【2024年】ミュンヘン空港ガイド!ラウンジやホテル、乗り継ぎの過ごし方
ドイツで2番目の利便性を誇るといわれているミュンヘン・フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港。
日本からの直通便もあるので、ドイツ南部を旅行する際に利用する方も多いでしょう。空港内にはラウンジや地ビールが飲めるレストラン、免税店など施設が充実しているので、乗り継ぎも楽しく過ごせますよ。
ドイツ旅行を空港から満喫するためにも、各ターミナルの施設や周辺ホテル、ラウンジ、ミュンヘン市内への移動方法など、この記事を読んで事前に把握しておきましょう!
ロコタビではミュンヘン在住日本人があなたの旅がより快適になるようお手伝いいたします。無料Q&Aもあるので、気になる人は気軽に相談してみてください。
ドイツで2番目のハブ空港!ミュンヘン・フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港
1992年に開港したドイツ第2のミュンヘン・フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港。
空港コードはMUCです。
ミュンヘン空港の基本情報から市内へのアクセス、また施設設備の魅力について詳しくご紹介します。
ミュンヘン空港のターミナルは2つ
ミュンヘン空港のターミナルは2つあります。
スターアライアンスに加盟していない航空会社の飛行機が就航するのが「ターミナル1」、スターアライアンスに加盟している航空会社とルフトハンザ・ドイツ航空が就航するのが「ターミナル2」です。
日本からの直行便が到着するのはターミナル2(ANAなど)です。
ターミナル2の方がターミナル1に比べて建物も新しく広いため、レストランや免税店などが豊富です。
まるでテーマパーク!ターミナル間を結ぶエアポートセンター(MAC)
ターミナル1と2を結ぶエアポートセンター(MAC)には、広場にショップやレストラン、6つのラウンジなどが立ち並びます。
特にエアブロイというレストランではバイエルン料理(ミュンヘンの郷土料理)と自家製ビールが楽しめ人気です。
また、「ヒルトン ミュンヘン エアポート」という便利なホテルもターミナル間に位置しており、宿泊だけでなくデイユースルームも提供。
17 メートルの屋内温水プール、フィットネス スタジオ、フィンランド式サウナ、女性用と男性用のスチームバスが備わった、マウンテンハブスパの利用も可能です。
開放的な空間と、充実した設備とサービスがまるでテーマパークにきたかのような気持ちになれそうです。
ミュンヘン空港のラウンジは6種類!
(※写真はイメージです)
ミュンヘン空港には6つのラウンジがあります。
- ルフトハンザ セネターラウンジ
- エアポートラウンジワールド (プライオリティパス可)
- エアポートラウンジ ヨーロッパ(プライオリティパス可)
- エミレーツラウンジ
- エールフランス KLM ラウンジ(プライオリティパス可)
- VIPウィング
航空会社と顧客ステータスに応じて利用できるラウンジ、空港で予約することで利用できるラウンジ、プライオリティパスで利用できるラウンジなどラウンジによって利用条件はさまざま。
ここでは日本からの観光客が利用しやすいラウンジ2つをご紹介します。
ルフトハンザ セネターラウンジ(LH Lounge)
ターミナル2のゲートG〜L付近にあるラウンジです。
ビジネスクラス以上の顧客ステータスに応じて利用できます。
ドイツらしい料理が並ぶビュッフェやバー、ゆっくりとくつろげるソファの他、シャワーも完備。
営業時間は、5:00〜22:00と長い時間やっているのもありがたいですね。
エアポートラウンジワールド(Airport Lounge World)
ターミナル1のモジュールBにあるラウンジです。
ターミナル通り西、セキュリティチェックの裏側にあります。
プライオリティパスで利用可能なほか、提携している航空会社やクレジット会社を使用している場合も有料ですが利用することが出来ます(1人54ユーロ)。
オンラインで予約が可能なため、事前に予約しておくとスムーズです。
▷オンライン予約はこちらからAirport Lounge World|Munich Airport
こちらもビュッフェやドリンク類が充実しており、広々としたリラクゼーションエリアでゆっくりとくつろぐことができます。
営業時間は5:15〜22:15まで、非シェンゲン協定国へ出発する方のみ利用可能です。
(※オーストラリア、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、オランダ、スペインなど欧州27ヵ国がシェンゲン協定国です)。
ラウンジの予約に不安がある方は、ミュンヘン在住日本人のロコに予約代行を依頼してみましょう。
ミュンヘン空港からミュンヘン市内までのアクセス方法
ミュンヘン空港からミュンヘン市内(ミュンヘン中央駅)までの主なアクセス方法はバス、電車、タクシーです。
この3つの方法についてそれぞれ詳しくご説明します。
所要時間 | 料金(片道) | |
---|---|---|
バス | 50分 | 12ユーロ |
電車 | 45分 | 10.8ユーロ |
タクシー | 35分 | 75ユーロ程 |
慣れない場所での移動に不安のある方は、ロコに送迎サービスを依頼するのもオススメです。
鉄道の場合
所要時間 | 料金(片道) | |
---|---|---|
電車 | 45分 | 10.8ユーロ |
ミュンヘン空港とミュンヘン中央駅を結ぶ都市高速電車、Sバーン。
Sバーンの空港駅(Flughafen München)は、ターミナル1と2の間にあるミュンヘンエアポートセンター(MAC)の地下にあります。
2路線あり(東側を通るS1、西側を通るS8)ますが、ミュンヘン中央駅までの所要時間は変わりません。S1、S2ともに10〜20分間隔で運行しています。
乗車券は駅の自動販売機で購入でき、機械によっては日本語表示があるものも。
ただし、チケットの種類が多く現地人でも分かりにくいので不安な方は駅の係員がいる案内カウンターでの購入をオススメします。
バスの場合
所要時間 | 料金(片道) | |
---|---|---|
バス | 50分 | 12ユーロ |
ミュンヘン空港ターミナル1、2からミュンヘン中央駅北口間を繋ぐのが、ルフトハンザエアポートバス(Lufthansa Airport-Bus)です。
15間隔で運行しており、途中シュヴァービングでも停車します。
チケットの購入方法は運転手からの直接購入、またはオンラインサイトにて購入可。往復チケットの購入でお得に乗車することができます。
タクシーの場合
所要時間 | 料金(片道) | |
---|---|---|
タクシー | 35分 | 75ユーロ程(チップ別) |
タクシーはメーター制です。到着フロアの出口付近にタクシー乗り場があります。
夜間割増などの基本的な割増料金あり。
また、スーツケースなどを預ける場合は、降りる時に気持ち多めにチップを渡すといいでしょう。チップは料金の10%〜15%程度が目安です。
ホテルまで直接行けるので、お子様連れや高齢者の旅行の際は、荷物の移動や乗り継ぎなどを考えずに快適に移動できるのがポイントです。
ミュンヘン空港で乗り継ぎする際のおすすめの過ごし方
ミュンヘン空港内には、飲食店や免税店、無料ラウンジなど、乗り継ぎの際にもドイツの雰囲気を楽しめる設備やゆっくりとくつろげるサービスが充実しています。
レストランでドイツの地ビールやドイツ料理を満喫!
ミュンヘン空港内には、約60もの飲食店があります。
レストラン、カフェ、ビストロ、ベーカリーなどがあり、世界各国の料理やお酒などを楽しむことができます。
その中でも一押しは、ターミナル1と2の間のミュンヘンエアポートセンターにある「エアブロイ」。
なんと、蒸留所を併設しているので作りたてのドイツビールを楽しむことができるんです。ビアガーデンもあり、乗り継ぎや旅の締めくくりにピッタリです。
ミュンヘン名物の白ソーセージ(ヴァイスブルスト)や季節のシーズンビールも楽しめますよ!白ソーセージは午前中で売り切れてしまうほど人気です。
▷Airbräu(エアブロイ)サイト|Munich Airport
免税店でショッピングを楽しむ
空港での楽しみの一つが免税店でのショッピング。
ミュンヘン空港には化粧品、バック、洋服、フレグランスなどさまざまなブランドの大型免税店があります。ほとんどがターミナル2に集まっており、ブランド品の他にもお土産にピッタリな洋菓子などの食材やグッズを買うことができますよ。
スーパーマーケットもあるので、バラマキ土産を買ったり、小腹を満たすために軽食を買ったりするにも便利です。
ヴィトラ社の無料ラウンジ(休憩スペース)で作業も可能!
先ほどラウンジについてご紹介しましたが、他にも無料で使えるラウンジがあります。
それがドイツの家具ブランド「vitra(ヴィトラ)」社のラウンジです。
ヴィトラの素敵な家具で構成されたラウンジが無料で使えるなんて胸が踊ります。
ソファでゆっくりくつろぐも良し、デスクで仕事をこなすも良しです。
場所はターミナル2のレベル4にあるゲート16の近くと、レベル5の日本便出発ゲートの近く。ぜひミュンヘン空港にお越しの際は行ってみてくださいね。
子連れ旅ならミュンヘン空港で遊べる!
