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台湾のコンセントは日本と同じAタイプでOK!変圧器や電圧についても徹底解説

台湾旅行を計画していると、「日本の電化製品はそのまま使えるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

実は、台湾のコンセントは日本と同じAタイプが主流。スマホやパソコンの充電など変換プラグなしで使えるケースがほとんどです。

ただし、電圧が少し異なるため、使う際には確認が必要なポイントも。

今回は、気になる台湾の電源事情を詳しく解説します。

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台湾の電源コンセントはAタイプで変換プラグ不要!

台湾のコンセントは日本と同じ形状のAタイプが主流です。

稀にCタイプやOタイプのコンセントがあります。2穴の下にアース穴があったり、穴の形が丸い場合もありますが、ほとんどのホテルがAタイプのプラグをそのまま差すことができます。

戦前に日本の統治下にあった台湾では、1919年に大日本帝国政府により台湾電力発電会社が設立されて台湾全土の発電・送電インフラが整備されたので、日本と同じコンセント形状となったそうです。

変換プラグがいらないのは嬉しいですね。

台湾・台北の電圧は110V・周波数は60Hz、変圧器は必要?

台湾の電圧は110Vで、日本の100Vより少し高めです。

周波数は60Hzで、西日本と同じです。日本の大抵の電化製品は50Hz/60Hz対応です。

しかし日本の電圧は100Vなので、10Vと少しの差とはいえ故障につながるため、日本の電化製品を台湾で使いたい場合は、変圧器を使用しましょう。

プラグをそのままコンセントに差すとショートや故障の原因になり危険です。
短時間の使用なら問題ないという話も聞きますが、完全に自己責任となるのでやめましょう。

対応電圧100V~240V(海外対応)ならそのまま使える

上の写真左側のように「入力(INPUT)100V~240V」と表示のある電化製品は海外対応で、そのままプラグをコンセントに差して使えます。

iPhoneやスマホ、デジカメなど旅行で使う電化製品や充電器、電源アダプターはほとんどが海外対応ですが、念のため、旅行に持って行きたい電化製品の対応電圧をチェックしてくださいね。

iPhoneやスマホ、PC、デジカメの充電

Apple製品やAndroidのスマホ、パソコンやデジカメなどは、ほとんどが100-240Vに対応しているため充電する時には変圧器は必要ありません。

海外対応で台湾の電圧でも、充電器のプラグをそのままコンセントに差して充電できます。

念のため、充電器やアダプターに「入力(INPUT)100V~240V」の表示があるか確認しましょう。

ドライヤーやヘアアイロンの使用

ホテルには備え付けのドライヤーがあり、髪を乾かすだけなら十分ですが、普段使用しているカールドライヤーやヘアアイロンを使いたい場合もあるでしょう。日本の電圧のドライヤーやヘアアイロンには変圧器が必要です。

ただし小型で安い変圧器は消費電力が低く使えないので、ドライヤーやヘアアイロンだけのために大型で高価な変圧器を買うよりは、対応電圧100V~240Vの全世界対応のドライヤーやヘアアイロンを購入する方がよいでしょう。

台湾の街中で充電したい場合は?

台湾旅行中、スマートフォンや電子機器の充電が必要になることがありますよね。

以下に、街中で充電できる主なスポットをご紹介します。

カフェやファーストフード店

台湾の多くのカフェやファーストフード店では、顧客向けに電源コンセントを提供しています。

例えば、スターバックスやモスバーガーなどのチェーン店では、充電可能な座席が設置されていることが多いです。ケンタッキーフライドチキンは全てのテーブル席に電源ありです。

席が空いていないこともあるので注意しましょう!

