旅行者必見!シンガポールのコンセントの形や電圧事情をわかりやすく解説
【シンガポール在住者執筆】シンガポール旅行を計画中の皆さん、現地での電化製品の使用準備はできていますか?
シンガポールのコンセントは日本と異なる「BFタイプ」が主流で、電圧も230Vと日本の100Vとは大きく異なります。この違いを知らずに日本の家電をそのまま使用すると、故障や火災のリスクがあることも。
この記事では、シンガポールのコンセント形状や電圧の特徴を徹底解説!さらに、旅行前に用意しておくべき変換プラグや変圧器の情報、現地でスマホを充電するスポットについても詳しくご紹介します。
シンガポール旅行を安心して楽しむために、ぜひ参考にしてください!
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シンガポール旅行では「BFタイプ」の変換プラグが必要
シンガポールのコンセント形状は、「BFタイプ」が主流です。
日本のAタイプのプラグと形状が大きく異なり、そのままでは使用できないため、変換プラグが必要です。
BFタイプは角型3本のプラグで、イギリスで使われている形状と同じです。
まれに丸型3本のB3タイプがあります。どちらも日本のAタイプの電源プラグは使用できないため、日本製の電化製品を持って行く場合は変換プラグが必要になります。
変換プラグは日本国内で買っていくのがおすすめ!
シンガポール旅行で日本の電化製品を使用するには、「BFタイプ」の変換プラグが必要です。
このプラグは日本では馴染みがありませんが、シンガポールでは主流の形状です。
現地でも空港や家電量販店で購入できますが、旅行前に準備しておくことで、現地で探す手間を省き、安心して旅をスタートできるのも大きなメリットです。
海外旅行に頻繁に行かれる方であれば、マルチタイプの変換プラグが1つあると重宝します。
変換プラグは家電量販店やオンラインショップで購入できます。特にUSBポート付きのものは、スマホやタブレットなどの充電にも対応できて便利です。
シンガポールの電圧は230V(ボルト)
シンガポールの電圧は230Vで、日本の100Vとは大きく異なります。
また、周波数は50Hzで、東日本の50Hzと一致しますが、西日本の60Hzとは異なるため、特に家電を持ち込む際には注意が必要です。
特徴 | シンガポール | 日本 |
---|---|---|
電圧 | 230V | 100V |
周波数 | 50Hz | 50Hz(東日本)、60Hz(西日本) |
プラグ | BFタイプ(3ピン) | Aタイプ(2ピン) |
一般的なスマートフォンやノートパソコンなどの電子機器は、ほとんどが100V~240Vに対応しているため、問題なく使用できます。
ただし、日本国内専用の電化製品(特にドライヤーや炊飯器など)は230Vに対応していない場合があるため、変圧器が必要になることがあります。
変圧器の選び方として、消費電力が高い家電を使用する場合は、その家電のワット数に対応した変圧器を選びましょう。適切な準備をしておけば、シンガポール滞在中も快適に日本の家電を使えます。
シンガポール旅行では変圧器は必要?
結論から言うと、スマホやノートパソコンなどの電子機器には変圧器は不要です。
これらの機器は通常、100V~240Vまで対応しており、シンガポールの230Vでも問題なく使用できます。
ただし、日本国内専用の電化製品(特にドライヤーやヘアアイロン、炊飯器など)は230Vに対応していない場合があるため、変圧器が必要になることがあります。
変圧器が必要な場合のチェックポイント
念のため、持参する電化製品の製品仕様やアダプターに記載された対応電圧を確認しましょう。
日本の電化製品の電圧対応範囲を確認しましょう。
上の写真のように全世界対応(海外対応)タイプ(100~240V)の電化製品であれば、シンガポールでもそのまま使用可能です。海外旅行でよく使われる電化製品は全世界対応タイプであることがほとんどです。
「100Vのみ」と記載されている場合は変圧器が必要です。
◾️消費電力に注意
消費電力の高い家電(ドライヤーなど)を使う場合、変圧器の対応ワット数が十分であることを確認してください。消費電力を上回る変圧器を選ぶことで、安全に使用できます。
◾️海外対応製品がおすすめ
最近では、ドライヤーやヘアアイロンなども「全世界対応」のものが販売されています。これらを用意しておけば、変圧器が不要になり荷物を減らすことができます。
シンガポール滞在中も安全に電化製品を使うために、事前の確認と準備を忘れないようにしましょう!
スマートフォンやPCの充電には変圧器は不要!
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンやPCの充電器は、100-240V、50-60Hzに対応しているため、変圧器は必要ありません。
BFタイプの変換プラグを使って充電しましょう。
ドライヤーやヘアアイロンの使用には変圧器が必要
日本のドライヤーやヘアアイロンを使いたい場合は、対応電圧が違うためそのままコンセントに差し込むとショートして壊れます。
そのため、変圧器が必要です。しかし、消費電力の2~3倍の対応電力を持った大型の変圧器が必要になります。
そのため旅行用の小型の変圧器では使用できないケースがほとんどです。
解決策として、全世界対応(100-240V)のヘアドライヤーやヘアアイロンを使えば問題なく使えます。海外旅行が多い人は購入を検討してみてくださいね。
使用する時に、電圧のスイッチを240Vにするのをお忘れなく!
シンガポールの街中の充電スポットは?
最後に、気になるシンガポールの電源事情をご紹介します。
空港の電源(コンセント)
シンガポール・チャンギ空港内には"Charging Station"と書かれたスマホなどの充電スポットがたくさんあります。スタバなどのカフェでも電源がありますが、数に限りがあるので注意です。
また空港内ではWIFI@Changiという無料Wi-Fiも利用できるので、ちょっとした作業であれば空港で済ませてしまうことも可能です(パスワードや名前、メールアドレスなどの登録が必要です)。
⇒【関連記事】シンガポールのWIFI・インターネット利用ガイド〜おすすめの無料WIFIも紹介
ホテル・ゲストハウスの電源(コンセント)
ホテルではBFタイプのコンセントが部屋のサイズに応じて必要な分設置されています。またマリーナベイサンズなどの有名ホテルであれば、変換プラグの設置や貸出サービスを行っているところも多いです。
ゲストハウスは一つの部屋に2~3つほどの最低限のコンセントしか設置されていない場合が多いので、電源タップ(タコ足コンセント)があると便利です。
カフェ・図書館の電源(コンセント)
シンガポールで電源やWi-Fiが使えるカフェといえば、王道のスタバや国内のコーヒーショップCoffee Beanがおすすめです。
また、ジュロンイーストにある公共図書館は外国人でも利用でき、カフェも併設されているため、長時間作業したい方におすすめです。
まとめ
シンガポール旅行ではBFタイプの変換プラグのみ持って行けば、ほとんどの電化製品が利用可能です。
出発前に持参する電化製品が230V対応であることを確認しておけば、変圧器が不要になるケースも多いです。
シンガポール旅行、思いっきり楽しんでくださいね!
シンガポール旅行について何か疑問点や相談があれば、「ロコタビ」で現地在住日本人のロコにサポートを依頼してみましょう!