演、年間を通じて数多く催され好みのものを自由自在に選べる。加えて、合唱団の団員として活動していますが、その合唱団で、世界的に著名な指揮者・オーケストラと年何回も共演できること(クラッシック好きが高じて移住を決意)。
②有権者の政治的意識(関心)が日本よりもはるかに高いこと。日本ほど直接的な関係はないにも関わらず、アメリカという国がどれほど危険で非民主的な国か正確に認識しています。本来日本人こそがはっきり認識する必要があるのですが。政治的見地からいえば、日本人は完全に幼過ぎ、もう少し「大人」になる必要があります。
③社会保障制度が日本よりはるかに良く整備されている。
2017年2月5日 3時24分
退会済みユーザーの回答
ilalice さま
回答差し上げるのが遅くなってしまってごめんなさい。
私が・・・あくまでも私が感じるウィーンの人々の特徴としては・・・
まず、「人間はいい加減なところを持っている」ということを、
きっちりと認識していると思います。
また、「様々な特性を持った人々の集合体が世の中である」ということも、
しっかりと理解していると思います。
早い人もいれば、遅い人もいる
体の不自由な人もいれば、スーパーな人もいる。
黒もいれが 黄色もいれば 白もいる
言葉もそれぞれ みんな 違ってるけど
それぞれの良いところを見つけて生きていきましょ・・・
という懐の深さを持っていると感じます。
そういった雰囲気の中で、やはり「音楽」は共通言語としての
大きな意味を持っているのが ウィーン というところだと思います。
生活は・・・
ウィーンの人口が 170万人程度・・・ということもあって、
せかせかしておらず、ゆったりした時間が流れています。
一例を挙げると・・・
ウィーンでは未だに「馬車」が走っていますが、それらは郊外から街に出勤してきます。
狭い道を通る時には、その後ろに車の列が長く連なります。
日本ならば、クラクションの嵐が起きるような状態ですが、
この街では誰もクラクションを鳴らすこともなく、おとなしく後ろをついて走ります。
ゴミ集めの車も同じこと。 大きなゴミ収集車が道を塞いで作業していても
みんな、作業が終わるのをおとなしく待っています。
それは、「ゴミ集め」という作業が、人々の暮らしにとって、とても重要なこと・・・
という教育がきちんとなされているからです。
ウィーンはとても暮らしやすい街です。
大変なこと・・・ としては、やはりドイツ語の習得。
また、「暮らす」・・・という意味では、滞在ビザの取得はかなり難しいです。
日本より良いと感じる部分はたくさんありますが、
逆に、日本の良いところにも気づかせてくれる街です。
ただ、それに関しては、ご自身で発見なさるのがよろしいかと思います。
良い経験をなされることを願っております。
他にもご質問なさっているようですが、
私の回答として以上、お送りいたしました。
取り急ぎ
コウジ
2017年2月6日 17時38分