MRT車内や駅構内

例えば、台北MRTの各駅には充電スポットが設置されています。アダプターと充電ケーブルを持参すれば、無料で充電が可能です。
また、桃園空港MRTの車内には、対応するスマートフォンを置くだけで充電できる座席もあります。

鉄道(THSR)・駅

台北と高雄を結ぶ台湾高速鉄道(THSR : Taiwan High Speed Rail)の商務車(ビジネスクラス)には全席110Vの電源があります。一般車は新しい車種であれば4・12号車に充電用コンセントが設置してあります。

また各駅の有料エリアでWi-FiとUSB充電タップが利用可能です。

ポータブルバッテリーやUSB充電ケーブルを持ち歩き

外出先での充電切れに備えて、ポータブルバッテリーやUSB充電ケーブルを持ち歩くことをおすすめします。

空港、地下鉄の駅、バスステーション、カフェ、国家図書館(国立図書館)など、フリーWi-Fiや電源用のコンセントを使える場所が多いのでケーブルがあれば充電可能です。

モバイルバッテリーレンタルサービス

台湾では、モバイルバッテリーのレンタルサービス「ChargeSPOT8」が広く展開されており、MRTの駅、コンビニ、カフェ、モール、飲食店、映画館など、さまざまな場所で利用できます。

アプリをダウンロードし、利用者登録と支払い方法の設定を行えば、簡単にレンタルが可能です。
近くの場所を検索し、機械のQRコードを読み取るだけでレンタルが完了。

1時間15元(約320円)〜とおトク!「ChargeSPOT・行動電源(モバイルバッテリー)」と書いてあるので見つけてみてくださいね。

よくあるトラブルや対処法・注意点

変圧器を忘れてしまったときは?

台湾で変圧器を忘れてしまったことに気がついたときの対処法を紹介します。

◾️ホテルの貸出サービスを利用する

ある程度のランクのホテルであれば、滞在中は変圧器を貸し出してくれる場合もあります。

ただしカプセルホテル、ドミトリーやホステルの場合は用意がない場合もありますので、そのときはご自身で買いに行く必要があります。

ひとことフレーズ紹介
日本語: 変圧器を貸してください。
中国語: 我想借一下電壓變換器。
発音: ウォ・シャン・ジエ・イッシァ・ディェンヤー・ビェンファン・チー

◾️現地調達してみよう

もしホテルで変圧器を借りられなかった場合でも、現地調達することができます。
台湾で有名な家電量販店と大型スーパーを紹介しますので、参考にしてみてください。

ひとことフレーズ紹介
日本語: 変圧器はどこで売っていますか?
中国語: 變壓器在哪裡賣?
発音: ビェン・ヤー・チー・ザイ・ナー・リー・マイ

全國電子(チュエングオディェンズ / E-Life Mall)

台湾全土に支店を展開している家電量販店です。
公式サイト:全國電子(チュエングオディェンズ / E-Life Mall)

燦坤(ツァンクン / EUPA)

こちらも全國電子と並ぶ台湾の家電量販店です。

公式サイト: 燦坤(ツァンクン / EUPA)

変圧器購入の際は消費電力を確認

変圧器を購入する前に、旅行で使いたい電化製品の消費電力を確認しましょう。小型で安い変圧器では、消費電力の高いヘアアイロンやドライヤーは使えないので注意が必要です。

<主な電化製品の消費電力の目安>

電化製品 消費電力
デジカメ充電 3~6W
電子タバコ充電(台湾では持ち込みが禁止されています) 5~10W
電気シェーバー 10W
スマホ・タブレット充電 10~15W
ノートパソコン 50~120W
ヘアアイロン 150~850W
ドライヤー 600~1200W

マルチケーブル・ポート(ハブ)

マルチケーブルやUSBハブも旅行中に便利なアイテムです!これ1本で複数デバイスを充電できるため、荷物が減り、パッキングも楽になります。

最近は、旅先で撮影した写真をダウンロードできるものもあり、持っているとさらに便利です。
ハブを選ぶ際は、接続したいデバイスにどんなポートが必要になるかをチェックすると良いでしょう。

また、コンセントが足りない時は、タコ足タップがあると役立ちます。USB充電対応ならさらに便利です。忘れてしまっても、現地の電気屋さんで売っています。

まとめ

台湾のコンセントは基本、日本と同じAタイプでOKです!

台湾旅行に持って行きたい電化製品をチェックして、旅行中は安全に使って楽しい旅に役立ててくださいね。

台湾の電源事情について質問のある方は、ロコタビで台北在住の日本人ロコに聞いてみるのもおすすめです。Q&Aは無料なので、お気軽に書き込んでみてくださいね。

台湾旅行について何か疑問点や相談があれば、「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみましょう!