イタリア・フィウミチーノ空港での乗り換え
スムーズにトランジットしましょう♪
多くの場合、日本からの便は約12時間の長旅を終えて、フィウミチーノ空港「ターミナル3」に到着します。
そして、ローマ・フィウミチーノ空港からヨーロッパ各国<シェンゲン協定国>へ出発する便は「ターミナル1」になります。よって、乗り継ぎのためには「ターミナル3」から「ターミナル1」へ移動しなければなりません。
「ターミナル3」から「ターミナル1」へ移動するには、
まず「ターミナル3」のサテライトエリアに到着しますので、まずモノレールのような列車(スカイブリッジ)に乗り込みます。「ターミナル3」メインターミナル駅に到着します。
一階下に降りて、セキュリティチェックを受け、「ターミナル3」内を「ターミナル1」にむけて歩いていきます。その後、入国審査を経て、「ターミナル1」より乗継便出発ゲートへ進みます。
トランジットは分かりやすいサインが出ているので、道なりに行けば迷うことなくいけると思います。
入国審査を抜けると、少しでヨーロッパ諸国までの出発ゲートが見えてきます。
*ローマ・フィウミチーノ空港での最低乗り継ぎ時間は45分と言われていますが、もし自身で飛行機を予約する際、乗り換えを考慮する場合は、飛行機の遅延など何かしらのトラブルが起こるかもしれない可能性も考えられるので1時間半以上の余裕を持ったほうがいいでしょう。
余裕を持って行動することは大切ですね!
【復路編】
ほとんどヨーロッパからローマへの便は「ターミナル1」に到着します。
そしてローマから日本への出発便は「ターミナル3」から出発します。
よって、来た時と反対の道順を沿っていく形になります。
「ターミナル1」から「ターミナル3」に移動しなければなりません。
まず入国審査を受け、モノレールに乗って、「ターミナル3」に移動します。
入国審査
ヨーロッパでトランジットをする際、往路は「初めに到着した国」で入国手続きをして、その後のフライトは国内線のような扱いになります。(正確には、シェンゲン協定に加盟している国のみですが、ほとんどのEU諸国は加盟しています。)
また、復路は「最後に出国する国」で出国手続きをすることになります。
空港内施設
空港では、搭乗前にショッピングやお食事が出来るお店が幾つかありますが、全体的に見ると、パスポートコントロール(出国審査)を通過してからの方がお店の数が圧倒的に多いです。
早めに出国審査を終わらせてしまって、空港内でゆっくりイタリアのコーヒーを楽しみながら、飛行機の搭乗時間を待つのもいいアイデアだと思います。
トランジットの時間が長い場合
宿泊
時間が長くてどこかにホテルを取りたいという際は、徒歩約10分で行けてしまう空港直結のHilton Roma Airport があります。
その他の空港周辺のホテルなどもありますが、空港・ホテル間をシャトルバスで結んでいるところもありますが、シャトルバスの時刻を調べたり、場合によっては予約が必要だったりとちょっと面倒だったりします。
参考までに、
●ヒルトン・ガーデン・イン・ローマ・エアポート
アクセス:シャトルバスが5:00am~翌1:00amまで運行(無料)、タクシー5分
●レオナルド・ダ・ヴィンチ・ローマ・エアポート・ホテル
アクセス:シャトルバスが5:50~22:00まで運行(有料6ユーロ)、タクシー5分
●ベスト・ウェスタン・ホテル・ローマ・エアポート
アクセス:シャトルバスは前日に要予約(有料6ユーロ)、タクシー5分
などがあります
観光
せっかくだから観光に行ってみようという際は、空港からローマ市内までレオナルドエクスプレスという電車が走っています。片道32分、14ユーロで着いてしまうので便利です!
行きかえり+電車の待ち時間を考え約1時間半。
空港には再度パスポートコントロールなどしなければならないので時間をもって帰ってくるようにしましょう。
*トランジットでつきものなのが・・・ロストバゲッジです。
もちろんあっては欲しくないのですが、ヨーロッパ内を飛んでいる飛行機の本数はとても多く、いろいろな人がいろいろな方向に旅行に行き、飛行機の変更や、ゲートの突然の変更などもよくあり、しょっちゅうロストバゲッジをして荷物がなくて困った。という話を聞きます。私自身も以前旅行をした際に5日間荷物が届かなくてとても困ったことがありました。
このようなことが起こらないことを祈るのが一番ですが、万が一のため。
対策として、ロストバゲージをする前提で、到着してからすぐに必要な荷物、下着1回分の替えなどは手荷物の中に入れておくことをお勧めします。
BUON VIAGGIO ★