トランジットで時間がある場合、お子さんが暇してしまうこともありますよね。
ミュンヘン空港にはお子様連れでも楽しめる場所と体験があります。
ビジターパーク
トランジットで時間があるなら、子供たちの暇つぶしにおすすめしたいのがビジターパークです。
Sバーンに乗って1駅の場所にあります。S1またはS8を利用して、「Besucherpark」で下車します。ここからはさらに800m(約10~15分)歩きます。道はバリアフリーになっており、標識も設置されているのでアクセスはスムーズ。残念ながらSバーンの駅からビジターパークまでのシャトル サービスはありません。
空港も見えるビジターバークは年中無休で無料で使える公園です。
大きな飛行機を模した遊具もあるため、子供たちも大人もテンションがあがります。
空港ライブツアー
ビジターパークまで足を運ぶなら、合わせて参加したい空港ライブツアー。日本語のツアーではありませんが、飛行機の近くまで行ってくれます。お子さんから飛行機ファンまで大興奮のツアーです!
ビジターパークの空港ショップから出発し、空港の裏舞台を50分かけて体験できます。(セキュリティチェックあり)
カテゴリー | 一人当たりの料金 |
---|---|
大人 | 12ユーロ |
割引対象者※ | 7ユーロ |
子供(5歳未満) | 無料 |
※対象者は5歳から18歳までの子供と若者。学生および研修生(ID)、65歳以上の高齢者(ID)、障害のある方および同伴者(障害者用ID)。
予約は必須です。
▷こちらのミュンヘン空港HPから予約してください。
ミュンヘン空港から2km以内!近くにあるおすすめホテル
ミュンヘン空港から市内までは少し距離があります。
深夜便や早朝便を利用する場合は空港周辺のホテル利用がオススメ。
空港から歩いて行ける距離にあるため、移動の心配をする必要もなく快適に過ごすことができます。
ノボテル ミュンヘン エアポート
ノボテルミュンヘンエアポートはミュンヘン空港に隣接しており、無料シャトルバスで空港から簡単に行き来することができます。
ホテル内にはサウナ、フィットネスジム、レストラン、バーが揃っています。フライト疲れを癒すにはピッタリのホテルですね。
ヒルトン ミュンヘン エアポート
ヒルトンミュンヘンエアポートもミュンヘン空港に隣接しており、無料シャトルバスで簡単に行き来することができます。
またSバーンの空港駅までも徒歩5分とミュンヘン市内へのアクセスも良いです。世界のヒルトングループのホテルなので設備やサービス面も充実しており安心です。
仮眠ならNapbcabs(ナップキャブ)
また、仮眠だけなら空港内のNapbcabsも使えます。
ターミナル2に複数あるNapbcabsは空港用スリーピングキャビンで、キャビン前のタッチパネルを操作し簡単に利用できます。カプセルホテルに少し似ているような気もしますね。
ベッドの他に、空調、ワークデスク、音楽や動画を楽しめるタッチパネルスクリーン、充電ステーションもあり休憩するには文句なしの環境です。
料金は最低料金(2時間で30ユーロ程)が決まっていて、チェックアウトの時間によって追加換算されます。
ミュンヘン空港に関するよくある質問Q&A
ここからはミュンヘン空港に関するよくある質問についてアンサーしていきます。
空港内でWi-FIは使えますか?
ミュンヘン空港には無料で使えるフリーWifiがあります。
「Munich Airport」のインターネットに繋ぐと利用でき、パスワードは必要ありません。
コストがかからず誰でも気軽に使えるフリーWifiですが、ウイルス感染などが気になる方はVPNに繋ぐか、事前にSIMカードやWifiをレンタルしておくことをオススメします。
ターミナル1とターミナル2は徒歩で移動できますか?
ターミナル1とターミナル2は向かい側に位置しており、その距離は約200mほど。
徒歩での移動も可能ですが、無料のシャトルバスがあり荷物のことなどを考えるとそちらの方が便利です。
免税手続きはどこでできますか?
免税手続きは税関にて可能です。
手続き方法を簡単に説明します。
①:飛行機チェックイン前に「VAT refunds」のサインをたどって関税窓口へ行ってください。そこで免税品、レシート、パスポート、搭乗券、免税書類を提出します。この手続きは本人でなければなりません。
②:税関窓口にて書類にスタンプをもらったら、書類はタックスフリーの返金カウンターにもっていきます。返金カウンターは税関窓口の2箇所隣にあり、免税品によって場所が異なるので注意。
③:ユーロで免税分を返金されます。レシートと書類は回収されます。
※ EU加盟国にて乗継ぎがある場合は、最終出国税関で手続きをする。手荷物の場合はEU最終出国地でしか手続きできないので注意してください。
まとめ:施設が充実!ミュンヘン空港からドイツ旅行を楽しもう
いかがでしたか。
施設とサービスが充実したミュンヘン・フランツ ヨーゼフ シュトラウス空港からドイツ旅行を楽しんでみてください。
ロコタビではミュンヘン在住日本人があなたの旅がより快適になるようお手伝いいたします。無料Q&Aもあるので、気になる人は気軽に相談してみてください。